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医療

RMS、悪性リンパ腫の治療を受ける 50

ストーリー by headless
治療 部門より
RMS こと Richard M. Stallman 氏が GNU プロジェクト 40 周年記念イベントの基調講演で、悪性リンパ腫の治療を受けていることを明らかにした (The Register の記事動画)。

治療のため特徴的な長髪と髭を失った Stallman 氏の風貌は大きく変わったが、病状は管理可能であり、今後何年もの間プロジェクトにも関わり続けることができるとのこと。The Register の記事では濾胞性リンパ腫 (follicular lymphoma:FL) だと Stallman 氏が述べたと書かれているが、動画で該当の発言は見つけられなかった。濾胞性リンパ腫は非ホジキンリンパ腫の一種で、悪性リンパ腫の中では進行速度の遅い低悪性度の B 細胞リンパ腫だ。

基調講演では Red Hat や生成 AI を批判し、若い人々を自由なソフトウェアに興味を持たせることの困難さを語った。講演は Stallman 氏がステージ中央の椅子に座った状態で始まり、マスクやマイクの関係で聞き取りづらいと客席から指摘される場面もたびたび見られたが、実際の話しぶりははっきりしていた。後半の質疑応答では一人で立ち上がって演台まで移動するなど、体力的にも問題ないようだ。
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GNU is Not Unix

GNUが40周年を迎える 33

ストーリー by nagazou
40周年 部門より
headless 曰く、

GNU は 9 月 27 日に 40 周年を迎える (特設ページFSF のニュース記事The Register の記事)。

RMS こと Richard M. Stallman 氏が GNU オペレーティングシステムの開発計画を明らかにしたのは 1983 年 9 月 27 日。GNU は「GNU's not Unix」の再帰的頭字語で、自由なソフトウェアのみからなる Unix ライクなオペレーティングシステムだ。GNUは自由なソフトウェアのムーブメントを生み、しばしば Linux カーネルと組み合わせられてインターネットのバックボーンとなっている。

40 周年を記念して 27 日にはスイスのビール / ビエンヌでハッカーミーティングが開催される。

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GNOME

ネットワークディスプレイ機能をGNOMEに統合 30

ストーリー by nagazou
統合 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ネットワークディスプレイ機能を、GNOMEに統合する作業が行われている( OMG! Linux)。Miracastと、Chromecastに対応予定。クイック設定にあるネットワークディスプレイのアイコンをクリックすると、接続できるディスプレイが表示され、その中から選んで接続できる。プレゼンなどに便利。現在でも、GNOME Network Displays というアプリでMiracastを使うことができるが、これがGNOMEに統合されるということだ。

これは、Google Summer of Codeのプロジェクトの一つである。Google Summer of Codeは、学生がメンテナーのサポートを受けながら、OSSの開発をすることができるというものだ。GNOMEの他にも、Gentoo、openSUSE、NetBSD、FreeBSD、X.Org、GNU、KDE、QEMU、Chromium、Tor、VideoLAN、Inkscape、GIMP、Blender、Postman、Django、GitLab、Git、Jenkins、Swift、Kotlin、R、Ruby、Dart、Python、Creative Commons、OpenStreetMap、Wikimedia、Internet Archive、The Linux Foundation、など計168ものOSSプロジェクトが参加している。

来年、Google Summer of Code に参加してみようかな。

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ビジネス

ロシア製エンジンを使ったアンタレスロケットの打ち上げが終了 8

ストーリー by nagazou
時勢要素もある 部門より
AC0x01 曰く、

ノースロップ・グラマンは8月2日、ISSへのシグナス補給船 (NG-19) を搭載したアンタレス230+ロケットの打ち上げに成功した。アンタレスロケットの現行バージョンの打ち上げは、これが最後となる(Sorae, Space.com, Spaceflight Insider, NASASpaceflight.com)。

アンタレスロケットは、2018年にノースロップグラマンに買収された旧オービタル・サイエンシズ社がISSへの補給ミッション用に開発したロケットで、2013年より打ち上げられていた。1段目に旧ソ連が大量に作って死蔵していたNK-33エンジンを安く買い上げてコスト削減を図ったが、そのエンジンが原因で2014年に爆発事故を起こしたことが印象深いだろう。現行の2xxバージョンの機体では、エンジンをNK-33から改良したロシア製のRD-181を使用していたが、それも2022年のロシアのウクライナ侵攻で調達不能となったことから、今回の打ち上げを持って一旦打ち上げ終了となった。

今後のシグナス補給線の打ち上げは、暫くの間はISS補給ミッションでは競合であるSpaceXのファルコン9ロケットで行われる見通し。2025年夏を目標に、宇宙ベンチャーのFirefly Aerospaceと開発する1段目を用いた新しいアンタレス330ロケットによる打ち上げを行うとしている。

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インターネット

FSF、ミニ VPN ルーターを Respects Your Freedom 認定 21

ストーリー by nagazou
認定 部門より
headless 曰く、

Free Software Foundation (FSF) は 6 日、ThinkPenguin の Free Software Gigabit Mini VPN Router (TPE-R1400) を Respects Your Freedom (RYF) 認定した (ニュースリリースPhoronix の記事製品情報)。

TPE-R1400 は FSF が認めた完全にフリーな組み込み向け GNU/Linux ディストリビューション libreCMC を用い、64 ビットクアッドコアの Rockchip RK3328 や 1GB の RAM により、高速なインターネットアクセスを実現する。TPE-R1400 を使用することで個別のユーザーが設定を変更することなく、ISP の提供するモデムやルーターと PC やネットワークハブ、Wi-Fi ルーターなどとの間に挟むだけで指定した VPN サービスに接続できる。ThinkPenguin も VPN サービスを提供しているが、他社の VPN サービスを使用することも可能だ。

RYF 認定はユーザーの自由とプライバシーを可能な限り尊重し、ユーザーによるコントロールを確実にしているハードウェア製品の認定プログラムだ。スラドでは RYF 認定デバイスとして初の認定ノート PC となった ThinkPad X60 の再生品を紹介しただけだが、現在ではノート PC 8 製品 (すべて ThinkPad 再生品) をはじめとして周辺機器やマザーボード、3D プリンターなど数十製品がカタログ (FSF 曰く、膨大なカタログ) に掲載されている。TPE-R1400 は今年初めて RYF 認定を受けたデバイスとのことだ。

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インターネット

「サインイン」「ログイン」「ログオン」「ログオフ」の使い分けは必要か 130

ストーリー by nagazou
言葉って難しいね 部門より
「サインイン」「ログイン」「ログオン」「ログオフ」という言葉は、日本人だとなんとなく同じような感覚で扱われることがほとんどだが、海外サービスでは使い分けされていることもあるらしい。タレコミにあるように、このことがTwitterで話題になっていたようだ。この用語の違いは昔から指摘されているようで、ネット上ではいくつもの記事が上がっているが、CloudSEや社会人のためのビジネス情報マガジン、例文買取センターの記事などがコンパクトにまとまっている。CloudSEによると「ログオン」「ログオフ」はマイクロソフトの独自戦略として使われ始めたらしい。なお、日本企業のサービスでも英語版を作る場合は使い方に注意がいるといった指摘も見られる(CloudSE社会人のためのビジネス情報マガジン例文買取センター)。

あるAnonymous Coward 曰く、

「ログイン」は昔の船乗りの用語だ一般人向けには「サインイン」を使えとする文献が紹介されて話題に、はあんまりなってないですね

今回のことの発端は『ログインは「アカウント識別を受けること」サインアップは「アカウントを新規に作ること」』というTweet。ここからログイン/ログオン/サインインの違いについて、オライリーの書籍でログインではなくサインインが望ましいと言っているものがあることが「(ログインを使うことを)かなりボロクソに書かれていましたw」と紹介される。この書籍とは「インタフェースデザインのお約束 —— 優れたUXを実現するための101のルール」というものだそうでこのなかの「英語ページではlog inではなくsign inを使え」の項目で曰く、
・log in は18世紀の船乗りが航海日誌に記入することから派生した言葉だ。ソフトウェアのユーザは18世紀の船乗りじゃない
・sign in なら「受付で氏名を書く」という現代の現実に沿っていてわかりやすい
・単語化した login (logon) にいたっては言語としてありえない
・なお日本語版訳者は日本語のサイトではログインも多いしそのままでもとしてちょっと日和っている感じだが、サインインに馴染みがないというのもいまさらどうかと。あと紹介者はたぶんここからログインを使うのは日本だけと言っているようだが引用部分だけではそうは読めない
・(日本語版の)初版はタイトル部の「sign」を「sing」と誤記♪
オライリーさんのEbook Storeは「Sign In」のページから「ログイン」
といった主張がなされている

これに対して「情報工学的には意味と歴史のある単語。情報システムが一般人に普及して消されようとしてる。」とお嘆きの方が登場。こちらは、
・コンピューターにユーザ情報を与える行為としての「log in」はおよそ60年使われている。log inと言われて丸太を連想する人なんてそうはいない
「航海日誌を書く」という行為は今でも「logging」。「logは木の端に申し送り事項を書いてたことから来ていて、紙の航海日誌を書くのにlogを使うのはおかしい。今でも木を使うならいいけど」と言っているのと同じ。
・sign in でも「手書きの署名で利用開始するシステム」なんて(ほとんど)ないのでおかしいとも言えてしまうが言わないだろう
・login と一語にすることについても明確に触れていないがその記述を使っていることから問題とはしていない様子
とlog in否定側の問題点を指摘している

さて皆様はどうお考えでしょう。ログイン/ログオン/サインインの使い分けかたを定められていたり、表記変更を要求されたりといった経験ありますか?

おまけ
・ちなみにlog onはonlineでのlog inからだそうだ。へー。なおWindowsはunixではありませんのでくらいでlogonらしい
・あとこんなのあんまり紹介もしたくないが、どこの世界に「loginはパスワードありlogonはパスワードなし」なんてこと言ってる人がいるんですかね???

情報元へのリンク

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Linux

非 GNU な Linux ディストリビューション 60

ストーリー by nagazou
非 部門より
headless 曰く、

非 GNU な Linux ディストリビューション「Chimera Linux」の開発が進められているそうだ (The Register の記事公式サイトの About ページFOSDEM 2023 の紹介記事GitHub)。

Chimera Linux のユーザーランドでは GNU Core Utilities に代えて FreeBSD ベースのコアユーティリティが使われており、NetBSD や OpenBSD のソースコードも使われている。システムツールチェーンは GNU ツールチェーンではなく LLVM/Clang を用い、C ライブラリも GNU C ライブラリに代えて musl の標準 C ライブラリを用いる。

これらの GNU コンポーネントを使用しないことは、Chimera が GNU/Linux システムでないことを意味する。システムは (make を除いて) GNU コンポーネントを使用することなくブートストラップ可能であり、GNU コンポーネントを使用することなくブート可能だという。

現在はプリアルファ版が提供されており、今春にもアルファテストを開始する計画とのことだ。

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GNU is Not Unix

FSF 内規 20 年ぶりの改定、理事会に職員が加わることを明文化 8

ストーリー by headless
改定 部門より
Free Software Foundation (FSF) は 1 月 24 日、内規の改定を発表した (ニュースリリースPhoronix の記事FSF 内規改定版)。

FSF の内規改定は 20 年ぶりであり、細かい文言の変更や連絡方法の変更 (郵便または電報 → 電子メール、電話連絡で留守番電話への録音が許容される) などが中心だ。大きな変更点としてはこれまで 2 つあった第 4 条のうち 2 つ目が第 5 条となっている。第 5 条第 1 項では労働組合に加盟する FSF 職員が互選した「UAW Designee」が FSF 理事会のメンバーに加わることが追加されており、第 12 項では可決に必要な票数としてこれまでの過半数に加えて圧倒的多数 (66%) が設定されている。

FSF では 2021 年に職員が互選した Ian Kelling 氏が理事に就任しており、第 5 条第 1 項の改定はこれを明文化するものとなる。第 12 項に新設された圧倒的多数が必要な採決としては、GNU 著作権ライセンスを含む新たなライセンスの策定開始と新たなライセンスの発行、および既存ライセンス改定版の発行が挙げられている。
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オープンソース

自由なFedoraを作る「Freed-ora」が終了 31

ストーリー by headless
自由 部門より
自由な Fedora Linux を作る GNU Linux-libre プロジェクトの「Freed-ora」が終了した (Alexandre Oliva 氏のメーリングリスト投稿Phoronix の記事)。

現在の Freed-ora は Fedora 環境にインストールすると非フリーの RPM がインストールされていないか確認し、GNU Linux-libre カーネルをセットアップしてデフォルトのカーネルに設定。以降は非フリーのパッケージがインストールされないよう RPM のライセンスタグを確認するとのこと。

メインテナーを務めた Free Software Foundation Latin America の Alexandre Oliva 氏によれば、Freed-ora 開始当時の Linux は現在よりも多くのブロブを使用していたという。しかし、Freed-ora を Fedora プロジェクトの一部として維持するという提案は断られ、ソフトウェアの自由に対する Fedora の姿勢を知ることになった。Fedora から名前を変更するように求められたこともあるそうだ。

Oliva 氏は既に Fedora を使っておらず、代わりのメインテナーを探しても見つからなかったため Fedora 35 のライフサイクルが終わるまでという条件で引き続きメインテナーを務めていたという。このたび、Fedora 35 のライフサイクルが終了し、Freed-ora も終了する運びとなった。当面 Freed-ora のリポジトリは残されるが、Oliva 氏は RPM Freedom への移行を推奨している。
16337789 story
Linux

glibc, DT_HASHの削除でユーザープログラムを書き直す必要に 11

ストーリー by nagazou
旧聞ではありますが 部門より
blueflow 曰く、

GNU Libc(glibc)にDT_HASHを含めるか,DT_GNU_HASHのみにするかはビルド時に選択できたが、おおくのdistroはDT_HASHを含めて出荷していた(IVYL'S BLOG)。

elfのシンボルハッシュを使うプログラム(libstrangle)などはDT_HASHに依存していた。DT_GNU_HASHのみになったのでそれを前提としていたプログラムから見ると、後方互換性がなくなったように見える(ただ、DT_HASHはABIの一部ではなかったので,glibcから見ると後方互換性の約束を一応守っている,ちなみに、glibcは前方互換性は保証してないので、リリースサイクルの遅いdistroだとバイナリが動かなかったりするよね)

少し前(8月くらい)にlinuxコミュニティで話題になっていたことだが、
まだsradで書かれてなかったのでかいてみる

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Linux ビジネス

Linux Foundation から支援を受けることの是非、FOSS コミュニティで意見が分かれる 17

ストーリー by headless
是非 部門より
Linux Foundation (LF) の支援を受けることの是非について、FOSS コミュニティで意見が分かれているそうだ (The Register の記事)。

LF の Open Source Security Foundation (OpenSSF) では、20 年以上にわたって重要な FOSS 開発者ツールをサポートしてきた Sourceware に支援を申し出ているという。OpenSSF の目的はモダンな IT インフラを Sourceware プロジェクトに提供することでオープンソースソフトウェアのセキュリティを改善することだ。

Red Hat が提供する Sourceware のインフラを利用してきた GNU Toolchain Infrastructure (GTI) は 9 月、LF の提供するインフラに移行する計画を示している。しかし、Sourceware コミュニティのメンバーの中には OpenSSF の支援を受けることで企業からの影響が強まることを懸念する人もいるようだ。そのため、よりソフトウェアの自由に一致するとの考えで、Software Freedom Conservancy (SFC) の支援を受けることも提案されている。

LF は非営利組織だが、Microsoft や Oracle などがプラチナメンバーに名を連ねる。そのため、非営利組織の中でも営利企業の共通の利益を追求する業界団体のようなものだと SFC の Bradley M. Kuhn 氏は指摘する。また、オープンソースの定義を書いた Bruce Perens 氏は 2017 年、LF の状況を「樹木の代弁者だと主張する木こりのようだ」と評している。

一方、SFC は Google や Mozilla などがスポンサーに名を連ねているが、組織としては慈善団体だ。Kuhn 氏はソフトウェアの自由が保てるかどうかについて、非営利組織とのガバナンスの違いが重要だと述べている。なお、Red Hat は LF のプラチナメンバーであり、SFC のスポンサーでもある。
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GNU is Not Unix

RMS、GNU C 言語リファレンスマニュアルをアナウンス 90

ストーリー by nagazou
マニュアル 部門より
headless 曰く、

RMS こと Richard M. Stallman 氏が 6 日、「GNU C Language Intro and Reference Manual」のリリースをアナウンスした (メーリングリストでのアナウンスPhoronix の記事Git リポジトリ)。

マニュアルは GNU Compiler Collection (GCC) とともに使用する C 言語を解説したもので、この C 言語の方言を GNU C と呼ぶ。既に C 言語を知っている場合は GNU C のリファレンスマニュアルとなり、プログラミングの基本を理解しているが C 言語を知らない場合は C 言語の学習に使用できるとのこと。

一方、プログラミング初心者に対しては C 言語から始めるのではなく、自動ガーベージコレクションを備え、明示的なポインターをサポートしない Lisp や Scheme、Python、Java などの言語から始めることを推奨している。

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Wikipedia

Wikimedia Enterprise、GoogleとInternet Archiveが最初の顧客 1

ストーリー by headless
大量 部門より
Wikimedia Foundation は 21 日、Google と Internet Archive が Wikimedia Enterprise の最初の顧客になったと発表した (ニュースリリースWikimedia Enterprise のニュース記事The Verge の記事Neowin の記事)。

昨年発表された Wikimedia Enterprise は Wikipedia と Wikimedia のプロジェクトを大量に商用利用する企業向けに便利な API を提供する有料製品だ。ただし、非営利団体向けには無償で提供され、Internet Archive も無償で利用するそうだ。

Google はウェブ検索結果の情報ボックスに Wikipedia のデータを使用する一方で Wikipedia にコンテンツ翻訳ツールなどを提供しており、Internet Archive は Wikipedia のリンク切れページを置き換えるなど、以前から協力関係にある。

製品の利用はオプトインであり、大量の商用利用であっても一般提供されているツールやコンテンツは今後も無償で利用できる。興味のある企業向けには無料のトライアル版アカウント作成サービスも提供されている。
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spam

GitHubでPull Requestの宛先に誤って40万人のチームを指定してしまい祭り状態に 17

ストーリー by nagazou
これはきつい 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

タレこみ子の元にも先週末に大量のメールが来たのだが、EpicGamesのGitHubリポジトリに出されたPull Requestで、レビューの依頼先として誤って「@EpicGames/artv2-admin」「@EpicGames/developers」「@EpicTeamAdmin」というEpicGamesの全開発者アカウントを含むチームが指定された事件があり、約40万人に大量の通知が届く騒動があった(GitHubGIGAZINE)。

意味不明の通知を受け取ったユーザーは、Pull Requestに「これはなんだ?」「通知を止めるにはどうすればいい?」といったコメントを残し、コメントがさらなる通知を飛ばし、悪乗りしてコメントする人も現れ…という悪循環で、最終的にスパムとしてPull Requestがクローズされるまでに100件以上のメールが飛ぶ事態となってしまったようだ。

タレこみ子はGmailでスレッド表示だったので被害は少なかったが、メーラーによっては100件のメールがずらっと並んでいたようなので被害は甚大だったようだ。うっかりミスではあるが、こんなことができてしまうんだというのが驚きである。

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ソフトウェア

Lotus 1-2-3、Linux に移植される 39

ストーリー by nagazou
存在を忘れてた 部門より
headless 曰く、

Google Project Zero のバグハンター、Tavis Ormandy 氏が Lotus 1-2-3 を Linux に移植したそうだ (Ormandy 氏のブログ記事GitHub リポジトリThe Register の記事動画)。

Lotus 1-2-3 が大好きだという Ormandy 氏は DOS 版の Lotus 1-2-3 R4D を DOSEMU2 上で実行するためのディスプレイドライバーも開発している。さらに数年前から Lotus 1-2-3 の機能を拡張できるアドインについて調査を進め、今回の Linux への移植につながったという。

Lotus 1-2-3 のアドインは LPL と呼ばれる専用の言語で書かれているが、SDK は 395 ドルで販売されていたことからユーザー数は少なく、SDK もコンパイラーも失われている。Ormandy 氏はアドイン開発の解説本をなんとか見つけたものの、SDK を手にすることができなかった。それから 1 ~ 2 年が過ぎ、Ormandy 氏は 90 年代の BBS シーンでシスオペだったという人物に出会う。彼は古い BBS システムのテープバックアップを保存しており、その中から不正コピー版の SDK を発見し、復元できたとのこと。

それだけでも大きな進展だが、BBS からはさらに Lotus 1-2-3 for UNIX が発見される。インストールディスクから見つかった「123.o」は UNIX の実行形式ファイル COFF であり、GNU objcopy により Linux の ELF 形式にできるが、システムコールや関数の互換性、リロケーションの問題などを解決する必要がある。そのため、Ormandy 氏は coffsyrup と呼ばれる小さなツールも作成している。

数多くのハックの結果、Lotus 1-2-3 は でクラッシュすることなく Linux 上で実行できるようになった。ライセンスファイル 「LICENSE.000」が見つからなければ起動を拒否する機能も搭載されているとのことだ。

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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