Windows 11 Insider Preview の Beta / Dev / Canary チャネルでは「Print Screen」キーを押したときの既定の動作が最近のビルドで変更されている
(
The Verge の記事、
Ars Technica の記事、
Windows Central の記事、
Ghacks の記事)。
Windows では長らく「Print Screen」キーを押すとスクリーンショットがクリップボードに格納される仕組みとなっていたが、
Windows 10 October Update 以降では設定 (簡単操作>キーボード>プリントスクリーンのショートカット) で「切り取り&スケッチ(Snipping Tool)」呼び出しのショートカットキーに指定することが可能となっている。なお、Windows 11 では Print Screen キーを押すと OneDrive への保存が促される環境もあるようだ。
このオプションは Windows 10/11 ともに既定でオフになっているが、Windows 11 Insider Preview では Dev チャネルの
ビルド 23419 (3 月 22 日リリース) をはじめとして、Canary チャネルの
ビルド 25330 (3 月 30 日リリース) と Beta チャネルのビルド
22624.1546 (4 月 7 日リリース) で既定値がオンに変更された。同じ Beta チャネルのビルドでも新機能が無効化されるビルド 22621.xxxx ではオフのままとなる。
動作を元に戻したければ設定 (アクセシビリティ>キーボード) で「Use the Print screen key to open Snipping Tool」(または「PrintScreen キーを使用して Snipping Tool を開く」) をオフにすればいい。スラドの皆さんは Print Screen キーを使用しているだろうか。