
CrystalDiskInfo 9 -Rugenia- 正式版リリース & 15周年 27
15周年 部門より
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米疾病予防センター (CDC) 疫学調査局 (EIS) のイベント「Epidemic Intelligence Service (EIS) Conference」で発生した COVID-19 アウトブレイクについて、CDC が来場者への聞き取り調査結果を発表している (ニュースリリース、 Ars Technica の記事)。
イベントは 4 月 24 日 ~ 27 日に開催され、会場となったジョージア州アトランタのホテルへの来場者はおよそ 1,800 人。最終日の 4 月 27 日には複数の来場者が SARS-CoV-2 (COVID-19 の原因となるウイルス) 検査で陽性になったと主催者に報告していたという。CDC は 5 月 5 日 ~ 12 日に来場者への聞き取り調査を行い、来場者の 80% 以上にあたる 1,443 人が回答している。
それによると、
- SARS-CoV-2 検査で陽性になった回答者は 181 人 (13%)、その 52% は COVID-19 感染歴なし
- COVID-19 ワクチンの接種を少なくとも 1 回受けたことのある回答者は 1,435 人 (99.4%)
- 抗ウイルス剤の投与を受けた陽性者は 49 人 (27%)
- イベントは CDC のガイダンスでマスク着用が推奨されていないコミュニティレベルの COVID-19 感染率が低い時期に開催されており、マスクをしていなかった回答者は 70%
- 入院者なし
だったという。
イベント参加時間が長いほど感染リスクが高くなるのは当然だが、陽性者は平均で 4 日間すべて参加しており、3 日以上参加した人は 2 日以下の人と比べて感染リスクが 70% 高くなっていたという。CDC では今回の調査結果について、COVID-19 ワクチンや抗ウイルス剤による治療、過去の感染により獲得した免疫が重症化から人々を保護することを示すものだと述べ、6 歳以上のすべての人に最新の COVID-19 ワクチン接種を推奨している。
Apple 共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏が BBC のインタビューに答え、AI が悪人に利用される可能性に備える必要があると語ったそうだ (BBC News の記事、 The Guardian の記事、 9to5Mac の記事)。
ウォズニアック氏によれば AI が生成したコンテンツを明確にラベル付けする必要があり、業界に対する規制も必要だという。AI は非常に賢く、身元を隠そうとする悪人が自由に使用できる。テクノロジーを止めることはできないが、詐欺や個人情報を盗み出そうとする悪意ある試みを見破れるよう、人々を教育する必要があるとの考えを示したとのことだ。
Microsoft は 19 日、脅威アクターの新しい命名法とアイコンを発表した (Microsoft Security Blog の記事、 Microsoft Learn の記事、 Ghacks の記事、 Neowin の記事)。
脅威アクターはセキュリティ企業や研究者によりさまざまな名前が付けられているが、Microsoft ではこれまで元素名や火山名、植物名のほか DEV-<4桁の数字> のような名前を使用してきた。新しい命名法では脅威アクターを 5 つの主要なグループ (国家・金銭的動機・攻撃的民間部門・影響操作・発展中) に分け、国家は国別、あとはグループごとに気象用語のファミリーネームが割り当てられる。
ファミリーネームが割り当てられている国家は中国 (Typhoon: 台風)・イラン (Sandstorm: 砂嵐)・レバノン (Rain: 雨)・北朝鮮 (Sleet: みぞれ)・ロシア(Blizzard: 猛吹雪)・韓国 (Hail: ひょう)・トルコ (Dust: 砂塵)・ベトナム (Cyclone: サイクロン) の 8 か国。
金銭的動機を持つアクター (Tempest: 暴風雨) はサイバー犯罪者/組織によるサイバーキャンペーン/グループで、国家や民間団体と結び付いていないことが確実なもの、攻撃的民間部門のアクター (PSOA、Tsunami: 津波) はサイバー兵器を製造・販売する既知の民間企業によるサイバー活動、影響操作 (Flood: 洪水) はターゲットの見解や決定等を変えさせるためのオンライン・オフラインでの情報キャンペーンを示すグループ名となる。なお、Microsoft Learn の記事は日本語版も公開されているが、ここではいくつか異なる訳語を使用している。
発展中 (Storm: 嵐) zは属するグループが明確でない未知・新興・発展中のアクターに割り当てるファミリーネームであり、これまでは「DEV-<4桁の数字>」と名付けられていた。今後は「Storm-<4桁の数字>」という形式になり、既存のアクター名は DEV- と共通の数字 4 桁を使用する。
Storm 以外のグループでは修飾語とファミリーネームを組み合わせたものがアクター名となる。たとえば、これまで Strontium (APT28、Fancy Bear)と呼ばれていたロシアのアクターは「Forest Blizzard」という名称になる。修飾語は「Aqua」「Pink」「Brass」「Canvas」「Ghost」「Ruby」「Spandex」「Zigzag」「Secret」「Midnight」「Cadet」など幅広く、選択の基準は示されていない。
米半導体大手GlobalFoundries(GF)が19日、米IBMを提訴した。IBMがトヨタ自動車やソニーグループなど日本企業8社が出資して設立した半導体メーカー、Rapidus(ラピダス)に知的所有権および営業秘密を不法に共有したと訴えている(ロイター、朝日新聞)。
GF側の主張によると、IBMは2015年に半導体事業をGFに売却。GFはその際、IBMと共同開発した技術の独占的な権利を譲り受けたにもかかわらず、その技術をIBMの提携先であるIntelやラピダスに提供したと主張している。IBMとラピダスは昨年12月に提携を発表、2ナノメートルの半導体製造で協力している。ロイターによるとIBMはこの件に関して「申し立てには全く根拠がない」と反論しているという。
あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー