
リドリー・スコット、「ブレードランナー」続編を監督出来なかったのを後悔 17
その選択は難しすぎる 部門より
スコット氏は、2011年に『ブレードランナー』の続編の監督として発表されたものの、後に降板することになった。その後、続編は別の監督によって進められ、映画『ブレードランナー 2049』が製作されている。そしてリドリー・スコット氏は現在、アマゾン・スタジオの新作ドラマ『ブレードランナー 2099』にプロデューサーとして参加している。
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日経ビジネスにおいて、アスキー創業者西和彦氏の破産経緯が掲載されている(日経BP)。これによれば5年前に西氏はアスペクト社に3億円を出資していたが、その後アスペクトのメインバンクが法人融資の返済を求め、それが無理であれば個人連帯保証を求めてきたのだという。このときに引き上げは飲めなかったので、連帯保証を行ったとのこと。
しかしその後、アスペクトの経営悪化により会社は破産申請、同時に連帯保証人であった西氏も破産を申し立てられたそうだ。この破産の話をビルゲイツに伝えたところ、絶句されたが、しかし「破産しそうだからお金を貸してくれ」とはとても言えなかったという。
なお西氏は、過去のアスキーの経営危機の際には不良債権を個人で引き受けており、それからの20数年間は、不良債権を返済する人生であったそうだ。
headless曰く、
カメラやレンズ、スマートフォンのカメラ機能のレビューを行なっているDxOMarkが、スマートフォンのレビュー項目としてオーディオ性能をテストする「DxOMark Audio」を追加した(DxOMarkの発表、The Next Web、SlashGear)。
DxOMark Audioでは再生と録音の2つのサブカテゴリーで、オーディオエンジニアとエキスパートによる専門のチームが客観評価と知覚評価を行う。知覚評価も一貫した結果となるように配慮されているとのこと。評価項目は音質を評価する「Timbre」、アタックやエンベロープ、SN比などを評価する「Dynamics」、空間の広がりやバランス、指向性などを評価する「Spatial」、音量を評価する「Volume」、原音に含まれないノイズや歪みなどを評価する「Artifacts」が録音・再生共通で、録音のみバックグラウンドノイズを評価する「Background」が追加される。
第一弾のテスト対象となったのは比較的大画面のスマートフォン7機種。トータルのスコアは1位からHuawei Mate 20 X(75点)、iPhone XS Max(74点)、iPhone 11 Pro Max(71点)、Galaxy Note10+(66点)、Galaxy S10+(65点)、Honor 20 Pro(53点)、Xperia 1(45点)の順になっている。カメラレビューが公開されていない3機種のうち、Mate 20 Xは画面サイズが大きい(7.2インチ)ため、iPhone 11 Pro Maxはカメラレビューが予告されているため選ばれたようだが、既にカメラレビューが公開されているGalaxy Note10+ 5Gではなく4GモデルのGalaxy Note10+が選ばれた理由は不明だ。
Mate 20 Xは7機種中唯一(単なる複数のマイクではない)ステレオマイクを搭載しているとのことで、録音のSpatial(68点)は項目別2位のXperia 1に8点差を付ける好成績となっている。ただし、他の項目は総合2位のiPhone XS Maxと大差なく、再生のサブスコア(76点)、録音のサブスコア(75点)ともに1点上回るのみ。iPhone 11 Pro Maxは録音のサブスコアが68点でiPhone XS Maxを1点下回るのみだが、再生のサブスコア(72点)では3点下回る。特に再生のSpacial(65点)では10点差を付けられている。端末をランドスケープに置いて音楽を再生する際にステレオのチャンネルが反転する問題もみられたという。
7機種のうち、Xperia 1のみ再生(39点)と録音(64点)の差が非常に大きくなっている。特に再生のSpatial(38点)ではモノラルスピーカーのHonor 20 Pro(26点)を上回ったものの、他の5機種(63点~75点)を大きく下回る。Xperia 1はDolby Atmosを搭載しているが、デフォルト無効のためこのような結果になったといい、有効にすると大きく改善したそうだ。DxOMarkはデフォルト設定のままテストを行うので機種独自の機能が評価対象外になることがある。たとえばGoogle Pixel 3のNight Sightモードは当初のカメラレビューで評価されず、テスト項目「Night」追加後の再レビューでようやく評価されている。
Anonymous Coward曰く、
JR東日本が発行する社外向け広報誌「JR EAST」6月号に、捏造された「架空の教授」へのインタビュー記事が掲載されていたという(JR東の発表、朝日新聞、日経新聞、レスポンス)。これを受け、JR EASTの休刊が発表された。
過去に同誌に掲載された早稲田大大学院の浦田秀次郎教授へのインタビュー記事を元に、写真を修正した上で存在しない架空の別人へのインタビュー記事へと改変して掲載したという。同教授からの指摘により判明した。作業を行った委託先編集プロダクションの担当者は「別の有識者の調整が難航し、締め切りが迫り、ばれずに済むと思った」と話したという。
非実在学者としては「カール・レーフラー」が記憶に新しいが、それと比べると時間がなかったせいかかなり雑な捏造に感じる。
名前も写真も教授本人の物を加工しているので、「ばれずに済む」というのは難しいのではないだろうか。
次期iPhoneが有機ELになるという話がここ数年出ては消えているが、白色有機ELの発見者として知られる山形大学の城戸淳二教授曰く、スマートフォンなどで使われる中型・小型液晶はあと1〜2年で有機ELに変わるという(PC Watch)。
初代Galaxyは有機ELだったなとか、Vitaとかあったな、と意外と古い有機EL搭載ガジェットの歴史であるが、ついにディスプレイといえば有機ELが主流の時代がやってくるのだろうか。
個人的には液晶でも十分きれいだが、冷陰極管の液晶ディスプレイが急速に衰退したように、有機ELシフトが起こるのかもしれない。そしてジャパンディスプレイは有機ELの量産に成功するのだろうか。
山形大学には「有機材料システム研究推進本部」が設置されており、有機エレクトロニクス関連の研究が盛んだそうだが、城戸教授によると日本には有機ELの実用化のために必要な技術がすべてあるのに何もできなかったとし、「企業の経営者が無能すぎる」と批判している。そのため、同大学では大企業に頼らずに研究を進めているという。「いま、材料もプロセスも買ってくれるのは中国がおも」とも述べている。
また、有機ELの問題としては焼き付きがあるが、これは「10年経過したときの話」だそうで、数年で製品寿命が終わる製品では問題ないそうだ。
ビットコインは2009年に発明された仮想通貨。論文を執筆した発明者は「サトシ・ナカモト」と名乗っていたが、その存在は謎に包まれていた。ライト氏は今回、技術的な裏付けを公表し、発明者による所有が知られているコインを使用した。これにより、ビットコインコミュニティーの主要メンバーやコア開発チームも、間違いなく同氏が開発者であると認識できたという。ビットコイン財団のジョン・マトニス氏も「3種類のプロセスで検証されており、本人であると確信している」と語っている。
ライト氏によれば、自身が自分が発明者だと公表したのは「サトシ・ナカモト」の正体をめぐる憶測に終止符を打つためであり、公表を望んではいなかったという。ライト氏は「金も名声も求めず、称賛されたくもない。ただ今の仕事を続けたい。私のことは放っておいてほしい」とBBCに語ったとのことだ。
ただし、この件を最初に報じた3メディアのうち、The Economistは懐疑的な見方を強く示しており、BBCも懐疑的な意見を複数紹介している。懐疑的な意見の多くは技術的、暗号的に証拠が不十分といったものから、故意にミスリードしようとしているように見えるといったものまでさまざまだ。また、ブログにライト氏がビットコインの発明者に違いないと書いたビットコインのコア開発者ギャビン・アンドレセン氏は、アカウントがハッキングを受けた疑いにより、コミット権を剥奪されているとのことだ(ビットコインニュースの記事[1]、 [2]、 The Next Webの記事、 The Guardianの記事、 The Vergeの記事)。
ある Anonymous Coward 曰く、
マイクロソフト元 CEO のビル・ゲイツ氏がインタビューにて故スティーブ・ジョブズ氏との最後の会合について語ったそうだ (本家 /. 記事より) 。
米 CBS のドキュメンタリー番組「60 Minutes」のインタビューは両者の結びつきに焦点を当てた内容ではなくゲイツ氏の慈善活動についてがメインだったそうだが、話がゲイツ氏がジョブズ氏と最後に会った時に及んだ際、氏は悲しみの表情を見せたという。病の床に伏しながらも手がけているヨットのデザインを見せてくれたりしたというジョブズ氏との最後の会合は「前向き」なものであったのことで、ヨットの完成を見られないであろうジョブズ氏のこの行動にインタビュアーが少し驚きを見せると、ゲイツ氏は「余命について思案するのは建設的ではない」とジョブズ氏の肩をもったという。
またゲイツ氏はジョブズ氏のデザインとマーケティングの才能を賞賛したとのこと。タブレット端末に関してはアップルが「成功すべくやり方でピースを繋いだ」と話し、ジョブズ氏の生まれながらのセンスは類稀な物であったと敬意を表した。以前の最大のライバルへのこれほどまでの寛大さと賞賛は、ゲイツ氏がマイクロソフトでのフルタイムの仕事を去ってから 5 年以上立ち、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団での慈善活動に尽力している現在の立場をよく表してもいるのではないかとのこと。
なお、インタビューの動画はComputerworldをはじめ複数のサイトに上がっているとのことだ。
NTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)のデータセンター/ホスティングサービス「WebARENA」がサービス開始から15周年を迎えた(WebARENA15周年キャンペーンページ)。NTTPCは早くからインターネット接続サービス「InfoSphere」を提供していたほか、それ以前にもパソコン通信サービスなどを提供していたのだが、現在は法人向けのサービスが中心ということで、あまり身近に感じられない人も多いだろう。しかし、多くのISP事業者がNTTPCの接続サービスをOEMの形で利用しているほか、まだ「ホスティング」という言葉が一般的でないインターネット黎明期に有名Webサイトを多数ハウジングしていたという実績もあるなど、NTTPCは見えないところで日本のインターネットの普及を支えていたのである。
今回はWebARENAの15周年ということで、NTTPCでパソコン通信やISPサービス、そしてデータセンターサービスなどに黎明期から関わってきたエンジニアや担当者に当時の話を伺った。インタビューに応じていただいたのは下記の3名だ(敬称略)。
国際刑事警察機構(インターポール)は、5月に開始した国際指名手配犯らの一斉検挙作戦の一環として、一部の国際指名手配犯の顔写真を Web 上で公開し情報提供を一般に呼びかけているそうです(AFPBB ニュース、インターポールメディアリリース)。
国際指名手配犯を一斉検挙する Infra-Red 2010 作戦を 5 月 3 日より実施しているインターポールはすでに 107 人の逮捕/潜伏地特定に成功したそうですが、このほど居場所の情報がつかめない 26 人について、顔写真と潜伏先と思われる地域の情報、さらには犯歴などをまとめた pdf ファイルを公開しています。
しかし、AFPBBの記事には「路上を歩いていて偶然、指名手配犯を見かけるよりも、ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)やチャットルームでユーザーが指名手配犯に気づく確率のほうが高そうだ」なんて談話が紹介されているのですが、オンラインで実名を晒したり懺悔する間抜けな犯罪者がいるとは思えず、いったい指名手配犯に気づく状況ってどうなんでしょ。
Twitter 上のひょんなつぶやきが元で、北大祭で 6/5 (今日 !) 14 時からニコニコ ボカロ鼎談として 尻 p こと SF 小説家にしてニコニコ技術部の素敵なアレゲ、野尻抱介氏とクリプトン・フューチャー・メディア (株) の代表取締役である伊藤博之氏、そしてドワンゴの川上量生代表取締役会長が一同に面することになったそうだ (Togetter のまとめページ)。
入場無料、確実に座って見たい方は朝 10 時から整理券をくばるとのことなので興味のある方、北大祭をあわせてのぞいてみたい方はどうぞ。
SourceForge.JPでは、同サイトを利用するオープンソース・プロジェクトを毎月1つピックアップし、その開発者にインタビューする「今月のプロジェクト」というコーナーを設けています。今回は、日本語ゴシック体を含むFreeなフォントセット「M+ FONTS」(エムプラス フォント)のメイン開発者でありプロジェクト管理者のcozさんこと森下浩司さんから、現在も拡張を続けるM+ OUTLINE FONTSのお話を中心に伺いました。
最初に森下さんの経歴を教えてください
デザイン学校に通っていた頃、担当講師の推薦でとあるデザイン事務所にアルバイトとして転がり込みました。当時から第一線で活躍されていた先生の元で経験を重ね、やがて正式採用となり、チーフデザイナーの一人として認められるようになりました。1989年からはロットリングペンの替わりにMacintosh IIでロゴタイプの制作などを行うようになり、個人のためのコンピューターが現実のものになったことを確信します。1994年に13年半勤めた事務所を退職。商業デザインの現場から離れ、結婚し、2000年に双子の子どもが生まれました。現在は義父の家で家業を手伝っています。
あるAnonymous Coward 曰く、
ライフハッカー日本版が、米LifeHackerによるスティーブ・ウォズニアック氏への電話インタビュー内容を掲載している。
記事によると、ウォズニアック氏は17インチのMacBook Proを使い、携帯電話はiPhoneとBlackBerryを使用。メーラーはEudora、WebブラウザはSafariを使っているそうだ。また、Linuxは使ったことがないが、それは時間が無いからというだけで、Linuxの考え方にはシンパシーを感じるとのこと。
また、今でもハードウェアへの興味は失われず、それがストレージベンチャーのFusion-ioでの仕事につながっていたり、またハッキング精神はいまでも自身の大切な機軸になっている、という旨が語られている。
pinbou 曰く、
本家/.の記事より。人工知能の代表的教科書「Artificial Intelligence: A Modern Approach」(邦訳: 「エージェントアプローチ 人工知能」)の著者の一人であり、現在はGoogleで検索品質ディレクターを務めているPeter Norvig氏のインタビューがMIT Technology Reviewに掲載された。検索分野におけるGoogleの考え方や今後の動向を占う上で興味深いものとなっている。
驚くべきことに、Norvig氏によれば、Googleは自然文検索の導入には関心が無いそうだ。いわく私たちGoogleの人間が自然言語に関して重要だと思うのは、単語をいかにユーザが探している概念へマッピングするかということです。キーワードではなく、一まとまりの質問文として検索できるようになるのが、大進歩だとは思えません。(中略)単語がどのようにいっしょになるのかを理解するのが重要なのです。(中略)これが自然言語という側面において私たちが現在注力していることです。私たちがやっていることの大半は、単語とフレーズのレベルです。センテンスには注力していません。
UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie