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13507428 story
医療

インフルエンザウイルスは通常の呼気にも咳やくしゃみと同じくらい含まれる 41

ストーリー by headless
飛散 部門より
maia 曰く、

インフルエンザウイルスは、咳やくしゃみをしなくても感染者の呼気から拡散する可能性が指摘されている(Gigazineの記事)。

咳やくしゃみに含まれるウイルス量と、通常の呼気に含まれるウイルス量には大きな差がないという。感染性エアロゾルとして拡散しているとなると、従来ほとんど強調されてこなかった空気感染ということになるのではないか。通常のマスクは飛沫感染防止には効果があるものと受け取ってきたが、やはりN95マスクでないと対処できないということか。

延べ218サンプル中、195サンプルは30分間の呼気採取で1回以上の咳が観察されたが、くしゃみが観察されたのは11サンプルの採取時のみで、すべて採取中には咳も観察されていたという。くしゃみと咳の組み合わせは咳だけのサンプルと比較して微細なエアロゾル(粒子サイズ5マイクロメートル以下)中のウイルス量に違いはなく、咳をしなかった場合も大きな違いはなかったようだ。なお、くしゃみはより大きなしずくを吹き出すことによる表面汚染の原因になるとみられるが、今回の研究ではそのようなサンプルは採取していないとのことだ(論文)。

13505791 story
医療

くしゃみを止めようとしたら咽頭が破裂したという症例 23

ストーリー by hylom
我慢はよくない 部門より
headless曰く、

34歳の健康な男性がくしゃみを止めようとしたところ、咽頭が破裂したという英国での症例がBMJで報告されている(BMJ Case Reports掲載報告書The Verge)。

男性は急性の嚥下痛と声の変化を訴えて救急科を受診。鼻をつまんで口を閉じてくしゃみを止めようとしたところ、首にはじけるような感覚があり、その後首の両側が腫れたと説明したそうだ。検査の結果、気管支や肺、食道に問題はなかったが、頸部皮下に幅広く気腫ができており、縦隔気腫も認められたという。右の梨状陥凹にわずかな隆起が認められ、ここにできた穿孔から咽頭が裂けたと診断された。

入院して治療を受けた男性の症状は徐々に改善し、7日後には鼻腔栄養チューブを外して柔らかい病院食を食べられるようになったという。その後、くしゃみをするときに鼻をふさがないように注意を受け、男性は退院した。2か月経過後にも再発や合併症は出ていないとのこと。咽頭に穿孔ができるのは外傷や手術、感染症などが主な原因で、今回のような症例は珍しいとのことだ。

13503670 story
医療

トレハロースが重篤な腸炎流行に関わっている可能性 31

ストーリー by hylom
続報を待ちたい 部門より
maia曰く、

2000年頃から北米や欧州でクロストリジウム・ディフィシル腸炎が急増した原因が、2000年にFDAから認証を受けた甘味料トレハロースによる可能性があるという(Nature誌掲載論文GIGAZINEYahoo!ニュースの西川伸一氏による記事)。

クロストリジウム・ディフィシル(CD)は腸内の常在菌だが、一般に抗生物質の服用によって腸炎をおこす(MSDマニュアル)。2011年にはアメリカで50万人がCD腸炎を発症し、29000人が死亡したという。CDでもRT027株とRT078株が強い毒性を発揮している事が分かっており、マウス実験でトレハロースがこれらの株の強毒化や繁殖力に関わっている可能性が示された。

トレハロースは天然にも存在しているが、林原が安価な製法を発見して、その食品添加物としての有用性から広く使われるようになっている。研究としては初期段階なのかもしれないが、気になる話ではある。

13502892 story
医療

アルコールはDNAを傷付けるという研究結果が発表される 34

ストーリー by hylom
メリットとデメリットを秤にかけて 部門より

体内に摂取されたアルコールによって人間のDNAが傷付くという研究結果が発表された(NewsweekNature誌掲載論文)。

英ケンブリッジ大学の研究者らによると、エタノールによってマウスの造血幹細胞のDNAが壊されることが確認できたという。また、動物には体内でのアルコール分解過程において発生する有害なアセトアルデヒドを分解する機構があるが、これに関与するアセトアルデヒド脱水素酵素の一種を欠いたマウスではDNAの損傷がより大きくなることも確認できたという。また、破損したDNAを修復する機能もあるが、これは常に有効に働くとは限らないという。

13499044 story
医療

鎮痛薬を過度に服用すると生殖機能に影響するという研究結果 21

ストーリー by hylom
観測されたけど原因不明 部門より

鎮痛薬に含まれているアスピリンやアセトアミノフェン、イブプロフェンといった成分には生殖機能への影響があるという。特にイブプロフェンは影響が大きく、600mgのイブプロフェンを1日2回服用することでホルモンバランスが崩れ、睾丸機能不全の兆候が出ることが確認されたという(CNN.co.jpPNAS掲載論文)。

短期間の服用であれば長期的な影響はないとのことだが、長期間服用し続けた場合の影響は分からないという。ただ、なぜそういった兆候が確認されたかはまだ不明だそうだ。

13494595 story
ゲーム

WHO国際統計分類第11版のベータドラフト、日常生活に優先してゲームに没頭するのは「ゲーミング障害」 54

ストーリー by headless
夢中 部門より
世界保健機関(WHO)が2018年の改訂に向けてベータ版ドラフトを公開中の国際統計分類第11版(ICD-11)で、行動障害の一つとして「ゲーミング障害 (gaming disorder)」が追加されている(ICD-11 Beta Draft: Gaming disorderOn MSFTの記事Digital Trendsの記事)。

ゲーミング障害はビデオゲーム(オンライン・オフライン)を継続的または繰り返しプレイする行動パターンにより診断され、1)プレイする時間や頻度などをコントロールできない 2)日常生活に対するゲームの優先度が増していく 3) ネガティブな結果を生むにもかかわらずプレイを継続または増大させる、といった症状がみられるものだという。

ゲーミング障害と診断されるのは個人・家族・社会・教育・職業など重要な分野での機能を損なうほど深刻なゲーミング行動のパターンで、診断には少なくとも12か月を要するが、診断の要件がすべて満たされ、症状が深刻な場合には短縮されることもあるとのことだ。
13491382 story
医療

加熱式タバコ「iQOS」の臨床試験に多くの不備があったとの指摘 40

ストーリー by hylom
名ばかり試験か 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

米国において加熱式タバコの認可を求める臨床試験で、多くの不備があったとロイターがレポートしている

加熱式タバコは、タバコの葉を加熱してニコチンなどの成分を発生させてそれを吸引するもの。日本ではこれらは合法だが、米国ではまだ食品医薬品局の認可が下りておらず販売されていない。

問題とされているのは、フィリップモリスインターナショナルの加熱式タバコ「iQOS」に関するもの。iQOSでは有害物質が従来のタバコよりも少ないなどの主張があるが、こうした主張を裏付けるための臨床研究ではデータの扱いに不備があったり、試験を行った医師にたばこの専門知識がなかったりといった問題があったという。

13483696 story
医療

老化の原因の1つは「オステオポンチン」 26

ストーリー by hylom
老化が抑えられるようになる日も近い? 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

最近、「オステオポンチン」という物質が老化を引き起こす原因の一つではないかとされて注目されているそうだ(現代ビジネス)。

昨年発表された研究では、健康長寿な人達は血中のオステオポンチン量が少ないということが分かったという。たとえば60代で骨密度が80代なみの人の血中オステオポンチンは、60代なみの人の血中オステオポンチンの3倍近く多かったという。

オステオポンチンは人間の骨を作るのに必要とされる物質で、免疫を活性化させるといった働きもあるそうだが、体内のTリンパ球は異常化すると大量のオステオポンチンを生成し、これにより免疫状態が異常となって慢性炎症などの疾患を引き起こし、体にダメージが蓄積されるという。

また、肥満によっても血中オステオポンチン濃度が上昇するという現象も確認されているそうだ。そのため、最近ではオステオポンチンの分泌を抑えるための研究が進められているそうだ。

13483006 story
変なモノ

手術中の患者の肝臓にイニシャルの焼き印、英医師が認める 67

ストーリー by hylom
何をしたかったんだろうか 部門より

英国で外科医が臓器移植の手術中、レーザーを使った手術器で移植した肝臓の表面に自分のイニシャルを焼き付けるという事件が発生、裁判になっている(AFPCNN)。

このような事件は以前に例がないが、健康に影響するようなものではなかったため、傷害に該当するかが裁判での争点になっているという。これを行った医師はレーザー手術器による「暴行」については認めているそうだ。

13483079 story
医療

国立がん研究センター、電子タバコを使用した禁煙は有効性が低いとの調査結果 34

ストーリー by hylom
こっちの調査のほうが確度が高そう? 部門より
headless曰く、

国立がん研究センターは12日、電子タバコ使用による禁煙の有効性が低いという調査結果を発表した(プレスリリース)。

調査は過去5年間に紙巻タバコの使用をやめる禁煙行動に取り組んだ禁煙施行者798名を対象に行われたもの。禁煙のために電子タバコを使用した人は、使用しなかった人と比べて禁煙成功者が38%少なかったという。一方、禁煙外来でニコチンを含まない薬の処方を受けた場合、受けなかった人と比べて禁煙の成功確率が約2倍に上昇したとのこと。

年齢別にみると59歳までは高齢になるにしたがって成功確率が低下するものの、60~69歳の成功確率が最も高い。既婚者よりも未婚者の成功確率が低く、離別・死別者はさらに低くなっている。また、がんや心血管疾患、高血圧、糖尿病といった既往歴のある人の禁煙成功率も低い。

この研究では電子タバコの使用が禁煙の失敗を引き起こしたのか、禁煙が困難な人が電子タバコを選ぶのかといった点は明らかになっていないが、電子タバコが禁煙に大きな貢献をする可能性は低く、禁煙の手段として推奨・促進すべきではないとのこと。また、電子タバコは禁煙治療のように効果的な方法から喫煙者を遠ざける可能性も指摘している。

なお、電子タバコについては過去に禁煙を助けるという調査結果も発表されている。

13482851 story
ニュース

凍結保存された受精卵による出産で男性側が「同意がない」として提訴 49

ストーリー by hylom
技術の進歩で男女のもめ事も複雑に 部門より

受精卵を凍結保存しておき、その後それを解凍して移植し出産するという技術が実用化されている。これによって出産のタイミングを調整することができるが、受精卵の凍結保存後にその男女の仲が悪くなり、男性側が出産を認めていないにも関わらず女性側がその受精卵を使って出産したケースで裁判が起きている(産経新聞朝日新聞)。

報道によると、この男女は2004年に結婚し、2009年に不妊治療を始めて受精卵を凍結保存したという。しかし、その後2013年に別居状態となり、そのまま2014年に受精卵の移植を受けて2015年に出産したそうだ。そのため、男性は凍結受精卵を使って産まれた子供との間に父子関係が無いことの確認を求めて提訴したが、12月15日、奈良家裁が訴えを却下。父子関係があると判断された。原告の男性は治療を行ったクリニックと元妻に対し損害賠償を求めた訴訟も奈良地裁に起こしているという。

また、同様の別の案件の裁判も起きている(毎日新聞産経新聞)。こちらは2014年に受精卵の凍結保存を行い、その後2015年に受精卵の移植手術を行って2016年に出産したというもので、親子関係がないことの確認を求めた裁判と損害賠償を求める裁判を大阪地裁と大阪家裁に起こしている。

13479148 story
医療

人間の身長、寿命、体力はピークに達し成長する余地はないという説 44

ストーリー by hylom
そこで遺伝子操作ですよ 部門より
taraiok 曰く、

フランスのパリ・デカルト大学の生理学者であるJean-François Toussaint氏は、「人間の能力は栄養学、医学、科学的な進歩があってもこれ以上は向上しない」と述べた。これは最新の研究と120年に渡る歴史的な記録を照らし合わせた結果導き出されたもの。現代の人間は寿命、運動能力、身長の点で最高の状態に達しているのだという(NewsweekSlashdot)。

1900年代初めから20世紀末にかけては産業、医療、科学の進歩が反映され、ランニング、スイミング、スケート、サイクリング、重量挙げなど、さまざまなスポーツで世界記録が更新されてきた。187カ国の男女で、1896年に生まれた人と1996年に生まれた人を比較した場合、北アメリカとヨーロッパの高所得国では平均で3.5センチほどの身長の増加が見られた。しかし、過去30年間は高所得国でも身長の成長は停滞しているという。

Toussaint氏は人間の寿命についても、よりよい栄養、衛生、ワクチンや医療技術の改善があるにもかかわらず、1997年に死亡した122歳のフランス人女性ジャンヌ・カレンツを超えることを想像することは難しい。私たちはすでに寿命における生物限界を引き出した状態にあるのかもしれないとしている。

13473871 story
ニュース

農水省、ビワの種子の粉末は有害物質が含まれているので食べないよう呼びかけ 42

ストーリー by hylom
なぜこれを健康食品として売ろうとしたのか 部門より

昨今ではビワやアンズなどのバラ科植物の種子を乾燥させて粉末にしたものが健康食品として販売されているそうだ。しかし、これらには人体に有害なシアン化合物が含まれており、ものによっては小さじ1杯ほどの摂取でも人体に影響のある量の青酸を摂取してしまう可能性があるという(農林水産省による注意喚起)。

注意喚起では問題とされている成分として「アミグダリン」が上げられている。これを「ビタミンの一種」「がんに効果がある」などとうたっているものがあるそうなのだが、これらには根拠がないとのこと。また、生のアンズの種子を大量に食べて健康被害を起こしたり死亡する例も報告されているという。

13473046 story
医療

スケトウダラには筋肉増量効果があるという研究 47

ストーリー by hylom
どうしてこうなる 部門より
maia曰く、

スケトウダラ(スケソウダラ)を食べるだけで筋肉増量効果があるという研究成果が発表されたという(日本アミノ酸学会第11回学術大会OVOレタスクラブ)。

ラットを使った研究では、スケトウダラを摂取すると、運動後の筋増量作用に類似した遺伝子変動が起きることが分かった。また65歳以上の女性19人に3か月間、運動量は通常の生活のまま、スケトウダラのスープを毎日食べてもらったところ、19人中15人の内臓を含む筋肉量が増加した。またタンパク質の質としても、卵と同等以上の良質なものであるという。

13471100 story
ニュース

Nature誌など、子宮頸がんワクチンの安全性を訴えていた医師にジョン・マドックス賞を授与 89

ストーリー by hylom
お墨付き 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

英科学誌Natureおよび慈善事業団体Sense about Scienceが11月30日、ジョン・マドックス賞を日本人の医師・ジャーナリストの村中璃子氏に授与することを発表したBuzzFeed)。

SENSE about SCIENCEは不適切な科学・エビデンスに関する情報を正す公共キャンペーンを展開する団体で、ジョン・マドックス賞はそのような活動に貢献した個人に与えられるもの。過去には代替医療などに対し科学的な批判を行う活動を行ったジャーナリストや医学者などに授与されている。

HPVワクチンは子宮頸癌のワクチンとしてWHOが推奨するワクチンであるが、日本では重篤な副作用があるとして大きな論争を呼んでいる。村中氏はそうした中で、ワクチンの安全性を検証して、信頼性を訴えてきた。ネイチャーはこうした日本の状況について「日本においては、このワクチンの信頼性を貶める誤った情報キャンペーンが全国的に繰り広げられた。その結果、接種率は70%から1%未満に落ち込んだ」として現在の状況を厳しく批判している。

接種率が大幅に下がった結果、今日では子宮頸癌の発生率はワクチン登場以前の状態に戻ってしまったという。

子宮頸がんワクチンについては、昨年に「子宮頸がんワクチンが障害の原因となり得る」という根拠はないとして取り上げているが、日本では名古屋市が接種者に問題は無いとの結論をぼかしたり、子宮頸がんワクチンによる「薬害」をねつ造したとの疑いがかけられている信州大学副学長が村中氏や記事を掲載した発行元を提訴するといった事件が起きている。

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ソースを見ろ -- ある4桁UID

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