パスワードを忘れた? アカウント作成

13744403 story
医療

植込み型心臓電気生理学デバイス用プログラマーにリモートから患者を攻撃可能な脆弱性 11

ストーリー by hylom
隠れた脆弱性が多そうな分野 部門より
headless曰く、

Medtronic製の植込み型心臓電気生理学デバイス(CIED)用プログラマーのソフトウェアアップデート機能で、リモートから患者を攻撃可能な脆弱性が見つかったそうだ(セキュリティ情報PDFFDAの発表RegisterSoftpedia)。

対象となるプログラマーはCareLink 2090とCareLink 29901で、脆弱性が見つかったのは同社のソフトウェア配布ネットワーク(SDN)からインターネット経由でアップデートする機能だ。Medtronicは当初、外部からの脆弱性報告を受けてセキュリティ情報を2月に公開し、6月にも更新情報を公開していた。この段階では特定のファイルを定期的にチェックするだけで対応可能と考えられていたようだ。しかし、米食品医薬品局(FDA)とともに脆弱性を精査した結果、脆弱性を悪用することでリモートから患者に危害を加えることが可能なことが判明したという。

Medtronicは対策としてインターネット経由のアップデート配布を無効化しており、アップデートが必要な場合は同社の担当者がUSB経由でインストールする。脆弱性自体を修正するアップデートは現在のところ開発されていないようだ。CIEDのプログラム設定にネットワーク接続は必要なく、そのほかのネットワーク接続が必要な機能は今回の脆弱性の影響を受けないとのことだ。

13743739 story
医療

電子タバコの添加物が炎症や肺機能低下を増大させる可能性 56

ストーリー by headless
増大 部門より
リキッド加熱型電子タバコの添加物が炎症や肺機能低下を増大させる可能性を示す研究結果が公開された(プレスリリースSlashGearの記事論文アブストラクト)。

マウスによる実験ではポンプによるタバコ吸入装置を付けたケースを用い、1日4回紙巻きタバコ(CS)または電子タバコを吸入させる4グループに空気のみの対照群を加えて3日後(短期)と4週間後(長期)に検査を行っている。3グループが吸入する電子タバコはプロピレングリコールと植物由来グリセロールを1:1で混合したベースリキッド(PG:VG)・ニコチンを添加したリキッド(N)・ニコチンとタバコ由来ではないフレーバーを添加したリキッド(N+F)の3種類だ。

気管支肺胞洗浄液(BALF)に含まれる細胞数は、短期の場合に4グループすべてで対照群よりも多く、特にNとN+Fで多かったが、長期ではCSとN+Fで特に多くなった。細胞を除いたタンパク質の量は短期でN+Fのみ増加し、長期ではNとN+Fで増加している。酸化ストレスを示すマーカーレベルは短期の場合PG:VGとN+Fで特に多く、長期ではマロンジアルデヒド(MDA)がNとN+Fで、タンパク質カルボニルはCSとN+Fで特に多かった。このほか、気道過敏性検査の結果はCSとN+Fで高くなるなどの結果が出ている。

禁煙用具として使われることもある電子タバコだが、今回の実験結果ではベースリキッドだけでも呼吸器機能への悪影響がみられ、ニコチンやフレーバーの添加により影響が増大する項目もある。項目によっては紙巻きタバコよりも影響が大きい。フレーバーで使われている物質の多くは食品添加物として安全性が確認されているものの、呼吸器への影響に関するデータはない。そのため、論文では電子タバコの安全性や毒性についてさらなる研究が必要だと述べている。
13738195 story
医療

老化抑制のために若者の血液を輸血する診療所、米国で開業へ 83

ストーリー by headless
吸血 部門より
hylom 曰く、

米国・ニューヨークで、老化抑制目的で若者の血液を輸血する診療所が開業する見通しだという(ニューズウィーク日本版の記事)。

マウスを使った実験では若い血液の輸血による幹細胞の活性化効果などが確認されているものの、ヒトの老化抑制効果に関する決定的な証拠はないようだ。ただし、輸血自体は確立された医療法のため、診療所で医師によって老化抑制のための輸血を行うことに法的な問題はないという。料金は1回8,000ドル(約91万円)とのことだ。

13738188 story
アメリカ合衆国

米国への渡航手続きで誤って自身をテロリストだと申告してしまった英女性 79

ストーリー by headless
自白 部門より
米国旅行を計画している英国の女性が米国のビザ免除プログラム(VWP)を申請する際、誤って自身をテロリストだと申告してしまい、ビザ取得や予約変更に多額の費用が必要になったそうだ(BBC Newsの記事Mashableの記事)。

日本や英国などVWP対象国の渡航者は、オンラインでESTA渡航認証を取得することで、観光や商用で90日以内のビザなし滞在が可能だ。このESTA申請フォームには「テロリスト活動やスパイ、妨害行為、大量殺人にかかわるつもりがあるか、またはこれまでにかかわったことがあるか」といった内容の項目がある。

この女性は「No」を選択したつもりだったが、実際には「Yes」が選択されていたようだ。女性はフォーム送信のためにスクロールした際に変更されてしまったに違いないと主張しているが、申請は却下されてしまう。
13736830 story
医療

心理的ストレスによって皮膚から特徴的なガスが放出されることを資生堂が発見 29

ストーリー by hylom
どういうシステムなのだろう 部門より

「緊張による心理的ストレス」によって皮膚から特徴的な臭いを含む皮膚ガスが放出される現象を発見したと資生堂が発表した日テレNEWS24毎日新聞日経デジタルヘルス)。

この皮膚ガスは硫黄化合物系の臭いがするとのことで、主要成分としてジメチルトリスルフィドおよびアリルメルカプタンが含まれているという。資生堂はこの臭いを「ストレス臭」と呼んでおり、今後発生メカニズムなどの研究を進めるという。

13735297 story
医療

インフルエンザ・パンデミックから100年、再びパンデミックが起こる可能性は? 31

ストーリー by hylom
おそろしい 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

今から100年前の1918年10月には、インフルエンザのパンデミック(いわゆるスペインかぜ)が発生した。死者は1日100人を超え、疾病対策予防センター(CDC)によると世界人口の約3分の1である約5億人がインフルエンザに感染したという。こういったパンデミックが再び発生する可能性はあるのだろうか(USA TODAYNBC NEWSSlashdot)。

世界保健機関(WHO)、科学アカデミー、疾病CDCなどのトップヘルスおよび科学グループによると、インフルエンザのパンデミックが再発する可能性は非常に低いという。理由としては現代ではアウトブレイク検出システムや優れた抗ウイルス薬、ワクチンの開発能力などがあるためだという。

いっぽう、警告する意見もある。インフルエンザは根絶できず、大都市で新型でかつ致命的、そして感染力が強力なインフルエンザウイルスが発生した場合、最悪のシナリオでは公衆衛生当局が対策を行うする前に広がり、旅行者を通じて世界に広がる可能性がある。そのため、生後6か月以上の人は予防接種を受けるべきだという意見もある。

なお、日本国内では今年は例年より早くインフルエンザが流行しているようだ(CBnewsBusiness Journal)。

13735422 story
バイオテック

2018年のノーベル物理学賞はレーザー物理学の分野で革新的な発明をした3氏が受賞 27

ストーリー by hylom
素晴らしい成果 部門より
headless曰く、

2018年のノーベル物理学賞は、その半分を米国のアーサー・アシュキン氏が受賞し、あとの半分をフランスのジェラール・ムーロウ氏カナダのダナ・ストリックランド氏が共同受賞した(概要プレスリリースPDF詳細情報PDF)。

総合的な授賞理由はレーザー物理学の分野での革新的な発明。アシュキン氏への授賞理由は光ピンセットの発明、ムーロウ氏とストリックランド氏への授賞理由は2氏が開発したごく波長の短い高強度レーザーを発生させる方法となっている。ストリックランド氏は史上3人目の女性のノーベル物理学賞受賞者となる。

アシュキン氏は1970年、レーザー光による光学力で分子を動かすことが可能なことや、周囲よりも屈折率の高い分子が傾斜力でガウシアンビームの中央に引き寄せられることを示し、対向する2つのレーザービームによる分子の三次元トラップの可能性を示した。1986年に作成した単一のレーザービームによる光学力のみを使用する光学トラップは、すぐに「光ピンセット (optical tweezer)」として知られるようになる。1987年にアシュキン氏は光ピンセットで生体細胞を傷つけずに捉えられることを示し、生物学の分野で他の研究者による応用も進められている。

ムーロウ氏とストリックランド氏は、光学媒質を破壊することなく高強度レーザーを実現するチャープパルス増幅(CPA)と呼ばれる技法を開発した。この技法ではレーザーパルスを延伸してピークパワーを減少させてから増幅する。増幅後にパルスを圧縮することで、短波長かつ高強度なレーザー光を得ることが可能となった。2氏の研究成果はレーザーによる視力矯正手術などさまざまな分野で応用され、今後も新たな分野での応用が期待されている。

13734084 story
医療

2018年のノーベル医学・生理学賞、がんの新たな治療法を発見した米国と日本の2氏が共同受賞 56

ストーリー by hylom
この結果がオプジーボ 部門より
headless曰く、

2018年のノーベル医学・生理学賞は、米国のジェームズ・P・アリソン氏と京都大学の本庶佑氏が共同受賞した。授賞理由は免疫抑制を阻害することによるがんの治療法の発見(プレスリリース詳細情報: PDF)。

アリソン氏は1990年代、T細胞の「ブレーキ」として働くことが知られていたT細胞タンパク質CTLA-4を研究。CTLA-4と結合してブレーキを抑制する抗体を開発し、1994年にはマウスを使用した実験を通じてこの抗体がT細胞によるがん細胞の攻撃を活性化することを確認した。2010年には進行メラノーマ患者を対象にした臨床試験で複数の患者のがんが消え、従来不可能だった治療が可能になることが確認された。

アリソン氏の発見に数年先立つ1992年、本庶氏はT細胞表面に発言するタンパク質PD-1を発見する。何年にもわたる研究を重ねた結果、PD-1はCTLA-4とは異なるメカニズムでT細胞のブレーキとして働くことが確認された。この発見はPD-1をターゲットにした治療法への道を開き、2012年には複数の種類のがん患者に対する効果が示される。この結果はこれまで回復不可能と考えられていたがん転移患者の長期生存や回復の可能性を開いた。

CTLA-4とPD-1を阻害することによるがんの治療法は「免疫チェックポイント療法」などと呼ばれ、進行がんに対する治療法を大きく変えた。他の治療法と同様に悪い副作用もみられるが、対処可能な範囲内だという。現在、多くの種類のがんに対する免疫チェックポイント療法の臨床試験が数多く行われており、新たなチェックポイントタンパク質をターゲットにする試験も行われているとのことだ。

13729149 story
医療

脊髄損傷による下半身不随患者に対し神経を刺激して歩行可能にするデバイス 37

ストーリー by hylom
双方向もいずれ実現できるのだろうか 部門より
nemui4曰く、

米国で、脊髄損傷で下半身不随になった男性に対し神経を刺激するデバイスを体内に埋め込む治療が行われた。その結果、この男性は再び歩行できるようになったという(AFP)。

足の感覚はまだ無いらしいけど歩けるのは良いな、電池切れにご用心。

このデバイスは脳からの指令に応じて神経に電気パルスによる刺激を与えるというもの。2016年に埋め込み処置が行われ、リハビリや理学療法を続けた結果、自重を自身で支えてルームランナー上を歩行できるようになったという。

ただ、足の感覚は回復しないそうで、最初は足の位置を認識できるよう工夫する必要があったという。また、電源が切れると再び下半身は動かなくなってしまうそうだ。

13727781 story
ビール

WHO、アルコールが原因で毎年世界で300万人が死亡していると発表 76

ストーリー by hylom
酔わないアルコールが求められる 部門より

世界保健機関(WHO)によると、アルコールが原因で死亡する人は、毎年世界でおよそ300万人ほどだという。また、その死因でもっとも多いのは交通事故や喧嘩などだそうだ(NHK)。

死因の割合は「交通事故やけんかなどの暴力、自傷行為」が28%、「消化器の病気」が21%、「心臓・血管の病気やがん、精神障害など」が19%とのこと。これを受けてWHOはアルコールの規制強化を訴えている。

13725428 story
医療

米国で2016年~2018年に発生した多剤耐性カンピロバクター感染症、子犬への抗生物質投与が原因との調査結果 2

ストーリー by headless
子犬 部門より
米国で2016年~2018年に発生した多剤耐性のあるカンピロバクター感染症のアウトブレイクについて、子犬への抗生物質投与が原因とする調査結果を米疾病予防センター(CDC)が発表した(CDCの報告書The Vergeの記事Ars Technicaの記事)。

今回のアウトブレイクは当初、オハイオ州を本拠にする全米規模のペットショップチェーンA社と関連する症例として、2017年8月にフロリダ州保健省がCDCに6件の感染を報告したものだ。CDCでは全ゲノムシーケンシングを行い、フロリダでA社の子犬6匹から分離したカンピロバクターのサンプルとオハイオ州でA社の客1名から分離したサンプルに強い関係があることを特定する。

この結果を受けて複数の州で調査が行われ、2016年1月5日~2018年2月4日にペットショップ従業員29名を含む合計118名の感染者が出ていたことが18の州で確認された。A社以外にも5社のペットショップがアウトブレイクに関連することが判明し、分離されたサンプルはカンピロバクター感染症でよく使われる複数の抗生物質に耐性があることも判明した。
13723602 story
カナダ

カナダ、部分水素添加油を使用した食品の製造・販売を禁止 37

ストーリー by headless
禁止 部門より
カナダで部分水素添加油(PHO)を使用した食品の製造・販売が17日から禁止された(Health Canadaの発表CBC Newsの記事Softpediaの記事)。

PHOは食品に含まれる人工的なトランス脂肪酸の多くを占めている。トランス脂肪酸の摂取は心疾患リスクを高める悪玉コレステロールを増加させ、心疾患リスクを低下させる善玉コレステロールを減少させる。カナダでは心疾患が主要な死因の一つとなっており、PHOの使用禁止は心疾患による死亡リスクを低下させることが目的だ。

カナダでは15年近く前に人工的なトランス脂肪酸の使用禁止が国会で可決されているが、これまでは努力目標だったという。しかし、昨年保健相に就任したジネット・プチパ・テイラー氏が1年後のPHO使用禁止を予告し、代替の原料を探すよう食品業界に求めていた。

食品へのPHO使用を禁じることでカナダ国民が摂取するトランス脂肪酸の量を可能な限り減らし、国民の大半がトランス脂肪酸をエネルギー摂取量の1%未満に制限するという世界保健機関(WHO)勧告に従った食生活を送ることが可能になるとのことだ。
13722750 story
ビジネス

コカ・コーラ、機能性飲料の原料として向精神作用のない大麻抽出成分に注目 17

ストーリー by hylom
ヤバイコーラ 部門より
headless曰く、

向精神作用のない大麻抽出成分を含む機能性飲料について、The Coca-Cola Companyが製品化の可能性を検討中と報じられている(BNN BloombergFOODBEASTMashableBloomberg)。

この成分カンナビジオール(CBD)は大麻草に含まれるカンナビノイドの一種。向精神作用や依存性がなく、抗炎症作用や鎮痛、抗てんかん作用などがあると考えられている。ただし、大麻から抽出されたCBDには他のカンナビノイド成分が微量に含まれるため、米国では現在のところ規制の対象となるマリファナとして区分されている。麻薬取締局(DEA)が積極的に取り締まっていないことから、CBDオイルを含む商品が店頭で一般に販売されていることもあるが、マリファナが合法化されている州を除き違法なのだという。

報道に対しCoca-Colaでは、マリファナやカナビスには興味がないとしつつ、機能性飲料の原料として向精神作用のないCBDの成長に注目しているとの声明を発表した。ただし、現時点で決定したことは何もなく、憶測に対してはコメントしないと述べている。また、カナダのマリファナメーカーAurora CannabisとCoca-ColaがCBD入り飲料の開発について話し合っているとも報じられており、Aurora Cannabisの株価は上昇したが、Aurora Cannabis側は飲料メーカーとの提携で合意に達したものはないなどとする声明を発表している。

13719362 story
医療

胃がんによる死者数が減少中、ピロリ菌除去の保険適用が影響か 64

ストーリー by hylom
検査と対応をしましょう 部門より

ここ数年、胃がんによる死亡者数が減少傾向にあるそうだ。2008年には胃がんによる死亡者数が5万人ほど立ったが、2016年は約4万5000人ほどと、1割ほど減少している。背景には胃がんの原因となるピロリ菌除去治療が保険適用の対象になったことが影響しているという(産経新聞)。

国際がん研究機関(IARC)によると、胃がんの原因の8割はピロリ菌感染だそうで、除菌によって発症が3~4割減るそうだ。この除菌治療が2013年に慢性胃炎の治療法として健康保険の適用対象となり、治療を受ける人が増えたという。また、その過程で早期胃がんが発見される頻度も増え、死者数の減少に繋がったと分析されている。

13719354 story
医療

自身の体を使って大腸内視鏡検査に適した体勢を調べた研究、イグ・ノーベル賞を受賞 22

ストーリー by hylom
笑い話ではない 部門より

9月13日、イグ・ノーベル賞の受賞者が発表された。イグノーベル賞は「人々を笑わせ、考えさせる研究」に対し贈られるもので、今年は長野県・昭和伊南総合病院の堀内朗内科診療部長・消化器病センター長が「座位で行う大腸内視鏡検査―自ら試してわかった教訓」で医学教育賞を受賞している。日本人の受賞は12年連続となる(朝日新聞Yahoo!ニュース日刊工業新聞)。

大腸内に内視鏡を挿入して行う大腸内視鏡検査は、挿入時に痛みや不快感が発生することが多い。そのため、堀内氏は自身の体を使って痛みや不快感の少ない手法を研究していたという。その結果、椅子に座って排便をするような体制で内視鏡を挿入すると負荷が少ないことが分かったという。ただ、患者が恥ずかしがることが多いという問題もあるようだ。

2018年イグノーベル賞では、そのほか腎臓結石排出にはジェットコースターが効くという研究や、チンパンジーも人間の真似をしているという証拠を集めた研究、人肉のカロリーが低いことを示した研究、切手シートを使ってペニスの勃起検査を行う研究などが受賞している(イグノーベル賞公式ページ日本科学未来館科学コミュニケーターブログ)。

typodupeerror

海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

読み込み中...