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グラフィック

ペイントのAI画像生成機能がCanary/Devチャネルでロールアウト、日本で利用するには? 2

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国別 部門より
Microsoft は 9 月 27 日、AI による画像生成機能を搭載した「ペイント」アプリを Canary チャネルと Dev チャネルの Windows Insider にロールアウトした (Windows Insider Blog の記事Microsoft サポート の記事)。

ペイントアプリの画像生成機能「Paint Cocreator」は DALL-E によるもので、テキストによる画像の説明と選択した画像のスタイルに合わせて生成された 3 つの画像のバリエーションから選択できる。

新機能はバージョン 11.2309.20.0 以降で利用可能だが、現在はゆっくりと新機能をロールアウトしている段階であり、利用にはアプリでの Microsoft アカウントへのサインインと順番待ちリストへの参加が必要だ。これらの操作はツールバーの「Cocreator」をクリックすると表示されるサイドパネルから実行できる。順番待ちリスト参加者には Cocreator へのアクセスが可能になるとメールで通知され、画像生成クレジットが 50 クレジット付与される。

なお、現在のところ Cocreator は英語のみサポートしており、米国・フランス・英国・オーストラリア・カナダ・イタリア・ドイツでのみ利用可能だ。そのため、日本で利用するには「設定」アプリの「時刻と言語 > 言語と地域」で「国または地域」に上述のいずれかの国を指定する必要がある。日本が指定された状態では「Cocreator」ボタン自体が表示されないので注意してほしい。
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クラウド

Microsoft、原子力技術のプリンシパルプログラムマネージャーを募集 31

ストーリー by nagazou
募集 部門より
headless 曰く、

Microsoft が原子力技術のプリンシパルプログラムマネージャーを募集している (Microsoft CarrersThe Register の記事On MSFT の記事Windows Central の記事)。

この役職は Microsoft Cloud や AI が使用するデータセンターに電源を供給すべく、小型モジュール炉やマイクロリアクターの世界的な導入を主導する役割を担うことになるようだ。製品化されていないその他のエネルギー技術の開発も担当する必要がある。志願者としてはエネルギー産業での経験と原子力技術と規制関連業務への深い理解を持つ人が理想的だという。基本給は年 133,600 ~ 256,800 ドル。サンフランシスコベイエリアやニューヨーク市大都市圏では年 173,200 ~ 282,200 ドルになる。

2030 年までにカーボンネガティブを目指す Microsoft では、再生可能エネルギークレジットや電力販売契約 (PPA)、施設内で発電した再生可能エネルギーによる再生可能電力への置き換えを進めており、2022 会計年度 (2022 年 6 月 30 日までの 1 年間) は電力消費の 100% が再生可能電力となっている (PDF)。しかし、AI 技術開発のためか電力消費量は大きく増加しており、データセンターでの発電量を大幅に増加する必要があるとみられる。

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Windows

Windowsのコマンドプロンプト(cmd.exe)、使ってる? 162

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補完 部門より
headless 曰く、

Windows からコマンドプロンプトが簡単にはなくならないことについて、Microsoft が再び解説している (Educator Developer Blog の記事On MSFT の記事BetaNews の記事)。

コマンドプロンプト (cmd.exe) の運命については、Windows 10 Insider Preview で標準のコマンドシェルが Windows PowerShell に置き換えられた時にも話題となり、Microsoft では Windows のビルドでも使用する多数の cmd スクリプトの実行環境などとして必要なコマンドプロンプトが簡単にはなくならないと明言していた。

今回は Windows ターミナルがコマンドプロンプトを置き換えるのではないかと話題になっていることを受けたものだという。そもそも Windows ターミナルはコマンドプロンプトや Windows PowerShell、Linux シェルなどのコマンドシェルプログラムを実行するためのホストプログラムであり、コマンドプロンプトを置き換える性質のものではない。

記事ではその違いを解説する Open at Microsoft のエピソードを紹介しつつ、Windows ターミナルがコマンドプロンプトを置き換える可能性の有無に言及するなど混同した様子もみられるが、結論として Windows ターミナルや PowerShell が Windows のコマンドライン環境でコマンドプロンプトを補完する存在だと述べている。

最近コマンドライン環境が注目される AI 開発の場面ではコマンドプロンプトがメインとなることはないが、多くのユーザーがコマンドの文法や構造を熟知したコマンドプロンプトの人気が簡単に失われることはないという。コマンドプロンプトは現在も多くの Windows ユーザーの心に特別な場所を占めているとのこと。スラドの皆さんはコマンドプロンプトに愛着があるだろうか。

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携帯電話

スマートフォンブランドの3分の2近くが消滅、残念に思うブランドはある? 152

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消滅 部門より
Counterpoint の調べによると、2017 年から 2023 年の間に 500 近いブランドがスマートフォン市場から消えたそうだ (Counterpoint の記事Neowin の記事)。

2017 年にピークを迎えたスマートフォンのブランド数は 700 を超えていたが、現在は 250 程度にとどまるという。この間に消えたブランドの中には BlackBerry や LG、Microsoft Lumia のように世界的に知られていたブランドもあるが、多くはローカルブランドだという。その中にはインドの Micromax のように、一時は地元で大きなシェアを占めていたブランドも含まれる。

ローカルブランドの衰退は COVID-19 パンデミックやマクロ経済の逆風の中で世界的な大ブランドに対抗できなかったことが大きい。Xiaomi や OPPO、vivo といった中国のブランドが台頭したことも小さなブランドの減退を加速させた。Neowin の記事では Micromax の他に一時はよく知られていたが消えたしまったブランドとしてインドの Intex と Karbonn、中国の Meizu と Coolpad、Gionee を挙げている。ただし、Meizu は現在もスマートフォンブランドとして健在であり、一時期ハードウェア製品も販売していたスマートフォンアプリメーカー Meitu の間違いとみられる。

日本のブランドは 2017 年を待たずに消えてしまったものもあるが、スラドの皆さんが消えたことを残念に思う携帯電話のブランドはあるだろうか。
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Windows

Windows 11 バージョン22H2の新機能、Release Previewチャネルで提供開始 18

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更新 部門より
Microsoft は 22 日、Windows 11 バージョン 22H2 の更新プログラム KB5030310 (ビルド 22621.2361) を Release Preview チャネルの Windows Insider に提供開始した (Windows Insider Blog の記事)。

これと同時に前日発表された Windows 11 バージョン 22H2 の新機能の一部をロールアウト開始するという。新機能は 9 月 26 日に一般ユーザーにもロールアウト予定で、Copilot のプレビュー版やモダン化されたエクスプローラー、ナレーターの機能強化、新しい Windows バックアップなど 150 以上にのぼる。ペイントの背景削除レイヤーと透明色サポートフォトの背景ぼかしや Snipping Tool の OCR によるテキスト抽出メモ帳の自動保存といった既に Dev / Canary チャネルで提供されていた機能も含まれる。

新機能は設定アプリの「Windows Update」で「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにした状態で KB5030310 をインストールすると、Windows Configuration Update (KB5030509)が同時にインストールされて有効になるそうだ。KB5030310 のインストール後でも、オンにして更新プログラムのチェックを実行すれば新機能が有効になる。オフにしたままの場合は新機能が順次有効化されていくとのこと。

なお、手元の環境では KB5030310 のインストール前からメモ帳の自動保存やペイントの背景削除、フォトの背景ぼかしといった機能が有効になっていた。これらのアプリは Microsoft Store で更新されるため、更新プログラムがインストールされているかどうかとは関係なく有効になるようだ。
17349035 story
Windows

Microsoft、史上最もパワフルなSurfaceを含む新Surfaceデバイスを発表 52

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最強 部門より
Microsoft は 21 日、新 Surface デバイス 4 機種を発表した (Microsoft Device Blog の記事)。

14.4 インチタッチスクリーンディスプレイの 3-in-1 デバイス Surface Laptop Studio 2 は Intel の第 13 世代 Core i7-13800H を搭載し、Surface 史上最もパワフルなデバイスだという。グラフィックスは最小構成の Intel Iris Xe のほか、NVIDIA のラップトップ GPU が選択可能だ。RAM は最大 64GB、ストレージは最大 2TB (個人向けモデルは最大 1TB) を選択できる (個人向け製品情報法人向け製品情報 )。

12.4 インチタッチスクリーンディスプレイのノート PC、Surface Laptop Go 3 はプロセッサーが Intel の第 12 世代 Core i5-1235U にアップグレードされ、選択可能な RAM が最大 16GB、ストレージが最大 512GB とそれぞれ倍増している (個人向け製品情報法人向け製品情報 )。

10.5 インチタッチスクリーンディスプレイの 2-in-1 デバイス Surface Go 4 は法人向けモデルのみ。プロセッサーが Intel N200 となり、ストレージは UFS のみとなったが、最大ストレージ容量は 256GB に倍増した。法人向けコラボレーションデバイスの Surface Hub 3 は 50 インチモデルでポートレートモードに対応した (Microsoft Community Hub の記事)。

個人向けモデルは Surface Laptop Studio 2 が税込 336.380 円から、Surface Laptop Go 3 は税込 142,780 円から。いずれも 10 月 3 日発売となる。
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クラウド

英競争・市場庁、MicrosoftによるActivision買収で重大な懸念が解消したとの見解 9

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解消 部門より
英競争・市場庁 (CMA) は 22 日、Microsoft による Activision 買収案で同庁の懸念がほぼ解消したとの見解を示した (プレスリリース)。

CMA では Microsoft の Activision 買収について、当初はクラウドゲーミング市場とコンソールゲーミング市場の両方で競争を阻害するとの暫定的な見解を示していたが、その後コンソールゲーミング市場では競争を阻害しないという暫定的な結論を示した。Microsoft が Activision を買収するには CMA の承認を得る必要があり、調整が行われていた。

Microsoft が 8 月に提出した新たな買収案ではクラウドゲーミングに関する権利を Microsoft は取得せず、買収手続き完了前に Ubisoft へ売却する計画が示されているという。新たな買収案で Microsoft は Activision のゲームを Windows 以外のプラットフォームへ移植することが義務付けられ、要求されたらエミュレーターのサポートに応じる必要もあるなど、クラウドゲーミング市場の競争を阻害するとの CMA の懸念をほぼ解消するものとのこと。

懸念が完全に解消されない理由としては Ubisoft への売却を回避するために利用可能な条項が含まれる点を挙げているが、Microsoft は Ubisoft への売却を CMA が強制可能な条件を提示しているそうだ。これにより懸念はすべて解消するとみられるが、CMA ではこの提案に対する意見募集のほか、Microsoft の Activision 買収を認めるかどうかの意見募集をそれぞれ 10 月 6 日まで実施するとのことだ。
17341502 story
Windows

Windows 11、Canary/Devチャネルの「ペイント」にレイヤーと透明色のサポートが追加 41

ストーリー by nagazou
透明 部門より
headless 曰く、

Microsoft は 18 日、レイヤーと透明色をサポートする「ペイント」アプリを Canary チャネルと Dev チャネルの Windows Insider にロールアウトした (Windows Insider Blog の記事Ars Technica の記事Ghacks の記事Bleeping Computer の記事)。

レイヤーはツールバーに追加された「レイヤー」をクリックするとサイドパネルにリスト表示され、「⊕」ボタンをクリックすれば追加できる。サイドパネル上ではレイヤーをドラッグして並べ替えできるほか、コンテキストメニューから複製や結合、非表示化、削除といった操作にも対応する。ただし、レイヤーを保持した状態でファイルに保存することはできない。

透明色のサポートにより消しゴムツールや範囲指定で削除した部分は背景色 (色 2) ではなく、透明色を示すチェッカーボードのパターンで表示されるようになった。下にレイヤーがある場合、上のレイヤーで消去した部分は下のレイヤーのコンテンツが見えるようになる。これにより、「背景の削除」で切り出したオブジェクトを貼り付ける際に、「透明の選択」オプションを指定する必要もなくなった。また、透明色を含む PNG ファイルの読み込み・保存にも対応する。GIF の透明色には対応しないようだ。

新機能は11.2308.18.0以降で利用可能だ。ただし、現在はロールアウトを開始した段階であり、利用できるようになるまで時間がかかる可能性もあるとのことだ。

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Windows

Windows 11 Canary/Devチャネルの「フォト」アプリに背景のぼかし機能が追加 19

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追加 部門より
Microsoft は 14 日、「フォト」アプリや「Snipping Tool」アプリの新機能を発表した。主な新機能はフォトアプリの背景のぼかし機能や、Snipping Tool アプリのスクリーンショットからテキストを抽出する機能など、Microsoft がテストしていると報じられた AI 機能のようだ (Windows Insider Blog の記事 [1][2]Ghacks の記事 [1][2])。

フォトアプリに新機能が追加されるのはバージョン2023.11090.13001.0以降。背景のぼかしを利用するには、画像の編集画面でツールバーから「背景のぼかし タブにフォーカスがあり、現在 〇〇 画面にいます」をクリックすればいい(「〇〇」は使用中の編集ツール名)。背景部分が自動で選択されるので、「適用」をクリックすれば背景をぼかすことができる。オプションで「ぼかし強度」を調整するほか、「選択ブラシツール」を使用すれば選択範囲を調整することも可能だ。このほか、写真の位置情報を指定した検索や、OneDrive に保存された個人用写真のコンテンツを指定した検索も利用可能になっており、Samsung や Google のモーションフォトもサポートされる。

Snipping Tool はバージョン 11.2308.33.0 以降でスクリーンショットに含まれるテキストの抽出や、センシティブ情報のマスクなどが実行できるようになる。スクリーンショット上のテキストを処理するには「テキストアクション」をクリックする。「クイック編集」をクリックすると、電話番号や口座番号、電子メールアドレスなどのセンシティブ情報を自動検出してマスキングしてくれる。住所はセンシティブ情報とみなされないようだ。このほか、「スマートフォン連携」アプリでは連携している Android デバイスで新しい画像がキャプチャされると通知が表示され、Snipping Tool で取り込んでマークアップできるようになる。この機能は PC アプリのバージョン 1.23082.123.0 以降で利用可能となる。
17270916 story
Windows

Microsoft、Windowsでサードパーティ製プリンタードライバーのサービス終了を計画 26

ストーリー by headless
終了 部門より
Microsoft が Windows でのサードパーティ製プリンタードライバーのサービス終了計画を示している (Microsoft Learn の記事Ars Technica の記事Bleeping Computer の記事)。

この変更は Windows 10 バージョン 21H2 で Microsoft IPP クラスドライバーによるネットワークおよび USB 接続の Mopria 準拠プリンターデバイスがインボックスサポートされるようになり、プリンターメーカーが独自のインストーラーやドライバー、ユーティリティーを提供する必要がなくなったことによるものだという。デバイスエクスペリエンスのカスタマイズは Microsoft Store から自動インストールされる印刷サポートアプリを通じて行うようになり、Win32 フレームワークから UWP へ移行することで信頼性とパフォーマンスが向上する。このソリューションはすべてのバージョンとエディションでサポートされるため、プリンターメーカーはソフトウェアを再構築する必要がなくなるとのこと。

現時点ではサービス終了計画が示されただけで特に変更ないが、2025 年には新しいプリンタードライバーが Windows Update で発行されなくなる。2026 年には常に IPP インボックスドライバーが優先されるようになり、2027 年にはセキュリティ関連の修正を除いてサードパーティのプリンタードライバー更新は許可されなくなる。以降も既存のサードパーティプリンタードライバーは引き続き Windows Update 経由またはメーカー提供のインストーラーを使用してインストール可能とのことだ。
17260842 story
Google

MicrosoftやGoogleの水消費量大幅増加、AIが主な原因との見方 52

ストーリー by nagazou
水 部門より
headless 曰く、

Microsoft の水消費量は大幅に増加しているが、カリフォルニア大学リバーサイド校の Shaolei Ren 氏によると、AI が増加の主な原因とみられるそうだ (AP News の記事Windows Central の記事Android Police の記事The Regisger の記事)。

Microsoft は 2030 年までに同社が消費する水の量よりも多くの水を供給するウォーターポジティブ化を目指しているが、5 月に発表した環境報告書「2022 Environmental Sustainability Report (PDF)」によれば、2022 会計年度 (2022 年 6 月 30 日までの 1 年間)の水消費量は 6,399,415m3。前年度の 4,772,890m3 から 1,626,525m3 増加 (34% 増) している。

Ren 氏によれば、生成 AI への大規模な投資および OpenAI との提携を含めた AI が水消費量に大きな影響を与えているという。大量の演算を要する大規模言語モデルの構築には大量の電力を消費し、大量の熱を発生する。そのため、季節によっては冷却のために大量の水を消費することになる。Google の水消費量も大幅に増加しており、こちらも AI 関連がその多くを占めるとみられる。

企業が発表する水消費量には発電所で冷却に使用する水の量は含まれていないが、Ren 氏のチームが今年発表予定の論文では間接的な水の使用量を含めて試算が行われているそうだ。それによると、ChatGPT は一連の 5 ~ 50 プロンプトによる質問に回答するたびに 500ml の水を消費するとのこと。プロンプト数の幅はサーバーの場所や季節により異なる。

Microsoft は The Associated Press の質問に対し、2030 年までのウォーターポジティブ化とカーボンネガティブ化、ごみゼロ化を実現するため、取り組みを続けると回答している。OpenAI も大規模言語モデルの学習による大量の水消費を認識し、改善に取り組んでいると回答したとのことだ。

17222176 story
ソフトウェア

訃報: PowerPoint共同開発者 デニス・オースティン氏 13

ストーリー by nagazou
お悔やみ申し上げます 部門より
headless 曰く、

PowerPoint 共同開発者のデニス・オースティン氏が 1 日、カリフォルニア州ロスアルトスの自宅で死去した。死因は肺がんの脳転移によるものだといい、76 歳だった (The Verge の記事Neowin の記事The Washington Post の記事)。

オースティン氏は 1947 年 5 月 28 日、ピッツバーグに生まれる。1984 年に Forethought へ入社したオースティン氏はソフトウェア開発担当 VP のロバート・ガスキンス氏とともに、ガスキンス氏が発案した OHP に代わるプレゼンテーションスライドソフトウェア「Presenter」の開発を開始。1985 年から主席開発者となった。名称はガスキンス氏が出張時に滑走路で見かけた標識から「PowerPoint」に変更されたという。

PowerPoint 1.0 は Macintosh 向けに 1987 年 4 月 20 日リリース。同年 8 月には Microsoft が Forethought を買収し、同社初の大型買収となった。オースティン氏は退職する 1996 年まで主席開発者を務めた (Beginnings of PowerPoint: PDFComputer History Museum の資料動画)。

17221265 story
Intel

Windowsの更新でUNSUPPORTED_PROCESSSORエラーが発生する原因はIntelのマイクロコード 24

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原因 部門より
Intel は 6 日、8 月下旬にリリースされた Windows 10/11 のプレビュー版更新プログラムをインストールすると一部の環境で「UNSUPPORTED_PROCESSSOR」ブルースクリーンエラー (BSoD) が発生する問題について、原因と影響を受けるプロセッサーを公表した (サポート情報英語版サポート情報Neowin の記事)。

Intel によれば、システムメーカーに最近提供したマイクロコード更新に問題が確認されたという。そのため、影響を受けるプロセッサーで最新 BIOS を使用するシステムに Windows の更新プログラムをインストールすると、このエラーが引き起こされるそうだ。詳細なエラー原因は明らかにされていないが、影響を受けるプロセッサーはパフォーマンス・ハイブリッド・アーキテクチャー搭載の第 13 世代 Core プロセッサーで、Intel は問題を修正する新しいマイクロコードバージョン 0x11D および 0x411C をシステムメーカーに提供したとのこと

影響を受けるプロセッサーは以下の通り。
プロセッサー CPUID
RPL-S 8P+16E 0xB0671
RPL-HX 8P+16E 0xB0671
RPL-P 6P+8E 0xB06A2
RPL-H 6P+8E 0xB06A2
RPL-PX 6P+8E 0xB06A2
RPL-U 2P+8E 0xB06A3


この問題が最初に確認された MSI では同日 BIOS アップデートの提供を開始している (MSI のニュース記事The Verge の記事)。
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人工知能

Microsoft、賠償金支払いを含めてCopilot利用による商用顧客の法的問題の責任を持つと誓約 21

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誓約 部門より
Microsoft は 7 日、AI を利用する Copilot で著作権侵害の問題が発生した場合、同社が商用顧客に代わって対処することを誓約する Copilot Copyright Commitment を発表した (Microsoft On the Issues の記事Neowin の記事The Register の記事)。

この誓約は同社が 6 月に発表した AI Customer Commitments を拡大するものだという。 商用顧客が製品に組み込まれた著作権侵害防止機能を使用する限り、Copilot の使用自体または生成物の利用により著作権侵害で訴えられた場合にはMicrosoftが顧客を弁護するだけでなく賠償金や和解金も支払うとのこと。

このような対応を行う理由として、商用顧客に課金する以上は製品の引き起こす法的問題が顧客の問題でなくMicrosoft の問題であること、著作者の AI に対する懸念を解決する責任が Microsoft にあること、著作権を尊重する重要な侵害防止機能を開発し、顧客に使用を義務付けていることを挙げている。
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グラフィック

Windows 11、Canary/Devチャネルの「ペイント」に背景削除機能が追加 12

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切り抜き 部門より
Microsoft は 7 日、背景の削除機能を搭載した「ペイント」アプリを Dev チャネルと Canary チャネルの Windows Insider にロールアウトした (Windows Insider Blog の記事Neowin の記事Ghacks の記事Bleeping Computer の記事)。

背景を削除するには画像を読み込んで (開く・インポート・貼り付け)、ツールバーの「背景の削除」ボタンをクリックすればいい。これにより前景のオブジェクトが自動で検出され、背景部分が背景色 (色 2) に置き換えられる。画像の一部を選択してから「背景の削除」をクリックすれば選択部分だけを処理することも可能だ。選択オプションで「透明の選択」を指定しておけば、背景色を透明にしてコピー・貼り付けできる。背景との境界は滑らかに処理されているが、貼り付け先によっては逆に目立つ可能性もある。

なお、この機能が提供された最初のバージョン (11.2305.28.0) には機密保持を求めるバナーが表示されるバグが含まれており、新しいバージョン (11.2305.30.0) で修正されているとのことだ。
typodupeerror

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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