ロシアがウクライナに対して北朝鮮供与の弾道ミサイル使用か 22
実戦投入 部門より
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ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、首都キーウで今年のロシアとの戦いを総括する記者会見を開いた。この中で、ウクライナ軍側が45万〜50万人の追加動員を求めていることを明らかにした。ゼレンスキー大統領はこのまだ要求に同意していないものの、大規模な追加動員が行われる可能性を示唆しているという。また、この追加動員には約5000億フリヴニャ(約2兆円)の費用がかかる見込み(航空万能論GF、日経新聞)。
ウクライナ軍は2022年冬から2023年春の「バフムートの戦い」や2023年6月に開始した「反攻作戦」で消耗した。さらに、ウクライナでは侵攻当初の危機感が薄れ、人々の戦いへの熱意が低下しているとも指摘されている。また要望の出ていた動員から18か月間が経過した人々の動員解除が実施される可能性が高いことから、数十万人規模の追加動員が行われるのは時間の問題となっている模様。
NHKによると、防衛省は2026年度に予定していた12式地対艦誘導弾の改良型の配備予定を前倒しすることに決めた。12式地対艦誘導弾の改良型は、ステルスミサイルとなり、衛星データリンク機能もつく。射程も当初は4.5倍の900km、最終的には7.5倍の1,500kmに伸ばす。
このミサイルは亜音速の巡航ミサイルで速度が遅く、射程が伸びた分、敵艦への到達に時間がかかる。その間に敵艦が例えば30ノットで航行する場合、一時間で55km移動でき、そのままでは敵艦を見失ったり、敵のレーダーに見つかりやすくなったりする。そこで発射後にベストな飛行経路に誘導するための衛星データリンクだと考えられる。
どの程度前倒しするかは未定ということだが、補正予算案に島しょ防衛に使う「高速滑空弾」などの取得の費用と合わせて1523億円を盛り込んでいるとのこと。アメリカから輸入するトマホーク巡航ミサイルも、半数の200発を旧型に変更して2025年度に前倒しすることから、防衛省としては2025年度には実物が欲しいということのようだ。
タレコミ子のDDR5搭載PCも2025年度調達予定だが、2024年度に前倒ししようかしらん、といいたいところだが、インテルのEコアonly搭載マザーボードDDR5対応型が2024年度に発売されるだろうか。このままEコアonlyマザーボードがなくなったりして。でも、トマホークBlockIVと違ってDDR4で組んだら、DDR5にはできないので悩ましいところ。
ウクライナ軍のザルジニー総司令官が英エコノミスト誌とのインタビューで述べた内容によると、6月から開始されたウクライナ軍の反攻作戦について、当初の楽観論とは裏腹に、膠着状態に陥っているという(NHK, 航空万能論GF)。
反攻作戦において、当初ウクライナ側はロシア軍の防衛ラインを1日30kmのペースで突破して、4か月もあればクリミアを攻略できると考えていたという。しかし、南部と東部どちらの攻勢もロシア軍の地雷原や砲撃と無人機により阻止され、前進は5か月間で17kmに留まった。またロシア軍を消耗させればプーチンを止められるとの見通しも、15万人もの戦死者を与えても、ロシア側が第二次世界大戦レベルの消耗戦を想定していたことから有効ではなかったとしている。来年にはF-16などが引き渡し予定だが、ロシア側も防空能力を強化しており、何らかの画期的なブレイクスルーが来ない限りは地道に戦いを続けるしかない、一方でロシアでは人命は安価だがウクライナはそうではないため、長期的には人的資源の確保が困難になってしまうとまとめている。
こうした状況を受けてか、米NBCも米欧の当局者が10月にウクライナ側に和平交渉に向けた圧力をかけたと報じている(日経新聞)。一方でウクライナのゼレンスキー大統領はこれらの報道に対して和平交渉の圧力説を否定し、さらに戦況についても「膠着状態ではない」と否定する発言を行っている(ブルームバーグ)。
人口12万人のうち、既に7万人はアルメニア本土に脱出しているとのことで、文字通り国家が消滅するようだ。
>台湾海軍はこれまで潜水艦を、1987年就役のオランダ製潜水艦2隻の他、1945年就役という骨董品の米製潜水艦2隻しか保有しておらず、60隻以上の潜水艦を保有する中国海軍に対して大幅な劣勢を強いられていた。外国からの輸入が出来ないための国産化だが、果たして実力はいかほどだろうか?
ウクライナ軍は22日、クリミア半島のセヴァストポリにあるロシア海軍黒海艦隊司令部に対して巡航ミサイル「ストーム・シャドー」によると思われるミサイル攻撃を実施した。その後の報道で、アレクサンドル・ロマンチュク大将やビクトル・ソコロフ提督を含むロシア軍の士官など34人が死亡、100人以上が負傷したとみられることが明らかになった(CNN, BBC, 読売新聞, 朝日新聞)。
大将の戦死が事実であれば、今回の戦争中に戦死したもっとも上の階級であり、かつ第二次世界大戦後では初めてではないかという。ウクライナ側の情報によれば今回の作戦名は「カニのわな」で、ロシア海軍の幹部が会議のため集まっているとの情報を入手した結果、「時間通りに、正確に」攻撃が行われたという。報道されている映像では、攻撃を受け炎上中の司令部に、正確に2発目のミサイルが着弾する姿が報じられている。
ロシア国防省は26日、ウクライナ軍がロシア黒海艦隊の司令官であるビクトル・ソコロフ提督を含む34人の将校の死亡を発表した後、ソコロフ提督が国防相ショイグとのオンライン会議に出席しているように見える映像を公開している。ただ具体的な発言としてはソコロフ提督の生死に触れていない模様。また今回、公開された動画がいつのものかも不明とされている(ロイター、日テレNEWS)。
バイデン政権がベトナムとの史上最大規模の武器取引に関する交渉に入ったことが、ロイター通信によって23日に報じられている。ベトナムは現在、兵器調達においてロシアに依存している。この交渉は初期段階で来年にも合意に至る可能性がある一方で、成立しない可能性もあるとされている。
AFP BB Newsによると、ロッキード・マーティン製のステルス戦闘機F-35が行方不明になっている。
亡命したわけでもなく、ウクライナで何故か飛んでいるということもなく、サウスカロライナ州で緊急事態が発生しパイロットが緊急脱出したあと、機体が行方不明になったようだ。
さすがステルス戦闘機、軍用機なこともあってロービジ塗装で見つけるのが難しいようだ。
1機8000万ドル(約118億円)だという。
ゼレンスキー大統領が持ち去ったというネタ画像も出回っていたが、軍が市民に情報提供を呼びかけた結果、ウクライナではなくサウスカロライナ州ウィリアムズバーグ郡で残骸が見つかった。
アメリカ南東部のサウスカロライナ州で17日、米軍の第5世代ステルス戦闘機F-35Bが行方不明になった。このF-35Bは米海兵隊所属機で、日曜日の午後にサウスカロライナ州ノースチャールストン上空でトラブルが発生。パイロットは緊急脱出した。しかしバイロット脱出後の機体本体が見つからない状態となっていたことから、米軍は住民に情報提供を求める事態となっていた(ミリレポ、BBC)。
この行方不明機に関して、米軍当局は18日になって残骸を発見したと発表した。残骸は人の少ないウィリアムズバーグ郡で発見されたとしている。F-35Bはパイロットの脱出時、自動操縦モードになっていた。そのため、その後もしばらく飛行を続けたとみられその結果、捜索が複雑化した可能性があるという。
ウクライナ軍の反転攻勢は、ゲームチェンジャー扱いだったドイツ製のレオパルト2戦車の供与もあり、ウクライナ軍、反抗作戦で10日に約2000平方キロメートルの領土を奪還の再来を期待した人もいたかもしれない。
現実には「ロシア軍がうまく防衛?ウクライナ兵の質に問題?反転攻勢の今」によると、以下の理由でうまくいっていないという。
・動員兵の能力が低く、年齢が高いため、部隊間の連携に問題がある
・地雷により機械化部隊が展開できず、歩兵による戦闘を強いられている
そのためロシア軍の構築した三重の防衛線のうち、第一防衛線の突破にも苦しんでいたが、ついに複数箇所で第一防衛線の突破に成功したようだ。
【9月4日の解説】①ウクライナ軍が第1防衛線突破 ②ウクライナ国防相“更迭”
クリミア半島でも大きな成果があったようだ。
イギリスから供与されたストーム・シャドウ空対地巡航ミサイルを使い?、ドック入りしていた潜水艦と大型揚陸艦を損傷させることに成功したようだ。
ウクライナ、クリミア奪還に死活的に重要な軍港セバストポリで大きな戦果
潜水艦は巡航ミサイルの発射機として使われており、ショッピングセンターやタワマンを巡航ミサイルで破壊されてきたウクライナにとっては、意味のある成果といえるだろう。
揚陸艦はオデッサ作戦が中止されたため、直接侵攻には使えないが輸送船としては使えるだろうし、ドッグが損傷しただけでも成果だろう。
さらに開戦以来、損害報告のなかった地対空ミサイルシステムS-400を破壊したようだ。
ウクライナ軍、3週間でクリミアのS-400防空システム2基破壊 残り3基
クリミア半島に展開するS-400はウクライナ空軍が活動できない大きな理由の一つで、ドローンや巡航ミサイルの迎撃にも使われており、クリミア大橋を破壊できない要因の一つである。
ウクライナに供与されたF-16にとっても脅威で、S-400を無効化できないと航空優勢を得るのは難しく、ウクライナ陸軍の支援もままならない。
S-400に損害を与えたということは、S-400の迎撃を回避できたということであり、大きな意味を持つ。
失ったS-400のかわりに、先日、北方領土から転出されたS-300Vがクリミアに配備される日も近いのかもしれない。
北方領土から弾道ミサイル迎撃用システムが搬出される
ウクライナ軍が攻勢に出れられるのは天候の関係で10月後半までだという。
このタイムリミットまでに、要衝トクマクを落として、その先のメリトポリを奪取できるかが重要になってくる。
メリトポリは2本の幹線道路がありクリミアの入り口だという。
メリトポリを抑え、ロシア軍の東西の補給線を断つことができるか、正念場を迎えている。
残された時間はあまりに短いが、ロシアは第一防衛線の構築に資材の6割を投入したという観測があり、第ニ防衛線を短時間で突破できる可能性は残されている。
ロシア軍の「第2防衛線」に進軍、ウクライナ軍「強固ではなく地雷原も少ない」
昨年9月に黒海上空を飛行中だったイギリス軍の有人偵察機に、ロシア軍の戦闘機がミサイル2発を発射、命中はせずロシア側が「機械不良」と報告した事件があったが、実際にはパイロットが攻撃許可が下りたと勘違いしてミサイルを発射していたことが明らかになった(BBC, NHK)。
攻撃されたのは30人乗りの電子偵察機リヴェットジョイントだが、英BBCが報じたところによると、偵察機はロシア側の通信を傍受しており、そこには遭遇した2機のSu-27のうち1機のパイロットが、管制官からの「標的補足」という曖昧な指示をイギリス機への攻撃許可だと受け取ってミサイルを発射したことがやり取りされていたという。幸い、最初のミサイルはミスで標的に狙いを定められず命中しなかった。その後もう一人のパイロットが「何を考えているんだ」と問い詰めるも、しかし2発目のミサイルを発射。だが2発目は故障か発射中止の指示を出したのか、点火することなく終わったとのこと。
その後、イギリス側は表向きはロシア側の「機械不良」の報告を受け入れ、危険な事態につながりかねない接近だったとしつつも、ロシア側の意図的な行動ではなかったとこの件を片付けていた。しかし実際には一歩間違えれば深刻な事態へと発展しかねない問題だったようで、現在の世界の危うさを示している。
共同通信によると、ロシア軍が2020年に北方領土の択捉、国後両島に配備していた複数の地対空ミサイルS-300V4が島外に搬出されたとみられることが8月31日にわかった。
Wikiepdiaによると、S-300はロシア、そしてウクライナも配備している旧ソ連の地対空ミサイルだが、S-300PとS-300Vがある。名前は似ているが物は別物で、S-300Pは航空機や巡航ミサイル迎撃用、S-300Vは弾道ミサイル迎撃を目的とした本格的なミサイル防衛システムという。ロシアは無人機攻撃に悩まされているが、流石にダンボール製もある無人機の迎撃に、ミサイル防衛システムを使うのは牛刀をもって鶏を割く感があることから、意図は謎である。単にS-300PおよびS-400が足りずに数合わせのために北方領土から引き抜いたのだろうか?
にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー