3年前に日本脱退した国際捕鯨委員会「破産の恐れ」 140
あらら 部門より
EIAの記事によると、27か国が分担金の支払いを滞納しており、87万7000ポンド(約1億4800万円)以上の未払い残高が残っているという厳しい状況に直面している。会費の未納は世界的なパンデミックによって悪化しており、最初の議題として会費未納の締約国政府の議決権を回復するかが議論される予定とのこと。
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
韓国・国立水産科学院が、ニホンウナギを人工的に孵化し、仔魚から成魚まで育て、さらにそこから採取した精子と卵から人工授精を行うという完全養殖技術の開発に成功したと発表したそうだ。日本に次いで二例目で、この技術が発達すれば世界的な稚魚(シラスウナギ)不足の解消につながる可能性があるという(東京新聞、中央日報)。
ただ、先に完全養殖技術に成功している日本でも、現時点ではまだ完全養殖のウナギは市場に出回っていない。日本でウナギの完全養殖に成功した水産総合研究センターによると、ウナギの仔魚の飼育には独自の技術が必要であり、またウナギは卵から稚魚に育つまで半年から1年半かかることから、実用化の時期はまだ分からないという(THE PAGE)。
フランスでハトを捕食するヨーロッパオオナマズが確認されたそうだ(PLOS ONE掲載論文、 Business Insiderの記事、 本家/.)。
ヨーロッパオオナマズは体長1~1.5メートルの大型のナマズ。世界遺産の街、南仏のアルビ市を流れるタルン川にはハトが水浴びに集まる場所があり、ここで岸に身を乗り上げてハトを捕まえる様子が目撃されるようになったという。研究者らが撮影した54回のハト狩りでは、成功率28%だったそうだ。攻撃の対象となるのは動いている個体のみであり、ヨーロッパオオナマズはヒゲで動きを察知してハトを捕まえていると考えられるとのことだ。
陸に身を乗り上げて狩りをする水生動物としては、アザラシを捕まえるシャチなどが有名だ。これになぞらえて、研究者らはタルン川のヨーロッパオオナマズを「淡水のシャチ」と呼んでいるようだ。
先日、本家slashdot(/.)のデザイン修正に合わせてスラッシュドット・ジャパン(/.J)のトピックアイコンも刷新されました(slashdot.jpのサーバー更新、トピックアイコンの修正などのお知らせ)。しかし、更新されたアイコンは本家/.と/.Jで共通しているトピックだけであり、/.J独自のトピックについてはまだ旧来のままとなっています。そこで、日本独自のトピックについてアイコンを募集したいと思います。
また、「『医療』のアイコンに赤十字を使用するって問題では?」という話もありましたので、こちらについてもアイコンを募集いたします。
ということで、募集するトピックは次のとおり。
現状どのようなアイコンが採用されているかは、トピック一覧ページをご覧ください。
応募方法ですが、SourceForge.JP上にあるスラッシュドット・ジャパンWikiに応募ページを作りましたので、作成されたアイコンをこちらに添付する形で投稿してください。また、アイコンとともに次の情報も忘れずに付けてください。
なお、アイコンの形式はPNGで、サイズは64×64ドットとします。そのほか、トピックアイコンやトピックに関するご意見などもありましたらコメントとしてご投稿ください。皆様のご応募、お待ちしております。
あるAnonymous Coward 曰く、
Namazu Projectは3月12日、全文検索エンジンNamazu 2.0.19をリリースした(メーリングリストのアナウンス)。このバージョンでは、インデクサーのmknmzにファイルサイズのチェック機構を追加し、UTF-8の処理とZIP処理を2つの拡張機能モジュールに整理統合している。MLでは、Namazu 2.0.17以前にはセキュリティ上の問題があるので、早急にNamazu 2.0.18以降にアップグレードしてほしいと述べている。Namazu for Windows 2.0.19のバイナリアーカイブの配布は4月12日以降を予定しているようだ。
あるAnonymous Coward 曰く、
今年も日本OSS貢献者賞の推薦受付が8月10日より開始されています(IPAの案内ページ)。
日本OSS貢献者賞は今年が3回目で、2005年度は鵜飼文敏氏(Debian Project)・高橋浩和氏(Linux Kernel開発)・高林哲氏(Namazuほか)・まつもとゆきひろ氏(Ruby)、2006年度はひがやすを氏(The Seasar Project)・平林俊一氏(WideStudio/MWT)・山本博之氏(Sylpheed)・吉藤英明氏(USAGI Project)が表彰されています。
今年度は、コードを書いているOSS開発者だけでなく、「コミュニティの形成、OSSの認知、ドキュメンテーション、人材育成、標準化など」に貢献したOSS普及促進分野でも表彰が行われるということです。また、審査委員会には、受賞者である鵜飼氏、まつもと氏、平林氏、吉藤氏などのメンバーを加わっています。
OSSに貢献する方々を広く知ってもらうためにも、まずは身近なOSS貢献者を推薦してみるのもよいのではないでしょうか。Webサイト「OSS iPedia」から推薦を行えるようになっています。
詳細な更新内容はタレコミをしてくれたnasuda氏の日記を参考の事。Namazu Projectは日本語全文検索システムNamazu 2.0.17のリリースを発表した。 今回はVista対応を含めたバージョンアップのようだが、手元にVista環境の整っている諸氏は試してみてはいかがだろう。なお更新内容は以下の通り。
- (緊急度の低い)セキュリティ面の強化
- Windows Vista をはじめとした新環境への対応(Windows版)
- Office2007 や .eml 形式など、対応文書形式の追加
- 性能向上
- 文書抽出精度の向上
- 新機能としてインデックスチェック用ツール nmzchkw.pl を同梱
- その他バグフィックス
あるAnonymous Coward 曰く、
CRMソリューションズという会社が「JiroSearch」という 全文検索エンジンをGPLで公開した。Linux版とWindows版があり、Javaベースで作られ、ベースのエンジンとしてApache Lucene2.0を使ってるようだ。方式としてはN-gram形式のインデックス生成型の全文検索として動作し、htmlパーサーの機能もある。また、タグによる検索、検索されたキーワードの保存、検索者ごとにセッションで管理といったこともできるので、ECサイトにはいいのかもしれない。 既にNamazu、Rast、Senna、Hyper Estraierなどが割拠する検索エンジンの世界だが、また一つこれに加わったということか。
あるAnonymous Coward曰く、"IPAのプレスリリースによると、「2006年度日本OSS貢献者賞」の実施が決まり、貢献者の推薦が開始されました。今回が2回目となる「日本OSS貢献者賞」は、影響力のある開発プロジェクトを創造、運営した開発者やグローバルプロジェクトにおいて活躍する卓越した開発者や普及に貢献した方を表彰するという。
第1回目の受賞者として、Rubyの開発者であるまつもと ゆきひろ氏、Debian Projectの主要メンバーである鵜飼 文敏氏、ファイルシステムの高速化などLinuxカーネルの機能強化に携わる高橋 浩和氏、Namazuなどの開発者である高林 哲氏の4名が選ばれ、表彰されている。
オープンソースの世界では、個人だけでなくプロジェクトメンバーの力によるところも大きいが、やはりプロジェクトを牽引している貢献者達の力は計り知れないものがあるといえるだろう。
貢献者の推薦は、広く一般から受け付けるという(詳細は、IPAのページを参照してほしい)。身近でオープンソースに貢献している人を推薦してみてはいかがだろうか。"
tamo曰く、"Namazu 2.0.15 以前 (2.0.15 含む) のすべてのバージョンには Windows 環境でディレクトリを遡ることのできる問題がある と発表されました。
UNIX 系 OS においては「通常利用環境において問題が起こらないことを確認」 したそうですが、「条件がそろえば問題を起こします」ともあります。 利用者は 2.0.16 へアップデートなさるようお勧めします。"
tamo曰く、"Namazu 安定板の最新バージョン 2.0.15 が公開されています。
elfbinary曰く、"先週金曜夜に開催された Binary 2.0カンファレンスの 発表資料とレポートをまとめたページが公開されている。 ネタから突然開催されたらしきこのイベントだが、レポートを見る限りは ものすごく馬鹿らしさを追及した楽しいイベントだったようだ。
ConquestArrow 曰く、 "ゲーム開発者向けのカンファレンスであるCEDEC2005の受講申し込みが今年も開始されている。今年で7回目を迎えるCEDECは、ゲーム開発者が一堂に介し、さまざまなセッションを受講し、または、ラウンドテーブルで開発者同士が議論し合い交流する3日間のイベントだ。北米で3月に開催されているGDCの日本版とも言えるだろう。
さまざまな興味深いセッションがあるが、中には変わったセッションやラウンドテーブルもある。たとえば初日のIGDAアカデミックデイでは、近年注目を浴びつつある非エンターテイメント用途ゲームを指す「シリアスゲーム」についてのセッションや、ファミコンやディスクシステムの生みの親として知られる上村雅之立命館大学教授によるゲームアーカイブについてのセッションが予定されている。ラウンドテーブルでは、/.-Jでもたびたび話題にあがるゲーム脳について、All About Japanや自身のサイトにて検証記事を掲載してきたゲイムマンこと府元晶氏をパネラーに迎えたプログラムも予定されている。開催日は8月29日(月)~31日(水)の3日間。"
Anonymous Coward曰く、"純日本産の全文検索エンジンとして導入実績も数多いNamazuにクロスサイトスクリプティング脆弱性が発見された。2.0.13以前のnamazu.cgiにタブ(%09)から始まる検索文字列を指定すると、検索文字列がサニタイズされなくなる不具合があるとのことで、ユーザーは、すでに公開されている修正版をダウンロードして早急にアップデートした方がいいだろう。"
12月15日付けで、Namazu 2.0.14が公開されている。
[2004-12-16 00:55 JST Acanthopanaxによる追記] コメントでも指摘されているように、/.Jにもこの脆弱性が存在します。/.J側の対処が完了するまでは、ログアウトするといった対策をお願いします。たいへん申し訳ありません。
[2004-12-16 01:23:46 JST tachによる追記] とりあえず対処しました。バージョンは変わっていませんが、問題の文字を置き換えるようにしてnamazuに渡すようにしました。
[2004-12-16 01:47 JST Oliverによる追記] ここ一週間のログをチェックしたところ、当ストーリ掲載以前に脆弱性を利用するアクセスが行われた痕跡は確認できなかった。また、掲載後、応急処置が行われるまでの間には267回の%09を含んだNamazuへのアクセスがあり、その内247回がデモリンクを含むコメントに記載されていた確認用のコードを使ったものだった。残り20回に関しても同種のテスト目的のもので、他ユーザのクッキーを盗むようなアクセスはなかった。
あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall