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13171550 story
宇宙

天文写真から人海戦術で第9惑星を探すプロジェクトが始まる 34

ストーリー by headless
天海 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

太陽系外縁部に存在するという未知の巨大惑星を発見するため、米科学者らは「Backyard Worlds: Planet 9」と題する一般参加可能なプロジェクトを開始した(プロジェクト概要プロジェクトのブログ記事Mashableの記事)。

この仮説上の第9惑星は「プラネットナイン」(仮称)と呼ばれる。地球の10倍の質量を持ち、長大な楕円軌道上を1~2万年周期で公転しているプラネットナインだが、現在は太陽から1,000天文単位の遠日点側にあるために観測が難しいと考えられている。このプロジェクトではNASAの広域赤外線探査衛星 (WISE)で撮影された写真を人間の目でチェックして、怪しい天体をマークすることで第9惑星を見つけ出そうという事らしい。

こうした分析はコンピュータが得意なのでは…と思いがちだが、天の川銀河のような星が多過ぎる領域では現在の探索アルゴリズムではうまく対処できず、人間の力が必要だとのこと。お暇な方、チャレンジしてみてはいかがだろうか。

クライド・トンボーはブリンクコンパレーターと呼ばれる装置を用い、7,000時間にわたって写真を見比べ続けることで、1930年に旧第9惑星の冥王星を発見している。気の遠くなるような作業だが、Backyard Worlds: Planet 9はトンボーと同様の技法にインターネット時代の技術を取り入れ、専門家グループの研究に誰もが気軽に参加できるようになっている。作業としては4枚1セットの写真が提示され、3枚以上の写真で確認可能な動く物体をマークしていくというものだ。なお、写真の左上隅に「FINISHED!」と表示されるものは既に十分な数のマークが付けられており、それ以上追加しても分析には使われないとのことだ。

13171501 story
医療

蚊が媒介する複数の伝染病を防止し、刺されたときのかゆみも減らすワクチンの臨床実験が米国で始まる 24

ストーリー by headless
免疫 部門より
カが媒介する複数の伝染病を防止するというワクチンの臨床試験を米国立衛生学研究所(NIH)の国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)が開始した(ニュースリリース臨床試験詳細Ars Technicaの記事)。

このワクチンは英SEEKが開発した「AGS-v」と呼ばれるもので、デングや黄熱病、ウエストナイル熱、チクングニア熱、リフトバレー熱、日本脳炎、ジカ熱などの感染防止に効果があるという。AGS-vはこれらの伝染病をもたらす病原体の抗体を作るのではなく、カの唾液への反応を変える抗体を作る。カが媒介する伝染病はカの唾液により感染力が強まることが知られており、AGS-vは唾液への反応を変えることで感染を防ぐという仕組みだ。これにより、カに刺されたときのかゆみも少なくなるほか、抗体を持つ人から吸血したカの寿命は短くなり、繁殖の抑制も期待されるとのこと。

臨床試験のフェーズ1では被験者を3グループに分けてAGS-v、AGS-v+補助剤、プラセボをそれぞれ接種し、人体への安全性や免疫反応を調べる。また、病原体に感染していないネッタイシマカを用い、刺された後の接種者の免疫反応や抗体の変化をみるほか、吸血後のネッタイシマカの吸血量や産卵数、ネッタイシマカの唾液に包まれたジカウイルスの繁殖に対する接種者の末梢血単核細胞や血清の影響なども調べるとのことだ。
13171334 story
アナウンス

英研究、眠っている子供の多くは一般的な煙報知機の警報音に反応しない 44

ストーリー by headless
爆睡 部門より
英国・ダンディー大学の研究によると、眠っている子供の多くが一般的な煙報知器の警報音に反応しないことが判明したそうだ(ダンディー大学のニュース記事Derbyshire Fire & Rescure Serviceの記事The Guardianの記事BBC Newsの記事)。

研究者のDave Coss氏はダービーシャーの消防・救急サービスに勤務して火災現場の調査などを行っており、2012年に5歳~13歳の子供6人が亡くなった火災で全員の遺体がベッドの上で発見されたことから研究を始めたそうだ。研究の第1段階は2歳~13歳の子供34人を対象に各家庭で実施された。その結果、全体の80%、男子は全員が警報音で目を覚まさなかったという。

大人と子供では反応する警報音の周波数や鳴動パターンが異なるとみられ、より低い周波数(520Hz)の警報音と火事だから起きるように(Wake up! The house is on fire.)告げる女性の声を組み合わせたものでは90%が目を覚ましたとのこと。研究の第2段階としては、2歳~16歳の子供がいる500以上の家庭をボランティアとして募集し、この警報音の効果を調べる計画だ。
13170301 story
サイエンス

NASAの科学者ら、メキシコの鉱山で6万年前の生きた微生物を発見 25

ストーリー by hylom
危険なものだったらどうしよう 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

NASAの科学者らが、メキシコ北部にあるナイカ鉱山で太古の昔のものと思われる生きた微生物を発見したことを明らかにした。この微生物は亜硫酸塩、マンガン、酸化銅などを摂取して生きられるという(AFPBBCSlashdot)。

ナイカ鉱山では鉛や亜鉛、銀などの採掘が行われており、高温かつ酸性で日も当たらない環境だという。今回発見された微生物は大半が細菌で、鉱物の結晶内に1万年から6万年の間、閉じ込められていたと見られている。これまでに約100種類が発見されており、うちの9割はこれまでに一度も観察されたことがないものだという。

また、こういった過酷な条件下でも生きられる微生物の存在が確認されたことで、宇宙船に「危険な地球外生命体」が付着して地球に到達することへの懸念が増えているという。

13170154 story
電力

Samsung、Galaxy Note 7のバッテリーや外装を交換し、整備済製品として販売する計画 62

ストーリー by hylom
欲しい人もいそう 部門より
headless 曰く、

過熱・発火問題を受けて生産終了となり、全品回収が行われているSamsungのGalaxy Note 7だが、回収品のバッテリーや外装を交換し、整備済製品として販売する計画が報じられている(Neowin9to5GoogleSoftpedia韓国経済新聞)。

Samsungによれば、加熱・発火の原因となった3,500mAhのバッテリーを容量の小さいものに交換し、早ければ6月にも販売を開始する計画だという。交換後のバッテリー容量は3,000~3,200mAhになるとみられる。Samsungは旧モデルの整備済製品を米国のオンラインストアで販売しているが、Galaxy Note 7についてはインドやベトナムなどの新興国での販売となるようだ。ただし、同社の関係者によれば、状況によってはGalaxy Note 8発売までのつなぎとして韓国国内でも販売する可能性があるとのこと。なお、Samsung IndiaはGadgets 360に対し、インドで整備済Galaxy Note 7を販売する計画があるとの報道は正しくないと述べている。

Samsungは昨年10月に全品回収を開始した際、修理や改修などを行わずに全品廃棄処分にする方針を示していた。しかし、携帯電話をリサイクルしてもレアアースはほとんど回収できないなど、環境負荷が大きいとの批判も強く、韓国の環境省では課徴金の対象となる可能性についても言及しているそうだ。Samsungは回収したGalaxy Note 7のうち発火原因の調査に20万台以上を使用したが、在庫として250万台が残っているという。整備済製品として販売することで、ある程度の損失を補てんするだけでなく、環境負荷の問題を解決する狙いもあるようだ。

13169205 story
宇宙

NASAによる「宇宙服を着たままで排泄物を処理する技術」コンテスト、受賞者発表 26

ストーリー by hylom
大と小があるのがより大変 部門より

以前NASAが宇宙服を着たままで排泄物をうまく処理できるアイデアを募集しているという話題があったが、このたびその受賞者が発表されたForbes)。

1位(賞金1万5,000ドル)を獲得したのは、医師のThatcher Cardon氏で、カテーテル手術などで使われている技術を応用したもの。宇宙服内部に気密された空間を作り、カテーテルや宇宙服内部で膨張する特殊な便器を使って排泄物を取り出すという。

また、2位(1万ドル)を獲得したのはSpace Poop Unification of Doctorsというグループ。空気の流れで尿を下着の後ろに送りだし、デバイス内部にため込むという。

NASAはこれらのアイデアをベースに、新たな排泄物処理システムの開発を進めるという。

13169201 story
地球

NASAが地球に近い環境を持つ可能性がある惑星を新たに発見、地球から約40光年の位置 75

ストーリー by hylom
とはいえ40光年 部門より

NASAが23日、地球サイズで生命が居住可能な環境を持つ可能性がある惑星7つを発見したと発表したNature日経新聞NHK)。

NASAのスピッツァ―宇宙望遠鏡による観測などで発見されたもので、これらの惑星は地球から約40光年離れた場所に位置する「TRAPPIST-1」と呼ばれる赤色矮星を中心とする系を構成している(NASAのTRAPPIST-1ページ)。うち6つは岩石惑星であり、。また一部の惑星には水が存在する可能性もあるようだ。

そのほか、TRAPPIST-1はまだ若い星で太陽よりも長い寿命があることや、地球のような惑星がまだ宇宙には多く存在する可能性があり「第2の地球」が見つかるのは時間の問題であることなどが発表では示されたという。

13169123 story
サイエンス

臭いの検出感度を向上させる、3Dプリンター製の「犬鼻」 24

ストーリー by hylom
人間もあの鼻を付ければ 部門より
masakun 曰く、

空港の搭乗ゲートには危険物質の臭いを検出する装置があるが、アメリカ国立標準技術研究所のステイメイツ研究員らによると、検出器の感度を飛躍的に向上させられるアダプタを作ったという(ニュートンプレスのサイエンスニュース3ders.orgScientific Reports掲載論文)。

開発されたのは3Dプリンターで作成された「雌ラブラドールレトリバーの鼻」を模した吸気口。これにポンプを取り付けて犬がくんかくんかと臭いをかぐ動作を再現したところ、検出器の感度が最大18倍(対象から20cmの距離)にも高まったという。シュリーレン結像と呼ばれる手法によって観察したところ、犬の鼻から出た息が対象物に当たって流れるとき、その周囲の空気は逆に引き込まれるためにおい物質が鼻に引き寄せられるという。

ではいったい犬はどのようにして高感度に臭いをかぎわける機能を獲得したのだろうか。

13168056 story
地球

自然エネルギー導入で84兆円お得? WWFジャパンが試算を発表 95

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しかし腰は重い 部門より
maia曰く、

世界自然保護基金(WWF)ジャパンが、自然エネルギーの活用によって燃料代節約などが可能という試算を発表した(朝日新聞)。

2010年から2050年までの40年間に太陽光と風力を2対1の割合で導入し(174兆円投資)、省エネ(191兆円投資)との合わせ技で投資額は計365兆円、節約できる化石燃料が449兆円、差し引き84兆円お得という計算。

省エネでエネルギー需要が2010年比47%削減(これで自然エネルギー100%という)、温室効果ガス排出量は95%削減という。

13168054 story
地球

いま世界で大気汚染がもっとも酷いのはインド 43

ストーリー by hylom
時代は変わったのか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

インドの大気汚染は「世界最悪」レベルになっており、年間約110万人が大気汚染で亡くなっているそうだ。また、インドだけでなく東南アジアの多くの都市でも大気汚染が進んでいるという(ASCII.jp)。

大気汚染が深刻な国として知られる中国では最近政府による規制が進んでおり、大気汚染による死亡者数は横ばいが続いているという。いっぽうインドでは2010年から2015年にかけて死亡者が増えているそうだ。

13167898 story
サイエンス

泳いでいる人にかかる抵抗は速度の3乗に比例する 39

ストーリー by hylom
流体の謎 部門より

水中で泳いでいるスイマーに対して働く水の抵抗力は、泳速の3乗に比例するということが東京工業大学や筑波大学などの研究者らによって明らかになった(東工大の発表)。

研究では実験用回流水槽中をスイマーに泳いでもらい、その腰の部分に取り付けたワイヤー経由でさまざまな流速時のスイマーの推進力を測定する、という方法でスイマーにかかる抵抗を推定した。その結果、抵抗は速度の約3乗に比例して増加するということが分かったという。スイマーが水流によって受ける抵抗は泳ぐ速度の2乗に比例して増加していたが、スイマーが泳ぐことによって受ける抵抗はこれとは異なるという結果となっている。

13166815 story
バイオテック

「電解水素水」は「水素水」よりも細胞内の活性酸素除去能力が高いという研究結果 23

ストーリー by hylom
問題の水素水とは違うという主張 部門より

「電解水素水」製造器(整水器)などを販売する日本トリムが、「電解水素水の細胞内活性酸素除去能力は水素水の5倍。水素を除いても3倍あることが判明。」なる発表を行っている。この効果を検証した論文がオープンアクセス誌PLOS ONEに掲載されているう(論文ITmedia)。

実験では、人間の細胞を元に培養した細胞を用いて電解水素水や水素水が持つ細胞内の活性酸素除去能力を検証したという。その結果、電解水素水は水素水の約5倍の除去能力があることが確認できたそうだ。

なお、今回発表された論文はあくまで活性酸素の除去能力を比較したもので、これによる人体への影響などについては検証されていない。また、活性酸素自体についても、それによる人体への影響についてはさまざまな意見があるようだ(過去記事:活性酸素は老化の原因ではないとのマギル大学による研究)。

13166531 story
国際宇宙ステーション

SpaceX、歴史的な発射台LC-39AからのFalcon 9ロケット打ち上げに成功 7

ストーリー by hylom
民間でも使えるのか 部門より
headless 曰く、

SpaceXは19日、国際宇宙ステーション(ISS)の補給ミッション(CRS-10: PDF)のため、Dragon宇宙船を搭載したFalcon 9ロケットの打ち上げを実施した(SpaceXのツイート[1][2][3]NASAのツイート動画The Vergeの記事[1][2])。

打ち上げが行われたケネディ宇宙センター第39複合発射施設のLC-39Aは、アポロ11号やスペースシャトルの打ち上げに使われた歴史的な発射台だ。SpaceXは2014年にNASAと20年間のリース契約を結んでいるが、実際の打ち上げに使われたのは今回が初めてとなる。もともと今回の打ち上げはケープカナベラル空軍基地の発射台を使用する予定だったが、昨年9月に発生した打ち上げ前試験中の爆発事故による損傷が大きく、LC-39Aに変更されたとのこと。

Falcon 9ロケットは東部時間19日9時39分(日本時間19日23時39分)に打ち上げられ、約10分後にDragon宇宙船を予定軌道に投入。打ち上げは成功した。Dragon宇宙船は打ち上げから約2日後にISSとドッキングする。約1か月後には地球へ帰還し、メキシコ・バハカリフォルニア沖の太平洋上に着水する予定だ。

ロケット第1段は打ち上げから約8分後にケープカナベラル空軍基地のLanding Zone 1(LZ-1)に着陸し、回収も成功している。今回の打ち上げは東部時間18日10時1分(日本時間19日0時1分)の予定だったが、ロケット第2段の問題を確認するため13秒前になって中止となり、翌日に延期されていた。

13165196 story
地球

陶器に含まれた磁性粒子を元に紀元前の地磁気の変化を調べる手法が考案される 21

ストーリー by hylom
過去からの手がかり 部門より
taraiok曰く、

地球の磁場(地磁気)は一定では無く年月とともに変動していることが知られている。しかし、磁力計が発明される以前の大昔の地磁気の変化を確認する方法は少ない。そんな中、考古学者と地球物理学者のグループが、古代の陶器から当時の地磁気を推測するという手法を考案したそうだ(PNAS掲載論文nprSlashdot)。

粘土の中に紛れ込んでいる小さな強磁性粒子は、陶器が硬化した際に固まり、磁場のスナップショットとして機能するそうだ。また、年代を特定する方法としては政府の税記録を利用する。当時の政府は、税金を徴収するために使用された陶器にシールを貼り付けていた。このシールは、新しい王が登場したり、侵略によって政府が変わったりするたびに置き換えられてきたという。研究者は、陶器の磁性粒子とシールの双方を参照することで、紀元前8世紀から紀元前2世紀までの6世紀に渡る地磁気強度の変動を確認することができたとしている。

13165083 story
サイエンス

東大の研究者ら、線香花火の火花の秘密を解き明かす 32

ストーリー by hylom
そんな秘密が 部門より

東京大学などの研究者らが、線香花火の「美しい火花」がどのようにして発生するかを解明するとともに、その挙動を理論的に定式化したと発表した(東京大学の発表Physical Review掲載論文)。

線香花火は、先端の火球を中心に枝分かれして出た複雑な火花が特徴だが、なぜこのような火花が出るのかは今まで解明されていなかったという。今回の研究では線香花火の火花の様子を高速度カメラで撮影して分析した結果、火球表面の気泡から飛び出した液滴が破裂して分裂していくことが繰り返されて線香花火の特徴的な火花が生まれることが分かったという。

一般的な固体/液体は1、2回の分裂で安定するが、線香花火では液滴の分裂は最大8回も発生することがあり、これによって美しい火花が生み出されているとのこと。

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ソースを見ろ -- ある4桁UID

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