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14022263 story
国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーションで牛肉の培養実験が成功 15

ストーリー by hylom
宇宙バイオ肉 部門より

headless曰く、

イスラエルのフードテクノロジースタートアップ企業Aleph Farmsは7日、国際宇宙ステーション(ISS)で行った細胞培養による牛肉の製造実験成功を発表した(プレスリリースFOODBEASTGuardianBloomberg)。

実験はAleph Farmsのほか、ロシアの3D Bioprinting Solutions、米国のMeal Source TechnologiesとFinless Foodsが参加してISSロシア側で行われたもので、ISSでウシの細胞を培養して3D Bioprinting Solutionsの3Dバイオプリンターで出力したそうだ。動画ではロシアのオレグ・コノネンコ宇宙飛行士が3Dバイオプリンターで作業する様子がみられる。

3D Bioprinting SolutionsとMeal Source Technologiesのプレスリリースによると、Meal Source Technologiesが用意したウサギの細胞とFinless Foodsが用意した卵生メダカの細胞の培養・出力実験も成功したとのことだ。

14020829 story
テクノロジー

川崎重工、宇宙ごみ除去に向けた地上基地局を設置 66

ストーリー by hylom
宇宙の掃除屋 部門より

Anonymous Coward曰く、

「宇宙ごみ」(スペースデブリ)の除去を行うための基地局が岐阜県各務原市の川崎重工業岐阜工場内に設置された(FNN PRIME航空新聞社)。

来年打ち上げ予定のイプシロン5号機に川崎重工が開発する宇宙ごみ除去実証衛星が搭載される予定で、今回開設された基地局はこの衛星への指示命令を行うという。捕獲された宇宙ごみは大気圏に落下させて燃焼させる。

川崎重工業は、2025年度から宇宙ゴミ除去サービスを事業として展開することを目指している。

14020782 story
宇宙

2019年のノーベル物理学賞、宇宙に対する現代的な理解に貢献した米国とスイスの3氏が受賞 18

ストーリー by hylom
宇宙と物理 部門より

headless曰く、

2019年のノーベル物理学賞は半分を米国のジェームズ・ピーブルズ氏、あとの半分をスイスのミシェル・マヨー氏ディディエ・ケロー氏が共同受賞した(プレスリリース一般向け情報詳細情報PDF)。

ピーブルズ氏の授賞理由は物理学的宇宙論における理論的発見、マヨー氏とケロー氏の授賞理由は太陽型恒星を周回する系外惑星の発見。総合的な授賞理由としては、宇宙の進化と宇宙における地球の位置に関する我々の理解への貢献。

この50年間で宇宙論は推測から科学へ大きく転換した。ピーブルズ氏が1960年代半ばから20年以上にわたって構築した理論的枠組みは、ビッグバンから現在に至る宇宙の歴史に関する現代的理解の礎となっている。マヨー氏とケロー氏は系外惑星の探査が天文学の主流に含められていなかった1995年、系外惑星の発見を世界で初めて発表した。この発表は天文学に革命を起こし、以来4,000以上の系外惑星が銀河系で発見されている。

3氏の発見は我々の宇宙に対する見方を大きく転換し、世界というものの概念を永久に変えたとのことだ。

14020118 story
宇宙

太陽系外の惑星で水蒸気の存在が確認される、降雨や生命の可能性も 17

ストーリー by hylom
光速を超える航法の開発が待たれる 部門より

Anonymous Coward曰く、

ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、太陽系外惑星「K2-18b」の大気に水蒸気が含まれていることが分かったという(ナショナルジオグラフィックBBCBusinessInsider)。

K2-18bは地球から約124光年離れた位置にあるK2-18を公転する惑星。観測結果からは質量は地球の8.63倍、半径は2.711倍と推測されており、生命が存在できる可能性のあるハビタブルゾーン内になるとされている。

大気からの水蒸気の検出は、ハビタブルゾーン内を公転する惑星としては今回のK2-18bが初めてとなる。また、その大気は-73~47度の間にあると考えられるという。

14019436 story
宇宙

惑星探査用の新型望遠鏡、気球に乗って大気圏の外縁へ 33

ストーリー by hylom
時間制限がシビア 部門より

Anonymous Coward曰く、

マサチューセッツ大学ローウェル校の研究チームが、望遠鏡を乗せた気球を打ち上げた(TechCrunchマサチューセッツ大学ローウェル校の発表)。

この望遠鏡は「PICTURE-C(Planetary Imaging Concept Testbed Using a Recoverable Experiment-Coronagraph)」と呼ばれており、NASAが研究資金を助成しているもの。望遠鏡のサイズは長さ約4m、幅が約1mで、重量は800kgほど。気球を使って大気圏外に望遠鏡を打ち上げ、そこで観測を行う。観測ができるのは数時間だけとのことで、その後はパラシュートで降下する。降下後の望遠鏡は回収して再利用するようだ。

14019432 story
NASA

木星表面に巨大な黒い影 34

ストーリー by hylom
色々な出来事が続く木星 部門より

Anonymous Coward曰く、

NASAの木星探査機ジュノーが9月11日に撮影した画像によると、木星表面に直径3,540kmの巨大な黒い円が現れたようです(CNN)。

この正体は、木星の衛星イオの影とのこと。しかしアレゲな諸兄は別のものを連想したのではないでしょうか。

14019262 story
宇宙

土星の衛星エンケラドゥスから噴出した氷粒に水溶性有機化合物が発見される 7

ストーリー by hylom
生命の存在を直接確認したわけではないものの 部門より

Anonymous Coward曰く、

10月2日、NASAのジェット推進研究所(JPL)と欧州宇宙機関(ESA)が、土星の環の1つ「E環」に有機化合物が含まれていることが分かったとの発表を行なった(sorae)。E環は土星の衛星「エンケラドス」のから噴出された氷粒からできており、エンケラドスに有機化合物が存在する証拠の1つになるという。

今回の成果は、2017年にミッションを終えた土星探査機「カッシーニ」によるE環の観測データを解析することで発見されたもので、窒素を含むアミンや、酸素を含むカルボニル基を持った有機化合物の存在が検出されたという。これらはエンケラドスの海水に溶け込んでいたものと考えられるそうで、これらが海面から蒸発して氷粒に凝縮し、その後に宇宙空間へと放出されてE環を形成した結果、カッシーニの観測データから検出されたものとみられている。

14017473 story
JAXA

はやぶさ2、MINERVA-II2を分離 8

ストーリー by hylom
最終ミッション 部門より

Anonymous Coward曰く、

10月3日、JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」から小型ローバ「MINERVA-II2」の分離が行われた(ITmediaJAXAアストロアーツ)。

MINERVA-II2は打ち上げ前の最終組み立ての時点で不具合が確認されており(過去記事)、そのため当初計画されていた地表での活動を断念、代わりにリュウグウを周回させて重力場を観測するという。

14016697 story
テクノロジー

東京大学木曽観測所の新観測システム「トモエゴゼン」、本格稼働を開始 22

ストーリー by hylom
キヤノンの技術を投入 部門より

Anonymous Coward曰く、

東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター木曽観測所が中心となって開発を進めてきた、105cmシュミット望遠鏡用の新観測装置「トモエゴゼン」が完成した。2019年10月より本格稼働を開始する(トモエゴゼンプロジェクトキヤノンの発表)。

84台のイメージセンサが並んでいるのはすごいですね。他の望遠鏡もこんな感じなのでしょうか。イメージセンサの間隔が広いように思えますが、縦横に視野をずらしながら6枚撮影して合成することで間を補完するようです(アストロアーツ)。

CCDのセンサでは隙間なく並べているものもあるようですが、CMOSのセンサに移行して高速撮影ができるようになったので技術的に無理の無いこの様な構造にしたのでしょうかね(天文月報の解説記事)。

本格稼動前に超新星の新発見に成功しているようで、今後が楽しみです。

14014893 story
テクノロジー

SpaceX、実機サイズの新試験機「Starship Mk1」を公開 24

ストーリー by hylom
進捗 部門より

AC0x01曰く、

米宇宙企業のSpaceXは29日、開発中の超大型宇宙船Starshipの実機サイズの新試験機「Starship Mk1」を公開した(発表会動画朝日新聞Space.comNASASpaceflight.comSlashdotWIRED)。

今回公開されたMk1は、先月まで飛行テストを行っていたStarhopperとは異なり、全長50m、直径9mという実機サイズのもので、3基のRaptorエンジンを搭載する。デザインはStarhopper同様ステンレス鋼による銀色一色となっているが、着陸脚も兼ねているとされた3枚の尾翼は2枚に戻っている。

この機体はテキサス州ボカチカのチームが開発したもので、他にもフロリダのチームが並行してMk2を開発中で、設計を競い合っているとのこと。Mk1は今後1〜2ヶ月で高度20kmの飛行を行う計画で、さらに今後半年以内に(高度100kmの)軌道飛行を行いたいとも述べている。

なお、ここ数年は9月の発表で大きなアップデートが行われるのが通例であったが、今年の発表はMk1の発表や過去の構想の確認が中心で、大きな情報は見られなかった。現在は開発真っ只中ということなのかもしれない。Starshipの開発はSpaceXのリソースの5%で行われているという。

14014500 story
NASA

NASA、月ミッションに向けOrion宇宙船をロッキード・マーチンに発注 15

ストーリー by hylom
いよいよ 部門より

NASAが月面への有人宇宙飛行ミッションに向け、Lockheed Martinとの間でOrion宇宙船を発注する契約を結んだと発表した。NASAは2024年までにこのミッションを実現する予定(NASAの発表TechCrunch)。

契約では、NASAは最小で6機、最大で12機のOrion宇宙船を発注する。期間は2030年9月30日まで。調達価格は最初の3機については合計27億ドル、その次の3機については合計19億ドル。これは製造コストにインセンティブを乗せた価格になるとも説明されている。複雑でハイテクなシステムのコストは設計や製造プロセスが成熟するにつれて低下するためだという。

14013337 story
月

NASA、インドの月探査機チャンドラヤーン2号着陸機を軌道上から確認できず 12

ストーリー by headless
暮影 部門より

NASAは27日、月面への降下中に通信が失われたインドの月探査機チャンドラヤーン2号着陸機「Vikram」の目標着陸地点の画像を公開した(NASAの記事India Todayの記事)。

Vikramは7日、月の南極地帯へのソフトランディングを目指して降下を実施した。降下は順調だったが着陸地点の映像を撮影するための回転が大きすぎて宙返りしてしまい、減速のための噴射で加速する結果となった。その後、高度335mで通信が途絶えている。画像はNASAの月探査機Lunar Reconnaissance Orbiter(LRO)が17日に目標着陸地点上空を通過した際に撮影されたものだ。インド宇宙機関(ISRO)はチャンドラヤーン2号周回機が軌道上からVikramの現在位置を確認したと10日に発表しているが、17日には日没が始まっており、広い範囲が影に隠れて全容は確認できない。

Vikramのミッション寿命は着陸地点が昼間の14日間(地球時間)に設定されており、夜に入った21日以降を乗り切ることはできないと考えられている。NASAはVikramが影に隠れている可能性があるとし、現地が再び昼になる10月のLRO通過時にVikramの位置特定と撮影を試みるとのこと。なお、Vikramの着陸時の状況は不明であり、ISROからの公式発表も出ていないが、NASAではハードランディングと表現している。

14011435 story
国際宇宙ステーション

宇宙滞在マウス、生殖能力に問題なし 11

ストーリー by hylom
宇宙に行っても大丈夫 部門より

Anonymous Coward曰く、

大阪大学の研究グループが、宇宙の人工重力環境および微小重力環境で飼育し、その後地球に生還させたマウスを使った実験で、宇宙滞在が生育・繁殖に影響を及ぼさないことを発見したと発表した

この実験では、マウスを国際宇宙ステーション(ISS)に送って35日間飼育した後に地球に生還させ、そのマウスの精子を分析した。その結果、宇宙で飼育されたマウスは地上のマウスと受精や出産の割合は変わらず、宇宙での滞在が繁殖能力に与える影響はほとんどないことが分かったという(読売テレビニュース日経新聞)。

14010526 story
テクノロジー

H-IIBロケットの発射台火災原因、調査結果が公表される 18

ストーリー by hylom
なかなか気付きにくい原因 部門より

9月13日に種子島宇宙センターのH-IIBロケット8号機移動発射台で付近で火災が発生するトラブルが発生したが(過去記事)、この火災についての調査結果が公表された(マイナビニュース大塚実氏のTweet)。

これによると、エンジン冷却用の液体酸素が発射台開口部に吹き付けられて静電気が発生し、これによって断熱材が燃えた可能性が高いとのこと。移動発射台の開口部は鋼板の上に耐火塗料を塗り、その上にポリ塩化ビニル製の断熱材とシリコンの耐熱材を重ねる構造になっているが、無風状態でここに液体酸素と酸素ガスの混合物を吹き付けると、6.5kVの静電気が発生することが確認できたという。また耐熱材も液体酸素の低温で一部が割れることが分かっており、それによって露出した断熱材が静電気によって発火したという。

また、対策を行なった発射台によるH-IIBの打ち上げが9月25日1時5分5秒に行われた(JAXAの発表三菱重工の発表)。打ち上げは成功し、搭載した「こうのとり」8号機(HTV8)は順調に飛行しているという。

14007580 story
宇宙

衛星タイタンの湖は地下の爆発でできたかもしれない 13

ストーリー by hylom
穴の話 部門より

Anonymous Coward曰く、

土星の衛生「タイタン」は岩石や氷で構成されており、大気や液体のメタン・エタンを湛えた湖の存在が確認されている。こうしたタイタンの湖はクレーターのような形状をしたものが確認されており、これは窒素ガスの爆発的放出によって生まれた可能性があるという(ナショナルジオグラフィック)。

クレーターというと、隕石などの衝突によってできたと考えられがちだが、タイタンの湖は不規則な形をしていることから、衝突によって生まれたものとは考えにくいという。こうした不規則な形状は、地球でも「マール」と呼ばれる地形として存在する。マールはマグマ水蒸気爆発で生まれたとされており、そのことからタイタンのクレーター湖も同様の活動によって生まれたとの考えが生まれたようだ。しかし、タイタンでは火山活動が確認されていないことから、マグマ水蒸気爆発ではなく、地中に液体窒素がたまり、それが気化し始めて圧力が高まり爆発に繋がった、と今回の仮説では説明されている。

ただ、爆発のきっかけについてはまだ特定できていないという。そのためNASAのジェット推進研究所の科学者マイケル・マラスカ氏は、「どのモデルにも長所といくつかの『穴』があります」と述べている。

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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