
JR貨物、通称「名古屋港線」を廃止 29
廃線 部門より
朝日新聞の記事によると、JR貨物は、名古屋市にある通称「名古屋港線」を来年4月1日で廃止するそうだ(朝日新聞)。
「名古屋港線」は東海道線の山王信号場(中川区)と名古屋港駅(港区)の6.2kmで、開業は明治時代の1911年だそうだ。貨物輸送線だが、一時、JR東海により沿線にあるナゴヤ球場の観客を運ぶ旅客列車が運行され、臨時駅もあったらしい。木材等を輸送してきたが、トレーラーに変更になるため、廃止になるそうだ。
ナゴヤ球場に観戦に行くために同線を利用した方はいるだろうか。
輸送量が年々減少し、2001年度に化学薬品の取り扱いを終えると、レールの輸送だけになっていたという。現在の貨物列車の運行は火、木、土曜日の各1往復としている。廃止後の跡地利用については検討中とのこと。