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映画

Disney+、古いディズニー作品の差別的表現に関する警告を強化 92

ストーリー by nagazou
作品のオリジナリティーを尊重しそのままで放送しました 部門より
headless 曰く、

The Walt Disney Companyが動画配信サービス「Disney+」で古いディズニー作品の差別的表現に関する警告表示を強化したそうだ(The Next Webの記事SlashGearの記事)。

古いディズニー作品には人種差別的・民族差別的表現がしばしば登場するが、放送も販売もされていない「南部の唄」を除き、長らく警告文などを表示することなく放送・販売されてきた。そのため、昨年Disney+を開始するにあたって問題のあるシーンをカットする可能性も指摘されていた。

しかし、開始時点では「南部の唄」がラインアップに含まれなかったのみで、シーンがカットされた作品はなく、作品解説に「時代遅れの文化的描写が含まれる可能性がある」といった警告を含めるにとどまった。この警告は内容があいまいで表示が目立ちにくいことに加え、明確な内容の警告文を作品開始前に表示するワーナー・ブラザースと比較され、批判を受けることになった。

新たな警告文は作品開始前に12秒間のスキップ不可能な警告画面に表示され、作品には人々や文化を否定的に描写したり、不当に扱ったりするシーンが含まれていること、それらのステレオタイプは当時も現在も誤りであったことを明記。それを除去するのではなく、その悪影響を認識し、そこから学び、より包括的な未来を共に作るための会話を引き起こしたいとも述べ、ワーナー・ブラザースの警告文に近い内容になっている。

警告文にURLが表示される特設サイト「Stories Matter」では、差別的表現が含まれる作品の例として「おしゃれキャット (東アジア人に対する差別的表現)」「ダンボ (黒人に対する差別的表現)」「ピーター・パン (先住民に対する差別的表現)」「スイスファミリー・ロビンソン (アジアや中東の人々に対する差別的表現)」が挙げられている。このほか、以前は警告が表示されていなかった「アラジン」にも警告が表示されるようになっているとのことだ。

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EFF

EFFのブラウザー拡張機能「Privacy Badger」を特徴付ける機能、デフォルトで無効に 14

ストーリー by headless
無効 部門より
Electronic Frontier Foundation(EFF)は7日、Webサイトによるユーザー追跡を検出・遮断するブラウザー拡張機能「Privacy Badger」で、主要機能である新しいトラッカーを学習する機能のデフォルト無効化を発表した(Deeplinks Blogの記事The Registerの記事)。

EFFは2月、トラッカー学習機能に関連するセキュリティー上の問題が複数存在するとGoogle Security Teamから報告を受けていたという。その一つは深刻な問題であったため、すぐに該当機能を削除している。もう一つは今回デフォルト無効化の選択理由となった問題で、「アクセスしたWebサイトの挙動に応じてブロックするものを選択する」という動作がフィンガープリンティングに使われる可能性や、アクセスしたページに関する情報を(ファーストパーティーストレージから)抽出される可能性が指摘されていたそうだ。

Googleが報告した内容は純粋にPoCであり、実際にこの機能が悪用されている証拠をEFFでは確認していないという。トラッカー学習機能は「長大なトラッカーリストを維持しなくても新しいトラッカーをブロックできる」というPrivacy Badgerを特徴付ける機能だが、念のためデフォルトでの無効化を決めたとのこと。新しいトラッカーを学習しなくなる代わり、これまでインストール時から変更されることのなかった既知のトラッカーリストは将来のPrivacy Badgerアップデートで更新されるようになる。

なお、学習機能自体は残されており、Privacy Badgerの設定画面で「General Settings→Advanced→Learn to block new trackers from your browsing」にチェックを入れれば有効化できる。
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国際宇宙ステーション

Starlinerの有人テスト飛行ミッション、コマンダーが変更に 2

ストーリー by nagazou
家族愛ってやつだ 部門より
headless 曰く、

NASAは7日、ボーイングが国際宇宙ステーション(ISS)へのクルー輸送に向けて開発中のCST-100 Starlinerについて、初の有人テスト飛行に搭乗するクルー1名の変更を発表した(プレスリリースNASAのブログ記事The Vergeの記事SlashGearの記事)。

変更されるのはコマンダーで、搭乗予定だったボーイングのクリス・ファーガソン宇宙飛行士(PDF)に代わり、NASAのバリー「ブッチ」ウィルモア宇宙飛行士が搭乗することになった。2018年に発表された有人テスト飛行のクルーはファーガソン宇宙飛行士のほか、NASAのエリック・ボー宇宙飛行士ニコール・マン宇宙飛行士の3名だったが、ボー宇宙飛行士は健康上の理由で辞退し、NASAのエドワード・フィンク宇宙飛行士に代わっている。

ファーガソン宇宙飛行士はNASA時代にスペースシャトル計画最後のミッションを含む複数のスペースシャトルミッションでコマンダーを務め、退役後はボーイングでStarlinerプログラムを率いている。ファーガソン宇宙飛行士のツイートによると来年は家族にとって重要な時期であり、それを支えるために搭乗を辞退したのだという。ただし、Starlinerチームを離れるわけではなく、地上で計画成功に向けて働き続けるとのこと。

ウィルモア宇宙飛行士は2009年にスペースシャトル・アトランティス号のミッション(STS-129)でパイロットを務めたほか、2014年~2015年には第41/42次長期滞在クルーとしてISSに滞在したベテラン宇宙飛行士だ。スラドでは2018年、船外活動中のドリュー・フューステル宇宙飛行士に地上から的確な指示を出したことが話題になったが、同年7月にはStarlinerの有人テスト飛行唯一の予備クルーに選ばれて訓練を続けていたそうだ。今後はコマンダーの役割に特化した準備を行っていくとのことだ。

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Sony

ソニー、3.5mmオーディオジャックを搭載する5G対応のXperia 5 IIを発表 53

ストーリー by headless
搭載 部門より
ソニーモバイルコミュニケーションズは17日、5G対応のフラッグシップスマートフォン Xperia 5 IIを発表した(プレスリリース欧州向けプレスリリースグローバル市場向け製品情報英語版)。

Xperia 5 IIのディスプレイはXperia 5と同じくアスペクト比21:9の6.1インチCinemaWideディスプレイ(2520×1080)だが、新たにリフレッシュレート120Hz駆動対応ディスプレイが採用されている。リアカメラもXperia 5と同じ12メガピクセルのトリプルカメラ構成(標準/望遠/超広角)で、望遠カメラは光学3倍ズーム対応となり、標準カメラに加えて超広角カメラにもモバイル向けExmor RSセンサーが採用された。

プロセッサーはSnapdragon 865 5G、RAM 8GB、内蔵ストレージ256GB、OSはAndroid 10で、新たに3.5mmオーディオジャックが搭載されている。5G対応バンドはn1/n3/n8/n28/n77/n78。Nano SIMのデュアルSIMに対応するが、5Gネットワークに接続できるのはどちらか1枚のみ。バッテリー容量は4,000mAhで、USB PD急速充電に対応する。

本体サイズはXperia 5よりも0.2mm薄い158×68×8mm、重量は1g軽い163g、カラーバリエーションはピンク・ブルー・グレー・ブラックの4色となっている。ただし、欧州向けプレスリリースではカラーバリエーションからピンクが除外されており、その他の仕様も市場によって異なる可能性がある。欧州での価格は899ユーロ。日本での具体的な発売時期は示されていないが、日本を含む国・地域で本年秋以降発売予定とのことだ。
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宇宙

Rocket Lab、8月31日のミッションで自社製人工衛星も軌道投入していた 1

ストーリー by nagazou
隠し人工衛星? 部門より
headless 曰く、

Rocket Labは8月31日に実施した「I Can't Believe It's Not Optical」ミッションで、自社製の人工衛星「Photon」も軌道投入していたそうだ(Rocket Labのニュース記事The Vergeの記事SlashGearの記事)。

Electronロケットには燃焼を繰り返して数多くのペイロードを異なる軌道に投入可能な第3段のキックステージがオプションとして用意されている。キックステージはペイロードの軌道投入後に軌道離脱を行い、大気圏に再突入して燃え尽きるほか、サブシステムを追加することでPhonton人工衛星として転用できる設計となっている。

I Can't Believe It's Not OpticalミッションではCapella Spaceの小型人工衛星を軌道投入後にエンジニアがコマンドを送り、キックステージをPhoton衛星モードに切り替えたそうだ。このPhoton人工衛星は「First Light」と命名され、2-in-1の宇宙機として運用可能なことを軌道上でデモンストレーションすることに成功した。

今回の成功は2021年初めに予定されているNASAの小型人工衛星「CAPSTONE」を月に近い近直線ハロー軌道(NRHO)へ投入するミッションをはじめ、将来の月ミッションや惑星間ミッションへの道筋をつけるものだという。また、人工衛星の製造から打ち上げ、軌道上での運用まで、Rocket Labがエンドツーエンドのミッションサービスを提供できることを示すものでもあるとのことだ。

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月

払い落すのが難しい月の塵、電子ビーム照射で効率よく除去できるという研究成果 40

ストーリー by nagazou
さらさらだと思ってた 部門より
headless 曰く、

こびりついた月の塵に電子ビームを照射することで、効率よく除去できるという研究成果をコロラド大学ボルダー校やNASAなどの研究グループが発表した(CU Boulder Todayの記事SlashGearの記事[1][2]論文アブストラクト)。

月の塵は月の表土であり、割れたガラスのようにギザギザした研磨性のある細かい粒子だ。粒子は太陽放射にさらされて帯電しているためブラシなどで払い落すことは困難であり、宇宙服や太陽光パネル、ヘルメットなどあらゆる表面にこびりつき、機器を損傷する可能性がある。そのため、月探査の障害の一つとされ、さまざまな軽減策が研究されているという。

最近の研究では月の塵が静電気の力で自然に移動していることが示唆されており、塵の軽減に応用できる可能性がある。今回の研究ではNASAが製造した月の模擬土を用い、真空チャンバー内でさまざまな条件の実験を行っている。その結果、電子ビームの照射で負の電荷が蓄積されることで粒子同士が反発し、表面から離れていくことが確認されたとのこと。

塵の層の厚みによって結果は異なるが、100秒以内に平均で75~85%の清浄度が達成され、宇宙服のサンプルとガラスの表面で違いはみられなかったそうだ。今後の研究では最後に残った塵の層の除去と紫外光を使用する代替の方法に注力していくとのことだ。

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宇宙

Rocket Lab、打上げ失敗から2か月以内でElectronロケットの打ち上げに成功 7

ストーリー by nagazou
成功 部門より
headless 曰く、

Rocket Labは8月31日、Capella Spaceの100kg級小型衛星SequoiaをElectronロケットで打ち上げる「I Can't Believe It's Not Optical」ミッションを実施した(Rocket Labのニュース記事SlashGearの記事The Vergeの記事動画)。

ニュージーランド・マヒア半島のRocket Lab打ち上げ施設でElectronロケットが打ち上げられたのは日本時間8月31日12時5分。Sequoiaは高度約500kmの円軌道に投入され、打ち上げは成功した。

ミッション名の「I Can't Believe It's Not Optical」はSequoiaが搭載するSAR(Synthetic Aperture Radar)とユニリーバのマーガリン「I Can't Believe It's Not Butter!」(現在はユニリーバからスピンオフしたUpfield製品)をかけたもので、Capellaのチームが6月に投票で決めていたそうだ。SARは他社の商用衛星による光学的イメージング技術の限界を破るもので、天候や昼夜を問わずに地表の変化を50cm未満の精度で観測できるという(Capella Spaceのブログ記事)。

Rocket Labは11回連続でElectronロケットの打ち上げに成功していたが、7月5日に実施した「Pics Or It Didn't Happen」ミッションは失敗していた。年内は毎月打ち上げを計画しており、第4四半期に予定しているRocket Labによる17回目の打ち上げ(今回の打ち上げは14回目)ではロケット第1段の回収を初めて試みるとのことだ。

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宇宙

アメリカ天文学会、ブロードバンドサービス用衛星コンステレーションが天体観測に及ぼす影響と対策に関する報告書を公開 46

ストーリー by headless
対策 部門より
地球低軌道に大量の小型人工衛星を配備するブロードバンドサービス用衛星コンステレーションが地上からの天体観測に及ぼす影響と対策について、アメリカ天文学会(AAS)が報告書を公開している(ニュースリリースArs Technicaの記事報告書: PDF)。

衛星コンステレーションは日の出前と日没後に明るく輝いて見え、既に数百基が配備されているSpaceXのStarlink衛星が縞状に映り込んだ天文写真も公開されている。SpaceXでは反射を低減するために衛星の角度を調整するほか、衛星のアンテナ部分を黒く塗ったり、日よけを付けたりといった対策を行っているが、報告書によれば影響を完全になくすには衛星の打ち上げをやめるしかないのだという。

影響を最小限にするため天文台に推奨される対策としては、天文写真から衛星の軌跡をマスクするソフトウェアの開発や、衛星の通過位置や時刻、その他の条件により最適な観測計画を立てるソフトウェアの開発をサポートし、一般の天文学コミュニティーで利用できるようにすることを挙げている。衛星運用者に対しては各種の反射を防ぐ対策を推奨しており、天文台と衛星運用者が協力して反射防止策の効果を観測したり、衛星の位置情報を共有したりといった対策も推奨されている。
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宇宙

超新星1987Aの残骸の中心付近に観測史上最も若い中性子星が存在する可能性 36

ストーリー by headless
高温 部門より
やや旧聞ではあるが manmos曰く、

ALMA電波望遠鏡での観測により、超新星「SN 1987A」の残骸の中に中性子星が存在している可能性があることを米国立電波天文台(NRAO)が7月30日に発表した(マイナビニュースの記事)。

SN 1987Aはカミオカンデによるニュートリノの観測で小柴昌俊氏がノーベル賞を受賞したことで日本人にも馴染み深い超新星だ。中性子星であるとすれば生まれて33年で、いわば「中性子星の赤ちゃん」を観測する事ができることになる。塵やガスが晴れて実際の観測はまだ数十年先になるようだが、できてX年とか確定した状態のものを観測できるのは素晴らしいと思う。天文学的出来事が人間の年数のスケールで起こるのがとても不思議だ。

SN 1987Aが爆発した時のニュートリノが地球で検出されたことから中性子星の形成が予想されていたが、その形跡はこれまで見つかっていなかった。そのため、中性子星からブラックホールになったとの見方も強まっていたが、ALMA電波望遠鏡の超高解像度イメージがSN 1987の中心部分に高温の塵の塊が存在することを明らかにした。塵の塊は濃い塵の雲に隠された高温の物体に加熱されて輝いているとみられ、その物体は中性子星にしては明るすぎるものの、非常に若い中性子星である証拠とも考えられるとのこと(NRAOのニュースリリース)。

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バイオテック

汗によって発電する電子スキンが開発中。代謝物をモニターしてをBluetooth経由で伝達できる能力も 14

ストーリー by nagazou
再利用できるのだろうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

汗っかきの人がメリットの多いらしい技術が登場したそうだ。米カリフォルニア工科大学の研究チームは、汗から発電する電子スキン「PPES(Perspiration-Powered Electronic Skin)」なるものを開発したという(ITmedia)。

このPPESは、伸縮性や耐久性に優れており、汗から効率的にエネルギーを抽出するバイオ燃料電池を搭載しているという。この電池の発電力で電子スキンのデータをBluetooth経由で伝達できる能力もあるらしい。被験者の運動中の代謝物をモニターし、スマートフォンに転送する実験にも成功しているそうな。

情報元へのリンク

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スラッシュバック

Crew Dragon、無事に地球へ帰還 20

ストーリー by nagazou
無事でなにより 部門より
headless 曰く、

SpaceXのCrew Dragon宇宙船が日本時間3日、国際宇宙ステーション(ISS)からNASAのロバート・ベンケン宇宙飛行士とダグラス・ハーリー宇宙飛行士を乗せて無事地球へ帰還した(NASAのプレスリリース動画)。

Crew Dragonは民間宇宙船によるISSへのクルー輸送に向け、5月31日に初の有人デモフライト「Demo-2」を実施。Crew Dragonは打上げから軌道投入、ドッキングまで順調に進んだ。搭乗したベンケン宇宙飛行士とハーリー宇宙飛行士はスペースシャトルにちなみ、Crew Dragonに「Endeavour」と名付けている。2人は今回の帰還まで62日間にわたってISSにクルーとして滞在し、船外活動や科学的実験などを行ってきた。

Crew Dragonは日本時間3日3時48分、フロリダ州ペンサコーラ沖のメキシコ湾にパラシュートで着水し、SpaceXにより回収された。NASAの民間宇宙船によるISSへのクルー輸送計画は延期が続き、当初の計画から3年遅れで有人テストミッション成功となった。SpaceXとともにミッションを受注しているボーイングのStarlinerは無人テストフライトを実施したのみで有人テストフライトをまだ実施していないが、Crew Dragonは今回の成功で本格的な運用へ動き出すことになる。最初の本格運用ミッションでは日本の野口聡一宇宙飛行士も搭乗予定だ。

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ビジネス

Qualcomm、Huaweiとクロスライセンスを含む長期の特許ライセンス契約を結ぶ 12

ストーリー by headless
長期 部門より
Qualcommは7月29日、Huaweiとの特許ライセンスに関する紛争が解決したことを2020会計年度第3四半期(6月28日までの3か月間)の決算発表の中で発表した(ニュースリリース決算報告書: PDFThe Registerの記事Bloombergの記事)。

Qualcommによれば、Huaweiとは7月に和解合意に達し、全世界を対象とした長期間の特許ライセンス契約を結んだとのこと。契約は2020年1月1日以降の売り上げをカバーするもので、Huaweiの特許をQualcommにライセンスするクロスライセンスを含む。和解合意および2020年3月~6月の四半期分のライセンス料を合わせ、Qualcommの収入は推計およそ18億ドルになるという。

Huaweiはライセンス料を支払ってQualcommの特許を使用していたが、The Registerによると2017年から支払いが止まっていたそうだ。2019年にはHuaweiが四半期当たりライセンス料として1億5千万ドルを支払うことで暫定合意しており、今回の和解合意はこの件に関するもののようだ。
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宇宙

肉眼でも見える?ネオワイズ彗星が飛来中 17

ストーリー by headless
飛来 部門より
AC0x01 曰く、

2020年3月に発見され、7月3日に近日点を通過したネオワイズ彗星 (C/2020 F3) が当初の予想を大幅に上回る1等級程度の明るさとなり、日本から肉眼でも見える彗星となっているようだ(国立天文台の記事Soraeの記事朝日新聞の記事)。

ネオワイズ彗星は当初は3等級前後と予想されていたためあまり期待されていなかったが、ここ数日輝きを増しており、8日現在は1~2等級で観測されているとのこと。空が暗ければ肉眼でも淡い尾を引いたぼんやりした姿を見ることができ、市街地や薄明/薄暮の空でも双眼鏡や望遠鏡を使用すれば見える可能性がある。

7月前半は明け方の北東の低い空で、7月中旬以降は日没前後の北西の空で彗星を観測できる。ただし、7月前半は10度程度の低い位置にあり、また中旬以降は高度が上がる(編注: 日没前後の高度。日の出前後の高度は下がっていく)ものの、徐々に暗くなっていくため、狙って探さないと観測は難しいかもしれない。

C/2020 F3はNASAの広域赤外線探査衛星(WISE)のNear-Earth Object Wide-field Infrared Survey Explorer(NEOWISE)ミッションで3月27日に発見されたことから、NEOWISE彗星という愛称で呼ばれる。NASAは太陽探査機Parkerが7月5日に捉えた彗星の写真も公開している。現在はぎょしゃ座α星(カペラ)とふたご座α星(カストル)の中間あたりに位置し、おおぐま座の方向に進んでいる。地球に最接近する7月23日前後には北斗七星のひしゃくの近くに位置することになるようだ(The Sky Live)。

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宇宙

Electronロケット、キヤノン電子のCE-SAT-ⅠBなど超小型人工衛星7基の軌道投入失敗 28

ストーリー by nagazou
残念 部門より
headless 曰く、

Rocket Labは日本時間5日、キヤノン電子のCE-SAT-ⅠBをはじめとして計7基の超小型人工衛星をElectronロケットで打上げる「Pics Or It Didn't Happen」ミッションを実施した(プレスリリースSpaceflightのプレスリリースThe Vergeの記事動画)。

ニュージーランド・マヒア半島のRocket Lab打上げ施設でElectronロケットが打上げられたのは日本時間5日6時19分。打上げは順調に進んだが、ロケット第2段による飛行中に異常が発生し、ペイロードの軌道投入は行われなかった。これにより、7基の衛星はすべて失われた。

Electronロケットの打上げは11回連続で成功していたが、今回の異常発生についてRocket Lab CEOのピーター・ベック氏は顧客に謝罪したうえで、宇宙への打上げは厳しいものだということを忘れてはならないとし、問題を特定・修正して一刻も早く安全な打上げを可能にすると述べている。

キヤノン電子のCE-SAT-ⅠBはEOS 5D Mark ⅢとPowerShot S110を搭載して地球を高解像度撮影する超小型人工衛星の2号機。1号機のCE-SAT-Ⅰは2017年に打上げられている。キヤノン電子では軌道投入失敗から一夜明けた6日、3号機CE SAT ⅡBのElectronロケットによる打上げ決定を発表した(PDF)。打上げ予定日は2020年下期以降とのこと。

今回の打上で5基のSuperDoves衛星(Flock 4e)を失ったPlanetは再びElectronロケットを使用して打上げを行う意向を示している。一方、Airbus Defence and Spaceなど複数の顧客からのペイロードとともにFaraday-1衛星を失ったIn-Spaceでは、Electronロケットの使用を明言しなかったものの、次の打上げ時期を繰り上げると述べている。

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月

NASA、2024年に月面で使うトイレの設計コンテストを開始 29

ストーリー by headless
月面 部門より
NASAは25日、2024年に人類を再び月へ送るアルテミス計画に向け、月着陸機に組み込むトイレの設計コンテスト「Lunar Loo Challenge」をHeroXで開始した(募集要項Junior部門募集要項The Vergeの記事SlashGearの記事)。

月トイレは微小重力下と月面の重力下の両方で機能する必要があり、コンパクトかつ男女共用で、身長約147cm~196cm、体重約48kg~132kgのクルーに対応する必要がある。大小便のほか、下痢や嘔吐、月経への対応も必要だ。嘔吐物は嘔吐袋に格納すればよいが、クルーが便器に頭を突っ込まなくてもよい設計にはボーナスポイントが与えられる。

既にNASAでは現在宇宙で使用しているトイレをベースとした月面対応も検討しているため、応募にあたっては異なる技術を使用する必要がある一方で、今後2~3年で完成できるよう、技術的成熟度にも配慮する必要がある。クルー2人が14日間使用できる容量で臭気や汚染物質が室内に漏れ出さないこと、5分以内に次の人が使えるようになること、クルーが真空にさらされないこと、といった要件も記載されている。

応募締め切りは8月17日。18歳以上を対象にした「Technical」部門と、18歳未満を対象にした「Junior」部門が設定され、米国の制裁対象になっていない国の個人またはチームで参加可能だ。Technical部門は賞金総額35,000ドル、Junior部門では賞金の代わりに認定証やNASAロゴ入りグッズのほか、宇宙飛行士とのビデオ通話といったミステリー賞も用意されるとのことだ。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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