
シャープ、中国のファーウェイと特許ライセンス契約を締結 63
締結 部門より
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Electronic Frontier Foundation (EFF) が Amazon.com で販売されていた子供向けタブレット製品を調べたところ、複数の怪しいソフトウェアがプリインストールされていたとして注意喚起している (EFF のブログ記事、 HackRead の記事)。
この製品は Dragon Touch の KidsPad Y88x 10 という子供向け 10 インチタブレットで、既に製品ページは削除されている。7 インチモデルは現在も販売されているが、10 インチモデルの OS が Android 9 Pie なのに対し、7 インチモデルは Android 12 と新しく、プリインストールソフトウェアも異なる可能性がある。Amazon.co.jp でも 7 インチモデルは販売されていたが、こちらは Android 10.0 となっている。
最初に挙げられているのはマルウェア Corejava の痕跡だ。このタブレットには Corejava のディレクトリが存在し、初回起動時に Corejava の C2 サーバーにリクエストが送られたという。ただし、EFF がタブレットを最初に起動した 2023 年 5 月の時点で C2 サーバーは停止しており、現在のところペイロードが送られてくることもない。
また、このタブレットではデバイスを子供向けに変える KIDOZ アプリのプリインストールが売りになっている。KIDOZ アプリは米児童オンラインプライバシー保護法 (COPPA) 認証済みとされているが、プリインストールされているバージョンは古いもので、情報を広告サーバーに送るような古いアプリを含むアプリストア機能が搭載されている。そのため、このバージョンは 5 つのセキュリティベンダーがアドウェアと認識しているが、アプリストア機能の削除された最新バージョンでは 2 ベンダーに減少する。
このほか、過去にマルウェアであったこともある Adups アプリの「クリーンなバージョン」もファームウェア更新ソフトウェアとしてプリインストールされているとのこと。ただし、アプリにはシステムレベルのパーミッションが付与されており、Adups のサーバーから何でもインストールできるため、不安が残る。また、アプリのアンインストールや無効化は容易でなく、デバイスをファクトリーリセットすれば復活するとのことだ。
紛争が続く中東だが、イスラエル軍は19日、イエメン近くの紅海を航行していた貨物船がイエメンの反政府勢力フーシ派に乗っ取られたと発表した。日本郵船が国土交通省に報告したところによると、この船は日本郵船運航の船舶だという(NHK, 産経新聞, ロイター)。
フーシ派はイスラム教シーア派の武装組織で、紅海に面するイエメン北部を実効支配する。イランが支援していると言われており、イエメン政府やそれを支援するサウジアラビアと交戦する他、今回のパレスチナの紛争ではハマスと協力してイスラエルや米軍の艦船にミサイルやドローンで攻撃を行うなどしていた。
拿捕された船は英国の会社が所有し、日本郵船がチャーターして自動車運搬船「ギャラクシー・リーダー」として運航していたもの。トルコからインドに向かっていたとのことで、乗組員は25人だがイスラエル人も日本人も含まれていないという。ただし船の所有者にはイスラエルの実業家もかかわっているとのこと。フーシ派はかねてよりイスラエル企業が所有・運航する船舶やイスラエル国旗を掲げる船舶を標的にする可能性があると表明しており、今回もイスラエルの船舶を拿捕したと発表している。
Google は 13 日、米著作権法を悪用してライバルを妨害するため、虚偽の DMCA 削除要請を大量に送っていたグループを提訴した (TorrentFreak の記事、 訴状: PDF)。
ベトナムの男性 2 名に率いられた被告のグループはプリント T シャツを販売するウェブサイトと関係があり、競合するサードパーティ販売者を Google 検索結果から排除すべく DMCA 削除要請を悪用していた。被告は少なくとも 65 の Google アカウントを作成し、117,000 件以上の URL を対象にした虚偽の削除要請数千件を送っていたほか、50 万件以上の URL を対象とした虚偽とみられる削除要請数千件も送っていたという。
削除要請が虚偽であっても合衆国法典 512 条 (c)(3)(A) の定める要件を満たせば Google が削除する可能性は高く、被告の削除要請により多数のサードパーティ販売者の URL が削除された。これらのサードパーティ販売者の多くは Google 検索広告の顧客であり、虚偽の削除要請により顧客のウェブサイトでは 2022 年ホリデーシーズンの 1 日当たりのトラフィックが大幅に減少。顧客の売り上げは 500 万ドル以上減少し、Google の損害も 200 万ドル ~ 300 万ドルに及ぶとのこと。
Google は虚偽の著作権侵害主張や契約違反など 3 カウントで被告を訴えており、虚偽の削除要請送信禁止や Gmail アカウント作成禁止、Google を利用した被告ウェブサイトの宣伝禁止・サードパーティに危害を加える行為の禁止といった差止命令や、損害賠償などを求めている。
AndroPlusの記事によると「申請にChinaのIDと銀行口座が必須」との事なのでChinese以外がXiomi端末を使って遊ぶのが難しくなりそう
なおこの停止の直前に、Mastercard側が『汚い仔猫を見つけたので虐待することにした(1匹目)』というネットミームをネタにした300万再生の人気動画を、中身も見ずに動物虐待であると公開停止させていた事から、こうした杜撰な価値観の押し付けが原因ではないかと見られている。
国外滞在時の言論でも、国内法でNGとなるというのは、着実に規制が厳しくなっているのだろう。
私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike