hatoku (1188) の日記
2001 年 12 月 05 日
午後 10:48
よくよく考えたら
解釈しようとすればロクなことにならない。
初めてパソコンさわる人には、距離が意味をなさないネットの世界は
びっくりかもしれないが、びっくりでしかないだろう。/.に来てる
人たちにしてみれば、それは当然のことだろう。
まだ、人類はネットを解釈する哲学も思想も持ち合わせていない
のに、法律だけ先に作ろうなんて無茶な話なのかもしれない。
おれは寡聞にして知らないけど、そこらへんの哲学や思想を
体系化しようとしている人がいたら書籍を読んでみたいなあ。
あ、E.レイモンドはいるけど、彼の論文はまだ解釈の域だと思う。
RMSは思想家というよりアナキズム革命家的な印象があるし。
どなたかご存じの方いますか?
#攻機とか読んじゃうと、ミームがどーのこーのとか思ってしまう
#のだが。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。
新たにコメントを付けることはできません。
微妙な話なんだと思います (スコア:1)
>体系化しようとしている人がいたら書籍を読んでみたいなあ。
私はむしろ文化人類学の成果に期待してます。
今頃誰かがどっかのコミュニティにもぐりこんで参与観察を
行なっているに違いないと思うんです、
でもそれが発表されるであろう数年後にはテクノロジーの変化で
状況が全然違っていてズレちゃったりしそう。
>あ、E.レイモンドはいるけど、彼の論文はまだ解釈の域だと思う
結局本来インフォーマントであるべき人が自ら発言するというのは
非常にやっかいなんじゃないでしょうか。
というのも他者理解が機能してないんじゃないのかと思うのです。
例えば宗教者が自分の宗教観を語るようなものであって、
外との繋がりの視点が弱まっちゃいそう。
門外漢の視点で「本当のところはどうなのか、なぜそうなのか」
を理解できなきゃ解釈の域というかトートロジーになっちまいます。
俺の観察眼はそんな心配を超越するぜ!
って豪の者がいるなら別なんですけどね。
そんな自信過剰なヤツは結局どこかでミスしそうだしなぁ。
>ミーム
「ミームマシーンとしての私」が手元にあるんですけどまだ読めてません。
とどのつまりは"模倣"が人間活動の基本なんだと主張してる
ような雰囲気なんですけど、なんか言葉遊びっぽいです。
でもインターネット文化の諸々の説明には好都合な概念だろうなぁ。
Re:微妙な話なんだと思います (スコア:2)
>今頃誰かがどっかのコミュニティにもぐりこんで参与観察を
>行なっているに違いないと思うんです
あ、それはありうるかもね。楽しみ(^^)
>門外漢の視点で
視点でってとこが重要ですよね。本当に門外漢だったら島さとしになっちゃう(笑)
>「ミームマシーンとしての私」が手元にあるんですけどまだ読めてません
あ、おれもそれ買おうとしました。手持ちの金なかったのでやめたけど(^^;
>でもインターネット文化の諸々の説明には
んと、おれも全然考えがまとまってないけど、ふと思うのは、人間中心に
考えてはいけないのかなぁってなことです。「文化」というとどうしても
人間の活動に限定してしまいそうで。
Re:微妙な話なんだと思います (スコア:1)
>「文化」というとどうしても人間の活動に限定してしまいそうで。
これは深刻な話ですよね、確かにギアツ流の文化の定義をとると
最後の残るのは解釈者である人間だけですもん。
それならシンボルの体系だから人間同士を繋ぐことはできますが、
本当にそれだけでいいのかと違和感が常にあります。
実際そこに取り組んでる先生もいますし今改めて必要な視点
ではないかと思っています。
でも、人類学150年の成果を踏まえた上で"人間の活動"以外の
面から文化にアプローチできるものってなにでしょうかね?
しかしこう考えてみると人間と物質の折衷案としての
「テクノロジー」の研究はいい線いきそうな予感がするなぁ。
うーん、ますます悩ましい……
>人類はネットを解釈する哲学も思想も持ち合わせていない
は最初は読んだときはそうは思わなかったけど、
こうして考えてみるとかなり正しい指摘のような気がします。