tsuya (14020) の日記
油断禁物
(Sep. 18→)
ただ、まだ週末の2日間が潰れるだけだ。次の週末までに労使が妥結し、2日間を雨天順延と同様の扱いにすれば、日程消化は難しくないだろう。ダブルヘッダーを行えば1日の日程追加だけで済む。それに1度くらいはストライキの緊張感があった方が、議論が充実するかもしれない。まだ傷は致命的ではない。(つづく)
周知の通り、味方が誰もいないことを改めて痛感したであろうオーナー側が譲歩し、致命傷になる前に治癒がはかられた。土曜日のゲームは無事行われた。本日日曜日も行われるだろう。ただしセ・リーグだけ。パ・リーグはサボタージュ分の試合をこの週末に滑り込ませず、 代替試合は非開催が濃厚で、スト回避の効果も半減といったところか。
そもそも前週のストは、オーナー側にとっては余計だった。12球団の維持しか妥結点がないのは明らかだったのだが、球団数減少による球界再編への野望をその前の週末に捨て去るだけの機敏な対応力がなかった、ということだろうか。だとすれば、ダイエーの動向を見て10球団化を目論むなど、もともと無理だったのだ。妥結を1週間延ばした結果は、興行損失だけでなく、政界・財界その他にいいように介入されて面目を潰されることになった。
しかし、この余計なストが、球団数減少構想が捨て去られていない証拠だとすれば、安心するのはまだ早い。NPBがオーナー側にべったりな状況である限り、新規参入候補会社たちにあれやこれやと理由をつけて参入不適格とする可能性は否定できない。逃亡したがっている現コミッショナーに代わってまともな後任が決まればそれは防がれるだろうが、後任人事のニュースは伝わってこない。これもまたこの業界独特の現象である。NPB自らが実体のない団体であることを自認し、周囲がそれを追認してしまっているのだ。だからこそコミッショナーが土壇場の見解表明しかできず、それすらも球団サイドの管理権の侵害だとして勝手に引責してしまうのだ。
それにしても、選手会側が代替試合に消極的なのが意外である。スト後の交渉日程には時間的な余裕があっただけに、ここは全ての試合を行うことで早めに妥協しておく方が、禍根をひとつ減らせて得策だったのではないか。パ・リーグのプレーオフ進出争いの結果に大きく影響しているのは、記録の面でも残念な話だ。
ところで、ライブドアと楽天がなぜか仙台争奪戦を繰り広げる展開になっている。ライブドアにとっては納得のいかない展開だろうが、先に仙台本拠地構想を発表したから優先権がある、というものでもないし、もとはといえばライブドア自身、オリックスに買われようとしていたバファローズを買い取ろうとしていたわけで、まぁ人のことは言えない。何よりプロ野球側は片方の参入しか現実に受け入れられないわけで、両社が争ってくれるのは好都合だ。選択肢があることによって、審査合格の可能性も高まるだろう。ただし、その審査で何が起こるか、まだわからない。(つづく)