von_yosukeyan (3718) の日記
教えてクンとワーム
まぁちと古い話なんですが
あるNT系MLで「原因不明のシステムダウンが発生するので、マザーボードを入れ替えてみたら起動しなくなった」という相談が持ち込まれました。
「保守契約してないの?」
「何でシステムダウンでマザーを入れ替えるの?」
という真っ当な突っ込みに対し、質問者本人は
「はいはい。さようなら」
「あなたのようなやり方ではシステム管理などできない」
と暴言を吐き、質問自体にも
「もっと情報ないですか?」
「こんなこともわからないのか?」
と、まぁ質問者とは思えないような横柄な態度で参加者を怒らせます。結局、起動しなくなった原因っつーのが
FDDにフロッピーディスクが入っていたから起動しなかったという、まぁお間抜けな話でして。
まぁそれでお話が終わればいいんですが、その後
「MLの参加者から脅迫のメールが来た」
とまぁ全く関係ない話題をMLにポストして、またまたフレーム化。参加者は、「システムダウンの原因」を追求しながら、質問者の態度を諌めますが、質問者はそういった話の筋を全く無視して
「現場ではあんたらのやり方のような悠長なことはやってられない」
「前にあなたたちのような管理者を雇っていたが、無駄なのでクビにした」
「せいぜいクビにならないように気をつければ?」
と、まぁあらん限りの暴言を吐きまくります。
どうもこの方、工場の管理部門におられる管理職兼NT管理者のようですが、ちょっとパソコンに詳しいので管理者をクビにして自分で業務を増やしておられるご様子。へっぽこNT管理者に過去に痛い目にあったよーで、
プログラマー=管理者=カスタマエンジニア=いらない人間
という偏見から、システム管理部門自体を利益を生まないから無駄と決め付けられているようです。
まぁそういう個人的偏見は別として、この人は社会人としてのマナーが皆無な、単なる社会不適応中高年なだけなんですが、なんだかここに日本でのワーム増殖率の高さの原因を垣間見たような気がします。
必ずしも、すべての企業に専任のシステム管理者を置く必要があると思っているわけではありません。ただ、多くの組織で見られるように
利益を生まない部門=不要な部門
という図式が成り立っているような気がします。経営者や、管理者がそのような判断を行えば、必然的に間接部門であるシステム管理部門の人員や予算が減らされ、専任の管理者が置かれていないところでは、システム管理に割く時間が減っていくでしょう。セキュリティー対策だとか、情報漏洩の問題といった組織全体の信用に関わる問題がおろそかになってしまう構図ができているのかも。
もちろん、ワームの問題はダイアルアップのアホユーザーも原因の一つですが、発生初期にやられてるサーバーのほとんどが、専用線接続の中小企業のNTサーバー、というのがログを読んでると感じていることで、赤虫のときにやられた会社がまたやられているということも多々あったりします。
そういう企業に「やられてますよ」とまぁこちらの本名とかをシグネチャーに入れたメールを出しても、ほとんど対策報告とかお礼のメールとかが帰ってこないとか、対策なしで放置されてる(また攻撃されてる)とかってのが多いと思ったりします。こういうのが、ワーム増殖の温床になってたりとかって思うんですケド、いかがなもんでしょうか?