Oliver (4) の日記
静止した人生の中で
時だけがとてつもないスピードで過ぎて行く。今週もなにも有意義な事ができなかった。
最も暗記率の高い次の卒業試験が近付くなか、人生はまるで静止状態だ。「勉強せねば」という想いがすべてをブロックし、最低限の毎日繰り返される起きる・食べる・寝るといった日常行動以外はなにも生産的な行動を取れない状態が続いている。ほんの15分や30分あればできる「やらねばならぬ事」がいずれも、できていない。「今日の勉強ノルマ4時間」が終わってから、と思っていると、昼食後の一服(今週前半まではFar Cry、後半からはSplinter Cell: Pandorra Tomorrow)が長引いたり、友人と政治や技術などについて議論してて数時間経過したり、やっと勉強しはじめたら、思うように進まず、目標の一日1講義分がわるごろにはぐったり。けっきょく、合計すると、なにもしてないに等しい。やらなきゃいけないことは、できていない。年度末までに日本に郵送で必着な請求書かいたり、卒論テーマの概要かいたり、試験翌日〆切の原稿書いたり、Slashcode 2.3系で内部にEUC-JPを使うままでいくのか、コードを単純に保つためにいっそのことPerlの内部コードにあわせてUTF-8にしてしまうかを考えたり、RDF DAWGに提案したいUse Case書いたり、編集者インタビューとか編集者インタビューとか編集者インタビューとか編集者インタビューとか、プライベートなメールを送ったり、5月にやりたい日本帰国の計画と手配とか、完全に放置状態。風邪気味で朝や夜になんもできない感じなのも追い撃ち。人生というか生活というかMy Lifeがすっかり静止している。結果はどーでもいいから、はやく卒業試験おわれ。
今週末は末の従兄弟の誕生日なので、ノートパソコンも持たずに田舎に隠遁する。気分転換にはなりそうだが、結局、やらなきゃいけないことはなんもできない。やらなかったんじゃなくて、できなかった、となるように自分で仕組んでるわけだ。さらに自分でそれに気がついてるから、もう救い様がない。(ノ-_-)ノ ┴┴
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Free Culture
レッシグ教授の新刊Free Cultureが出た、ということでさっそくBitTorrentでゲット。たかが2MBのファイルでも、1000人がダウンロードすれば2ギガバイト。コンテンツを提供してくれる教授に帯域の負担までかける必要もなく、自分も他の人向けに帯域を提供するのは当然のこと。で、序文と第一章を読んで面白そうだったので、amazon.deでハードカバー版も注文した。輸入版なので届くのはしばらく先になりそうだが、どうせ4月末までは読む暇もない。おもしろいコンテンツ提供者への印税という形での還元も当然ながら、やっぱり紙で本として綴じられていると、読みやすい。また、PDFが提供されるのは、試し読みするのに便利なだけでなく、印刷したものを使えば、風呂で読む時にふやけたり落ちても平気なので、とてもありがたい。
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卒業試験 1/4
終った、終った。結果を見ると最高点の1.0評価とばっちぐー。
丸一日、後輩の中間試験 (俺らからすると笑うほど基本的な内容の口頭試験で、質問のバリエーションはかなり少ない) ばっかやってたとは思えないほどFrancois Bry教授は気分良好で、記録係として同席したのは学部のネットワーク管理を一緒にやってた昔の同僚でいまは助手やってる友人だった。先週のワークショップや卒論のテーマについてしゃべった中、なごやかな雰囲気で口頭試験スタート。テーマはMarkup Languages, Description LogicsにHighlevel Programming Languages。
自分的には、明確に答えられなかったことや、ヒントをもらってはじめて教授の希望する方向の答えを出せた場面とかがいくつかあったので、2.0 か1.7だと思ってたら、最高点をもらっちった。ワ-イ
友人によると、この教授は各学生の理解と知識の限界ラインを探しだし、その左右をいったりきたりするとのこと。つまり、どれだけ答えられて、どれだけ答えられなかったかの定量的なものではなく、限界ラインの位置で評価が決まるというわけらしい。口頭試験としては理想だ。試験される身としちゃ不安もあるわけだが、暗記系よりゃ100倍ましだ。
1年半前のDescription Logicsの講義とは直接関係ないOWLについて話せて、OWL Lite/DL/Liteの差とそれぞれのdecidabilityへの影響を考察できたのが効いたのかもしれない。試験勉強からの現実逃避で卒論のテーマ候補として、この手を読み漁ったのがよかった。
ドイツ国立ミュンヘン大学情報学部の卒業試験は30分間、教授と1対1で対決する口頭試験が主専攻で3個、副専攻で1個から構成される。内容はそれぞれ12もしくは18単位時間分、主専攻では合計42単位時間分となる。週4時間の講義が半年つづいて4単位時間と計算される。評価は1.0(最良)から4.0(可)まで1/3刻みで, 5.0(不可)で落第となる。ひとつの口頭試験に落第すると2ヶ月後に再試験となり、5.0が3個集まると強制退学となる。退学になると、ドイツ国内の大学で情報系を再び専攻することはできなくなる。大卒をあきらめるか、まったく別の専攻で一からやり直すことになる。逆に、無事に卒業できれば、Diplom Informatikerを名乗ることができるようになり、その価値は大きい。入るのは楽でも出るのは難しいからだ。入学当時に200人いた同期も、もはや30人ぐらいしかいない。総合成績はこの4個の口頭試験に卒論の成績を2倍して足して、6で割ったものになる。ドクターへの道を残すには2.0(良)よりよい結果が必要だ。
さて、次は4月の13日と14日に連続コンボで主専攻の残りの試験だ。でも今週末はりらっくす~
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チャンピオンズリーグ
サッカーなぞ見てはいけない。勉強せねば。
が、チャンピオンズリーグのBayern Muenchen VS Real Madird。16強であっても、決勝戦相当かもしれない。しかも、地元ミュンヘンの正念場である。勉強に専念できるはずもなく、試合開始3分でテレビの前に移動。
しかし、Workflow Management Systemsの勉強しながらサッカー見るもんじゃないね。Petri Netのトークンがサッカーボールに見え、パスワークがワークフローに見える。あかん。
肝心の試合内容は残念な結果におわったが、RealもBayernも、どちらもミュンヘンでおこなわれた第一戦と動きがあまりにも違う。あの時には、すっぽ抜けた瞬間、完全に固まったもんだ。チャンピオンズリーグがアウェイゴールの価値を倍に設定するのも納得である。そして、チャンピオンズリーグはだてにチャンピオンズリーグを名乗っているわけではない。
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4桁時代
いつの間にか日記の「エントリが多いユーザ」Top 30がとうとう全員1000エントリ以上の4桁時代になってる。各ユーザのエントリ一覧ページを複数ページに分割するのはパッチ募集中だが、それとは別にリストの硬直化をさけるためにも「最近 X {month,week,days,whatever}で更新が頻繁なユーザ」にでも変えたら面白いかな? メンバーはいまとそんなに変わらなさそうだけど、もっとダイナミックなものになれば、いままでにない新しい発見ができるかもしれない。もともと日記書きが競うものではなく、読者が面白い日記をみつけるための、ひとつの手がかりだし、どうだろう。
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REasoning on the WEb with Rules and SEmantics
今週に入ってから、EUにスポンサーされた"Network of Excellence"形式のプロジェクトREWERSEのキックオフミーティングとそれに続くワークショックで大忙しだ。4年間続くプロジェクトで、うちの学部がコーディネータ役なので、ヨーロッパ中の27もの大学・研究機関から100人弱の研究者がミュンヘンに集まった。地元ということで、遠方なら予算の都合でつれていってもらえない、(まだ?)博士過程ですらない一学生もチャンスだ。
自分の興味は数あるワークグループのうち、Query Languagesにある。たぶん卒論もこの関連になると思われる。いま考えているのは、うちの学部で開発された/開発途中のXMLなどのtreeおよびrooted graphなSemi-Structured-Data向けのキュエリー言語XcerptをRDFな世界に対応させることを考えている。その上で、RDF(S)やOWL(の一部)を使ったQuery Rewriting/ReformulationもしくはStatic Typingの可能性を探ると楽しそうだ。Xcerptは、XQueryやXSLTなどのXPathをベースとしてグラフをナビゲーションする言語と違い、未完のパターンを示して、それを埋めるデータを探す宣言的問い合わせ言語(declarative rule/pattern language)であることが強みだ。
うまくXMLなSyntactic WebとRDF(S)なSemantic Webの両方を統合的に扱えるものにまとめられれば、かなり魅力的なものになるんじゃないかと想像する。ちょうどW3C RDF Data Access Work Groupも昨日付けで発足したので、世間にとっても建設的な何かができるかもしれない、と妄想中。半年ほどかけて卒論書くからには、人様に堂々と見せられ、研究を続けるにしろ、ビジネスの世界に飛び込むにしろ、確実に自分の糧になるものにしたい。最先端で、科学的で、実用価値があって、なおかつやって楽しいものでないと、意味がない。
あー、ものすごく、いますぐ研究したい気分なのに、まずは卒業試験だ。いよいよ来週から4月末まで、ぱっつんぱっつん。/.関連のアクティビティは低下する予定。来週の試験はおりしも、このWGのコーディネータの教授で、更にテーマはHigh-Level Programming Languages, Semi-Structured DataにDescription Logicsとドンピシャに得意分野なのであまり心配してないが、他が不安だ。
コケるまでは希望を持っていいんだ。がんばるぞ。
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Slashmaster日誌 26 Feb 2004補足
今朝方、4時頃から10時過ぎ(日本時間)までSlashdot Japanが落ちていてた。ロードバランサーの不調でサイトが落ちていると誤判断して、ロードバランサが「メンテ中」のページを送り出していたとのことだ。
本当に申し訳ない。
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IRCに海外スクリプト荒しが表れた。コマンド?
IRCに他の人より輪をかけて暇なお子さまが数人あらわれた。適当なチャンネルに数十人単位でjoinしてきて、あとは延々と言語も文字コードも違い、同じものの繰り返しなゴミをタレ流し。日本語で書いてても、コピペしてくる。こんな時には迷わず、オペレータ権限(なると)をもってる人が即座にチャンネルを+m +iすべし。発言と新規参入を防げる。常連にはとりあえず+vで発言を許可する。すると、数分で潮がひくように一人、また一人づつ去って行く。ここでkickすると、正体がスクリプトなので数十も同じ文面で「この#$&!野郎」な感じのprivをずっと受け続けるハメになる。実際の犯人は多くても2~3人と思われる。+iを解除しても数秒後にまた入ってくるので、追い出した後に+mだけ解除して、+iは半日は残す必要がある。その間、別の場所でinvite請求しない限りは常連もチャンネルに入れないが、残念ながら仕方ない。
こんな時、なるとの無条件自動配布やキーワード反応にしているチャンネルは乗っ取られ、滅ぶ。反応用語が日本語だからといって、Challenge Responseでもない限りはコピペされるだけだ。-tすればトピック設定にオペレータ権限はいらないし、kickやbanもよく使うものではない。ネット分裂に備えての常連数人がもつ以外はなると持ちは増やさないほうがいい。特定IPからくる特定ユーザのレベルでなると配布を制限してない限り、なるとを配布するボットなんて言語道断だ。
こういう時やっぱり思う:無数にあるシステムのうちのひとつの、たったひとつのスキを一瞬だけ突けばいい攻撃側よりも、想像の範囲の斜め上のものも含め、ひとつのシステムのすべての穴を常時塞いでおいて、なおかつやられた場合には臨機応変、そして徹底的に対応しなければいけない防御側のほうが、はるかに楽しく、やりがいがある。荒しなんてやってて、よく虚しくならないもんだ。
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広島が呼んでいる
広島に他人とは思えないバス停があるらしい。なんか写真を一枚撮るためだけにわざわざ行きたい感じ。次に帰国したらヒッチハイクでもするか!? でも、さがせば都内にもありそうだ。
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ヴァレンティーヌスの贈り物
昨日はバレンタインデーだった。超距離恋愛の身には日本式の♀->♂チョコもヨーロッパ式な♂->♀薔薇も直接は関係なし。こっちだとそれ以外にはカードを送りあったり、デートにでかける、とやっぱり愛の日である。同居人と二人で豪快な漢のパエリアを作り、友人カップルと同居人の彼女を加えた5人で食べたあとに街に繰り出した。でも、想いは大陸を越えた先の日本へ。いつもなら月曜日から始まる休講にあわせてそろそろ帰国する時期なのだが、今年ははやくて5月まで我慢しなければいけない。もうすこし辛抱して欲しい > 待ってくれている人。
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