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numa (4467) の日記

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「ほしのこえ」

numa による 2002年02月26日 23時22分 の日記 (#42201)

日記というものを書くのは,紙の日記も含めて初めてなので,どう書いてよいものやら…とりあえず,先日見た映画の感想でも書いてみましょう。

映画といっても30分程度のアニメで,題名は「ほしのこえ」。作者は新海誠という人で,個人の自主制作作品です。下北沢の Tollywood という,昔の大井武蔵野館ぐらいの大きさの小さい映画館で上映されています。

内容は,遠距離恋愛の男女が携帯電話でメールのやり取りをするという,それ自体は何ということもない話ですが, ただし,その距離というのが光年単位だったりするし (しかも,ワープ航法を実現しているくせにメールは光速の限界を超えられない!), その合間には宇宙戦争をしていたりするしで, なんとも説明するのが難しい。 戦闘シーンは「マクロス劇場版」か「トップをねらえ!」かというぐらいの力作だが,それ以上に気合いが入っているのが, 日本の夏の空の景色だったりする。青い空に,白い飛行機雲。電柱が林立する田舎町(地方都市?)から見上げる夕焼けの空。他星系の地球型惑星上から見上げる空の,雲の流れ……。

やっぱり,うまく説明できないや。

お話としてはいろいろ問題があるのですが, 雰囲気はすごく気に入っています。 昔の梶尾真治の短編にあったような雰囲気というか…。 作者はこのすばらしい絵と, この雰囲気とを描きたかったのでしょう。 「街角のメルヘン」と同じで, 作者の描きたかった世界が直接的に出て来ているので, それに同調できないとつらいでしょう。

それと対照的なのが,同時上映のロマのフ比嘉作品集。 新海氏の作品も比嘉氏の作品もコンピュータで製作されているのですが,比嘉作品がいかにも CG らしいのに対して,新海氏のは伝統的なセルアニメ風だし,比嘉作品のアメリカ風アクションと新海作品の情緒とが,これまた対照的。 比嘉氏の作品のセリフがすべて英語なのに対して, 新海氏の作品が日本語なのも, 意味があるような,ないような。

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