etsav (7596) の日記
[公開推敲中] うそじゃないわ ほんとよ 01
このエントリは推敲中なのです。 普段の自己ルール『更新は履歴を陽に記録する』はちょと面倒ですので適用しないかもしれませぬ。
あとね、 科学考証は意図的に無視して、 語感だけで好き勝手にめっちゃくちゃ書いてますので〔笑〕。 だって、 元ねたが元ねただしさ~♪
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■ ゆうやけのまちかどで はじめてあったとき
■ 初回会敵――薄暮攻撃下の要塞化都市
第2,695次『[実効等価偽装会戦\エミュレーションキャンペーン]』は、防衛側に設定された灰軍の守る、曾てキンシャサと呼ばれた要塞化都市に対する、青軍の薄暮攻撃から始まった。
南大西洋の残照を負い、コンゴ川南岸の幹線道沿いに低空を侵入する青軍母機と無人護衛編隊。索敵波被照警報の発報と同時に護衛編隊が突入態勢に展開。次いで照準波被照警報。目に見えずとも既に激戦の最中にあった[論理攻撃\ソフトキル]戦に加えて、彼我ほぼ同時に[物理攻撃\ハードキル]手段の行使を開始。対空邀撃誘導弾と対邀撃誘導弾、対地誘導弾と対対地誘導弾の応酬。編隊が摩天楼の峡谷へ侵入し、[誘導弾\ミサイル]の[最短射程\ミニマムレンジ]を割ると、対空粒子束砲火の綾なす輝線の中へ降着域制圧機隊が先陣を切って次々と突入。零高度を二列横隊で[集束\クラスター]弾を撒き散らして飽和爆撃を行う制圧機群は、一切の回避機動をとらず、被弾による自爆をも攻撃力として使い、制圧を完遂。
母機搭載の[浸透貫入機\ペネトレーター]内から全編隊の指揮を執りながら、青軍[代表戦士\チャンピオン]は同時に自らも[降着手順\タッチダウンシーケンス]に入る。機首増強装甲[投棄\パージ]、貫入機射出ゲート開放。[絶対空間懸架機関\イセリアルドライブ]起動。物体としては相対的に静止しながら構成粒子は見掛け上光速を越える単極指向性エーテル結晶の[歯竿軌条\ラック]が生成され、貫入機側の[光子歯車\フォトンピニオン]と噛み合う。自由回転状態だった光子歯車に制動を掛ける――虹色の干渉光が爆ぜ、超光速要素を持つ多元運動量が貫入機側へ移行。
無限大の加速度を生じる事で因果律を侵犯した絶対空間懸架機関が、瞬時にその保有ネゲントロピーを完全喪失。熱死状態が系外と干渉、母機からの投棄とほぼ同時に射出モジュールは爆散して素粒子雲と化す。しかしその前に、零時間で極超音速に達した貫入機が要塞化都市中核部、制圧された降着域へ向けて射出される。
地表激突の寸前で機首六連の制動ブームを放射状に展開、[慣性平準化制動錨\IAA]作動。貫入機の質量が持つ運動量と主に大地からなる環境質量の運動量が交換・平準化され、失われた運動エネルギーが光学放熱[変換器\トランスデューサー]から閃光として放たれる。舗装路面と道路脇の建造物基部に無数の亀裂を生じさせて、貫入機はほぼ瞬時に対地速度を零とする。
閃光が薄れた時、青軍[代表戦士\チャンピオン]は貫入機上に立ち、既に[多碗可動兵装支持架\MAMAF]の起動シーケンスを開始していた。
[疑似視覚重畳表示\QVSID]に各部[自己診断手順\ダイアグノシス]の非同期進行進捗表示。同時に、兵装効力行使者認証の為の[精神感応句\サイキフレーズ]の現示。
La u'sra de la Guieponne de l'illucka
一見して意味を為さないフレーズに対して惹起される感情反応状態を、体表電界分布走査により解析、正規の兵装効力行使者ならば予め刷り込まれているはずの特徴パターンと照合――合致。認証完了。[安全装置解除\セーフティーオフ]。
[主兵装活暖化\MSTR ARM ON]
[多腕可動兵装支持架起動\MAMAF ACTV'D]
腰部から真後ろ下方に延びる[生存性向上\サバイバビリティー]ユニットと、それよりも長い、左右の[腕部駆動配列\アームドライブアレイ]が、戦闘位置へ跳ね上がる。四対八連の腕部駆動器が重力レンズ効果で一斉に膨らみ出して見える。[微小環状\マイクロトーラス]ブラックホール共軛対による[零次元転送\ZDT]開始。母機側[微小環状ブラックホール\MTBH]の潮汐力により細長く圧縮され、環の中心の一点に挿入された兵装支持腕の質量が、その位置を誤差零で確定された事で運動量が完全に不確定化、空間に対する局在性を喪失。共軛対を利用した存在確率制御を受け、MAMAF 側 MTBH で再局在化。各々初期設定で選択された兵装を装備した状態で転送された八本の腕は、腕部駆動配列から次々と生え出ずる様に出現。下側二対、第五腕から第八腕の装備する EXA-13 式[電離線衝動推進器\ローレンツスラスター]を始動。
戦術機動開始。零高度で短距離の水平加速、運動エネルギーを稼いでからズーム上昇で一気に位置エネルギーに変換、一瞬だけ摩天楼の連なる頂部を越え光学索敵、敵方の布陣を確認するなり[反転\ハーフロール]、[動力降下\パワーダイブ]。敵を求め、遷音速域を保ったまま、建物の間を縫うように飛行を始めた。
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つづくよっ