skimsr (9280) の日記
Knowledge from Nature: Twenty-one discoveries that changed the world
●内容
130年の歴史をもつNature誌に掲載された論文のうち,各界の第一線の科学者が選んだ21編の論文の内容や背景・その成果が与えた影響などを解説している。その元論文は巻末に掲載されている。
●目次
- まえがき
- レイモンド・ダートと人類のアフリカ起源/C. K. Brain
- 1925 アウストラロピテクス・アフリカヌス:南アフリカの猿人/Raymond A. Dart
- 電子のさざ波/外村彰
- 1927 ニッケルの単結晶による電子の散乱/C. Davisson, H. Germer
- 原子の部品が出そろった/Maurice Goldhaber
- 1932 中性子存在の可能性/J. Chadwick
- 超流動:物質の新しい状態/Allan Griffin
- 1938 λ点以下の温度での液体ヘリウムの粘性率/P. Kapitza
- 核物理学から核兵器まで/Joseph Rotblat
- 1939 中性子によるウランの壊変:新しい型の核反応/Lise Meitner, O. R. Frisch
- 二重らせん/Sydney Brenner
- 1953 デオキシリボ核酸(DNA)の構造/J. D. Watson, F. H. C. Crick
- 構造生物学の夜明け/Gregory A. Petsko
- 1958 X線解析によるミオグロビン分子の三次元構造モデル/J. C. Kendrew, etc.
- 最初のレーザー/Charles H. Townes
- 1960 ルビーにおける光の誘導放射/T. H. Maiman
- クエーサーのなぞ/Malcolm Longair
- 1963 3C273:大きな赤方偏移を示す星状物体/M. Schmidt
- 海底磁気学と大陸移動/Dan McKenzie
- 1963 海嶺の磁気異常/F. J. Vine, D. H. Matthews
- 星の計時係(タイムキーパー)/Joseph H. Taylor
- 1968 急速に脈動する電波源の観測/A. Hewish, etc.
- 異説が定説に:逆転写酵素の発見/Robin A. Weiss
- 1970 RNA腫瘍ウイルス粒子中に存在するRNA依存性DNAポリメラーゼ/David Baltimore
- 1970 ラウス肉腫ウイルスがもつRNA依存性DNAポリメラーゼ/Howerd M. Temin, Satoshi Muzutani
- 体と脳の映像/Marcus E. Raichle
- 1973 誘導された局所的相互作用による画像形成:核磁気共鳴をつかった例/P. C. Lauterbur
- T細胞研究を振り返る旅/Jonathan C. Howard
- 1974 試験管内でのリンパ球性脈絡髄膜炎ウイルスに感染した細胞に対するT細胞の細胞傷害性は,感染細胞が同系統か半異系統でなければならないという拘束を受ける/R. M. Zinkernagel, P. C. Doherty
- 「動物電気」のための分子スケッチ/Fred J. Sigworth
- 1976 カエル脱神経筋繊維膜の単一チャネルを通って流れる電流の測定/Erwin Neber, Bert Sakmann
- DNA塩基配列決定:静かなる革命/Peter Little
- 1977 バクテリオフォージΦX174 DNAの塩基配列/F. Sanger, etc.
- 動物の体を作るための青写真/Gines Morata
- 1980 ショウジョウバエにおける体節の数とその極性に影響する突然変異/Christiane Nusslein-Volhard, Eric Wieschaus
- 地球の盾に空いた穴/Richard S. Stolarski
- 1985 ClOx/NOx季節的相互作用を明らかにする南極オゾン全量の大きな消失/J. C. Farman, etc.
- 炭素のかごから炭素のチューブへ/Philip Ball
- 1985 C60:バックミンスターフラーレン/H. W. Kroto, etc.
- 他の太陽系を探して/Gordon A. H. Walker
- 1995 木星質量の伴星が太陽型恒星に/Michel Mayor, Didier Queloz
- ドリー!/Davor Solter
- 1997 哺乳類の胎児細胞や生体細胞から作った生存可能な子孫/I. Wilmut, etc.
- あとがき 未来の萌芽:20世紀と未来の科学をつくった21の発見
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目次 (スコア:1)
書評等の情報をお持ちの方は教えて下さい。他力本願ですいません。
Re:目次 (スコア:1)
書評探してはみましたが、まだ新しいこともあって出てないというか、もしかしたら来月、再来月あたりには、国内の科学系雑誌(「実験医学」「タンパク質・核酸・酵素」「細胞工学」)に書評が出るかも。
Re:目次 (スコア:1)
>書評探してはみましたが、まだ新しいこともあって出てないというか
わざわざありがとうございます。
その辺の科学系雑誌は,さすがに普段は見る機会が無いですね(^^; 折を見て,会社の図書室を漁ってみます。
私にとっては「こんなすごい本が出た!」という印象の本なのに,この本の発売を取り上げた記事が見つからないのが意外でした。それで,専門分野の方々は注目してないかな~と思い,タレコミした次第です。
あまり宣伝されていないから,本の存在自体知られていないのかもしれません。というか,Natureのページにすら紹介記事が無いのはどうかと(-.-;
Re:目次 (スコア:1)
紀伊国屋書店のサイトに目次 [kinokuniya.co.jp]がありました。という訳で,単に私がもう少しマジメに検索すれば良かっただけの問題でした。
こっちを先に見つけていれば,目次を自分で書き写す必要なんて無かったのに!(泣
2連続採用 (スコア:1)
Re:2連続採用 (スコア:1)
3連休の末でタレコミが少なかったせいか,2件とも即採用されました。Natureの記事のタレコミ後,たまたま関心をひかれるニュース(米国の理科教科書の記事)を見つけたから,という偶然もありますが。