Zerow_jp (945) の日記
2001 年 07 月 28 日
午前 11:43
IT Cybaug
私にとって、ITITと叫んでは無意味に走り回っている人間を思い起こさせるのがIT革命だが、ふと割とゴイスな事なんじゃないだろうかと考えたことがある。
一般的にはネットワークの普及から社会システムの情報処理化を進めるのがIT革命ということで、産業革命と比較されてたわけだけども、オープンソース運動との絡みで読むと、これは活版印刷の発明と対比させるのが正しいことのように思える。
グーテンベルグの活版印刷は、それまで手書きで写すか、型を彫って印刷していたものを、大量に再生産できる形に変化させた。ただし、この工程には資本が必要で、資本をもっている人間がそれを実現して他人に売る、という産業が出来た。
しかしそもそも書物は情報を伝達する一つの方法でしか無いわけで、情報を複製する手段が資本家によって牛耳られたと考えることも出来る。その主なものが著作権なるものである。
こうして寡占されて来た情報の複製手段は、IT革命によって再び個人の手に戻るのではないだろうか。つまり、電子化された情報の複製は、IT機器によっていともたやすく複製されうる。活版印刷に始まる情報操作のコストの歪みが、ここに来て是正されたと考えたい。
で、タイトルは何を意味してるのかと言うと、こういうIT機器が個人で所有されたとき、個人の能力が飛躍的に向上し、Cyborg(Cybernetic Organism)ならぬCybaug(Cybernetic Augmentation)と言うべきものに発達するんじゃないだろうかということなのです。