Bill Hatesの日記: 神風なんて吹かなかった 2
朝鮮通信使と水車の話で、江戸時代になっても朝鮮では樽や桶を満足に作れなかったという話が出てきた。そんなものさえ作れないようでは、船をまともに作ることは困難だったんだろう。
江戸時代よりずっと前の二度の元寇では、元はそんな朝鮮の先祖の高麗に艦船を作らせたとのこと。見栄っ張りで外装は立派でもちょっと風が吹いたら沈むような船を粗製乱造したに違いない。そんなのじゃ神風なんて吹かなくても勝手に沈んで壊滅するのは時間の問題でしかなかったんだろうな。まああれか。日本から遠くても征服した南宋に船を作らせればよかったのに、日本から近いという理由だけで高麗に船を作らせてあの国の法則が発動してしまったってことか。
こう考えると文禄・慶長の役での李舜臣の秘密兵器亀甲船なんてのは作れそうにないよな。せいぜい小舟の機動力をうまく使ったとかその辺りに話を盛りまくったんじゃないのかと。