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TCHIGUILAの日記: 朱鞠内にて…笹の墓標

日記 by TCHIGUILA

朱鞠内湖そばの花ユースホステルは本当に隠れ家である。そもそも極端に交通が不便である上に、オーナーいわく「ふらりと立ち寄ってそば料理を堪能してほしい」という宿は周辺の観光案内もせず、連泊を歓迎しないといういごっそうぶり(誉め言葉)。ただし蕎麦懐石はそれで勝負するだけのことはあるいいもので、確かに「年に1回北海道に行ったら食べたいと思わせたい」と意気込むだけのことはある。ユースホステルと言うと年配の方若い方イメージがいろいろあるのではないかと思うのだけど、それらのイメージ全部あてはまらない不思議な宿。ちなみに24日の宿泊客は私だけだった。

さて実は、そばの花YHのある朱鞠内湖は、第二次大戦の直前に電源開発のために突貫工事で作られた人造湖である。そしてその開発はタコ労働者に強制連行と、負の遺産を背負っているとのこと。YHのすぐ近くに笹の墓標展示館という建物があり、もともと工事で落命した人たちが一晩安置された光顕寺という、檀家が減って維持できなくなった寺をボランティアが維持管理し、犠牲者の追悼の場としているという。私も24日、私と入れ替わりに出発する泊り客を見送る時に慰霊碑を見つけ、翌朝、展示館を見学した。今でもいくつもの位牌が、墓標も無く埋葬された人達の生きた証を残している。展示館の見学中、うっかり入り口の扉を開け放しておいた所すずめよりも小さな鳥が3羽入り込んでしまう。この後30分ばかり、この鳥たちの追い出しに熱中、さんさんと降り注ぐ陽光と小鳥のさえずりと、埋められた歴史の重さの不釣合いさが印象に残ることとなった。(笹の墓標の詳細は笹の墓標Networks参照)。

さて、そばの花YHでうっかり手にとってしまった北海道新聞社の北海道百科 創刊号特集「知床」をみたら知床岩尾別YHのペアレントさんとその娘さんが出ていた。この2月に行ったばかりなのだがやはり今夏も行くべきかと予約してしまう。というわけで、性懲りもなく400km近い?ロングドライブをしでかすこととなった。

(とりあえずここまで)

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