composit4の日記: 水を積んだ水素自動車
parsley様の日記経由、
アルミに水を噴射して水素を取り出すのかと思ったら、
逆で、水素の燃焼熱に水を噴射して燃費を向上させる技術らしい。
いわゆる、ウォーターインジェクションというヤツです。
ガソリン車、特にターボ車なんかには特に有効。
ただし、WRCマシンのウォーターインジェクションとはまた違います。
(あれは熱交換器冷却のための冷媒として使うだけ)
航空機だと水メタノール噴射なんていうのを使ったりします、
メタノールは凍結防止剤として混合されるので、効果の主体は水。
【実践するマッドサイエンス】を標榜する「つきなみコミックス」の研究発表にも
ガソリン中への水添加による動力性能の改善効果という研究報告があります。
界面活性剤を使って燃料タンクに事前混合しておく方式で実験されたものですが、
アンチノック性の向上(簡単に言うとレギュラーガソリンがハイオクガソリン並になる)、
静粛性の向上、ドライバビリティの向上、燃費の向上、最高出力のアップといった
様々な効果がガソリンへの水添加で可能になるという結果が出ています。
ただし、事前混合方式は、混ぜるために使う界面活性剤の値段が
結構馬鹿にならないのと、そもそも水は燃えないので、
混ぜればどんどんパワーアップするものでもない、
やはり最適な配合比率というものが存在するという話のようです。
タンクへ事前混合する方式を改めて、インテークマニフォールド内部に
直接噴射する方式を選択できれば、さらに小細工できる範囲が広がるでしょう。
燃料と共に、水のタンクを別に用意しないといけませんが…。
(まるで、ひと昔前の蒸気機関のようだ)
専用インジェクタを用意できるなら、混合比を自由にコンピュータ制御でき、
運転状況に応じて最適な混合比で稼動させることが可能です。
ディーゼルエンジンなどでは既に燃料に水を混合することで
NOxと黒煙の両方の軽減を目指す技術開発が行われており、
この混合燃料は、水エマルジョン燃料と言われています。
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