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uruyaの日記: 黒後家蜘蛛の会(2) / アイザック・アシモフ

日記 by uruya

黒後家蜘蛛の会(2) / アイザック・アシモフ
★★★☆☆

女人禁制の同人会〈ブラック・ウィドワーズ〉は、毎月一度ゲストを招き、けして外部にもらさないという条件で、尋問を行なうことを例としていた。さまざまなゲストが話す不思議なエピソードについて、ああでもないこうでもないと議論する。そして決まって最後には、給仕のヘンリーが謎を解いてみせるのだ。

追われてもいないのに
ゲスト:モーティマー・ステラー。人気ライター。ある編集者が、原稿料を支払ったのに記事を掲載しようとしない。

電光石火
ゲスト:ロバート・アルフォード・ブンセン。トランブルの上司。組織に属する男が、監視中のレストランで品物を受け渡した方法とは。

鉄の宝玉
ゲスト:ラティマー・リード。宝石商。むかし曾祖父が香港から郵送してきた、ありふれた隕石を、五百ドルで買い取ると申し出た人物がいた。

三つの数字
ゲスト:サミュエル・プンチュ。核融合研究者。精神病院に入っている同僚が、画期的技術を開発したと主張している。真偽を確かめるために、金庫をあける番号を解読しなければならない。

殺しの噂
ゲスト:グリゴーリ・デリュアシュキン。ソ連人科学評論家。白昼の公園で学生がふたり、殺人の相談をしていた。

禁煙
ゲスト:ヒラリー・エヴァンズ。ある会社の人事部長。ふたりの候補のうちどちらを要職につけるかの判断を、煙草を嫌うがために誤ってしまった。

時候の挨拶
ゲスト:レックスフォード・ブラウン。グリーティングカード製作業者。カード収集家の妻あてに、匿名で意味不明のみすぼらしいカードが送られてきた。

東は東
ゲスト:ラルフ・マードック。堅物の宗教家。放蕩人の叔父がギャンブルで稼いだ遺産を残したが、それを受けとるためには賭けをしなければならない。

地球が沈んで宵の明星が輝く
ゲスト:ジャン・セルヴェ。フランス人SF企画設計業者。最近妻を自殺で亡くした共同経営者が、月基地の設定に関して強硬に反対している。

十三日金曜日
ゲスト:エヴァン・フレッチャー。経済学教授。大統領暗殺未遂の罪で処刑され、冤罪もささやかれた左翼活動家ジョゼフ・ヘネシーが残した手紙について。

省略なし
ゲスト:ジェイスン・レミンスター。系図学者。収集家の叔父が残した遺産のうち、唯一価値があるという切手の隠し場所は?

終局的犯罪
ゲスト:ロナルド・メイスン。ベイカー・ストリート・イレギュラーズ会員。シャーロキアン論文を作るために、モリアーティ教授が書いたとされる論文をとりあげる。

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二週間かけてこれ一冊しか読めない現状。忙しさもそうだが、精神的にかなりやられてる。
この生活もあと十日ほど。なんとか切り抜けていこう。

〈ブラック・ウィドワーズ〉のメンバーは以下のとおり。
ジェフリー・アヴァロン 特許弁護士。
トーマス・トランブル 暗号の専門家。国家機密にかかわる職業?
イマニュエル・ルービン 小説家。
ジェイムズ・ドレイク 有機化学者にして小説マニア。
マリオ・ゴンザロ 画家。
ロジャー・ホルステッド 数学教師にしてホメロスのリメリック(滑稽五行詩)化にとりくむ男。
ヘンリー 会の給仕。安楽椅子探偵。

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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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