TarZの日記: 【ダダンダンダダン】液体金属により伸びーる、のです 1
日記 by
TarZ
金属の導電性を維持したまま、元の8倍の長さにまで伸ばせる導線。柔軟性の高い樹脂製の皮膜の内側に、液体金属が満たされた構造になっている。
ノースカロライナ大News Researchers Use Liquid Metal to Create Wires That Stretch Eight Times Their Original Length
Abstract Ultrastretchable Fibers with Metallic Conductivity Using a Liquid Metal Alloy Core
なんというか、予想以上に伸びていた。写真を見ると、元の10倍くらいまで伸びているように見える。
液体金属で満たされているとなるとターミネータ(T-1000じゃなくて)が心配だが、要旨しか読めないのではっきりしないものの、おそらく通常の金属でフタをしているのだと思われる。
そういえば21世紀もすでに1/10が過ぎてしまったが、「21世紀、GPUは液体金属で冷やす!」のその後を聞かないなあ。今回の導線の課題としては、導線切断などにより皮膜が破られた時、中身の液体金属が漏れてしまう点らしいが、液体金属の素材にインジウムが必要なところも応用範囲を狭めていそうな気がする。
へー面白い (スコア:1)
これが同軸ケーブルになったらもっと面白い。
PCパーツの冷却については、あれから空冷パーツが進化しましたね。
よく冷えるしファンは静かになったし…
省エネ化も進んで、油冷やフロリナートも一瞬のバブルでした。
# そういう私はずっと本格水冷派。