Takahiro_Chouの日記: 【映画】パリフィック・リム 3
2013年のベスト個人的ベスト映画は、上半期は「セデック・バレ」で、下半期は「パシフィック・リム」だと、去年の内から(つまり、どっちも観もしない内から)決めておりましたが、その点に関しては、去年の俺が正しかった事を改めて確認した次第。
この映画を、もし他人に勧めるとしたら、小難しい理屈も、ヲタク的観点からして如何に魅力的かの説明も不要です。
「映画として抜群に面白い」だけで十分。
怪獣や巨大ロボット絡みの特撮シーンが話題になるが、人間ドラマだって、主人公とヒロインのトラウマの克服に、父と子の確執と和解、対立していた2人の科学者が最後に協力、余命僅かな司令官の最後の出撃と盛り沢山なのに、その点に関しても全部、燃える展開になってる。
香港での戦闘シーンも、特撮がすげーだけじゃなくて、怪獣が、実は何物かにより作られた生物兵器である事(≒つまり、後から出て来た怪獣ほど手強い理由は、単に怪獣が、よりデカく、より強く、より速くなっただけじゃなくて、人間側の兵器に対応できる様に、怪獣にもソフト・ハードの両面から改良が加えられ続けていた)を、ちゃんと、映像や怪獣の攻撃方法で示している。(イェーガーを機能停止させた電磁パルスだけじゃなくて、トリッキーな動きを得意とするクリムゾン・タイフーンの攻撃が、まるで読まれているかの様に回避され、重装甲を誇るチェルノ・アルファには、その重装甲を溶かす溶解液をブっかける。かつ、電磁パルスを使ったのは旧世代機故に電磁パルスが効かないチェルノ・アルファを倒した後なのである)
この映画が面白い理由の1つには、確かに、それ相応の予算をかけた事も有るだろうが、同時に、この映画こそが、面白い映画を作るには、金をかけるだけではダメなのだ、と云う証明にもなっている。
まぁ、でも、「アヴェンジャーズ」の時にも皆思ったであろう「人工ワームホールみてーなモノを作れるよーな連中に"アレ"が効くのかよ!!」と云うツッコミは無しにしてあげましょう。
あと、劇中の内容と、プログラムの方に載ってる年表を総合すると見えてくる「スタッカー司令官が放射線被曝した原因となった"原子力で動いてんのにパイロットを放射線から守る機構がイマイチ甘い第一世代機"は実は日本製」と云う設定が、2011年3月11日以降の日本においては微妙に洒落になってない点についても以下同文。
件のワームホールのような何か (スコア:1)
怪獣のDNAがないと出入りできないのに、なぜ脱出ポットで脱出できたのかが、よくわからなかったです。でも、「こまけーことは(以下略)」で、思い切り楽しめました。
Re:件のワームホールのような何か (スコア:2)
私の場合、「侵入」に対するセキュリティは万全(でも無いか)だったけど、一度、侵入して出ていく奴に対する対策はそうじゃなかった……と脳内補完してます。
「敵に自爆特攻されると云う発想は有った」(もしくは、過去に侵略した別のどこかでそんな目に遭った)ので、その対策はやってたけど、「わざわざ爆弾(に相当するモノ)を落した後、元の世界に戻る奴が居るとは思わなかった」とか……。
まぁ、あいつらは、数千万年単位で続いてる上に、惑星を次から次へと使い潰してる文明の様ですので、「ここが駄目だったら、他の所を侵略するか」みたいな考え方をする、案外、呑気で詰めが甘い連中(つか、呑気で詰めが甘い連中でも維持可能な文明)なのかも知れません……。
Re:件のワームホールのような何か (スコア:1)
なるほど。あの味のある科学者二人の指摘が、怪獣が出て行く時なニュアンス(吹き替え)だったかと思っていたので。
呑気で詰めが甘い連中でも維持可能な文明)
ひたすら食い散らかす文明ってのは、そうなのかも。