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372 story

「オープンソース」のロボット PINO 24

ストーリー by Oliver
人型パソコンへの第一歩 部門より

haku416 曰く,"この記事によると、北野共生システムプロジェクトが開発したロボット「PINO」のビジネス展開がいよいよ本格化してきたらしい。「オープンソースのロボット」というコンセプトの下に研究機関、大学研究室向けにレンタルと販売が行われる他、ツクダオリジナルからは完全2足歩行が可能な「ロボットフレンドPINO DX」と廉価版の「ロボットフレンドPINO」が発売されるということだ。まだまだ改良の余地はあるというこのロボット。目指すはロボット界のLinuxということだ。"

記事やリンク先からはどこがどうオープンソースなのかは伝わってこない。回路図やロジックがオープンソースになるか、それとも目を引くキーワードを弄んでいるだけなのか。簡単に手に入る電子部品ばかりだそうなので、半田コテと暇がある人は自作を。

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  • ロボットハードの製造原価なんて殻をのぞけばせいぜい10万そこらやでー。
    モータはラジコンのサーボやし、関節はアルミまげて穴あけただけだしー。
    あんなロボットをアイボやアシモやましてや今日公開のA.I.と同列に並べて欲しくないなぁ。
    ピノのデザイナー、TVでみたけどむかつくにぃちゃんやし。

    ネットバブルの次はオルガ(orga)とメカ(mecha)のバブルか?
    --
    こすみっく(ひげ)@トウキョー
  • by mura-masa (3554) on 2001年06月30日 11時33分 (#4489)
    そういえば、SONYのOPEN-Rはどうなったんでしょう。AIBOとかの各パーツをすげ替えできるというアレ。あっちはライセンス企業に使用を公開するという形だったはずだから、ちっともOPENじゃないけど。
  •  プロジェクトリーダーの北野さんといえば、ロボカップ(ロボットのサッカー大会・英語の公式サイトはこちら)を提唱したことで有名ですね。
     このロボカップに、2002年福岡大会からヒューマノイドリーグ(人型ロボット)が加わる予定になっています。既に、2000年メルボルン大会からヒューマノイドロボットのエキシビジョンが行われており、PINOも参加しています
     この時期にPINOが発表されたのも、ロボカップを意識してのものではないかという気もします。

    ・・・目標は「2050年 FIFAのチャンピオンにヒューマノイドリーグのチームが勝つ」(ロボカップ委員会)
  • 「Linuxが使われている(週刊アスキー)」という事から考えると、Linuxのようにオープンにするのがむしろ自然で、遅すぎるくらいです。 全部は無理にしても、回路とかプログラムとかを早く公開して欲しいですね。
    公式サイト?(go.jpなのに英語だけ?)にはLinuxに関する記述が全然ないのも残念です。
  • 彼は何故か Linux World ConferenceのSGIブースに居ました。
    Linuxのようにしたいというのはかなり本気の話なんだと思います。
  • 彼がSGIのブースにいたのは、SGIがRoboCupのスポンサーをしている関係でしょう。
  • 北野さん、非常に優秀な方だとは思うんですが、RoboCupの意義をグランドチャレンジ(アポロ計画などのこと)と同列に論じてしまうところには大きな疑問を感じてしまう。

    いくらなんでも、人型ロボット同士がサッカーしても人類が月にたどり着いたのと同程度には興奮しないでしょ?
  • by G7 (3009) on 2001年07月01日 11時13分 (#4578)
    「各種版権ビジネスも展開する」そうだが、
    それってOpenSource(ここでいうそれが
    我々の馴染んだソレと同様のものだと仮定したとして)
    と相性が良いんだろうか?すごく疑問を感じる。
  • キャラクタビジネスなんじゃないの、技術じゃなくって。
  • by G7 (3009) on 2001年07月01日 15時07分 (#4599)
    というか、1つのロボットというものを作って売るならば、
    キャラクタという面と技術という面の
    「両方」が常にそのロボットに伴って
    いないとならんわけで、
    すると技術面だけOpenなんてことは
    旨い具合に出来るのかな?とか、
    思ったりしました。

    少なくともOpenSourceToyProjとは
    ずいぶん違う雰囲気になるんだろうな。あーあ。

    それとも、違う外見の(中身が同じ)ロボットを作るなら
    その技術はOpen、とかにでもするんだろうか?
  • 今のモデルがどうなっているのか知らないけど、
    「ピノキオ」を発想の下地にしているからか何か知らないけど、
    あの鼻は、
    こけた時に首がいかれるか、ヘッドユニット内にめり込むか
    だし、もし下に生き物がいた場合明らかに損傷させてしまうと思う。
    乳幼児が仰向けに寝ているところに、眼球や鼻腔・口腔めがけて突っ込んでしまったら、
    どのように責任を取るつもりなんだろうか?

    人間との共生を目指すなら、
    失敗をやらかした時にどれだけ被害を軽減できるか
    に注意を払うべきで、それを意識した時、
    あまりに長大な突起物は当然の帰趨として排除されてしかるべき。

    要は、デザイン的に駄目ってこと。
    --
    -+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
  • by lss (2577) on 2001年07月03日 0時42分 (#4825) ホームページ 日記
    あの鼻はゴム製で、見た目よりずっと柔らかいのです。 転んだときにもあの鼻がバンパー代わりになるのでダメージが少なくなるとか。 御茶ノ水博士みたいなだんごっパナのほうがバンパーとしては優れているでしょうが、それではデザイン的に難があります。
    あの鼻は差し替えられるようになっていて、バンパー効果とデザインをいろいろ実験して現在の形に落ち着いたとの事。

    もし量産されたらエアバック機能付きだんごっパナなんてオプションも発売されるかもしれませんね。 カッコ悪いですが、そういうのがいろいろあると面白いかも。

  • PINOは科学技術振興事業団の創造科学推進事業の産物です。ドメインがgo.jpになっていることからも分かるように、日本国民の税金が投入されているのです。 情報公開の原則から言うと、日本国民に対して公開する義務があるのです。

    税金を無駄遣いしているバカ役人やら大学やらが多い中、 公開しようというのは立派だと思いますよ。

    インターネットがここまで発展してきたのは、アメリカが情報公開法で大学や研究所その他の研究・資料を公開させているからというのも非常に大きな要因です。 それに対して、日本の大学・研究所はほとんどなにも公開していません。そういう格差を埋めるという意味では非常に良い事だと思います。

    難を言うなら日本語でも情報発信して欲しいということだけです。

  • 「PinoにはRT-Linuxが使われている。」のです。
    他の研究者たちがRT-Linuxで作った制御ソフト・計測ソフト・ライブラリ・ドライバや回路も使われているということになるわけです。 先輩から教わった事を後輩に教えるようなものとご理解ください。だからこそ公開すると言っているのでしょう。

    AT互換機のハード/ソフトとはちょっと事情が異なるのです。

    もちろん公開義務があるというわけじゃないし、公開しようという心意気は賞賛すべきだと思いますよ。

  • 試行錯誤した結果としてあのデザインに落ち着いたというのであるなら、
    ますます駄目な気がします。
    緩衝能力を持たせたいのであるなら、頭部がどんな向きで倒れたとしても緩衝できるよう、
    頭部全周を巡らせる(例えば麦わら帽子状)ようにするしかないわけです。
    つまり、二足歩行機がまっすぐ真っ正面に、顔面中心が真っ先に接地するなんて云う、
    ほぼありえない状況でしか緩衝できないような機能は無駄なだけですよね。

    また、いくら柔らかいといっても、物理的に存在しているわけですので、
    一切損傷させる心配がないなどとは言い切れませんし。

    まあ、「鼻」から倒れ込む確率が低いのに、
    その「鼻」による損傷を心配するのも矛盾しているわけですが、
    もし、万が一、「鼻」から行ってしまった時に、その先に「何か壊れ易い」があった場合、
    ということを想定できていないような気がするんです。
    硬いか、柔らかいか、ではなく、
    あの位置にあんな長大な突起物を付ける
    という思想が、間違っていると断ずるわけです。

    ちなみに転倒時の物理保護目的として
    エアバッグを利用するというのは良い手ではありますが、
    現状のエアバッグはパッシブ反応しか出来ませんので、
    実効上のどのような稼動のさせかたを想定すれば良いのか、
    判断が難しいですよね。
    衝撃反応とするならば、
    倒れ込んで何者かと衝撃接触した『後』バッグが開く
    とかなりますが、これでは遅すぎますから。
    センサーと組み合わせて疑似アクティブ反応化するとしても、
    姿勢感知センサーで一定以上の角度以下まで
    倒れ込んでいることを認識したところから、
    対物センサーで一定以上の速度でとある距離(しきい値)まで
    何者かが接近した時に反応するなどとしたら、
    コストが馬鹿高くなりそうですし、
    誤検知・誤動作した場合の二次被害も問題となりますね。
    逆にセンサーの網から抜けるようなこけ方をしたら、
    そもそもバッグが開かないかもしれませんし。
    それと、もしエアバッグを付けるとするなら、
    ヘッドユニットみたいな重心から遠い末端ではなく、
    重心に近い動体部に付けるしかないですね。
    (「エアバック機能付きだんごっパナ」は面白いけど…)

    ここまで考えてくると、
    だったら外板自体で緩衝するという方法がずっと簡単で効果的かと。
    つまり、全身バンパー化ですね。

    まあどっちにしても、今の剛構造を多く持つ二足歩行機なんて、
    いっぺんこければどっか壊れますがね(笑)
    --
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  • 安全性を究極まで突き詰めたら、全身をゴムマリで覆ったドラえもん型が最適です。「親の立場で子供に与えても安心なロボット」をデザインしたら、ああいう形になるでしょう。
    AT互換機みたいに、Pino互換ロボット規格とかになれば、外装なんか簡単に換えれるはず。
    幼児期にはどらえもん型外装で子供の成長に合わせて徐々にパーツを取り替えていくなんていう使い方もありなのでは?
  • うっ、ばれてら(笑)

    まあ、ドラえもんそのモノではバランス悪すぎなんですが、大体あんな感じの外装がやはり理想ですよね。
    子供に与えようという意味で云うと。
    謎な技術で汚れもつかないから安心だし(笑)
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  • 何がOpenなのかというと、

    1. 構成している部材等については市場での入手性を最優先

    2. ハードウェア・ソフトウェア共に全仕様を公開


    ということらしいです。
    (日経BPRoBolutionより)

    ロボット研究における標準プラットフォームとして確立する事
    を念頭に置いているとか。
    少々の金があれば、秋葉原とかでハード的な構成部品は揃うらしいです。
    まあ、理念は立派なんですが…
    --
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  • by Anonymous Coward on 2001年07月02日 15時28分 (#4720)
    そもそもPinoがちゃきちゃき歩いてる様子というのはみたことがないのですが、あれはまともにあるけないんじゃないか疑惑。 うただのビデオの偽ぴのぐらいすたすた歩けるとはとても思えない...
  • by Anonymous Coward on 2001年07月02日 15時30分 (#4721)
    Linux上でうごくものはなんでも公開するのが自然というのはほんとですか?

    ソフトですら公開してないのは多いですけどそれはなんか問題あるの?ましてやハードはぜんぜんかんけいないでせう。
  • by Anonymous Coward on 2001年07月02日 15時32分 (#4723)
    それって品質について冷静な判断がなされないままマスコミ受け先行でとりあえず知名度だけは異様に高いとかそーゆー路線?

    不幸なプロダクトだなあ(どっちも)
  • by Anonymous Coward on 2001年07月03日 11時23分 (#4908)
    ごめん、よくわからないや。

    1:OSにLinuxを採用したプロダクトはLinuxのように公開する責任がある

    2:OSにかかわらず先人の成果の上にあるものはLinuxのように公開するのが自然である

    どっちのはなしをしているの?

    ここでは実装レベルの詳細情報を公開するという話をしているのだと思うのだけど、たかだかOSに何を使ったか、程度のことがその全体に「公開すべき/しなくてもいい」という判断を及ぼすほどの意味をもつの?
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人生unstable -- あるハッカー

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