非PC分野で広がるHDD市場 7
ストーリー by kazekiri
ZDNetに矢野経済研究所が HDD関連21社からの聞き取り
によってまとめられた「HDD関連市場の実態と展望」という
調査についての記事が掲載されている。PC市場の落ち込みから
サーバ分野のSCSIとノートPC用の2.5inchの市場は堅調だが、
3.5inch IDE市場が冷え込み、全体として伸びは薄いという
予想が見て取れる。しかし、この記事では、関連メーカは
非PC市場での HDD用途の拡大から、2002年以降は2桁成長路線
に戻るシナリオを各社が描いているということらしい。
確かにまわりを見渡せばいつのまにか HDDレコーダーの
ユーザーは多くなっているし、ゲーム機も HDD が標準
となるような勢いだ。今年春先に発売され、国内発の HDD搭載
カーナビとして注目を集めたパイオニアの
carrozzeria HDD CYBER NAVIは、高速な検索と大容量と
いうことで相当売れているらしい。(こんな高いモノが何故
売れているのかは、私はよく理解できていない。)
車内という苛酷な環境で問題なく HDDが使用できるという
ことは、HDD のあらゆるエレクトロニクスデバイスへの搭載
という可能性を示していると言えるだろう。
道路が舗装されているからじゃないか? (スコア:2)
あっさり壊れたりしてな、、、
There is no spoon.
技術の方向 (スコア:1)
昨今のコンピュータ化の進行も,「『CPUパワー』というリソースが年々低価格化しているため,コストダウンのために,これまで適用されていなかった分野でもコンピュータを採用するようになったからだ」と講演者は捉えていました.
この説に従えば,「記録ビット数」というリソースの低価格化が進行しているため,それを象徴するハードディスクが,振動・高温などの環境のため向かないとされてきた分野でも採用されるようになった,ということなのでしょう.
ちなみにその講演の結論は,「これからはブロードバンド化によって情報伝達のコストが下がる.これを活用する方向に技術が進むだろう」ということでした.参考まで.
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Yoshige
Re:技術の方向 (スコア:1)
PCや家庭用ゲーム機、ビデオレコーダーのように固定電源で利用するのが中心の機器や車載機器はいいとして、持ち歩く系の機器、携帯ゲーム機とかPDAとか携帯電話とかにHDDを載せようとしたら、やはり電源の持ちが問題になるように思います。
この辺りがクリアされると、今半導体メモリを使ってる所にずいぶん応用が効くのではないかなあ。
テキ(?)もさるものひっかくもの (スコア:1)
逆に、半導体系記憶デバイスもまた
HDDの分野を奪う(笑)方向で進化して行く
んじゃないかなあ。
http://www.zdnet.co.jp/news/0107/13/e_intel.html
だそうですし。
相手の分野を制覇するのは、どっちが先かなあ…
そういや10年くらい前はフラッシュメモリが夢のメモリ
だったもんだったなあ。HDDは眼中には無かったです(^^;
ちなむと計算機のアーキテクチャとしては
HDDつーか所謂二次記憶なんて
無いに越したこたぁないような気もする。
ワンレベルストアばんざーい
ハードディスクって (スコア:1)
それはそれでよし! か?
いまは分かってる人が使ってるからまだOKだとか。
これから需要が伸びたときにどうなるか、なのかな。
これから需要がありそうな分野ってどんなんだろ?
やっぱ家電?
つぶれたら交換できるのか (スコア:1)
Re: 例のHDD対応カーナビの場合… (スコア:1)
(一~二週間程度かかるとか、ご参考:imperss AV Watchの記事)
何でそんな面倒なことをするのかというと、HDD自体に何らかの制約をかけており、
ユーザサイドではHDDをPCに無理矢理繋いだりしてデータを抜けない様にしているとか。
(まあ、絶対不可能ではないのでしょうが)
データストレージとしての利用のみであるなら、ユーザ交換も可能なのでしょうけども、
実際は何らかのシステム込みでの交換を余儀なくされると思うので、
「さくっ」とは行かないんでしょうね。
(システム部分はフラッシュに書き込み、みたいな場合は行ける?)
-+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-