ロシア外務省:「プログラマよ、米国に行くな」 8
ストーリー by Oliver
DMCAに死を 部門より
DMCAに死を 部門より
brake-handle 曰く,"ロシア人の暗号専門家、Dmitry Sklyarov氏が米国にてDMCA(デジタルミレニアム著作権法)違反により逮捕されたことを受け、ロシア外務省はロシア国内の計算機専門家らに警告を発した。警告の内容は、「Sklyarov氏に対する審判の如何によらず、米国企業との関係の元にプログラミング、ないしはソフトウェア設計をするロシア人専門家はDMCAに触れる恐れがある」というもの(私訳)。
かつての冷戦相手ということもあるのか、ロシア政府はかなり厳しい態度をもってこの事件を受けとめている。事態が悪化すれば、著作権を巡っての第2次冷戦などにもなりかねない。それでも全てを米国に握られたくないという意志だけはさすがロシア。"
ロシア人だけでなく、世界中のプログラマは考えるべきだろう。次は自分かもしれないことを。
アメリカだけの問題じゃないのだが (スコア:4, 参考になる)
DMCAがらみが/.-Jで話題になるたびに書いてますが、 DMCAの問題はアメリカだけの問題じゃありません。 日本の著作権法でもDMCAと同様の条文はあり、 むしろ DMCAが認めている例外(かなり狭いけど)がない分 条文上は日本のほうが厳しいです。 日本の場合、所属組織に縛られないで 著作権保護技術の脆弱性についてオリジナルなものを 発表できる研究者があんまりいないとか、 海外からそういうことを発表しそうな研究者がくるような 学会が設定されてないとか、単にそういうことで 問題が表面化してないだけなのではないか、と いう気がします(セキュリティ業界にいないんで 外野としてみてるだけだが)。
そもそも、DMCAも日本の著作権法の改訂も、 WIPOできめた条約の履行をしているだけ、と いうことがあるので、 ひっくり返すんであればWIPOをひっくり返さないといけないって話も。 WIPOできめてるから、今はDMCA的法律がない 国に対しても、「さっさと法律作れ」という圧力が 存在しているはずだしね。
Re:デジタルミレニアム・・・なんだっけ? (スコア:2, 参考になる)
米最高裁判例で、合衆国憲法修正第四条(令状主義)の要件を満たせば、捜査機関の国内の通信傍受も可能だったはず
DMCAが規制するのは、著作物に対してのみですので、通信は別物じゃないでしょうか?
アメリカのしたたかな外交戦略、対抗馬はやはり中国? (スコア:2)
国際条約を後ろ盾にするとは、相当計算深い。いわれてみればWTOで中国を巻き込もうとしているのも似たような筋書きがあるんでしょうね。少し前、たまたま仕事場に置いてあった「ローマの街角から」(塩野七生、タイトルはうろ覚え)をパラパラ読んでいたら「国家間の関係を広い視野でとらえ、自国にどのような影響があるかを検討する能力が日本には欠けている」というような記述がありました。その通りに現実が動いているのは恐ろしい。
ただ、中国という点でいえば、向こうも商売の技はいろいろ体得しています。華僑に代表されるような商売のうまさに加え、発想や考え方の切替が中国は上手です。スピード勝負に持ち込まれたらさすがのアメリカでも振り回されてしまうかも知れません。
頭の切替の速さについては、こんな逸話を聞いたことがあります。
頭の中は変えられない (スコア:1)
>べきだろう。次は自分かもしれないことを。
何を考えるべきか考えました、自分がそうなるケースを。世界中ではないけど、日本にいる者のケースは転職でしょうか?
ドキュメントやソースは持ち出さなくても、頭というか体は持ち出さざるを得ません。ましてや、リストラという名目で、出たくなくても出された結果、その後頭の中を問題にされてもねー。
ということで、プログラマではありませんが、その立場の人は、そのような世の中にならない事を考えなければいけないのでは。
デジタルミレニアム・・・なんだっけ? (スコア:1)
って言うのは簡単なんだけど、アメリカっつう国は銃規制はせん、CTBT批准はイヤ、京都議定書は無視、と、なんつーか「政府が圧力団体のイイナリ」みたいな国なんで、まずハリウッドを壊滅させんとあかんやろうね。
つうわけでハリウッド映画不観運動(勝手に)続行中(藁
Re:デジタルミレニアム・・・なんだっけ? (スコア:1)
エシュロンっていうのはDMCAに違反してないの?
法と行政(軍事?)の関係ってどうなってるんでしょうね?
ロシアの状況がかなり変わったのもあると思うんですよ (スコア:1)
最近、大統領がプーチンに変わってからロシアの状況がかなり変わりました。どちらかというと前の強いソ連を目指している様に思えます。
#中途半端に自由経済を導入して逆に経済的に苦しくなっていますから、国民も歓迎していることでしょう。
今回のこの話もこういう以前の厳しい統制下が戻ってきつつあるから、なおさらではないでしょうか?自国の利益の為ですから当然の方針とも言えます。