take0m 曰く,"eAccessによると、コジマ・ドット・ネットADSLサービスで、Yahoo!BBより10円安い月額2270円よりサービスを提供することになったそうです。値下げ競争で共倒れにならないで欲しいなぁ・・・"どれくらいの会員数が損益分岐点なのかが気になるところ。とてつもない人数に違いない。体力勝負の潰し合いで最後に生き残ったところが値上げ、なんてのはイヤ。
家電の安売りと勘違いしてないか? (スコア:2)
家電の量販店で、「安い他店のチラシを見せれば値引きします」というのは確かにある。だが、家電と回線の間には大きな違いがある。
家電製品は他の店に同じものがあるかも知れない。ところが回線だと変更した場合に接続機器やその上で動くアプリケーションの設定変更などが必要となることが多い。利用者にとってこのコストはバカにならない。道端に落ちている1円玉を拾うのに1円分以上のエネルギーを消費するのと同じ話になってしまう。
最低でも1000円程度は下げないと、設定変更をしてまで乗り換えるほど魅力にはならないだろう。
歴史を繰り返すなよ~ (スコア:2)
で、みんな勉強しないもんだからファイバでもソフトバンク(有線ブロードでも可)がいきなり4000円ぐらい値下げしたサービスをやるぞなんていってしまい、ADSLと同じ結果になる。
...なんて1年後にだれかが書くはめにならなきゃいいけど。
設置目標および番号計画としての回線数 (スコア:2, 興味深い)
理論値ではありませんが、2000年7月に東京めたりっく通信が発表した事業計画では、5000回線/局という数字が出ています。
一方、平成12年に行われた国勢調査によると、東京都の一般世帯数は530万。これに対し、東京都の電話局数は106。1世帯当たり1加入者回線を仮定すると、局当たりの加入者回線数は約5万。さらに、都内でも人口密度に地域差はあるでしょうから、10万回線/局というところもある可能性があります。
別の推測もできます。現在の電話網は、市内に複数の局を配置する方法をとっています。この場合、発呼者から電話番号を受けとった交換局は、その番号を持つ着呼者が接続している交換局へ番号を伝送しなければなりません。着呼者が接続している交換局を検索するためには、市内局番の1桁目をキーとして用いています。
電話網を整備した当時、日本の固定電話番号は市内2桁、加入者4桁というパターンを基本としてきました。この6桁のうち1桁目は発呼者側の交換局が処理するので、残りの5桁を着呼者側の交換局に送ることになります。5桁の番号では(欠番は無視すると)10万通りの番号を表せるので、着呼者側の交換局は最大10万までの加入者回線が持てます。
以上は1つの呼の処理を元にした説明なので、発呼者側と着呼者側の交換局を区別しています。しかし、実際には加入者であれば基本的にだれでも発呼できます。したがって、最大10万までの加入者回線という制約は、市内の交換局一般に当てはまると考えられます。
ある程度はっきりした天井があるのはCATVなどよりも楽でしょう。しかし、10万と5000の差というのは、技術的にも難しい課題を突きつける可能性が高いです。
情報開示の重要性 (スコア:2, 興味深い)
当たり前の事ですが、何にでもコストに見合った適切な価格と言うものがあります。
サービス提供者は利用者に対しできる限り詳細な情報の提供をして欲しいものです。
当然私達もその内容をしっかりと吟味できるだけの知識が必要になりますが。
ただ安ければいい、と言うのは危険な思い込みです。
私は投資家、従業員、利用者の三者が納得できるコスト・価格設定がなされているサービス
(あるいは通常の有形商品でも)を選びたいですね:-)
したがって、経営者のもっとも重要な役割はそのバランスを取ること、になるでしょうか。
ネット的地域格差 (スコア:2)
ブロードバンドという言葉を聞くようになって以来、インターネットにおける都市部と措定外の地域の接続コスト・スピードに差がつき始めている気がする。
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モータースポーツ部 [slashdot.jp]
単純に物理的距離の広がりがないだけでは (スコア:2, 興味深い)
東京や大阪という地場は本当に効いているのかなぁ... 同じ東京1時間圏でも横浜と横須賀じゃえらい扱いの差なんですけど。
地方でも、岡山や富山とか名前はいくつか上がります。むしろ問題なのは、あくまで自分の周辺だけを整備すればいいという考え方が日本中に浸透してしまっていることです。
地域IXを基盤にネットワーク整備をする場合には、地域間の物理的距離が問題になります。現状ですと地域IXが少ないという問題もありますし、たとえそれを解決したにしても、県間通信の料金が割高になるなどの問題が残ります。
個人的な印象ですが、地域間通信を整備する余力はもう日本には残されていません。人が住んでいないところに線を引くので、だれもカネを出さないでしょう。また、必要な資金も膨大なものになります。
地域間交流への投資前例としては、旧国鉄が昭和40年代前半に行った通勤5方面作戦があります。都心とベッドタウンを結ぶ鉄道の輸送能力を強化し、より多くの労働力や購買力を地域間で流通させることを目的としていました。結果としては、線路を増やし、列車を増発すればするだけ乗客が増えるという、当時の国鉄予想を上回る規模の成功を見ました。
片や、電電公社は鉄道のような超大規模投資の機会をことごとくドブに流したまま民営化されてしまいました。残念ながら、地域間通信の整備はもはや手遅れでしょう。身近に成功例があっただけに無念です。
もっとも、鉄道に関しても最近は通信屋の影響か、変なカネの使い方をするところが出てきていますが...
とうとう10円単位 (スコア:1)
FTTHへの布石(だといいな) (スコア:1)
Re:家電の安売りと勘違いしてないか? (スコア:1)
>設定変更などが必要となることが多い。
それはホラ,いわゆる乗り換えの場合ですよねぇ.
機械を買い替えたり,新規購入したり,また,OSを入れ替えた場合なんかも,
大なり小なり設定変更があるじゃないですか.
その場合は,同時にプロバイダを変えても抵抗が少ないと思うんだな.
つまりは,そのあたりを狙ってるのでは.
WinXPのリリースも間近いことだし,コンシューマに,
“はい~いらはいいらはい~.ウチが一番安いよ~”と広告しておくのが,
やっぱ,販拡の手始め.ってことじゃないかなぁ.
#確かに,一旦契約した回線は,乗り換えも億劫になるし,ましてや,
#多くのコンシューマは乗り換えないと思う.
#ブラウザのバージョンアップやパッチさえ,あまり行われないんだから,
#プロバイダの乗り換えとか,中級ユーザ以上のテクニックだと思いますよ.
侵略すること、火のごとく (スコア:1)
体力勝負というよりも、加入者増加速度の勝負やね。
理論的に、ADSLの使用可能回線数って、どれくらいなのかな?
重要性を身近に感じた例 (スコア:1)
30分ほど前、ADSLの局当たり回線数の話が出たところで調べてみようと思い、NTT東日本のコロケーションやDSLに関する情報を見つけたら、守秘義務契約が必要だと。これって守秘義務が本当に必要なのかな?
Re:家電の安売りと勘違いしてないか? (スコア:1)
機器買い替え、OS入換... そういえば世の中の大多数の人はするんでしたね。クリーンインストールとかいう言葉も思い出しました。
なんだか、家を引っ越して、5年間かけて汚して、また引っ越す人のような。そういう人たちなら引っ越しのたびに電化製品も買い替えてしまうかも知れない。
さらに安い (スコア:1)
エリアはさらに狭いですが。
Re:歴史を繰り返すなよ~ (スコア:1)
「乗換えキャンペーン」などの過当競争の挙句に1社に淘汰されちゃって、その1社がことあるたびに値上げ、なんてストーリーもやだなぁ(笑)
Re:重要性を身近に感じた例 (スコア:1)
# なんでだろ?
Re:重要性を身近に感じた例 (スコア:1)
「セキュリティの確保のため」
と答えているそうです。
Masafumi Otsune [otsune.com]
損をしているかどうか (スコア:1)
というような、さまざまな要素を計算してみると、YahooBBでも一人あたり200円の利益が出ているそうです。
(日経バイト2001/9より)
だから赤字ではない。というのはウソでもないかも。
Masafumi Otsune [otsune.com]
Re:設置目標および番号計画としての回線数 (スコア:1)
さて、10万回線/局として、置き換えを前提として考えられたFTTHやISDNならば、まるまる移行できるだろうけど、ADSL ならそうはいかない。
今の騒ぎは、その小さなパイの取り合いをやっているように、思えてならないわけですね。
固定IP (スコア:0)
フレッツADSL+その手のプロバイダ
にせざるをえないんですよね。
Yahooの固定IPサービスも依然として姿が見えてこないし。