パスワードを忘れた? アカウント作成
1250 story

ドイツ政府がオープンソースソフトの暗号対応を資金援助 14

ストーリー by Oliver
ROT26じゃ不十分 部門より

市民の権利は剥奪する以外はテロ対策になんら効果をあげないだろう暗号規制にアメリカが動く中、ドイツ政府がオープンソースソフトウェアの暗号対応を強化するプロジェクトを発足させた。詳しくはNewsforgeの記事に書いてあるが、具体的に言うと政府機関で信用のできないソフトウェアの利用を廃止し、オープンソースソフトウェアの利用を推進させるために、連邦ITセキュリティ局KMailおよびMuttに強力な暗号機能 (S/MIME)を追加する為の資金を出して、結果はGPLで公開される。この役所はこれまでもGnuPGの開発にお金を出していたりする。素晴らしい。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by sakichan (369) on 2001年10月07日 0時22分 (#27305) ホームページ

    行政が無知だとたかをくくるのは危険です。 日本でも、情報系の学会の重鎮であり 日本で一番有名な暗号専門家といってよい 辻井重男中央大学教授 (この人と、暗号専門家ではもう一人の有名人、 今井秀樹東大教授と、二人とも、 警察庁と非常に関係の深い「警察政策学会」の 発起人となっています) が警察庁と一緒になって キーエスクロー/キーリカバリー政策の導入を 図っていたという経過があります。 これが実現していないのは、 結局のところアメリカで実現していないのに 日本でだけ実現しようったって無理ってだけですね。 無知なのではなくて、 「しょーがなく」規制をかけてないだけなので。 詳しくは、山根信二さんのサーベイ (キーエスクロー推進時代ネットワーク監視へ焦点がうつった時代)を 参照。

    まぁ、「行政」ってくくるにしても この手の話は警察と経済産業省ではかなり温度差は あるだろうけどね。

  • by argon (3541) on 2001年10月06日 22時53分 (#27290) 日記
    > ひょっとしたら、ドイツの政府機関では、それくらい
    > やってのける(または、やってのけるだけの協力体制が
    > ある)のかもしれませんが

    エーベルバッハ少佐の命令で、Z君が頭を抱えてる姿を思い浮かべる人がいるのは確かです。
  • Re:ENIGMA (スコア:2, 参考になる)

    by youkan (3208) on 2001年10月07日 9時22分 (#27335) 日記
    と、開いたところがp.221
    「-鳴かないガチョウたち-
     イギリスとフランスは十四年ものあいだ、エニグマ暗号は解読不能だときめこんでいた。しかしいまや新たな希望が。。。」
     数週間前、普通の書店の店頭のコーナーで見つけた、「暗号解読 サイモン シン著」の一節を引用。
     まだ1割ほどしか読んでいませんが、暗号なくして国の存続無し、という観点で、歴史と暗号の話が読めて、面白いです。
    アマゾン書評
  • OPENな物が堅牢になるという蓋然性はあると思いますが、OPENに開発された物が実際に堅牢な物であるかどうかは別問題のような....。
    しかし暗号技術が社会的インフラとして利用される以上、それを利用する事へのメリットとデメリット・リスクについてのコンセンサスは、OPENな物の方が理解が得られやすいでしょうね。
    て言うか、CLOSEDなシステムであれば「俺(って誰だ?、M$か?)を信用しろ」としか言い様が無い訳ですから、「民主的な市民社会」の理念にはそもそも合致しないよね。
  • by isi (4853) on 2001年10月06日 20時53分 (#27281) 日記
     暗号作るのに人数は要らない。RSAはこれを作った3人の頭文字から採った、 なんてのは、/.の人たちには常識でしょうし。暗号規制などしたって、 テロリストや組織的犯罪者は 自前の暗号 をつくるだけ。この点、 ドイツ政府の対応は正しくて有益だと思う。

     それにしても気になるのは、元タレコミのこの部分。
    信用のできないソフトウェアの利用を廃止し、オープンソースソフトウェアの利用を推進させるために、
     この信用できないソフトウェアってなんだろ? newsforgeの記事読んでみたけど、わかんなかった(T T)
     既存の暗号方式を指しているのでないかと思うのですが気になります。「このパラグラフをもう一度読め!」で結構ですんで、どなたか教えていただけないでしょうか?m(_ _)m

  • by tma20 (3064) on 2001年10月06日 22時26分 (#27287)
     ソースがオープンではない
    →バイナリでのみ提供される
    →プログラムの仕様をチェックしようがない
    →チェックできないものは信用できない

    くらいの意味じゃないですかね?
    もっとも、ソースが提供されているからといって
    読んで(チェックして)から導入するかというと…
    さらに、導入に当たって全てをソースからコンパイル
    するかというと… ライブラリもあるしね。

    ひょっとしたら、ドイツの政府機関では、それくらい
    やってのける(または、やってのけるだけの協力体制が
    ある)のかもしれませんが。
    どうなんでしょ?
  • by seldon (5637) on 2001年10月06日 23時14分 (#27294)
    この信用できないソフトウェアってなんだろ?
    米国政府がバックドアの鍵を持ってるソフトウェアという意味では:-)
  • こんな具合に暗号技術について援助をしてくれないもんでしょうかねぇ。少なくとも「イン○ク」なんかよりはずっと実りある成果が期待できると思うんだが。

    アメリカやフランスなどと異なり、日本はいわゆる先進国の中では特異的に暗号を取り巻く環境がオープンな国なわけで、可能性は非常にあると思うんだけど。

    --
    --- Toshiboumi bugbird Ohta
  • by nao-i (3197) on 2001年10月06日 23時49分 (#27300) 日記
    アメリカやフランスなどと異なり、日本はいわゆる先進国の中では特異的に暗号を取り巻く環境がオープンな国なわけで、可能性は非常にあると思うんだけど。

    でも日本の場合、暗号に対するメリットデメリットをきちんと理解した上で行政などが、暗号に対する環境をオープンにしているわけじゃないですよね?
     
    ただ単に行政が暗号に関して無知無関心だからオープンな環境なだけであって。 その行政や役所に暗号に対する援助を期待するのは無理でしょう。
     
    逆に行政が暗号に関心を持つことがあれば日本の場合はまず、禁止・規制の方向に走ると思いまふ。
     
    #行政の興味は引かないようにしていた方がいいのかも…
  • ENIGMA 暗号と言えば

    「暗号攻防史」,ルドルフ・キッペッハーン,赤根洋子訳,文春文庫
    あたりに割と詳しく出ています.

    暗号そのものとしては換字式の器用な奴,と言う感じで,現代の暗号からすると見劣りはしますし,暗号としては既に役に立たないレベルのものでしょう. が,機械的な手段(シリンダと接点)で暗号化・復号化していた,というのは今見ると逆に面白いかな,という気もします.

  • by moriwaka (89) on 2001年10月07日 20時19分 (#27381) 日記
    部門名のROT26って暗号になってない気が。
    ROT13ならシーザー暗号ですが…
  • by tma20 (3064) on 2001年10月07日 21時09分 (#27384)
    では、イギリスでは某宝石産出国国王に委託…
    するわきゃないか(笑)
  • by Anonymous Coward on 2001年10月07日 7時15分 (#27327)
    ドイツと聞いて思い出したのですが、第二次世界大戦中には既に、ナチスによってエニグマ暗号機が使用されてましたね。 もしエニグマが連合軍によって解読されていなければ・・・・
  • by Anonymous Coward on 2001年10月07日 21時15分 (#27385)
    オープンでないものは、
    なにか致命的な欠陥とか弱点とかを開発側が見付けても
    とかく隠蔽工作に走りがちなので、それをそのままひきずる。
    結果として、みんな損をする。なので信用できない。

typodupeerror

吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

読み込み中...