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Debian開発者、宇宙へ行けず 4

ストーリー by Oliver
欲張りは失敗の素 部門より

take0m 曰く,"以前に「Debian開発者、宇宙へ行く」で話題となったDebian開発者のMark Shuttleworth氏ですが、あまりのわがままな要求に、ロシア航空宇宙局側から宇宙旅行をキャンセルされた、とCNNが報じています。
なんでも、2週間以上の滞在を要求、ドッキング失敗時は2回目の飛行の無料化を要求とかしていたらしいです。この人のバブルはまだ続いているのかな・・・"

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  • by mizuki tohru (2645) on 2001年10月13日 1時50分 (#28902) ホームページ
     ロシア側のソユーズを使ったISS運用計画では、滞在1週間というのは、ソ連時代からの、ほとんどハードウェア設計と一体化した、標準的なものです。つまり、新しいソユーズでやってきて、古いソユーズで帰るのです。こうやって1週間お客さんを迎えるというのは、けっこう昔からの風習というか、システムになっています。
     この間は、お客の生命維持は、1個余分にドッキングしているソユーズが面倒を見る計算になります。ソユーズの生命維持期間には限界がありますから、滞在1週間というのは、マージンがあるにせよ限界に近いでしょう。
     だから、1週間以上宇宙に居ようと思ったら、ISSの正規クルーになるしかありません。そうなると、仕事をやってもらわないと。最低半年間のハードワークを。
     ハードウェア的に無理なんです。生命維持装置付きのモジュールを工面するというのなら話は別ですが。
     宇宙というのはまだ、お金さえ積めば個人が好き放題できるという場所じゃ無いんです。
  • by AoVA (2920) on 2001年10月11日 19時01分 (#28531)
    「滞在期間の長期設定」も「ドッキング失敗時2回目の飛行の無料化」も、スケジュール的なものを除けば金で解決できる問題ではあるですね(後者はそういう保険を設定してまかなえるだろうし)。

    それをしない、できない、というのはやっぱりこの金持ちが出せる額よりも要求のほうがでかくて、しかも譲らなかったというところに原因があるのでしょう。

    つまり「必要な金を出せなかった」わけだから、彼のバブルもやっぱり崩壊したんでしょうね。

    #あるいはケチだったか
  • Re:バブルほーかい (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2001年10月11日 22時19分 (#28588)
    完全な商用ベースならともかく現状ではあくまでも正規のミッションと並行してだからねー。
    滞在期間の延長や2回目の飛行の無料化、というより二回目のミッションが強制される、つまりスケジュールに割り込みが生じるというのはけっこうえらいことかも。
    金が出せる出せない以前に「この要求では不可能」というのが実際のところかもね。
  • by Anonymous Coward on 2001年10月13日 7時40分 (#28927)
    記事には「青年実業家」と書いてあるけど、そんなに有名なのかね。開発者ならなんかの研究でいって欲しいところだけど、ただの金払うだけのお客様だからなぁ~。個人的にはどうでもいいかな。
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