オーストラリアでPSの地域制限が問題に 11
ストーリー by koyhoge
多国籍企業vs消費者 部門より
多国籍企業vs消費者 部門より
card_captor 曰く、 "オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)は、 プレステの地域制限機能は同国の著作権法に違反しないとするSCEの主張を、 消費者の権利が阻害されているとして 反対意見を表明する (zdnet英文記事)という。 ACCCの主張は、いわゆるMODチップの取り付けを違法としたいメーカーと真っ向からぶつかるものだ (かの国のMODチップはCD-Rからの起動はもちろん、地域制限をも回避する機能があるらしい)。
しかしACCCの主張は、zdnetの記事にもあるように DVDのリージョンコードに対してもその違法性・反競争的側面を指摘するものだ。 消費者の立場からは少しでも理不尽な地域制限/地域価格差がなくなって欲しいと思うが、 オーストラリアからいっせいにDVDソフトやPS(をはじめとするコンシューマ機の)ソフトが引き上げ…という事態も考えられなくはないし、海賊版の被害も増加することは避けられないだろう。はてさて、連邦裁判所の判断はいかに。"
ZDNetの誤訳またはミスリード (スコア:3, 参考になる)
続報 [zdnet.co.jp]でも「消費者団体」としているので、翻訳者は本気でそう思いこんでいるようですが、ACCCのWebサイト [accc.gov.au]を見れば、法律に基づく独立行政機関である事が説明されています。
消費者団体と政府機関ではニュースの重みが違う訳で、意図的ではないにせよミスリードしてしまうおそれの強い間違いではないでしょうか。困ったものです。
実は良くわかってないのですが (スコア:1)
業界レベルで国際的な競争力を制限する機能を付けてしまってるわけですよね。
国が海外版の輸入に関税をかけるという方が、まだスジが通ってる気がするのですが。
正規の海外版ゲームが日本でプレイできない事が悲しいんです。
Re:実は良くわかってないのですが (スコア:2, 興味深い)
ゲームに関してはわからないですが、販売戦略としては国・地域ごとのマーケティングを、他地域向け版の影響を受けない状態でやりたいと思っているのでしょうね。
あと、言語や文化の違いのための対応を組み込まないといけないけど、先行して発売される他地域向けバージョンがシェアを食ってしまうと地域対応に掛けるコストが回収できないと思ってるのかもしれません。
さらに言えば、地域ごとに違う文化のせいでアメリカでは問題ない表現が日本ではNGだったり逆だったりしますが、(まあ実際にはそこまで作りこんでいるかどうかはわかりませんが、)全世界で同じソフトが売られて使える状態にあるとたとえばタブーに触れたために訴訟に巻き込まれるかも知れませんし。
まあ、そんなこんなで販売する側は国・地域を分けて安全に売りたいと思っているのだと思います。独占禁止法に触れるのも事実だとは思いますが、正当に得られるはずの利益の保護という一面もありますし、トラブル回避のための方策ということもあります。これの妥協点っていうのはなかなか難しいところだと思いますね。
Re:実は良くわかってないのですが (スコア:2, 参考になる)
たとえばドラクエだと、日本版では「教会」となっている施設がアメリカ版では"Healer"になってます。シンボルも十字架じゃなくなってたり。
やっぱ、特定宗教を連想させるのはまずいんですね。
Re:実は良くわかってないのですが (スコア:1)
「独占禁止法に触れるのも事実」→「独占を防ぐと言う観点からは問題があるのも事実」
と読み替えて下さい。法律的に厳密にどうなのか論じるだけの知識はないので。
Re:実は良くわかってないのですが (スコア:1, 参考になる)
知ってる限りの補足をします。
現状での映画DVDのリージョンコードを推進したのは主にハリウッドの映画産業です。皆さんご存知のとおり、ハリウッド映画は膨大な予算で超大作を作るので、全世界市場での売上を見込んで商売をしています。ここでいう「商売」とは、単に映画、レンタル、ビデオ販売、TV放映、という4段階だけの単純な話ではなく、そのそれぞれの段階で、内訳がさらに数段階あり、(例えばTVだけでも米国内ではペイパービュー、プレミアムTV、一般TVと最小でも3段階はありますし、実際は5段階以上はありそうです)さらにゲーム化権の販売なども含めての商売を、全世界規模で計画的に行って成立しているものです。ですから、レンタルビデオはペイパービューよりも後にしたりと、それぞれのタイミングも巧妙に計算されて動いています。
ところが、ハリウッド映画は米国公開から最大1年くらいは世界中のどこかの国でロードショーをしている可能性があるわけで、例えば日本でstarwars episode2 の公開をする前に、米国からDVDが輸入されてしまうと、上映映画もレンタルもTV放映権も全て商売にならなくなる危険性があります。そこで、そういう事態を防ぐためにリージョンコードというものが決められたわけです。
#実際は、日本は米国公開からの遅れはかなり小さい方なので、上記のような問題は日本では起きにくいでしょうけどね。
ということで、リージョンコードによる映画DVDの管理方式は、たしかにユーザにとっては不便なものですが、上記のようにコンテンツの2次、3次利用なども含めて全て計画された上で資金が動いている現状では、個人的には「仕方がない」と感じています。その目的からすると、ある程度の時間が経過したら、リージョンフリーなDVDを発売してくれても良いような気はしますけどね。そうでないと、国内で未公開の映画は永遠に見れない...
ただし、私も、ゲームについては非常に不満を持っています。ゲームは、ゲーム以外の2次、3次的な商売などというものは、攻略本くらいしか存在していないと思いますし、昔から中古ゲームの販売を認めない辺りからしても、単なるゲーム企業の独占欲にしか見えないですね。っていうか、ゲームにリージョンコードを付ける目的自体がさっぱりわからないです。
Re:実は良くわかってないのですが (スコア:0)
メーカーとしては、客が「この値段だったら買ってもいい」と思う許容範囲の最大値に価格をおきたいところだろう。
ある国で気軽に買える価格でも、ほかの国だと金持ち専用、とか、
ある国で適切でも、ほかの国だと安すぎ(もっと高くても売れる=もっと儲かる)とかになるので
Re:実は良くわかってないのですが (スコア:1)
ただ、リージョン制限がMODチップに存在理由を与えてしまっているとすると、なんだかなぁって感じですね。
フランスからPS2ゲ-ムを買えない... (スコア:1)
それ以前に (スコア:1, すばらしい洞察)
リージョンプロテクトが撤廃されても日本のPSでフランスの
ソフトはそのままでは動かないと思われ。
(映像信号をRGBでもってくれば解決するかもしれませんが未確認)
あと、Vsyncの時間が日本より遅いので、仮にうまく動いたと
してもゲームが1.2倍のスピードで進行することになります。
シューティングとかでこれやったら鬼だらう…
PALはなんとかなる (スコア:1)
PS2の方はMODチップを使うか、ヨーロッパから取り寄せるぐらいしかないですが。
うじゃうじゃ