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2917 story

ハッブル宇宙望遠鏡が更にパワーアップ 47

ストーリー by Oliver
地球には向けないでね 部門より

tomohyde曰く、"ハッブル宇宙望遠鏡のサイトによると性能向上のため改修された望遠鏡による初めての画像が公開された。試しに画像の一つを中解像度のjepgで落としてみると背景の小さな銀河まで鮮明に写っており、非常に美しい。ハッブル望遠鏡の今後の活躍に期待したい。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2002年05月01日 20時45分 (#88742)
    たぶん長岡秀星のイラストだと思うなー(ぉ
  • by take0m (4948) on 2002年05月02日 1時05分 (#88822) 日記
    太陽系外の惑星の初ショットはお目にかかれませんでしたね。
    残念でした・・・・・・

  •  美しい話題をありがとうございました。
    リンク先(すごく重かったですが)からダウンロードして
    保存しました。

    • わたしは高解像度のやつをgetしたらプリントアウトしてリビングに飾る予定。 背景が黒なのでインクジェットプリンタではインクがたくさん無くなりますが。 それにしても数十MBもあるTIFFって何のためにつかうの?
  • by albireo (7374) on 2002年05月03日 5時18分 (#89259) 日記
    ハッブル宇宙望遠鏡(HST)についていろいろと探していたら興味深いページ [odn.ne.jp]を見つけました。
    これによると検討されているHST後継機(NGST)は分割主鏡で口径8m以上、何よりも興味深いのは太陽と地球に対するL2点に設置されることです。
    詳しいことはリンク先を参照した方が間違いが少ないと思うので省略しますが、気になる点があります。

    ・月の重力
     地球-月のラグランジュ点なら太陽の重力はそれほど大きな影響を与えませんが
     太陽-地球に対するL2点では月の重力はかなり重大な影響を及ぼすはずです。
     安定した場所と言えるのでしょうか?
     当然考慮の上で計画されているとは思いますが。ちょっと気になります。

    ・電源
     観測上最大の障害となる太陽を地球が隠してくれるのは都合がいいですが、
     太陽電池が使えない点はどうするのでしょうか?
     旧ソ連の衛星のように原子炉を搭載?

    他にも1km距離を置いた2台の望遠鏡による光学干渉計のStarLightなど、興味深い計画がたくさんあるようです。
    --
    うじゃうじゃ
  • オフトピ ネタにツッコミ (スコア:0, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2002年05月01日 22時51分 (#88780)
    jepgってなんだ?
    日本独自の電子番組表か?
  • by Anonymous Coward on 2002年05月02日 4時35分 (#88855)
    何か、怪しい。

    何故、何億円(USドル?)も費やしてまで、ドデカイ望遠鏡を地球の軌道に
    載せてるのか未だにその真の意義が解らん。

    おまけに、一回修理するたびに数百マソ円はかかるんでしょう。
    維持費とかは別としてね。

    あの程度の写真だったら、だだっ広くて周りに人工的な光線が一切無い
    場所に天文台作れば済むことでしょう。
    • by albireo (7374) on 2002年05月02日 5時21分 (#88863) 日記
      >何故、何億円(USドル?)も費やしてまで、ドデカイ望遠鏡を地球の軌道に
      >載せてるのか未だにその真の意義が解らん。

      だって、宇宙空間ならシンチレーション(空気による屈折)がないもん。
      それに反射鏡が自重によってゆがむ心配がないので大口径のものを作りやすいです。現状ではシャトルに搭載できるサイズという制限があるけど。
      あと、地上では昼間は観測できませんが宇宙では関係なし。稼働率の面でも有利です。

      >あの程度の写真だったら、だだっ広くて周りに人工的な光線が一切無い
      >場所に天文台作れば済むことでしょう。

      あの写真の解像度(分解能)がどの程度かわかっていってます?
      今回の改造ですばる [naoj.org]に抜かれていた首位の座を取り戻しました。
      つまり、HST以上の性能を持つ望遠鏡は地上には存在しません。
      #すばるもチューニングを続けてるけどね。

      念のために書いておくと、費用についてはまだ桁が違います。
      HSTは運用開始までに約70億ドル、
      すばるは約3億5千万ドルだそうです。
      ただしすばるはHSTの8年後に最新技術を投入してやっと追いついたことを考慮に入れてください。
      それだけの価値があるかどうかは人それぞれでしょうね。
      --
      うじゃうじゃ
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      • 上には上が有る (スコア:2, 参考になる)

        by SteppingWind (2654) on 2002年05月02日 16時02分 (#89026)

        まだ誰も指摘していないみたいだけど, 世の中にはすばるもハッブルも足元におよばない(およそ2~3桁程度の角分解能の差が有る)天体観測施設が存在します.

        それはVLBIと呼ばれています. さらに衛星を使用したスペースVLBI(VSOP) [isas.ac.jp]なんてものもあります. これだけ性能差が有りながらハッブルやすばるみたいな華やかさが無いのは, これが光ではなくミリ波の電波を使用し, さらに画像を作成するために採取したデータをコンピュータを使って処理しなければならないという手間のためなんですが, 例えば活動銀河の中心部の構造などは, このVLBIによって明らかにされた物で, これがブラックホールの存在の直接的な証拠のひとつとなりました.

        言ってみれば, VLBIは天文学に置ける電子顕微鏡みたいなもので, もう少し注目されても良いと思います.

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        • by albireo (7374) on 2002年05月02日 16時45分 (#89043) 日記
          あ、VLBIのことはちょっと頭に浮かんだんですが、そもそも可視光とは守備範囲が違うし、けっこうな量を書いたのでこれ以上話を広げたくなくてはずしました。
          単に面倒だっただけですが。

          しかし、可視光よりもずっと波長が長いのにあれだけの分解能を持つのは凄いことですよね。
          実質上地球サイズの口径を持っているので勝負にならないのは当然ですが。
          --
          うじゃうじゃ
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        • by teltel (1423) on 2002年05月02日 17時54分 (#89084) 日記
          可視光は絵が直感的できれいなるのでだれが見ても楽しめるから
          宣伝しやすいと思う。
          バンドごとに違う色をのせても、別に不自然じゃないでしょ。
          ニュースにもなりやすい。

          ミリ波や電波をきれいな絵にするにはとっても努力が必要。
          そもそもカラーにするところで色を付けてもいいのか?
          という疑問が生じるから。
          下手な色付けは誤解のもとだし、強度で色付けしてもあまり楽しくないから。

          というわけで、VLBI がマイナー(失礼)なのはしょうがないところもあると思う。
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        • by simon (1336) on 2002年05月03日 2時39分 (#89252)
          それはVLBIと呼ばれています

          光学望遠鏡でコレってできないもんでしょうかね。
          不可能なのは周波数の問題ですか?
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          • by albireo (7374) on 2002年05月03日 5時40分 (#89262) 日記
            >光学望遠鏡でコレってできないもんでしょうかね。
            >不可能なのは周波数の問題ですか?

            素人考えですが、周波数が高くなるとそれだけ高精度な計時が必要になるような気がします。
            それと光学望遠鏡だと昼間のエリアでは観測できないのも問題ですね。

            それでもsimonさんと同じことを考える人はいたようで、光学干渉計を宇宙に打ち上げる計画があるようです。
            #89259 [srad.jp]に書き込んだのでそちらを参照してください。
            --
            うじゃうじゃ
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      • そうか、稼働率ってモノもあるのか。なるほど。

        しかし、イニシャルコスト(と云う考えで良いのでしょうか?)で二十倍ですか… なんか、微妙な線ですねぇ…
        コストに一気に三桁近く(或いはそれ以上)の差があるとか、実はほとんど差がないとかであればHubbleヤメロとか、すばるヤメロとか、言いやすそうだけど…
        うーん、しかし、性能、稼働率、メンテ性、イニシャルコスト・ランニングコスト… 素人目にはなかなか良い補完関係であるように見えますね。(そんなこともないのか?)
        どっちにしろ、視力の良い眼は多いに越したことはないですから、今後とも双方ともに頑張って欲しいものです。

        ところで、一時的にとはいえ、すばるがHubbleを凌いでたってのは、やっぱりアレですかね、宇宙線対策とかメンテコストとかの関係から、すばるの方がより高性能な機器を使い易いってのはあるんでしょうかね。

        #「すばるを軌道に載せてしまえ」とか、アホなことを考えていたのはもちろんヒミツです。
        --
        -+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
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        • by albireo (7374) on 2002年05月02日 15時29分 (#89015) 日記
          うーん、しかし、性能、稼働率、メンテ性、イニシャルコスト・ランニングコスト… 素人目にはなかなか良い補完関係で あるように見えますね。(そんなこともないのか?)
          そんなことあると思います。
          まだまだ観測したい標的はいろいろとあるみたいなので高性能なものを一個作れば十分とはとてもいきません。
          やっぱり宇宙望遠鏡は非常に高価で次々と作るわけにはいかないのも事実ですから。
          すばるのような数メートルクラスも県立天文台などにある1メートル弱のクラスも観測リソースとしてまだまだ必要な戦力です。
          そしてアマチュアのコメットハンターの方々も。

          ところで、一時的にとはいえ、すばるがHubbleを凌いでたってのは、やっぱりアレですかね、宇宙線対策とかメンテコ ストとかの関係から、すばるの方がより高性能な機器を使い易いってのはあるんでしょうかね。
          一番大きいのは8年間の技術進歩の差ですね。
          実はスペースシャトルの運用が遅れた関係でHSTは構想から実現までに10年以上かかっているので、設計段階での技術レベルの時差はそれ以上にあります。

          バカ高いくせに地上の設備よりもかなり寿命が短いところが泣き所です。メンテナンスの頻度は限られるし、ドームに守られている地上の望遠鏡と違って日光や宇宙線にさらされているので仕方ないんですが。
          でも設計寿命15年というのは大型の衛星としては長い方ではないかなあ。(予定では2005年まで運用)
          HSTが寿命を迎えて、後継機を作るとしたらどんな凄いものになるのか期待してしまいます。
          作ることを許されるかどうかまだわからないので、HSTの写真を大量に公開して積極的に有効性をPRしています。がんばれー!(^o^)
          --
          うじゃうじゃ
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          • by kei100 (5854) on 2002年05月03日 18時16分 (#89390)
            無知ゆえの発言かもしれませんが・・・

            > 地上の望遠鏡と違って日光や宇宙線にさらされているので

            気になったのですが、スペースデブリ対策も重要ですよね・・・
            大口径化すれば、それだけヒット率(汗)が上がるわけだし、
            一枚だったらそれこそ悲惨なことになりそうな気がする。

            やっぱ、無知ゆえの過ちかも。
            # 認めたいものだな、無知ゆえの過ちを。(おぃ
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            • by albireo (7374) on 2002年05月03日 19時19分 (#89404) 日記
              >気になったのですが、スペースデブリ対策も重要ですよね・・・
              >大口径化すれば、それだけヒット率(汗)が上がるわけだし、
              >一枚だったらそれこそ悲惨なことになりそうな気がする。

              ええ、デブリに当たったらシャレにならないと思います。
              なので高度600kmというあまり使われていない(と思う)軌道を周っています。
              デブリ以外にも数センチ程度の小天体が飛んでくる可能性もないとはいえないので重要な部分はシールドされているはずです。
              そしてHST本体の写真を見ればわかるように開口部から内部の光学系に直撃することを避けるために先端には「ふた」がついています。さすがに観測中はふたを開けるので無防備になりますが。

              さすがにでかいのが飛んできたら「運が悪かった」と思うしかないのですが、早めに発見できれば軌道を変更して避けることは可能です。
              --
              うじゃうじゃ
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      • 最近の地上の補償光学系は大変優秀なので、桁違いのコストを宇宙に掛ける意味合いが薄れてきたのを関係者はなんとしても払拭したかったのが今回のバージョンアップなのでしょうね。
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        • ただ一時的にせよすばるに抜かれた事で分かるように、宇宙天文台は優秀な技術が開発されたからといっておいそれと改修するわけに行かないのが目下のところ弱点でしょうね。設置もそうだけど、回収も長期間の準備と莫大な費用が必要になりますからねえ。
          地上の天文台で有効性が実証された技術を厳選して改修に採用する事ができるのはメリットと言えなくも無いでしょうけど。
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          • ただ一時的にせよすばるに抜かれた事で分かるように、宇宙天文台は優秀な技術が開発されたからといっておいそれと改修するわけに行かないのが目下のところ弱点でしょうね。設置もそうだけど、回収も長期間の準備と莫大な費用が必要になりますからねえ。
            いくら地上でも大型望遠鏡はそう簡単に改修できるものではありませんが。すばるのような主鏡の構造そのものの革新を既存の望遠鏡に取り入れるのは不可能だし。
            今は大規模な変更をするくらいならより立地条件のいい場所に新設する傾向があります。
            それでも細かい改修は地上の方が簡単に行なえるのは確かですね。

            すばるの補償光学系のようなものは地上で大口径をなんとか実現するために考えたひねり技で、宇宙空間ならそれすら必要ないという点も大きいです。
            微調整のために採用するというのは有効かもしれないですけどね。その場合でも自重を保持する必要がないので小規模なもので済みます。

            前に書いたように現在はシャトルに搭載できる大きさという制限はありますが、将来的にさらに大口径化しようとすれば重さの制約が小さい(ないとはあえて言わない)宇宙空間の方がよりいっそう有利であることは容易に想像できると思います。
            --
            うじゃうじゃ
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      • by shina (3965) on 2002年05月02日 14時01分 (#88978)
        ソフト屋なんでこの分野は全くの素人ですが。

        >宇宙空間ならシンチレーション(空気による屈折)がない

        スパイ衛星等発見の為にアメリカの軍で開発された「リアルタイムに大気の揺らぎを補正する」光学技術が民生(?)に降りてきて天体望遠鏡に多いに役立っている、というのを少し前にNHKの番組でやってました。(番組名失念)

        そのサンプルとして、揺らぎ補正前と補正後の映像が流れたんですが、補正前のゆらゆらとして、なんとなく何かあるなァという画像が、補正を開始したとたんにどんな形をしているのかくっきり解るようになったのには驚きました。

        むしろ個人的には、望遠鏡性能云々より、そこ(ハードウェア)から得られるデータや得られるはずのデータを引きずり出す為のアルゴリズムのほうが興味あったりします。
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        • by albireo (7374) on 2002年05月02日 16時38分 (#89039) 日記
          実はすばるの光学補正技術は主鏡の自重による歪みを解消することの方が主目的です。
          それ以前は歪まないように主鏡を厚くする、それによって重量が増加しそれに耐えるためにさらに厚くするといったジレンマから8メートル以上のものは無理だと言われていたのを、261本のアクチュエータで動的に補正することによって主鏡の厚さを最小限にできるようになった。

          と、計画中のころは聞いていたのですが実際にファーストライトが報道された頃の解説では、このアクチュエータを利用してついでに光学補正までハードウェア的にやってしまうとは!
          いってみれば「光学的アクティブサスペンション」みたいなものですが、聞いたときには「うまい!やられた!」と思いました。勝負していたわけでもないのに(^^;;
          当然、得られた画像に対するソフトウェアによる補正もやっているでしょうけどね。

          さらに脱線しますが、小説版の「レッドオクトーバーを追え」には撮影したレンズの歪みを精密に測定し、フィルム面から光線を逆追跡することによりより精密な画像を再現するというネタがありました。
          その一方でブランドによるレンズの「味」に対するこだわりがあったり、光学の世界は奥が深いです。
          #「ソニー+ツァイス vs 松下+ライカ」という面白い図式も出てきたし。
          --
          うじゃうじゃ
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          • 正確には、すばるのファーストライトは1999年1月でこの時点で主鏡にアクチュエータが付いています。既出の通り鏡の歪み補正用です。
            一方、補償光学装置は2000年12月がファーストライトで、こちらは主鏡の仕組みではなく、波面曲率センサーと形状可変鏡で組み合わされた装置で、カセグレン焦点に取り付けられています。補償光学装置自体は光通信などでも利用されています。
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          • by T.Sawamoto (4142) on 2002年05月03日 2時27分 (#89248)
            実はすばるの光学補正技術は主鏡の自重による歪みを解消することの方が主目的です。

            ご存じでしたらちょっと教えていただきたいのですが、ケック望遠鏡のように分割鏡ではなく、一枚鏡にすることの利点というのはどういったものなんでしょうか?
            (分割されている方が制御が大変?)
            将来的にHSTの次世代機が作られることになったばやい、主鏡を大きくするのは難しいような気がするので、分割鏡になるのかなと素人考えしているものですから…。
            (シャトルのペイロード・ベイで組み立て、なんて簡単にはいかないとは思いますけど)

            # ウチの200mmシュミカセ、最近使ってないなぁ…(^^;)
            親コメント
            • by albireo (7374) on 2002年05月03日 5時55分 (#89264) 日記
              ご存じでしたらちょっと教えていただきたいのですが、ケック望遠鏡のように分割鏡ではなく、一枚鏡にすることの利点というのはどういったものなんでしょうか?
              (分割されている方が制御が大変?)
              ご存知ではないですが、制御はかなり大変でしょうね。
              しかし1枚鏡では8m級が限界だと聞いたことがあります。そのためにそれ以上の口径で計画されているものは全て主鏡は分割されています。

              将来的にHSTの次世代機が作られることになったばやい、主鏡を大きくするのは難しいような気がするので、分割鏡になるのかなと素人考えしているものですから…。
              ビンゴです。
              詳しくは#89259 [srad.jp]に書いたのでそちらを参照してください。
              --
              うじゃうじゃ
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    • by kamuy (1690) on 2002年05月02日 5時17分 (#88862) ホームページ 日記
      どんだけ頑張っても、空気(大気)の揺らぎとかがありますし。

      まあ、性能的にどっちが上になるのか分かりませんが、「すばる望遠鏡」でもかなりの画像は撮れてますね。
      参考資料 すばる望遠鏡による天体画像 [naoj.org]
      ですが、ココまでの高画質なモノを撮ろうとするともの凄い大口径が必要らしく、軽く作れば反射鏡とかが自重で盛大に歪んでしまい、丈夫に作ると反射鏡をマウナ・ケア山頂まで運搬することすらままならないと。
      (確か、すばるでは薄く軽く作った反射鏡の後ろ側から可動式の裏打ち(油圧シリンダ群)で支えてるはず)
      コスト的にどっちがどうとかは分かりませんが、現状では両方(Hubble,すばる)とも必要な観測機器であると思います。素人考えだけど(笑)

      宇宙に浮かせるのがダメとなれば、あとはもう、ソレこそ月に天文台を作るとかに… 将来的にはそうなるんでしょうがねぇ

      あ、ひょっとして、Hubble Space Telescopeが実はスパイ衛星だとかって疑ってるってコト?
      そういう話ならちょっと何とも言えないけど…
      --
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    • by Anonymous Coward on 2002年05月02日 9時26分 (#88890)
      地上望遠鏡と宇宙望遠鏡の最大の違いは、大気があるか無いか。
      人間の目でも、陽炎があるとその向こうの画像はぼやけますよね。
      望遠鏡は、この効果がものすごく増幅されます。反射鏡(レンズ)の
      直径が大きくなればなるほど、影響を受ける面積が増えるので、
      でっかい望遠鏡だと逆に不利になったりします。

      また、遠くの銀河の光はとても弱いので、何時間、ヘタすると何日
      もかけて同じ星の光を同じフィルム(やCCD)に受けます。
      この“陽炎”は時間軸での揺らぎですから、やはり影響をとても受
      けます。

      よく使う例えに、プールの底から星を観測するようなものだ、という
      ものがありますね。
      すばる望遠鏡のあるマウナケア山山頂は比較的水面に近いところです
      けれど、残念ながらそれでもかなりの影響を受けてしまいます。

      結局、大気のない宇宙に望遠鏡を設置するのが最大の解決策。

      そのほかにも、重力の影響を受けないので鏡が変形しない、
      昼夜の区別が無いので24時間観測できる、天気の影響を受けない、
      大気光(大気の上層部は自然発光しています)の影響を受けない、
      大気汚染や水蒸気など、大気による光の減衰・散乱が無い、
      など、メリットが沢山あります。

      ただし、地上の望遠鏡に勝ち目がないかというとそうでもなく、
      巨大な観測機器を搭載したり、最新技術をすぐ試してみたり、
      故障してもすぐに修理できたり、有利な点もありますね。
      もっとも、将来宇宙望遠鏡や月面望遠鏡の運用コストが安くなった
      時、地上の望遠鏡が一線で使われ続けるかというと、かなり疑問
      ですけど。

      #スパイ衛星に使うには高価すぎますよ。
      親コメント
    • > おまけに、一回修理するたびに数百マソ円はかかるんでしょう。

        正確な数字を調べる気力はないんですけど、桁が2つか3つ違うような気がします。(もっと違うような気もしますが)
        もしその額でHSTの修理ができるなら、いますぐNASAに宇宙旅行を申し込みにいきます。
      親コメント
    • > 真の意義が解らん。
      空気がないことが、助けになる場合があるのです。

      > だだっ広くて周りに人工的な光線が一切無い場所
      ハワイのマウナロアや、南米アンデス山脈のラスカンパナスなどに多数の天文台がありますが、それでもハッブルのほうが何百倍も観測精度がいいと言われています。
      • ほほう。何百倍というオーダーの性能差があるんですか。
        もしなんかの参考資料とかご存じでしたらポインタなどを示して頂けると嬉しく思います。

        となると、地上でHubbleクラスの光学式望遠鏡を作るとするなら、いったいどんな口径が必要になってくるんでしょうかねぇ…
        Areciboクラス? …んなもん動かんて(笑)
        (Arecibo 300m : すばる 8m)
        --
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        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2002年05月02日 11時58分 (#88919)
          あんましフェアな比較じゃないけど、彼我の差は土星で見るとこんな感じ。

          すばる。おそらくあまりチューニングされていない。
          http://www.subaru.naoj.org/Science/press_release/9901/JupiterSaturn_300.jpg [naoj.org] (191KB)

          HST,すこし古い映像。
          http://oposite.stsci.edu/pubinfo/PR/2001/15/content/0115y.jpg [stsci.edu] (472KB)
          http://oposite.stsci.edu/pubinfo/PR/2001/15/content/0115w.jpg [stsci.edu] (41KB,同じ画像)

          なんつーか、性能差、一目瞭然(^^;
          ついでに天王星なんかも。輪を撮影できるだけですごいことなんだけど…。

          http://www.subaru.naoj.org/Latestnews/200202/Uranus/Uranus.jpg [naoj.org] (95KB)
          http://oposite.stsci.edu/pubinfo/pr/1998/35/content/9835w.jpg [stsci.edu] (60KB)

          比較ばっかりするのも泣けるのだけど、M57
          http://www.subaru.naoj.org/Science/press_release/9909/M57_ha.jpg [naoj.org] (87KB)
          http://oposite.stsci.edu/pubinfo/pr/1999/01/content/9901w.jpg [stsci.edu] (51KB)

          ただ、宇宙天文台は可視光でも有効だけど、X線やガンマ線、赤外線
          などの方が効果的なんだよね。これらはそもそもほとんど地上に到達
          しない。幸い、日本はX線と赤外線の天文衛星は得意。…まぁ、今は
          寿命来て止まってるけど。
          あと、解像度という点で、2つのアンテナ間の距離が重要になる電波
          天文台、これは「はるか」という日本の電波天文衛星がすばらしい成果を
          上げている。こいつは大いに自慢して良いと思う。

          しかるに、日本の宇宙機関は総じて広報が下手だな。ISASのサイト
          なんか泣きたくなる。表の小綺麗なところは綺麗な画像が少なく、
          裏の研究室サイトは素人同然。
          国立天文台も、素人くさいし画像もHSTに完全に迫力負けだ。
          一般人って意外に天体画像に感動してくれるのだから、きれいな
          サイトデザインで上手に宣伝し、教育効果と納税者への義務を果たす
          べきだと思うね。論文だけ書いて塔に閉じこもってるんじゃ、
          理解は得られないよ…。
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          • 電通とかが格安でプロデュースしてあげればいいのになぁ。
            日本のためとか、子供の教育のためとか、色々企業としてはPRできるだろうに。
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          • NASA にはでかいWEB ページ制作班があるので、あれくらい余裕なのです。
            というか、どんどん更新してないと仕事がなくなるので変化も早かったりする。
            ある日突然サイトの構成がかわってたり。

            教育関係の予算を増やすようにしないとNASA には追いつくわけも無い。
            # 銀行に無駄にウン兆円つぎ込むくらいならロケット100回打ち上げて企業に還元しろ!!!!! と思う今日この頃。
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            • NASAとNASDAでは規模が絶望的に違いますからね…


              # 銀行に無駄にウン兆円つぎ込むくらいならロケット100回打ち上げて企業に還元しろ!!!!! と思う今日この頃。


              コレ、大いに同意します。

              私自身はその手の業種に関係している訳ではないので、直接的な利益が上がるとかではないのですが、無駄に喰い潰すことしかできないようなアホな金融機関に金を入れるくらいなら、直接企業に入れてやれよ、と。
              何より、宇宙科学産業の興隆のためには、H-IIAクラスのロケット打上をもっとたくさんの人が気軽に見られるようにするってのが一番効果的だと。
              最近やたらといわれている「数学・科学離れ」って、結局は分かりやすく大迫力な科学の威力を目にする機会が少なくなってしまっているのも原因の一つではないかと思っております。
              (ジェット旅客機や高速鉄道、巨大吊り橋なんて、もはや普通すぎ… ネット関係なんて更に地味だし…)

              種子島に大型の空港と港を作って、宿泊施設も充実させ、連休時に併せて頻繁に打上をするようにすれば、四~五日間滞在型の子供連れパック旅行とか企画出来ますよね。
              (一気に数ヶ月先延ばしになったり、夏場は台風が襲来したりってのが気がかりですけど…)

              私は方々で謳ってますが、大型ロケットの打上って、それだけでもう素晴らしいエンタテイメントだと思うんです。あいにく、自分自身もまだ直接見たことはないのですが、かなりの好評を得られると思うんですよね。
              毎月一発、なんて無茶苦茶なことは言いませんが、せめて年間五、六発は上げて欲しいものです。つか、見に行きてー(笑)

              ちなみに、現在の打上予定 [nasda.go.jp]。
              --
              -+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
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    • 有事の際は反射衛星砲になる予定.
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