アルツハイマー病の仕組み解明 31
ストーリー by yourCat
興奮と抑制のはざま 部門より
興奮と抑制のはざま 部門より
TV曰く、"Yomiuri On-Lineによるとアルツハイマー病が発症するメカニズムを東京大学大学院薬学系研究科の松木則夫教授らのチームが突き止めたとのこと。
通常なら神経細胞の働きを助けているはずの"グリア細胞"なる細胞が、神経細胞が情報伝達に使うグルタミン酸を過剰に"横取り"してしまうのがそもそもの原因らしい。またグルタミン酸横取りにより働きの落ちた神経細胞は死滅、さらに症状を悪化させてしまうという。
味の素過剰摂取で病状の進行を抑えられたりなんて....簡単な話ではないんでしょうね。"
味の素 (L-グルタミン酸ナトリウム) 過剰摂取は中華料理症候群になるだけなので控えよう。
味の素は体によくない? (スコア:3, すばらしい洞察)
タンパク質にも含まれています。また「旨味」の成分は主にL-グルタミ
ン酸によるもので、「だし」やタンパク質から分解生成された食品(醤油
など)には普通含まれています。
そもそもが体内に普通に存在している物質なので、
「味の素の使い過ぎは体によくない」っていうのは
「塩の使い過ぎは体によくない」というのと同程度の意味しか持たないと思いますが。
# 例の「買ってはいけない」でL-グルタミン酸が環境ホルモン作用を
# 持っているのでは無いか、とか宣っているのを見たときは本当に
# 笑いましたよ(笑)
激しく読み違い (スコア:1)
Re:味の素は体によくない? (スコア:1)
リジンを添加した給食用の小麦粉が使えなくなった事件が
ありましたね…。
#昔過ぎて決着を憶えていない[笑] 検索してもかかんないし...
#きっとガセだったんでしょう。
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:味の素は体によくない? (スコア:0)
塩の取りすぎが体によくないことは事実なので、
塩なみに摂取量を抑えないといけないとすると結構大変なような気
がする。といっても、グルタミン酸の摂取量を定量的に把握してる
わけじゃないので、ただのチャチャです。
脳血液関門 (スコア:3, 興味深い)
摂取すると頭が良くなる、なんて俗説が出たことがありました。
でも、ただ摂取しても、グルタミン酸はそのままの形では脳血液関門を
通過できないから、脳内の濃度は上がらないと思われ。
しかし…、これって、
「βアミロイドが蓄積されたグリア細胞は、グルタミン酸Naを横取りする」
↓
「活性を失った神経細胞は壊死する」
ということはわかるのですが、
「どうしてβアミロイドが蓄積されるのか」
については何も言ってないですよね…
まだ「解明」への道は長いのではないでしょうか。
Re:脳血液関門 (スコア:1, 興味深い)
>については何も言ってないですよね…
アルツハイマーやパーキンソン、ポリグルタミン病、BSEなどの神経変性疾患の発症には蛋白質のフォールディング(折り畳み)が関わってることが判ってますが、この分野もまた最近の研究トピックの一つだったりします.おそらくは蛋白質分解の分野にも話が繋がっていくのではないかと.
>まだ「解明」への道は長いのではないでしょうか。
それほどまでには遠い道のりというわけではないと思います,というよりそう願いたいものです.
Re:脳血液関門 (スコア:1)
『微量のβアミロイドを加え』ってあるので、
「βアミロイドが存在するとグリア細胞がグルタミン酸を蓄積する傾向があることが判明した」程度の内容では?
(解明はもっと遠い?)
#健康な老人(痴呆でない老人?)でもβアミロイドが蓄積した「老人斑」が現れるので、別の原因がありそうです。
notice : I ignore an anonymous contribution.
治療する側からすれば (スコア:1)
全体のシステムが分からなくても
の二通りの攻撃目標が出来たということですよね. 攻撃箇所が1か所の場合よりは攻めやすくなったのではないかと思います.
Re:脳血液関門 (スコア:0)
逆に「摂り過ぎると頭が悪くなる」と言われた事もありますが、
アレは一体、何が根拠だったのか…。
#調味料を節約する為に、母が考えた嘘だったのかな…?
中華料理症候群 (スコア:1)
「中華料理症候群」って本当にある言葉なの? 昔、安中華料理屋で化学調味料のか たまりを食べさせられ、激しく嘔吐して以来、どうもあの種の調味料は敬遠気味。 ドイツには、「化学調味料を使いません」と明記する中華料理店もありますが、他 の地域ではどうかな?
化学調味料の消費量とアルツハイマーの発症率を対比してみるとおもしろいかもし れない。
佐藤亮一 in Frankfurt Germany
Re:中華料理症候群 (スコア:2, 参考になる)
ぐっと減りましたね。要はグルタミン酸系の化学調味料の
ことなわけでしょ?(違ってたら教えてやってください)
わさび漬なんかでもアミノ酸の入ってないやつには
滅多にお目にかかれないですもんね。
安っぽい中華料理にかぎらず、日本でアミノ酸の入っていない
食い物に出会えないとすれば、いまさら中華料理症候群に
なる心配はなかったりして……
いずれにしても脳に回るグルタミン酸の量は、
何の働きによったのだか失念しちゃってますが
一定の制約を受けてたはずです。味の素をざくざく喰っても
アルツハイマーは防げないんぢゃないでしょうか?
それとも脳に味の素水溶液かなんかを注射する?
世界人類が平和ボケでありますように
Re:中華料理症候群 (スコア:1)
>滅多にお目にかかれないですもんね。
そうですね。
今のポテトチップスでアミノ酸が入っていないものは
見当たりませんが、昔のポテトチップスにはアミノ酸
が入っていなかったような気がします。
ポテトチップスなんか、アミノ酸が入っていなくても
十分おいしいのに....
あと、私の住んでいる福島あたりだと、
塩と胡椒だけで十分おいしいタンに、
味の素もかけている焼肉屋って多いです。
また、甘味料と味の素がいっぱい入っている漬け物が
好まれています。
なんとかしてくれぇ~
Re:中華料理症候群 (スコア:0)
Re:中華料理症候群 (スコア:1)
肉骨粉が話題になる直前に、インドネシアのイスラム教徒を怒らせたことがありましたね>味の素
Re:中華料理症候群 (スコア:2, 参考になる)
を工程中に使用している、ということです。
味の素側では、(まぁ、ブタ由来と言っても、組替え菌に作らせたものでしょうけど)
「酵素は、製造工程中には使用しているが、製品への混入は無い」と言って
消費者の神経を逆撫でした、という事件です。
グルタミン酸自体については、この事件からは、いいもの悪いもののといった
評価は成り立ちませんね。
尻馬に乗って騒いだ連中はいたみたいですけど…。
と、いうことは、 (スコア:1)
まあでもそう簡単には増やせられないんだろうな。
直接脳に注射打てば良いのかも知れないが、それで大丈夫なのかどうかは俺にはわからん。(ていうか頭蓋骨あるから無理か)
# そういやレーガンさんはその後どうなったんだ?
(´д`;)
中華料理症候群の根拠は? (スコア:0)
たとえば
http://plaza22.mbn.or.jp/~gthmhk/kinyou.html#gurutamin
あたりにかいてあることが真実だとおもっています。
この記事をかかれたかたは中華料理症候群なるものが
実在するというお立場のようですが、できればその
原典など示していただけないでしょうか?
Re:中華料理症候群の根拠は? (スコア:0, 余計なもの)
個人の主張は自分のWebPageでやってくれ。
Re:中華料理症候群の根拠は? (スコア:0)
あの編集コメントじゃ、話が逸れてもしゃあないわ。
Re:中華料理症候群の根拠は? (スコア:0)
Re:中華料理症候群の根拠は? (スコア:0, 余計なもの)
たぶんあなたは知らないあいだに摂取してるでしょうよ(藁
Re:中華料理症候群の根拠は? (スコア:5, 参考になる)
グルタミン酸脱水素酵素(GDH)の欠落による"グルタミン酸下戸"も
存在するわけです。
また、アルコール同様、GDHが欠落していなくても
摂取量・体質・体格等によって頭痛・吐き気等の症状が現れます。
一般的に、中華料理症候群といった場合、
上記の医学的な意味を指す場合と、
化学調味料の大量使用等の社会的背景・現象をも含めた意味との
両方があります。
それらをごっちゃにしてしまうと
"グルタミン酸ナトリウムは毒だ"
などとトホホな本を書いてしまったり、その本に逆感化され
"中華料理症候群はデマだ"
などとこれまたトホホなデマを吐いてしまったりするわけです。
ま、他人の症状を思いやるのは難しい、ってことは理解してますが。
Re:中華料理症候群の根拠は? (スコア:0)
カップヌードルぐらいなら平気ですが、ハッピーターンとか、やばいですね。
思うに、小さいころからほとんど口にしていなかったせいでしょう。
親が気にしてくれていた、というよりは、単純に化学調味料
はずかし~ (スコア:0)
恥ずかしい書き込みしちゃったね~
自分の知識で物を語る重要さと
人の考えを盲信する怖さを
考えてしまいました。
アルミニウムとの因果関係 (スコア:0)
Re:アルミニウムとの因果関係 (スコア:3, 参考になる)
前どこかに書いたんですが、これはほぼ否定されています。
因果関係で言うとアルツハイマー→アルミニウム蓄積はあるようですが
アルミニウム大量摂取→アルツハイマーという証拠はないといってよい
ようです。
飲料水にアルミニウムの含量の多い地域で痴呆症が多い、という報告も
あったりしたのですが、それを否定するデータの方が多いですし、
水酸化アルミニウムを大量にとっている人が有意にアルツハイマーに
なりやすいということはありませんでした。
にもかかわらずアルミ缶のキャップをあけるときにアルミの粉末が入る
からアルミ缶の飲料は危険だ!とデマを流したのはMSGを危険だと言った
のと同じ雑誌だそうです。
まあこれは同じ精神構造をとり続けると言うことで一貫性があってそれ
はそれで立派なのでしょう。
kaho
Re:アルミニウムとの因果関係 (スコア:0)
(制酸剤として入っている事が多い)
一般人なんてそんなものです。
Re:アルミニウムとの因果関係 (スコア:2, すばらしい洞察)
悪いのはあくまでもおもしろおかしく嘘を伝えて金を儲けてい
るマスコミやメーカーです。もちろんいつぞやの『買ってはい
けない』なんかもそうで、マスコミは「正しい知識への信奉」
すら捨ててしまったのでしょうか。新左翼とかニューエイジと
かそこら辺の眉唾な思想も絡んでいることも多いですな。
で、それを払拭してくれるような一般人に知識を浸透させるべ
き科学者の役割が軽んじられてもいて、マスコミにもたいした
科学ジャーナリストは存在しない。
とにかく「おもしろおかしけりゃ何でもいい」という風潮を作っ
たマスコミや企業の方がずっと悪ですね。
他力本願。
Re:アルミニウムとの因果関係 (スコア:0)
現状に危機感を感じる人は是非そういう本を作って出して欲しい。
(今でもあるのは分かっているがまだ少ないと思う)。
学者だけだと面白く書けないという場合は漫画家を巻き込め(笑)。
Re:アルミニウムとの因果関係 (スコア:1)
正確な情報かどうかは…判断力も鍛えろってことっで。(^^;
なつのロケット [www.ne.jp]もいい。
うじゃうじゃ
Re:アルミニウムとの因果関係 (スコア:0)