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第二の地球も?太陽系のそっくりさん発見 13

ストーリー by yourCat
41光年のご近所 部門より

teltel曰く、"HotWiredの記事Carifornia大学とCarnegie大学の太陽系外惑星探索チーム報告などによると、我々の太陽系に似た惑星系を発見したとのこと。
恒星の名前は55 Cancriで、太陽に距離的に近く重さも太陽と同じくらいの星だ。以前すでに惑星1個が見付かっていたが新に2個の惑星を発見、片方が木星に似た周期をもっているとのこと。ただし、似ている惑星系と言っても見付かった惑星の質量は木星の4倍だし、内側半径0.1AU (水星よりも内側!!) の軌道には木星と同じくらいの質量の惑星があるので、太陽系と全くおなじわけではない。
にもかかわらず、論文のプレビューによると内側の半径1AUの軌道に地球のような星も安定して存在できるので、もしかしたら第2の地球がみつかるかもしれない。また太陽系のようなシステムが宇宙に珍しくないということが分かったので、そのうちの一部で生命の発生した惑星が存在する可能性もある。"

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  • The Extrasolar Planets Encyclopaedia [obspm.fr]によると、18日には内側軌道の木星級の惑星(ホット・ジュピター)をもたない木星に似た軌道を持つ惑星が見つかって [obspm.fr]います。

    あと、"惑星学が解いた宇宙の謎" [bk1.co.jp]には、大熊座47番星 [obspm.fr]も太陽系に似ているということが書いてありますね。

    伴星がある55 Cancri [obspm.fr]より、これらの方が太陽系に似ているような気もします。

    まだまだ惑星をもつ恒星は見つかってくると思うので、この先の観測に期待したいです。
  • by Technobose (6861) on 2002年06月19日 19時42分 (#110158) 日記
    もし、生命が発生しなかったら、その後、その星はどんな環境になっていくのでしょうか?
     現在の地球の環境は、生命が発生して生命と地球環境の相互作用によって作り出されたものですよね。もしかして火星や金星のようになってしまうのでしょうか?それとも必ず生命が発生して地球のような環境を作り上げていくのか、とても興味があります。
     で、もし人類が恒星間旅行を実用化し、その星に行くことができたら、どうすれば植民できるのか、今はSFですがそういうことに興味があります。
     思うのですが、なまじ地球そっくりの星(澄んだ大気に包まれ温暖で地球に似た植物や生き物たっぷり・・)を植民するのは危険ですよね。未知の病原体とかで全滅しそう・・・。
  • by kubota (64) on 2002年06月19日 10時43分 (#109876) ホームページ 日記
    太陽とうりふたつの恒星のまわりを、地球と同じ質量の惑星が 1AU のところをまわっているとして、それは現在の技術で観測可能なのでしょうか。あるいは、将来観測可能になるという目処はあるのでしょうか。

    いまのところ、木星級 (あるいはそれ以上) の大質量な惑星しか発見されてない (と思う) ですが。

    • by take0m (4948) on 2002年06月19日 10時49分 (#109878) 日記
      今日現在では難しいでしょうねぇ
      大きな惑星も直接観測するのは難しいですから。
      たしか観測可能な恒星の摂動かなんかで間接的に観測しているんですよね。
      親コメント
      • あ、すみません、間接的な観測を前提として、のつもりでした。つまり、「どんな間接的な方法を使ってもいいから、地球のような惑星の存在を示すことが現在の技術で (かつ、途方もない予算を必要とせずに) できるか? 将来できる可能性はあるか? そのためにはどんな技術革新 (あるいは予算投入) が必要か?」ということです。

        惑星発見のニュースが流れるたびに、「そのうちに地球型惑星も発見されるだろう」といったことが言われますが、それは、ただ根拠もなく言っているだけなのか、それとも、漠然とでもいいからなにか見通しがあるのか、ということを知りたいのです。

        親コメント
        • 宇宙干渉計 (スコア:2, 参考になる)

          by T.Sawamoto (4142) on 2002年06月19日 11時37分 (#109907)
          つまり、「どんな間接的な方法を使ってもいいから、地球のような惑星の存在を示すことが現在の技術で (かつ、途方もない予算を必要とせずに) できるか? 将来できる可能性はあるか? そのためにはどんな技術革新 (あるいは予算投入) が必要か?」ということです。

          このあたりなんかはどうでしょう?

          http://www.nikkei.co.jp/pub/science/page/honsi/9606/ET.html

          惑星軌道上に数機の電波望遠鏡を浮かべて、直径数天文単位にも及ぶ超巨大な干渉計を構成させるようです。
          お金はそれなりにかかりそうですが、特別な技術革新は必要ないのかな?

          # いや、実際に作る側の人のご苦労は並み大抵じゃないとは思いますが(^^;)
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          • by T.Sawamoto (4142) on 2002年06月19日 14時25分 (#109982)
            # ちょっと訂正&補足。

            上に挙げた文章は、「電波」じゃなくて「赤外線」でしたね。失礼しました。
            (これはオリジン計画のどれかに当たるのかな?)

            超巨大干渉計となると、こちらにはものすごい空想(妄想?(^^;))が書かれてました。

            『たとえば,こんな初夢は?』 [isas.ac.jp]

            現時点では到底現実的ではありませんが、「50光年の距離で,5kmの解像度」と言われると、かなりクるものがあります。
            いずれ人類が太陽系のあちこちに進出するようになった暁には、ぜひ実現してほしいものです。
            (「交通の邪魔」とか言われたりして…)

            # その前に滅亡したりしないでね(^^;)>人類の皆様
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        • by Joga (8113) on 2002年06月19日 11時56分 (#109917)
          NASAで地球型惑星探査計画 [nasa.gov]がすでに始まっていて、2012-15に観測衛星を打ち上げる予定らしいですよ。

          #「null型干渉計」というものを使うらしいけど、詳しいことはよくわからん。
          親コメント
        • 地球のようにアレゲな人がたくさんいると、電波をビリビリ発信しているので遠くからでもわかります。
          --
          /.configure;oddmake;oddmake install
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          • アレゲな人云々は抜きにしても、実際地球の電波の放出量は結構大きいと言う話を聞いたことがあります。TV 放送とか ICBM 早期警戒網の電波とかね。
            んで、その話聞いた時思ったのが「あぁ、だからデムパな人が増えてるのか」だったりして(w。
      • by Anonymous Coward
        >たしか観測可能な恒星の摂動かなんかで間接的に観測しているんですよね。

        今回、見つけた方法は、摂動だと思いますが、惑星が、恒星と地球の間を横切る時に、恒星の明るさが暗くなるというのをつかっても見つかっています。
        例えば、http://www.astrouw.edu.pl/~ogle/
        この方
    • 惑星だと確定されているわけでじゃありませんが。
      重力レンズ効果による観測でこんなもの [obspm.fr]が見つかっています。
      "0.4 - 1.51 Earth mass"だそうです。
      親コメント
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