Debian GNU/Linux 3.0 (woody) リリース! 72
ストーリー by tach
長らくお待たせしました 部門より
長らくお待たせしました 部門より
alp曰く、"タイトル通りです。アナウンスは 3.0 リリースアナウンスメント(英語) の通り。今回は
- ia64, hppa, mips(mips, mipsel), s390 アーキテクチャのサポート
- Gnome1.4, KDE 2.2, Xfree 4.1を収録
- カーネル 2.2/2.4 両サポート
ひとつのアーキテクチャのバイナリが DVD に入るものと入らないものがある、という大きさなので、イメージは jigdo でどうぞ。"
本当にたくさんのタレコミをいただいた。多くの人が期待してるんだな、ということを改めて感じた。さて、日本の公式ミラー(ftp.jp.debian.org)にはすでに Debian 3.0 のディレクトリ がある。すでに stable もこちらになっているので、利用してほしい。(こちらも混雑はしているが)
唐突 (スコア:2, 参考になる)
http://bugs.debian.org/release-critical/
これ見てるとリリースのタイミングを完全に逃したと思ったけど
よくわからんね。
Re:唐突 (スコア:1)
バグの数に関しては底入れしたかどうかは底を過ぎてからじゃないとわからないんじゃないかな。どちらにしろ、/.-J的にはすげータイムリーじゃないのかと。
タイムリーといえばタイムリー (スコア:1)
一週間前だったら、potatoのスレッド [srad.jp]は全く違う方向へ流れていたと思われ。
つーか、スレ自体無かったかも知れんが。
めでたいっ (スコア:2, 参考になる)
そうですか、正式リリースですか。おめでとう。
Debianには本当にお世話になってますから、嬉しいですね。
#今日もコーディングえっほっほ。
Re:めでたいっ (スコア:0)
同じく、中古のPCにWoodyを入れようとしていました。
・・・ちくしょう、サーバが混むぢゃん(泣)
stable=woody? (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:stable=woody? (スコア:2, 参考になる)
stable,testing,unstableはFTPで見ると各ディレクトリへのリンクになっています。現在は
oldstable -> potato
stable -> woody
testing -> sarge
unstable -> sid
となっていますね。
Re:stable=woody? (スコア:0)
# apt-get update
# apt-get -u dist-upgrade
で、woody になるよ。
Re:stable=woody? (スコア:0)
Re:stable=woody? (スコア:0)
Debianの場合、 (スコア:2, すばらしい洞察)
sidの方が使われ方としてメインという傾向を考慮すると、リリースなんて呼ばずに「枯れた宣言」にでもした方がいいんちゃうかな。
Re:Debianの場合、 (スコア:1)
でしょうか? glibcが2.2.5、カーネルが2.4.18、その他apache
(これは当然だが)、postfix、postgresql等は最新バージョンです。
確かにXFree86やGnome、KDEは一世代前ですが、OSの基本部分は
他のディストリビューションと変わりません。というか、Win 98がWin Me
になったみたいに、(OSはほとんど変わっていないのに)見た目だけ
変えてユーザにバージョンアップさせるよりはいいと思います。
Re:Debianの場合、 (スコア:1)
で、ココの話を読んでちょっと疑問が。
・いま入れるならwoody?sid?
・他のlinuxとか*BSDとかその他UNIXと比べて、Xとかを自分で取ってきて入れるのは難しいことなんですか?
・(たとえば)woodyいれてsidのパッケージ入れるのはだめですか?
#つーか、potetoだとかwoodyだとか、良くわかってないからだと思うんですけどね。
#その前に、いろいろソフト見つけては使いもしないのに入れまくるインストール厨はdebian向きですか?(笑)
ちなみに現状は
・WindowsとFreeBSDは使ったことあります。
・FreeBSDでX使ってましたが、日本語環境はちょっと不自由するので現在はWindows98をメインに使っています。
・今度PC買おうと思うけどそのときにWindowsを買う気はないです。
というところで、linuxをメインにしてみようかと考えたのですが、使ったことないので現状の機械にいれてデュアル(本当はトリプル)OS化しようと思ったわけです。
Re:Debianの場合、 (スコア:1, 参考になる)
-current treeを追いかけることができる人であるならsid (unstable)を、
-stable treeを追いかけることができる人であるならsarge (testing)を、
-release + portsしか扱えない人であるならwoody (stable)を
基準にして選ぶことを勧めます。
*BSDの各treeとの位置づけを比較するとこんな感じだと思う。
testingは-stableよりももうちょっと-current寄りだとは思うけどね。
Re:Debianの場合、 (スコア:1)
そして、使いたい version のツールが sarge にしかない、という段階で始めて serge へ上げる。sid にしかない、という場合は、sid に上げちゃうか、しばらく待って sarge に降りてくるのを待つ、という2つの選択肢があるわけですが、僕だったら後者を選びますね。どーしても今すぐ使いたい、と言う場合は、個別に deb ファイルを取ってきて入れます。
そんな感じです。
Only Jav^Hpanese available :-)
Re:Debianの場合、 (スコア:1)
#やっぱり、いっぱい返事があるとうれしいですね。
まとめると、
・初めて入れるなら、まずはstableであるwoodyを使ってみる。そして、特に不満がなければそのままwoodyを使っていれば幸せ。
・一通りなれて、さらに新しい版を使いたいと思ったらsargeにすればよい。ただし、今までより安定性は落ちる。
#あたりまえといえばあたりまえ。FAQにありそうだ(^^;
あとは、手間を惜しまず自分でmakeするもよし、覚悟を決めてsidにするもよし(笑)
そもそも、私がこんなことを思ったのは、woodyのリリースにたいして、アプリケーション構成が古い、安定指向だから等とコメントがあったので、“いきなりtesting(はじめはsidがtestingになるとおもってた。実際はsarge)でもいいのかな?”とか、“ソースから入れるのは他と比べて苦労が多いのかな?(woodyのパッケージ以外から入れるのは現実的でない。ソースはもっと難しい)”なんて思ったわけです。
ちなみにFreeBSDは先月公開された4.6-RELEASEで標準がXFree86が4系列となったのでした。
#とはいえ、その前からpackageとして入れることは出来ましたけどね。
とりあえず、おめでとう!! (スコア:1)
といっても、ワシんところで、管理してるのは、
半年前にwoodyベースにしちゃったんだけどさ。
次のtestingの名前ってもう決まってるの?
Re:とりあえず、おめでとう!! (スコア:2, 参考になる)
tink (tink@mail.le.to)
Re:とりあえず、おめでとう!! (スコア:0)
サゲ?(藁
Re:とりあえず、おめでとう!! (スコア:0)
Re:とりあえず、おめでとう!! (スコア:0)
‥‥‥だったらおもしろいのに.
Re:とりあえず、おめでとう!! (スコア:0)
Re:とりあえず、おめでとう!! (スコア:1)
次のunstableはsargeだそうです。
sidはsid (スコア:3, 参考になる)
unstable=sidで固定でしょ?
リリース情報の英語ページ [debian.org](さすがに日本語翻訳はまだ追いついてないんで)にも
Re:sidはsid (スコア:1)
と同時に勉強になりました。
Re:とりあえず、おめでとう!! (スコア:2, 参考になる)
mhatta was here
Re:とりあえず、おめでとう!! (スコア:2, 参考になる)
Re:とりあえず、おめでとう!! (スコア:1)
# 実はToy Storyを見たことがない
mhatta was here
Re:とりあえず、おめでとう!! (スコア:1)
Re:とりあえず、おめでとう!! (スコア:1)
nobuyuki氏の言うとおり、testingはsidです。
ちょっと反省。
tink (tink@mail.le.to)
Re:とりあえず、おめでとう!! (スコア:1)
どなたか、命名に関するポインタ希望...
tink (tink@mail.le.to)
Re:とりあえず、おめでとう!! (スコア:1)
酒を飲む理由ができた。
#というか、デスクトップはもう sid にしちゃったからあんまり関係ないか(笑
debian の今以上の発展を祈りつつ。
出るにはでたけれど... (スコア:0)
Re:出るにはでたけれど... (スコア:2, 参考になる)
このあたり、通常のディストリビューションと同じラインで比べると読み間違える事になります。
Debianの場合は「致命的なバグをとことんまでなくしてからstableをリリースし、先進 的な物はsidやテスト版(今回はsarge)に流してデバッグしてもらう」と言うのが方針です ので、基幹ソフトのVERSIONが古い物になるのは避けられない所ではあります。
(とはいえ、今回は途中から不具合が増えての見切り発車的な部分が大きいです し、サポートするハードを考えるとXFree86 4.2の採用見送りは痛いですが…)
基本的に、多少古くても安定が保証されるものを使いたい場合はstableで長年(数年程 度?)運用し、最新のハードが必要だけどある程度の安定性も欲しい場合はtestingを使 用し、さらに最新が欲しければ、安定性を犠牲にしてsid (unstable)を使う。
と言うのが正しい使い方で、全てのインストールベースにstableがなり、そこにネ ットなどからapt-getで取り込めば望みの版になると言うのが現状で、 すぐにインストールベースが使えなくなってしまい、サポートも半端になって入れ換え るしかなくなる、他の一般的なディストリビューションとは全く考え方が違うと考えて 欲しいです。
Re:出るにはでたけれど... (スコア:3, すばらしい洞察)
そうやって、他のディストリビューションのユーザを煽るような発言は
やめといたほうがいいと思うよ?
こういう意見もあるし。 [srad.jp]
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:出るにはでたけれど... (スコア:1)
私自身はSLS以前の時代からLinuxに関わってる人間で、「なきゃ自前でコンパイルするか作る」ってのが 徹底してますが、実際、RH5とか6の時代に仕事で使わされて、しかもdistributionに入 ってないものを入れられない環境でやらされたりとか容易にパッチをあてさせて貰えない事とかあったので、RED HATには非常に批判的なのは認めますよ。
その前後、DebianがFreesoftwareの概念を一番徹底していたのでboの頃から私用で使い 始めて、aptによって管理が非常にやりやすくなったので、Debian中心に至った訳で。( サーバ的なものを自己裁量で選定できる時は、hamm以降のDebianで組んだ)
実際、最近Vineがaptを組み込んだのはいい傾向だと思うし、Debian以上に Freesoftwareの概念を徹底していて、なおかつそうでないものにも門戸を開くような間口の 広いdistributionが出たら、乗り換える可能性は非常に高いし、組み込みなどの用途で は別のdistributionを選ぶ可能性は高いですよ。
例えば、組み込み用途にDebianをそのまま突っ込むのは厳しいですからね。
MIPSやPPCやARMで動くので(SHはまだか…)Debianでも良さそうなのですが、Debianは少 しスクリプトに依存しすぎであるので、組み込みでの使い勝手は微妙に厳しそうな所が あるのですよ。
組み込みで、工数上フルビルドが難しい場合や頻繁にアップデートやカスタマイズしなきゃいけない用途に使えるDistributionを探しているのですが、Debianが適切かどうか分からないですね。
Re:出るにはでたけれど... (スコア:1)
Re:出るにはでたけれど... (スコア:1)
仕事の内容として、(責任問題があるのでよくありがちだったのですが)、独自のビルド を一切入れるな。って要求の仕事が多くて、そういうのに限ってRed Hat要求だった ので…。
だから、ある意味技術力以前の問題だったのですが。
# 文章は細かく読んでください。
Re:出るにはでたけれど... (スコア:1)
それが Redhat じゃなくて、 Debian だったらどうなんですか? Debian を嫌いになっていましたか?嫌いになる次元が全然別じゃないんですか。
Re:出るにはでたけれど... (スコア:1)
Debian (stable)がソフトの選択肢が少ないdistributionで管理機構もRH5,6並だったら、間違いなく嫌いになっていました。
特に基本になるソフト(SMTPなど)の選択肢が複数ないというのは、非常に厭な事でした ので…。
Re:出るにはでたけれど... (スコア:1)
といいますかね、昔からのユーザならコマンドのリファレンスくらい引くんですよ。別のトピックにある、あなたへの AC 氏の こういう指摘 [srad.jp] があるように、およそ Slackware 以前からのユーザとは非常に考えにくいんですね。
ちなみに私は Slackware-3.3 リリース直後からです。あなたに比べれば屁でもないユーザ歴しか持っていません。
Re:出るにはでたけれど... (スコア:1)
> でしょう。それなのに、Debian なら好きなパッケージを選べたとい
> うんですか?意味不明ですね。
よっぽどこちらのほうが意味不明な気がする。そもそもDistributionの中に
パッケージがなければ選べないじゃないですか。
Debianと他のDistributionでは明らかにパッケージ数が違うので、Debianでは
いろいろ選べても他のDistributionでは選ぶパッケージがあまりない
(まぁsendmailとpostfixとqmailくらいは今時どこにでもあるでしょうが)。
というか Debian はいやでも選ばざるを得ないくらい山のようにパッケージが入っている。
# なので私のような ヘタレ は 思兼 に走ったりする。。。 # ところで、管理権限がないというのはどこから出たのしょう。私の読みが
# 足りない?
あと、
> といいますかね、昔からのユーザならコマンドのリファレンスくらい引くんですよ。
これは、まったく別の話ですね。別にコマンドの使い方がわからないという
話ではないと思う。だいたい dpkg 使えるなら、rpm くらいちょろいと
思う。 # ちなみに、私は a.out 形式から ELF 形式に切り替わる少し前くらいからのユーザーです。
# 一応最初は Slack から入ったような気がする。
## ちょこっと芸風を変えてみた。。。
### んん、Out of date...
Re:出るにはでたけれど... (スコア:1)
最近の組み込みは、物にもよるのですが、アプリ層とカーネル層とAPI層を分離しても 大丈夫なだけの容量を持っていたり、そうしないと機能的に破綻してしまう場合も多いです。
# 勿論、携帯電話などのような小規模なハードへの
# 組み込みの場合は、こうは行かない
そういう場合、ハードを叩くカーネルやドライバ、ライブラリの部分さえライセンスの 調整がつけばアプリケーション層やハードと関係のないライブラリについては(完全に ハードから分離してしまって)GPLやLGPLな物を使ってしまう場合も増えています。
そうやってライセンスや特許が絡むのはカーネルのドライバやライブラリ、特殊なアプ リに限定して工数を減らす方法が、コストの厳しい組み込みでは一般的になりつつあります。
まぁ、会社によって違うのでこれは!と言う答えは示せませんが、Linuxを組み込みに 使う場合一番問題なのはハードに依存する部分ですので、そこをなるべくカーネルのモ ジュールに追い出す方向でやる場合が多いようですね。
Re:出るにはでたけれど... (スコア:1)
ぼくは KDE はおっかけてないけど、XFree86 のパッケージング作業をやってる Branden は、よくやってると思うよ。debian-devel メーリングリストには、XFree86 4.2 はまだかと問い合わせるメールがしょっちゅう流れ、Branden は何度同じことを聞いたら気が済むんだとほとんど切れかけ寸前だったし。ウィークリーニュース [debian.org]にも困難な状況を説明した文が載ってます。
でも、だからって、なんでそう煽るような発言をするのでしょうか。寒すぎると思うんなら使わなけりゃいいだけやん。もし、使わざるをえない状況なのなら、どうすればいちばん楽に新バージョンの XFree86 だとか KDE だとかが使えるか質問すりゃいいんじゃないの。まあ、/. がそういう質問に最適な場所かどうかは、分からないけどね。(もし本当にそういう問い合わせをしたければ、日本語が使えるところなら、debian-users メーリングリスト [debian.or.jp]とかが最適だと思う)。
それとも、「Debian 厨」を煽るという遊びをしているだけ?
Re:出るにはでたけれど... (スコア:2, フレームのもと)
Re:出るにはでたけれど... (スコア:2, 興味深い)
ただし、このことは、含まれるパッケージのバージョンが古いことの 説明にはなりません。XFree86、GNOME、KDE は古いですが、 glibc などは新しいですから。 (ちなみに、distrowatch では Debian Woody の Emacs は 20.7 ということになっていますが、実際には 21.2 が入っています)。
で、あるパッケージのバージョンが古いとか新しいとか、その理由とかは、 個別のパッケージごとに議論する必要があります。 すでに紹介したウィークリーニュースには、 XFree86 4.2 は、様々なアーキテクチャへの移植にてこずっていることが 書かれています。ぼくは、XFree86 4.2 については、これが Woody に含まれなかった理由 (少なくとも、理由のひとつ) であると思っています。
なお、Debian のフリーズからリリースのあいだの期間に、 あるソフトウェアがリリースまたは アップグレードされた場合、そのソフトウェアは Debian の直近のリリースには含まれません。 他ディストリビューションのフリーズ期間については 知りませんが、Debian のフリーズ期間が長いことを指して 「Debian のリリースに含まれるソフトウェアは古くなりがちである」 というのでしたら、それは合意します。
つまり、ぼくは各論を述べたわけで、それに対して「それは違う」 と言って総論を持ってきても、話は噛み合わないのです。 総論はあなたの言っていることに合意します。が、それは 各論を否定することにはなりません。
Re:アンチ Debian (スコア:1)
Deb厨、Deb厨と言われて腹立たしくなるのは本当によく
わかるんですが、そうやって罵り返しても泥沼かと。
#僕はDebianファンですので、誤解しないでね。
#今日もコーディングえっほっほ。
Re:突然だな (スコア:2, すばらしい洞察)
それがDebianのよいところ。
potatoは捨てられる訳ではないし。
.::.:... .::....: .::...:: .::.:.:: .::..:.: .:::..:.
I 1 2 B H4[keR. :-)
Re:突然だな (スコア:1)
Re:突然だな (スコア:0)