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4026 story

分離縮小するオゾンホール 12

ストーリー by Oliver
安心していいわけではない 部門より

char曰く、"環境問題の象徴とも言える南極上空のオゾンホールだが、2000年をピークに縮小傾向にあり今年は14年前と同じ大きさになっている(asahi.com[2002/10/01]の記事Sankei Web[2002/10/01]の記事NASAの発表)。さらに2つに分裂するというおまけつきだ(CNNの記事)。そして、50年後には消滅するとの説もあるようだ(asahi.com[02/09/19]の記事)。
50年後の消滅説ではオゾン層を破壊する物質であるフロンの消費が減少したためだとの見方をしているが、気象庁NASAは「今年はたまたま南極付近の気温が高くオゾンホールが発生しにくい条件になったためで回復しているわけではない」いう意味の説明をしている(Sankei Web[2002/09/20]の記事)。オゾンホールの縮小は地球の温暖化と引き換えに、ということであろうか。"

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  • 狙ってますね (スコア:3, すばらしい洞察)

    by ta98 (10561) on 2002年10月02日 0時30分 (#175801) ホームページ
    10月1日はフロン回収・破壊法施行日。狙ったでしょ?
    自動車エアコンに使われている「R12」と「134a」が対象。車を廃車にする時はフロン券を買わないといけない。普通自動車は2580円だそうで。
    この金を払いたくがないために大気に放出する輩がいるようではまた大きくなると思う。

    #R12は生産中止、代わりにアイスオン49と言うのが入れられるそうだが、混合はダメで総入れ換えが必要です。
  • タレコミ文中のasahi.comの記事 [asahi.com]によれば,フロンガスの減少により50年後にはオゾンホールは消滅する,と予測されてますが,一度破壊されたオゾン層の再生ってそんな急ピッチで起こるものなんですか?
    # 50年が早いか遅いかは人により意見が異なるでしょうが。

    オゾン層の生成 [digital-aid.co.jp](再生)速度についてよく知らないのですが…。こんな大穴 [nasa.gov]が空いているのに,50年で再生する,と言われてもピンと来ないです。
    • by 335 (4199) on 2002年10月02日 3時39分 (#175930) 日記
      こんなの [nasa.gov]があります

      9月30日は一個しか穴があいてないみたい???
      結構ゆらぎのあるものなのでしょうか??
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      • オゾンホールは常に同じ状態であいているものではないですね。
        そもそも季節でも状態がかわり、日のあたる春頃発生して、日があたらなくなる秋から徐々に小さくなっていきます。

        # ひどかった頃には冬でも穴が消えなかったことがあったような…
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        • by otiak (11469) on 2002年10月03日 13時46分 (#176788) 日記
          オゾンホールの大きさ(≒オゾンの破壊具合)は、成層圏に出来る巨大な渦に挙動に大きく依存します。
          この極渦によって、オゾンの破壊が連鎖的に進む低温環境が作られるからです。

          同じ場所での地表の気温の季節変動と成層圏の温度の季節変動は直接はリンクしないので、

          >そもそも季節でも状態がかわり、日のあたる春頃発生して、日があたらなくなる秋から徐々に小さくなっていきます。

          日があたる/あたらないからどうとかというのはなんかおかしいのでは。
          そもそもオゾン層破壊って、低温環境が原因でおきているはずなんで、「日があたる」というのを「成層圏の気温が上がる」と解釈していいのであれば、むしろオゾンホールが小さくなるのでは?
          投稿記事でも「たまたま南極付近の気温が高くオゾンホールが発生しに くい条件になったため」とありますよね。

          オゾンホールの季節変動は、全球規模での大気運動の季節変動による、極渦の規模変動とオゾン輸送量変動に由来していたものと理解していました。

          投稿記事が参照している中では、 これ [sankei.co.jp]が一番正しい表現だと思います。特に、”成層圏の”温度が高いと書いている点で。
          #NASAのは読んでません。ごめんなさい。

          #修論で関連研究をやってたんですが、かなり自信無いので突っ込みよろしくお願いします>専門家の皆様
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          • 日があたる・あたらないというのはオゾンの破壊プロセスに関係あります。

            オゾンはハロゲンラジカルを触媒として分解されるのですが、そのハロゲンラジカルはハロゲン分子に光があたることで生成されます。

            一方、低温環境というのはフロンから生成されたハロゲンを含む分子(HCl等)からハロゲン分子をつくりだします。

            # ハロゲンを含む分子に光があたってもハロゲンラジカルは生成されると思いますが、
            # ハロゲン分子の方がよりラジカルを作りやすいという話だったと思います

            よって、この2点を満たす状態、つまり低温の環境に光があたりだす春にオゾンの破壊が一番すすむことになります。

            # まあ、僕も知識があやふやなのでフォローがほしい所です
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    • 世界中の国がフロンガス規制を徹底すれば50年で再生というのも
      あるかもしれませんが、ア○○カが---。
      京都議定書も反対する国があったし---。
      厳しいかな。
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  • 茶々 (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2002年10月02日 11時00分 (#176063)
    ***曰く、"PC環境問題の象徴とも言えるWindowsのセキュリティホールだが、2000年をピー クに縮小傾向にあり今年は14年前と同じ大きさになっている(Microsoft社の発表)。さらに2つに分裂するというおまけつきだ(MSNの記事)。そして、50年後には消滅するとの説もあるようだ(MSNの記事)。
    50年後の消滅説ではネットを破壊する人物であるクラッカーやウィルス開発者の数が結婚や死亡のため減少したためだとの見方をしているが、ガートナーとIDGは「今年はたまたま米国のハイテク景気が悪くセキュリティホールが発見しにくい条件になったためで回復しているわけではない」という意味の説明をしている(slashdotの記事)。セキュリティホールの縮小はクラッカーの収入と引き換えに、ということであろうか。

    (「セキュリティホール」にしてみると、どうなるかと思っただけですよー。ぶたないでー)
  • by sakamoto (8009) on 2002年10月02日 12時25分 (#176116) 日記
    オゾンホールができる → 紫外線が通過する → オゾンが 多く発生する → オゾンホールが埋まる
    というような平衡状態が存在したりして。 まあ実際、世界中がオゾンで満たされてないのは、平衡状態がある おかげなんでしょうけど。
    --
    -- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
  • それって (スコア:0, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2002年10月01日 23時32分 (#175731)

    こんな [biglobe.ne.jp]かんじでしょうか?

    # かなりくだらないので AC

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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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