インターネット有権者支援エージェント 37
ストーリー by Oliver
よく考えて投票しよう 部門より
よく考えて投票しよう 部門より
otk 曰く、 "東京工業大学社会工学専攻の電子投票研究グループ(代表:同専攻助手佐藤哲也)が、10月27日投票の衆院・参院統一補欠選挙にあわせ、「インターネット有権者支援エージェント2002」実験を開始した。簡単に言えば「自分の考えに最も近い(であろう)候補者をピックアップしてくれる」サイト、らしい。
匿名でも利用できるので、さっそく試してみた。まず選挙区を選び、次に「公的資金を活用してでも不良債権処理を早期に進めるべき」など20問について「自分の意見」と、争点の「重要度」(ともに択一式)を答えていく。その結果、選挙区の中で自分の傾向に近い候補者名が表示される。最後に「その候補者に投票しようと思っているか」「このエージェントの結果が投票に影響するか」などを尋ねられる。
サイトに載っている「研究の趣旨」を読むと、目的は「自然言語処理などの技術により、新聞の社説などから抽出された“選挙の争点”が、実際の選挙での争点とどの程度相違しているのかを調査し、その妥当性について検証する」こと、だそうだ。個人的には“選挙の争点”なんてマスコミが作りあげる部分が大きいのでは?と思っているので、社説から抽出された争点がはたして妥当か、という判断は極めて難しいと思うのですが… どうでしょう?"
とりあえず "争点" とやらが気になったので (スコア:2, すばらしい洞察)
この "争点" というのが、悪いアンケートの見本の用に見えてきたので、いくつかツッコミを。
# まだツッコミたいところがあるけど、とりあえず目立ったところだけ
2つ以上の項目が混ざってしまってますね。 "公的資金を活用せずに不良債権処理を早期に進めるべきである" という考え方の人々はどれを選べば良いのでしょうか? また、郵貯・簡保は民営化するべきが、郵便は公営のまま残すべきという考えの人は?
このあたり、設問にかなり主観というか意図というか誘導が含まれているように思えるのですが・・・。
だが、いいこともあるぞ、外の天気は上々なんだ
Re:とりあえず "争点" とやらが気になったので (スコア:3, 参考になる)
調査にご協力有り難うございます。
>スラッシュドット ジャパン様、皆様
積極的にご意見いただいているようなので、
私もコメントさせてください。
争点5と8で指摘している2つ以上の項目はなるべく避けようと
したのですが、残念ながらまだ残って(いるように思われて)
しまいました。
言い訳になりますが、
争点5については、不良債権処理をすすめるべきでないという
争点が考えにくかったのが、発生の理由かと思います。
争点8については
オリジナルの新聞社説の表現をそのまま利用したのが
よくなかったのかもしれません。
2.3.6.9の争点設定については、過去の争点研究から、
より具体的な争点について、選挙結果に影響を
及ぼすということが指摘されており、
その点を配慮して、記事から極力具体的争点を
設定してるつもりです。
主観、意図、誘導については、
それらを極力排除したいという願望があるところに
この手法の一つのポイントがあるのですが、
それらを完全に排除するというのは社会の性質上、
あり得ないようにも思います。
-----↓別のスレでしたが、面白いコメントだったので、失礼。
Re:選挙違反にならないの? (スコア:1)
fagen2 のコメント: Wednesday October 16, @12:55AM (#183969)
(ユーザ #10623 情報)
> で、数値化できない部分で投票する候補者を決めたり
> 決められたりする場合がままあるんだよなぁ・・・
数値化できない部分、というより、各メディアに共通してかかっている
バイアスが結果にそのまま反映されてしまう、という根本的な問題
があるような気がしますよね。いかにも社会科学やってる人(加えて言うなら統計の恐さを知らない人)が研究のネタとして思い付きそ
うなことだ、という気がしちゃうけどな。
----------
基本的におっしゃるとおりかと思います。
少なくとも私個人としては、
大手新聞社という媒体のバイアスは
無視できないと思っていますが、
補正方法が思いつかないので。。。
例えば、掲示板での議論などを元に、
世の中で話題になっていること(=争点)
が特定できるというのも一つの理想的方法かと思います。
その意味では新聞記事の分析が文体的に安定しており、
分析しやすいので利用しているという側面もあります。
その他の方の投稿にもありましたが、
過去の政治家の記事を分析して、
業績評価するとかいろいろとやるべきことはあるように思います。
ただし、少なくとも私のスキルでは一般の新聞記事は
文体がバラバラすぎで適切な計量的分析方法が考えられません。
もしご提案いただければ検討したいと思います。
また、統計の勉強は継続します。(^^;;
今後ともよろしくお願いいたします。
実験期間中で満足なチェックが出来ず、
お返事できかねるかもしれませんが、
あしからずご了承いただければ幸いです。
#長文失礼しました。
申し上げにくいが (スコア:1)
文章を書く、という行為は、物事を他人に伝える、という行為であるので、その前に表現者=記述者が自分の中でどう消化するか、という問題を含むことになります。結果として意識するとしないとにかかわらず、その「入り口」と「出口」において「フィルタ」が必ずかかっているものです。もちろん、余計な情報が付くこともあるでしょう。
社会学よりはむしろ統計学、心理学、そして情報科学あたりからのアプローチで「人間にとって認識とは何か」というようなところからも調べをしないと、結局は答えは出ないと思います。
「補正」という言葉を使う前に「中立」とは何なのか?ということ自身に明確な基準がないことですので、「補正」は無理と思います。これはスキルがある人、というのはいないのではないでしょうか?
また、「争点」の要約そのものを候補者自身に回してみてもらい「あなたの言われることを理解していると思いますが、いかがでしょうか?」というお伺いを立てたうえ、OKやNGをもらう、ということをたとえしたとしても、その答えをする方が結局候補者とは意見を異にする秘書の人であったりする場合もありますし、これも根本的解決にはならないでしょう。
結果として、この種の「研究」は「研究」の前提そのものをいつでも崩される条件に満ち満ちていて、安定的な「結果」が出ないことのほうが大変に多く、よしんば出たとしても、出た後にすぐにその前提が覆ることも多いことになります。結果として、研究だったのかなんだったのかわからない、ということになり、「徒労」であった、ということが大変に多い。
いま、「人工知能」の研究、って、かつてほど相手にされません。これは、人が重ねてきた「前提」のあまりの複雑さから引き出される1つの行動が、結局は予測できない、ということになったからでもあります。
しかし、人工知能の研究はその研究の過程で数々の「役に立つもの」「今後の他の研究に役立つもの」を多く排出してきました。今回の研究もそういうものであることを願いますが、それ以上のものを求めてはいけない、ということでもあるのだと思います。
以前、SanFranciscoの大地震の直後に同地に行ったことがあります。テレビや新聞の報道では大事件のあった場所だけ写すし、また記事にしますので、東京からは「SanFrancisco壊滅」という感じでした。でも、現地に行くとほとんどのものが今まで通り動いており、大変なのは報道された「部分」だけ、という感じでした。つまり、新聞などのマスコミは営利企業である以上、お金になる報道しかしない、ということです。公正でもなければなんでもない。「公器」というのは大嘘です。
また、大衆操作のためにマスコミは使われますね。そういう記事とそうでない記事、というのがはたして線引きできるのかどうか?きっとできないはずです。すべては「お金」を得るために記事にされているのが新聞です。ですから、「バイアス」などという生易しいものではない「偏り」があって当然なんです。
ということで、ご参考になれば、と。
Re:とりあえず "争点" とやらが気になったので (スコア:0)
> 争点が考えにくかったのが、発生の理由かと思います。
ここに 「無意識ゆえに 危険なバイアス」が あると 思われるが。
バブル崩壊直後と 現時点では「不良債権」の質が異なっているコトは明白。
バブル崩壊直後の「不良債権」とは まさしく字義とおりに「業績不良」「経営不良」「資産内容が不良」の債権であったが、
現時点での「不良債権」の多くはこの長期間に渡る不況・デフレ状況による「需要不足」が原因の「本質的には問題がないが、現時点では不良と判断されてしまう企業への貸付」である。
これを踏
「不良」 (スコア:0)
文章表現では、あるものを表現するとき、どういう単語を選ぶか、というところで、すでに「主観」が入ってくるんですね。
いやー、日本語って難しい。
Re:とりあえず "争点" とやらが気になったので (スコア:1)
計算手法・目的を考えると、特徴点が計算空間上で十分距離を持って広がっていればよいのであって、個々の設問に主観が入ってるのはあまり関係がないと思います。
の
ナニも無理に (スコア:1)
どうせ「あらゆる人間のあらゆる思考」を網羅するわけにもいか
ないんですから「あ、コレなら俺の考えに近いかな」という選択
肢がある人だけ利用すればよろしいかと。
もちろん「もっと多くの人に使ってほしい」と運営者側が思えば
選択肢の数も増えるとは思いますが…
Re:とりあえず "争点" とやらが気になったので (スコア:1)
で,下手な世論調査なんかと一緒で,「現政権はダメだと思いませんか?」「そうだそうだ!」と選択肢を選んでいくと現政権に批判的な候補者に誘導される,というしくみになってしまっている…
思うに (スコア:0)
↓
社説に良く使われる書き方じゃないとHitしない。
↓
結果、「争点」も社説にありがちな表現に限られる。
とか穿った読み方をしてみました。
まぁ、どうせやるならば、
「小泉首相の訪朝とピョンヤン宣言は評価できる」
→「北朝鮮から謝罪をとりつけたから」
→「国際関係の安定に寄与するから」
→「拉致問題の解決に繋がるから」
etc...
「小泉首相の訪朝とピョンヤン宣言は評価できない」
→「北朝鮮から十分
「よく読んでから投稿しよう」部門 (スコア:2, 参考になる)
○この研究の目的は、言語処理などの技術による「選挙の争点」の抽出であり、候補者の推薦ではない
○新聞から抽出されたのは「選挙の争点」(世論が関心を持っている事柄)であり、各候補者の意見ではない
○「候補者のデータがない」というのは、アンケート未回答なだけであり、泡沫候補だという意味ではない(←苦笑)
なお私は関係者ではありませんので、以上はサイト上の説明を読解しただけのものです。
(まちがってたら訂正よろしう)
Re:「よく読んでから投稿しよう」部門 (スコア:1)
ご意見&補足説明有り難うございます.
>皆さん&otkさん
有権者のご意見をお尋ねする理由ですが,
いくつかある目的の一つに,候補者の争点態度分布と
有権者の争点態度分布の違いを見ることによる
争点設定の妥当性の検証があります.
合理的選択論的には,合理的な候補者の争点態度分布が
有権者のそれと大きく異なる場合,何らかの問題があると
考えられるのです.
そのためのデータが必要であるがために,単なる一覧表示を
行わないようにしております.ご了承下されば幸いです.
また,公選法の問題ですが,
基本的に有権者の方の争点態度に基づいた
計算結果で,入力によって結果が変わりますので,
公選法でいう選挙運動にあたらないと考えています.
また,選挙の際に候補者意見のアンケート結果を
(未回答も含めて)ホームページで公表している団体は
これまでもいくつかありましたが,公選法違反で検挙された例は
私の知る限りありません.事例があるようであれば
ご教示下されば幸いです.
また,単純化の弊害のご批判,基本的にはごもっともかと思います.
社会科学を志すのであれば,忘れてはならない重要な点と思います.
しかし,だからといって,
単純化を全て拒否することも不適当かと思います.
それでは社会科学全般はそもそも成立しないのではないでしょうか.
#あるいは元々成立しない虚構なのかもしれませんが.
候補者選択の際に無視できない点としてどのような点があるのか
教えてくだされば今後の参考になります.
以上です.よろしくお願いします.
Re:「よく読んでから投稿しよう」部門 (スコア:0)
計算の元となるデータに偏りがあれば偏った結果になるのは自明ですし、そもそもその計算自体に偏りがある可能性もあるでしょ?
偏った候補の「支持」が出やすい(偏った候補の「支持」が出にくい)のであれば報道機関の行う政見放送のような「平等性」は担保されていない事になり、選挙運動にあたる可能性は高いです。
可能性として全候補が「支持」される可能性があるのであればいいじゃん、という考えであればそれは全く間違い。
新聞などで
Re:「よく読んでから投稿しよう」部門 (スコア:0)
むしろ、そのような情報を提供する事によって有権者にどのような影響を与えるかを調べたいという理由があるように思います。
だからこそ「選挙違反では」みたいな意見も出てくるのでは?
いくら「特定の候補を推薦するものではありません」という注意書きを書こうとも、結果的に特定の候補がアンケート回答者の意見に近いか遠いかという「判断」を提供するものであり、選挙運動とみなされる可能性が非常に高いです(それに有権者が従うか否かは公職
Re:「よく読んでから投稿に反論しよう」部門 (スコア:0)
「アンケート未回答」をもって「この候補者はこの争点についてこういう意見をもっている」と断定できなくなるから、結果として測定の制度は落ちる。それが多くなれば測定の意味はなくなる。
争点についても
すでにオフトピです(マイナスモデ希望) (スコア:1)
#184342 [srad.jp]の前半部分は「“候補者の主張”が新聞記事などから抽出される」という勘違いに基づき議論を展開していますよね。これらの投稿 [srad.jp]も同様です。
私はタレコミ文を書いた責任上、それがタレコミ文の“稚拙さ”に起因するのであれば、できるだけ軌道修正したい、と思ったまでなんですが。間違ってますか?
ちなみに私自身も、(タレコミ文にも書いてますが)この研究自体についてはどちらかと言えば懐疑的です。
#>「よく読んでから投稿に反論しよう」部門
#揶揄されちゃったぁ…(ToT)ぐすん ま、冗談はさておき…
Re:「よく読んでから投稿しよう」部門 (スコア:0)
選挙違反にならないの? (スコア:1)
特に というあたりはとてもアブなそうな気がするのですが。
Re:選挙違反にならないの? (スコア:2, 興味深い)
新聞の選挙特集でもやってそうな各候補者の考え方の比較に、
入力結果を反映させただけなので、
それほど違法性はなさそうな気もします。
厳密な法解釈のうえではどうか知りませんが(^^;
ただ、議員個人の考え方なんて、
所属党の考え方が優先されてしまえば
あまり意味がなさそうな気もします。
以前、何かで読んだんですが、
選挙を含む政治参加って、その手間をかける余裕と能力のある
中流階級以上の層がメインだとか。
それ以下の層は、政治に参加する意志、能力、
経済的/時間的余裕がないというのが現実だそうで。
そうした層がテキトーに投票してるばっかりに、
落ちるべき議員が落とせなかったり、
もともとある程度の票を持った与党や一部の野党の議席が減りにくい、
と言う傾向が日本で顕著なのだそうで。
そうした層の政治参加を広めるという意味では、
今回のモノはそれなりに効果はあるのかもしれません。
その辺の事情もあって職業とかの調査もあったのだと推測します。
#結構個人情報求められたのが気持ち悪かったけど。
個人的には、文脈解析ができるのなら、
候補者に関するニュース(慈善活動、汚職など)を解析して、
一覧で表示するとか、配点に加味するとかあると便利かなと思います。
Re:選挙違反にならないの? (スコア:1)
> ある中流階級以上の層がメインだとか。
中流層が主として政治参加するなら、下流階級の動きは政治的には無視できるわけですから、上の言説は正確ではありませんね。言わんとすることは理解できますが。
それは措くとして、だからこそ、民主主義は平等を目指さねばならないわけですね。仰るとおり、社会階層に上流・中流・下流があっては、現実的には民主主義はまともに機能しないからです。
ではどうするのか?社会から階層をできるだけなくさなければなりませんね。それを最も誠実に追求する考え方は共産主義です。つまり、民主主義を誠実に追求するなら、最終的には共産主義を目指さねばならないということです。
ちなみに、私は民主主義に懐疑的です。
> それ以下の層は、政治に参加する意志、能力、
> 経済的/時間的余裕がないというのが現実だそうで。
今回の研究が目的を達成するとしたら、上に挙げられている問題のうち、時間的な余裕を原因とするものは解消できるでしょうけど、残念なことにそれ以外のものは解決しませんね。
Re:選挙違反にならないの? (スコア:0)
Re:選挙違反にならないの? (スコア:1)
> でよいでしょうか。
良いと思いますね。少なくとも相容れない部分があります。
ただし、マルクスはこう言ってます。資本主義が高度に発達した次の段階に、共産主義の時代が来るのだと。ソ連や中国は順番が間違っている(いた)のです。
Re:選挙違反にならないの? (スコア:1)
Re:選挙違反にならないの? (スコア:0)
人類が到達出来ない「高さ」なので、気にしなくて良いです。
Re:選挙違反にならないの? (スコア:1)
選挙法との関連も確かに気になるし、これって何のための実験なんだろ。
Re:選挙違反にならないの? (スコア:1)
「投票そのものの省力化」というと、在宅でのオンライン投票というのが理想でしょうが、それこそ選挙法との兼ね合い(秘密選挙の原則をどうやって守るか、とか)がいろいろあって「難しい」というのが、専門家の結論だったと記憶しています。投票所まで行く手間を考えれば、(選挙民としては)投票用紙に書く程度の手間はどうでもいいと思います。
Re:選挙違反にならないの? (スコア:0)
で、数値化できない部分で投票する候補者を決めたり
決められたりする場合がままあるんだよなぁ・・・
記入台に向かうまで無所属の候補が某党推薦だったのを知らなかったヴァカより
Re:選挙違反にならないの? (スコア:1)
> で、数値化できない部分で投票する候補者を決めたり
> 決められたりする場合がままあるんだよなぁ・・・
数値化できない部分、というより、各メディアに共通して かかっているバイアスが結果にそのまま反映されてしまう、 という根本的な問題があるような気がしますよね。 いかにも社会科学やってる人(加えて言うなら統計の恐さ を知らない人)が研究のネタとして思い付きそうなことだ、 という気がしちゃうけどな。
Re:選挙違反にならないの? (スコア:1, 興味深い)
公職選挙法では、投票の意思決定に関わる可能性のある全ての行動をデフォルト不可としておいて、その中から可能なものを「これはOK」って挙げてるんだから、こういう「公職選挙法の想定外」のものは、基本的に違反になると考えておいた方が良い。
公約達成率 (スコア:1)
やってみた、けど・・・ (スコア:1)
他の選挙区でやってみました。
最後の結果表示の画面はちょっとげんなりしました。
たとえるなら電気製品のスペックを比較するように
人を選ぶというのはよいことなのかな、と。
政治を担当するのが人間である以上、
定型的な問題への賛否のみでなく、
既存の問題の新たな解決策の創意工夫とか、
未知の問題への対応力とか、
そういったポテンシャルもまた気になります。
もちろん、そういった点を心得た上で、
便宜的な指標を得ようという試みなのでしょうが。
そこまで事前にデータを細かく入力してあるなら、 (スコア:0)
一覧表にして提示してくれりゃ、
それでコト足りるのではないか?
Re:そこまで事前にデータを細かく入力してあるなら、 (スコア:1)
エージェントの結果は"自分の傾向に近い候補者名"が挙げられ
各候補者との一致度?がそれぞれパーセントで表示されるんですが、
自分が試したところではどの候補者もほとんど同じパーセントになっちゃって
数パーセントのわずかな違いで"自分の傾向に近い候補者名"が決定されてました。
これだとこの結果はあまり信用できないなぁと感じました。
本来の目的ではないのかも知れませんが、
もし本当に「有権者支援」を実現するのだとしたら
主張一覧を提示するだけというのが一番良いのかなと思いました。
データ自体はとても有益だと感じましたので。
やってみた (スコア:0)
これだけのことを選挙公報並べたり、演説聞いたり、あるいはまったく材料なしで、従来は選んでいたのかと思うと、恐ろしくなる。
一票の重みをまともに考えるのなら、こういう選択ツールなしで投票は出来ないと思うよ。
4分の1の候補者だけが有効 (スコア:0)
候補者8人のうち6人に関して「データがないため計算に含まれておりません。」ってどういうこと?
意味無いじゃん・・・
てゆうか、なんか裏ありそう。
裏って...。(^^; (スコア:0)
裏だの表だの言うならば、
「この新聞の×月○日の社説に名前が出てるのに!」
と言う具体的なツッコミを期待したいのだが...。
Re:裏って...。(^^; (スコア:0)
新聞に取り上げられない立候補者って悲しいかもね
こういう場合は? (スコア:0)
候補者といえど人間ですから、こういうこともありえる。報道陣といえども人間ですから、報道を間違えたり聞き漏らしたり書き漏らしたりすることがある。
ある人は言ってることとやっていることが全く違ったり、微妙に違ったりしていることもある。解釈によって、どちらにもとれる表現をすることもある。それは無意識だったり、意図的だったり、どちらもあるだろう。
ある候補者は選挙に勝って議員になる前となったあとで全く、あるいは微妙に主張が変わったりする(これはよく見ることです)。
人間って、時系列で変化する。変化していなくても言い方を変えると変化したように見えてしまうことだってある。政治的主張も、「紋切り型」だけではない主張もある。これらのパラメータを全部追いかけて、こういうシステムを作らないと、とんでもないことになるんじゃないか?こんなはずじゃなかった!ってね。
あと、実際に候補者に会っていっしょに飲むと、いつもの主張の根拠を教えてくれたり、それを聞くと実は報道されていることと、実際の本人の主張に微妙なズレがあることがわかったりする。また、主張は同じように見えても中身が全く違う、という候補AとBがいたりする。
物事をモデル化し、単純化することによって、物事はわかりやすくなる。
でも、単純化する、ということは、複雑で微妙な部分が切り捨てられる、ということ。だから、モデル化によって、わかりやすくなった分、本人の主張で本当に必要なところが切り捨てられている可能性だって否定できない。
そして、けっこう決定的なことがある。それは、多くの日本の都市部ではないところでは、本人の主張で候補者を決めたり、投票行動を決めることがなかったりする、ということ。あの加藤紘一の選挙区を見よ。それに近年の選挙は「テレビなどのマスコミを使ったビジュアル選挙」だ。本人の主義主張はどうあれ、それとは別のところ(いいオトコだとか、かわいいとか、議論を堂々とするタイプだ、など)で、投票行動を決めたりする。それは候補者選びの邪道だとしても、その行動を責めることはできない。
小学生の学級会の討論でも、ちょっと気の利いた子供の多いところでは、単純化されモデル化された主義主張に意味が無い議論だってある。
だから、こういう研究は、切り捨てたものへの執着や愛着のある人間にとって、ある意味「人間性への冒涜」とも言える行為になる可能性もあるから、大変に注意しての研究が必要。
もっとも、最近の若い研究者はそんなこと考えずに、やっちゃうんでしょうけどね。だから、後で問題ともつかぬ問題も起こりえる。