FPGAよりすごい、動的再構成可能プロセッサ「DRP」 66
ストーリー by Oliver
これでAssimilationを覚えたら 部門より
これでAssimilationを覚えたら 部門より
torus曰く、"ちょっと古いですが、MYCOM PC WEB の記事によると、NECが1クロックで動的に回路の構成を変えられる「Dynamically Reconfigurable Processor(DRP)」というのを発表したそうです。これは、『処理を実行中でも動的に回路を再構成、つまり全く別の回路になれるという特徴を持つ』まさに七変化的マシン。『蘇るチューリング』で、著者の星野先生はFPGAに期待を寄せているというのを読んでいたので、この記事に反応してしまいました。新しい計算機の方向性として、動的再構成っていうのがこれからキーワードになるのだろうか。"
ソフトorハード (スコア:2, 興味深い)
考えてみて下さいよ。そもそもなんでソフトウェアなんて概念が出てきたかと言えば、ハードウェアの柔軟性がないから、それをソフトウェアで補おうって事な訳じゃないですが。
それが今度はハードウェアに柔軟性が出てきたら、今のソフトウェアの概念って大分変わると思んですよね。
例えば極端な話、今のコンピュータ・システムは複数のタスクで1CPUを共有してますが、これをハードウェアに置き換えれば複数のタスクがそれぞれ独立に動く真のマルチタスクなんてのもできる訳ですよね。
ソフトウェアでえらい時間がかかる処理でも、FPGAでパイプライン処理させた時の驚異的な処理能力を知る身としては、そんなハードをソフトの境界が無いようなコンピューティングシステムを見てみたいものです。
Re:ソフトorハード (スコア:1)
> これをハードウェアに置き換えれば複数のタスクがそれぞれ独立に動く真のマルチタスクなんてのもできる訳ですよね。
極端でもなんでもなくて、マルチプロセッサってそういうシステムだけど…
もちろんCPUの数には限度があるから、同時に動くタスクは限られるけど。
そうじゃなくて、ある意味プロセッサが無限になる、ということ?
Re:ソフトorハード (スコア:1)
プログラマブルなサブプロセッサとして、マクロ命令で波形処理やる石になったり、
3Dやるときにはベクトル計算やってくれたりというと、
HWコストやら消費電力やらが下がる可能性とかはあるかなぁと思いますが。
# ユニット使う時の初期化が1クロックというのは便利かもしれない。。
wild wild computing
Re:ソフトorハード (スコア:1)
シリコンと電気を与えると自己増殖していったら、かっちょいいよなぁ、とか勝手に夢想してしまいました。
増えるための素材を作ってくれる部分があれば……か?
チップの製造工場をこいつに制御させると……w
本当かい♪本当かい♪
Re:ソフトorハード (スコア:1)
タ-ミネ-タ2を思い浮かべてしまった罠
最後の眼に写ってるのは6502の命令のだったのは内緒だ。
オブジェクト指向のハードウェア (スコア:1)
私も,なんかそう思いました。ソフト屋としての印象では「ソフトの概念が変わる」というより,ソフトウェアのパラダイムがハードに持ち込まれる。ということなのかも。
要するにオブジェクト指向のハードウェア(略してOOH…… っていわないか。)
特に,ハードがリクエストに応じて**動的に再構成される**デバイスを提供する。ってとこがオブジェクト指向っぽいなと。デバドラをハードにアタッチするのではなくて,デバドラがハードウェアデバイスを生成する。でもって,デバイスが,もっとミクロになる。かつ,クラス化されたり,抽象化されたり…… もちろん動的に生成されたりする。たとえば,
TD out lowpath_filter(TD &in)
{
FFT foo; ← ハードを動的に生成して
IFFT iee;
return iee ≪ high_cut ≪ foo ≪ in; ← リターン後に消去
}
みたいな。
いや。よ~わからんのだけど。
斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
切替機能付きFPGA? (スコア:2, 参考になる)
記事の後半を読んでいると,あらかじめストアした16個分の回路を
内部の信号で切り換えることができるFPGAってなように見えます。
せいぜい再構成するように見せかけるぐらいなんですかね?
ちなみにanadigm [anadigm.com]ってところのFPAA(Field Programable Analog Array)
ていうデジタル的に設定可能なアナログ素子なんてのもありまして,
最近のはダイナミックに書き換えが可能だって言っています。
Re:切替機能付きFPGA? (スコア:1)
http://www.ntt.co.jp/news/news00/0008/000825.html
というのがありますが、これはどうなんでしょう。
自己書き換え (スコア:1, 興味深い)
理由は、デバッグが面倒臭い上に、今では下手するとかえって遅くなるからだったかな。(残滓はJITとして残っていると言えば残っているけど)
ハードウエアでも、回路自体が状態遷移すると、デバッグ面倒臭そうだなぁ。
Re:自己書き換え (スコア:1)
最近のプロセッサでは、自己書き換えをやるとパイプラインストールや分岐予測ミスの原因になるので、却って遅くなるようです。
Re:自己書き換え (スコア:1)
あの本で256倍本にはまってしまった私...
-- やさいはけんこうにいちば〜ん!
ハーバードアーキテクチャ (スコア:1)
CPUのアドレス空間がコードとデータで分離されているハーバードアーキテクチャだと本来はできないことですし, 最近のメモリ保護機構の付いたアーキテクチャだとSegmentation Violationになりますね.
最初に組み込みCPU等でこの制限を見たときには不便だと思う反面, 暴走でプログラムがぐちゃぐちゃにならずに済むと安心もしました.
Re:自己書き換え (スコア:0)
駄目と言われつつも自己書き換えのコーディングを使ったと、
師匠が言ってたのを思い出すなぁ。
Re:自己書き換え (スコア:1)
でもLispなんかは自己書き換えやっているようなものです。
Re:自己書き換え (スコア:1)
s/御大臣/お大尽/
これって (スコア:1)
とうまくやりとりできるんですかね。確かに検証は大変そうだ。
ただでさえ大変な品証は地獄を見るでしょうね。同僚はいつも
大変そうなのに。
まあ、僕はこのままいくとカスタムな世界に住み続けそうなの
で一個一個Trを並べつづけるでしょう。僕は本当に使い勝手の
いい設計ツールが欲しいです。超高速SPICEとか。なんだこの
layoutツールは!?なんて初めて触った時はびびりました。
もう慣れたけど。ベンダーさんよろしく(オフトピック気味。。。)
なにを言っているのか理解不能なんだけど (スコア:2, 参考になる)
だと思うんだけど。
いまどきFPGA設計はHDLかCでしょ。回路ベースで設計している
人って大規模なFPGAなどでは使えないと思う。
もしかしてアナログ屋さん?
Re:なにを言っているのか理解不能なんだけど (スコア:1)
チップの機能全体が変わるような認識でした。
ちなみに学生時代はアナログでしたが、今は
某チップのカスタムマクロ設計です。HDLは見る
程度のおつきあいです。
Re:なにを言っているのか理解不能なんだけど (スコア:1)
>つぎはぎしたがる人もいたりしますが。
ASICではよくあるケースですね。
#CBICでは集積度に目がくらんで、機能を追加しすぎてハマるケースが
#多いですが・・・(苦笑)。
>C言語設計を実際のFPGA設計で使っているなんてのは極めて少数でしょう。
FPGAの方はわたしは知りませんので、ノーコメントですが、
DRPの設計ではC言語モデルのCyberという環境(コンパイラ)を利用した、というのが
この記事 [mycom.co.jp]にのってますね。
#NECのプレスリリースが出てるので自社開発ツールかな?
#と言っても、このあたり [cqpub.co.jp]を見ると、
#RTLネットリストを合成するための中間ツールみたいなので、
#そんな大げさな環境変更はないみたいですけど。
---- redbrick
伝統 (スコア:1, 参考になる)
画像処理用と銘打ってはいたもののほとんど汎用として使えるデーターフロープロセッサμPD7281 [ipsj.or.jp]なんてのもあったよ。
Re:伝統 (スコア:1, 参考になる)
ImPP(uPD7281)はNMOSの電力大喰いだし,営業や技術サポート部隊も扱いに困っていて商業的には成功したとは言いかねる石でした. 今回のデバイスは市販されるとしても,大手特定顧客向けの専用品になるでしょうね.
ところで動的再構成可能なFPGA(つまり再構成可能なプロセッサを組むことが出来るFPGA)は他のメーカーでもいろいろやっています. かなり前にAtmelが出していた動的再構成可能FPGAは評価ボードまで作って国内でも営業していたのですが....(時代が時代ですから性能的はNECのとは比較にはなりませんけども)
Re:伝統 (スコア:0)
Re:伝統 (スコア:0, 参考になる)
アイデアは昔からあるんだけど (スコア:1, 参考になる)
参考までに (スコア:1)
とりあえず中身がわかりやすいところで、
とか。ここは今回のDRLをテストベッドとして使ったりもしてますね。将来的には (スコア:0)
#なぜかATOKで「小人さん」が変換できなかった…… (-_-;
オフトピ:「差別語」とされる諸々の言葉 (スコア:3, 参考になる)
ある時期以降のATOKは「差別語」を変換する事が出来ません。
以前その辺の事について2度ほど僕も発言したことがあります。
ここ [srad.jp]とかここ [srad.jp]とか参照して下さい。
"小人"が差別語とされた経緯は
「小人プロレス」とかで検索してみると分かると思いますよ。
(高部雨市著『君は小人プロレスを見たか』の書評が一杯引っかかってきます。
この本自体がお勧めできるものなのかはわかりません、読んだ事ないんで。)
gy0
Re:オフトピ:「差別語」とされる諸々の言葉 (スコア:1)
小人まで差別用語扱いなのか。
これってやっぱりどこかの人がそのような言葉を載せるのはまかりならんみたいに抗議したの?
(聞いても詮無いことだけど。関係ないけど金日成とか金正日とかが一発変換できるのはどうよ?金大中もかよ(w)
人権やらなにやらにいろいろ配慮するのはまあ必要なことだと思うけど普通に辞書に載っている単語 [goo.ne.jp]まで収録しないのはやりすぎなんじゃないかな。
所詮は道具に過ぎないわけだし。
#侏儒はOKなのね。
#わけわからん。
Re:オフトピ:「差別語」とされる諸々の言葉 (スコア:0)
日本には様々な人権系圧力団体があります。
元々は同和問題解決のために結成された「部落解放同盟」は、日教組などと手
Re:オフトピ:「差別語」とされる諸々の言葉 (スコア:0)
Re:オフトピ:「差別語」とされる諸々の言葉 (スコア:1)
インターネットには「検閲・差別用語辞書」というのがあるらしいですが、ATOKにはそれを入れてみようかな。
他力本願。
Re:オフトピ:「差別語」とされる諸々の言葉 (スコア:1)
↑ですかね。
こことかを見れば分かることですが、
MS-IMEも、ATOKほどではないものの、"自主規制"はしっかりかかってます。
gy0
Re:オフトピ:「差別語」とされる諸々の言葉 (スコア:1)
以前、規制用語もバリバリ変換してくれるIMEがあったような気がするけど、MacOSXのEGBridgeあたりだったかな・・・
他力本願。
Re:オフトピ:「差別語」とされる諸々の言葉 (スコア:1)
ただ、他やばそうなものは出てこなくなっているような。OS9.*環境でVer.11.*だといろいろ出てきたような気がします。
実際この手の作戦?は表面上は功を奏してるようで、そういう言葉自体知らない人が非常に増えてはいるようですが・・・。それとこの手の問題は全く別ですね。差別が無くなるとは限らないと思います。
Re:オフトピ:「差別語」とされる諸々の言葉 (スコア:1)
知能が劣っている人、口のきけない人、耳の聞こえない人をあらわす単語などが標準辞書に登録されていました。
ATOK あたりはそのうち標準辞書に登録されていないだけでなく、ユーザ辞書への登録もできなくなったりして。
Re:オフトピ:「差別語」とされる諸々の言葉 (スコア:1)
実際は変換効率を上げる為に常用単語以外を排除した結果なんでしょうけど。
#それが原因でATOKを捨てました。
#「辞書登録しろ」と言われそうですが、そういう手間を
#かけてまで使う必要なんてないですから。
#ほんの些細な理由でユーザーは離れてゆくのです。
Re:オフトピ:「小人プロレス」 (スコア:0)
私は彼らに「笑わさせてもらった」人です。
彼らは自分でそういう道を選んだのに、知名度が上がった結果、「障害者を見せ物にするとは云々」って意見により、彼らは職を減らされていきました。
同じ理論なら乙武さんに
Re:オフトピ:「小人プロレス」 (スコア:1)
知り合いにも、小人さんがいますけど全然気にならないっすよ。
Re:オフトピ:「小人プロレス」 (スコア:1)
http://www.kennybaker.co.uk/shop.html
そういうものが存在しないかのごとく隠すのが、一番の差別だと思うのだが。
Iwatobi
よくあるネタ (スコア:1)
それとも改名するのだろうか。映画館の「小人」みたいに読みが違えばよいの?
#「実は今まで動物園でも漢字の読みを間違っていました。
#『ショウニンカバ』なんです本当は、、、」ってやる?
ふーん。 (スコア:0)
Re:ふーん。 (スコア:2, 興味深い)
動的再構成可能なプロセッサに遺伝的アルゴリズムのアプローチを加えた感じですね。
Re:ふーん。 (スコア:1)
あ、GAを使った回路設計はソフト的にやって、 それによって得られた回路をDRPで実装すればいいのか。 EHWもそういうものですね。
use Test::More 'no_plan';
Re:ふーん。 (スコア:1)
GAって、遺伝的アルゴリズムの略ですか・・。
半導体製品では、ゲートアレイと言うものがあって、G/AとかGAとか略すので、
一瞬混乱しちまいました。
#ASICなどのセミカスタムの半導体製品は、CBIC(セルベースIC、スタンダードセル)と
#GA(ゲートアレイ)に大きく二分され、それらの性質を様々な配分で
#引き継いでる派生品(EAとか)と、まったく別の思想のものが
#その残りの部分なんですよ。
---- redbrick
Re:ふーん。 (スコア:0)
たしかに日本語の中で「じーえー」という英略称で呼ぶのは一般的ですけど、表記としてはGenetic Algorithmsの略で「GAs」とsを付けて書くのが一般的(特に英文の場合はほぼ確実)な気がします。ゲートアレイと区別するためにs
Re:ふーん。 (スコア:1)
同じようなものを考案しておられたと思います。こちらはFPGAベースですが。
Re:ふーん。 (スコア:1)
何やってんだか(汗)
ゴミ撒いてスマンです。
Re:ふーん。 (スコア:0)
Re:何が新しいのか教えて! (スコア:1)
また,LUT より粒度の粗いロジックを並べた再構成可能デバイスも以前から研究されているので,目新しくありません.
NEC のような大企業が動的に再構成可能なデバイスを商品として提供しようというのが目新しいのではないかと.
Xilinx ももう動的な再構成は売りにしてませんし.
動的に再構成可能なXC6000シリーズはなかったことにされてるみたい.
昔から有るよね (スコア:0)