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4230 story

Microsoft、Windowsのソースを限定開示を示唆 33

ストーリー by Oliver
どうせ解読不可能? 部門より

rakugaki曰く、"Microsoftが、国や地方自治体にWindowsの基本情報を開示する[日経産業新聞のサイト]とのこと。日経産業新聞のサイトにはほとんどろくなことが書いちゃいないので今日の紙面の方から抜粋すると、

  • 開示する情報の中にはソースコードも含まれる
  • 担当省庁の個別案件ごとに秘密保持契約を結び、限定的な開示を行う
  • 日本企業に情報を開示することも示唆
  • 表明したのは来日中のブラッドショー上級副社長(法務担当)

などになります。最近/.Jでも2回ほど話題になってますが、日本政府へのあからさまな引き止め策ですね。以前のがムチのつもりだとすると、今回のはアメのつもりなのかな?例によって一番重要な情報は非開示になるのでしょうが…… もっとも、担当省庁との個別案件ごとってのは非常にお役所間の連絡の悪いことを利用しているので抜け目がない(?)"

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  • ソースが公開されても (スコア:3, おもしろおかしい)

    by Technobose (6861) on 2002年11月01日 18時41分 (#193437) 日記
    それを読めるスタッフがいないという点をするどくついた政策かと思いますが。(^_^;)
     ソース公開を理由に総務省あたりを抱き込むつもりなら、ハッカーをまとめるITボランティア制度でも作る必要がありそうですね。
     そういう政策なら担当してみたいなぁ。
  • 部門名に同調。

    そりゃ、自分の商売があるだろうから限定的にソースコードを開示することはいいとしても、その相手がお役所じゃなぁ。自分にあまり関わりの無い仕様書だとか、ソースコードとか見るって結構気合いとやる気が必要だし、それなりにスキルも求められると思う。
    どうせならば大学だとかの研究機関に見せないと、ほとんど意味がないのではないかと。

    この情報開示は、お役所が理想とする「オープンソースでなくてはならない」ということに対するマイクロソフトの妥協なのだろうけど、本当にこんな程度でお役所は「うん、情報を開示してくれたね。WindowsとMSOfficeを採用するよ。」という結果には絶対にならないでしょう。
    それに、情報開示と一部のソースコードの開示では、それら情報に対する信頼性が逆に疑わしくなると思うのは私だけでしょうか。
    --
    // Give me chocolates!
    • by arrabbiata (4524) on 2002年11月02日 1時09分 (#193681)
      文部省の下部組織?
      役所の範囲に入らないのだろうか
      親コメント

    • そりゃ、自分の商売があるだろうから限定的にソースコードを開示することはいいとしても、その相手がお役所じゃなぁ。自分にあまり関わりの無い仕様書だとか、ソースコードとか見るって結構気合いとやる気が必要だし、それなりにスキルも求められると思う。
      どうせならば大学だとかの研究機関に見せないと、ほとんど意味がないのではないかと。

      でもそれって、行政がオープンソース化することには意味がないと言ってることになりませんか? 個人的には、その議論にはあまり同調したくないなぁ。

      わたしが「望ましい」と考えているソース公開のあり方は...

      日本の場合、ソースコードの開示で重要なのは、著作権法47条の2に基づいて、プログラムを再構築して利用可能にすることが出来るかどうかだと思います。これが出来ないんじゃ、無関係な部分のソースが公開されていようといなかろうと、安全策が確保されたことにはならない。危険が認識できるだけの話でしょう。

      ちなみに、仮に以上が実現できたとしても、ソース開示に際しての契約には問題があります。たとえば、shared sourceの閲覧者が増えるということは、Sambaコミュニティにとっての相対的な人材の逸失となりえます。

      もっとも、ソースコードを見た者に対する他製品の開発禁止などの契約条項は、不正競争防止法上の営業秘密や商法・労働法上の責任に類するものでなければ、むしろ独占禁止法上の拘束条件付取引となる可能性があるように思えます。(shared sourceが営業秘密の対象たり得るかどうかの判断については、リヴァースエンジニアリング禁止契約に関する著作権の議論が参考になるでしょう。)
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      >本当にこんな程度でお役所は「うん、情報を開示してくれたね。
      >WindowsとMSOfficeを採用するよ。」という結果には絶対に
      >ならないでしょう。
      >
      言い訳が欲しいだけの部署もあるでしょうから…
      #そんな部署ばかりとは思わない…思いたくない。
  • 何も変わらない (スコア:3, すばらしい洞察)

    by doggie (6061) on 2002年11月01日 19時02分 (#193456) ホームページ

    そもそも、M$ が政府にソースコードを開示することによって何が改善されるのでしょうか?

    何も変わらないんじゃないかと。

    オープンソースは有志で弄りまわしてるから意味があるわけで。

    Takeshi HASEHAWA

    • 今までもごく一部のパートナー企業が限定された環境のなかでWindowsソースコードの閲覧を許されていました。
      これは主に障害対応が目的で、Windows のソースを読むことで原因の把握がしやすくなるわけです。

      ソースを読んで問題部分がWindows側にあると突き止めたら、アプリケーションやデバイスドライバ側でその問題部分を回避します。

      決して Windows のソースをいじってビルドし直すわけではありません。
      そんなことしたら、Windows に無数のマイナービルドが出来てしまって、出荷済みの製品と整合性がとれなくなるじゃないですか。

      親コメント
      • 表現が不適切でした。

        限られた対象にのみソースコードを開示しても、オープンソースにある、セキュリティ問題の早期発見・修正などのメリットはないだろうということです。だから、オープンソースに対する対抗策と言っても、口先だけの話で大して変化はないじゃないか... と言う意味のつもりでした。

        政府がトラブル解決目的に Windows のソースコードを閲覧できる状態になったとして、今後政府が MS 製品を利用して、 Windows のソースコードを閲覧することで問題が解決するような事例が出てくるのでしょうかね。私は、無い or ごく稀だと思います。 Windows のソースコードが閲覧できなくても、普通なら、開発元のレベルでなんとかなるでしょうから。だから政府が Windows のソースコードを見ることができたとしても、現実問題として、何も変わらないと思います。

        # どうして「参考になる」とモデレーションされたのか...
        # 非常に不思議。

        Takeshi HASEGAWA

        親コメント
        • by Kludge (4106) on 2002年11月01日 23時16分 (#193577)
          いやさ、私は世の中すべからくオープンソースである必要もないと
          思うんだわ。だから、皆等しく平等にソースが開示されている
          いわゆるオープンソースでないから駄目、というのでは無いと
          思う。みんながみられて目が光るからバグがめっけやすい、
          というのはオープンソースの「副次的な」効果であって、本質では
          ないと思うし。

          「絶対に開示されない」というのと、「開示されて見られる」というのは相当違うと思うんだわ。

          「絶対に開示されない」のでは疑念は払拭されない。
          「開示されて見られ」ても、確かに検証しなければ疑念は
          払拭できない。

          でも、「開示されて見られ」るのならば、検証ができるんだよね。

          技術がないことを理由に役所等がソースを見られても無意味、と言う人が
          いるけど、これで必要があれば「金を掛けてマンパワーを手に入れて
          でも」ソースを検証して疑念を検証できる可能性が出る。

          今ままでは、「金を掛けようとも」ソースの検証すらできなかった。
          そういう意味で前進ではあるのだと思う。「セキュリティ」って、
          環境(情報)を安全に保つために、必要な措置を前向きに進めること
          でないの?そのための手段は各自が選択するもので、それさえ
          できないから秘密主義は嫌われるのでないの?

          マンパワーを金で買うのは税金の無駄、という議論は、
          常にそれだけの能力を持った人間を必要な数雇用しておくのと
          比較して考えて欲しい。客観的な数値の持ち合わせは無いが、
          感覚的に必要なマンパワーを金で買うのは妥当な戦略だと思うし。

          これでWindowsに流れて利用状況をコントロールされる危険の回避は
          不可能だし、本当に自分のOSのbuildのソースが公開されているかの
          検証手段があるかどうかは今回の記事では解らん。

          所詮、選択手段が増えたに過ぎない。これでWindows系を採用していい
          と考えるか、これでも不十分だと考えるかはポリシーの問題。

          私自身は、職場に対してソースが開示されたとしても、前の段落の
          問題点が解消されていないので不可。でも、これでいいという
          ポリシー(なんかあったらソースをチェックして証拠を握って
          MSに全責任をなすりつけたる!!)もありだと思うし、自分の情報を
          守ることが第一義であるから、副次的効果の「問題の修正の公開でみん
          な幸せ」を棄却するポリシーもアリ。

          #いっとくけど、私はMS擁護派ではない。

          #むしろ、あんちWintel。

          #相当酔ってるので、読みにくいのはすまん。
          #この状態で投稿したことに対する責めは受ける。
          親コメント
  • by syun1rou (9886) on 2002年11月01日 18時38分 (#193432) 日記
    そのソースコードからバイナリがビルドできて、
    そのバイナリを使用することができなければ、
    何の意味もないような気がします。
    手に入るバイナリが、本当にそのソースコードから
    ビルドされているのか、確認する術がないですから。
  • 何ゆえの公開なの? (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Yapoo (9023) on 2002年11月02日 1時46分 (#193710)
    セキュリティーの問題だとしたら、一部公開じゃ何の意味もないと思うんですが。
    仮にソースについて完全公開だったとして、NDA交わした一部の人間でWindows(とその周辺)の莫大なコードを現実的な期間内に査読しきれるの?
    そんな事に金使うくらいなら、オープンでフリーな物使う方が2倍お得なんじゃない?
    • セキュリティーの問題と一口にいっても、CIAなどの他国情報機関への裏口の有無が念頭にあるのではないでしょうか?

      オープンであるか否かに関わらずバグは存在しますし、パッチを当てれば問題は回避できます。 しかし、意図的に作られた裏口は巧妙に隠蔽されている可能性がありますし、公にソースが公開されないのであれば恐らくパッチが作られることもないでしょう。 国や地方自治体からソースは・・・公開されていませんよね?

      また、ご指摘の通り3000万行もあるといわれるWindowsのソースコードに全て目を通すのは困難な作業


  • >非常にお役所間の連絡の悪いことを利用しているので抜け目がない
     お役所の情報システム導入で、経済産業省のプロジェクトマネージャりスキル標準みたいな方法論にそって、全体計画を立てて全体をコントロールしながら進めているところって、どれくらい有るのか知りたいです。
     部局毎、課毎に導入なんて言う方が多いのでは?
     ですので、この一文はとてもするどいなと感じた次第です。

    追記
     最新号の日経コンピュータはIT部門の再生が特集ですね。
  • 妨害策とはいえ、Microsoft がオープンソース的な考え方(ソースの開示)
    に歩み寄ったというのは評価できる点ではないでしょうか?

    ソースの開示がセキュリティや生産性の向上につながるという
    ことを認めているわけだから。

  • タレコミ文にはないんですが、確かマイクロソフトの「シェアードソースプログラム」を使うって書いてあったと記憶しています。(今、手元に日経産業がないので、確認できませんが。)

    ちなみに、マイクロソフトの「シェアードソースプログラム」については、「 『知的財産権は守る』マイクロソフトのシェアードソース [zdnet.co.jp]」あたりで記事になっています。
    --
    written by こうふう
  • by imksoo (3910) on 2002年11月01日 19時57分 (#193491)
  • by Anonymous Coward on 2002年11月01日 21時51分 (#193528)
    たとえ、ソースコードが開示されても、オープンソースに携わる者は、やはり見てはいけないんじゃないだろうか。コードやアルゴリズムを盗んだとか難癖つけられそうだしね。
    • 契約下でのソースコード開示って、別に特別なことじゃないですよね。 マイクロソフトも従来から大きなクライアント向けにはソース開示してたと思うし。

      見てはいけない、ってのはその通りで、難癖つけられそうな契約に普通なってます。以前、そういうコードを仕事でメンテしてたけど、公開するコードと分離するのにとても気を使う必要があって面倒でした。制約の強いソースコードは見ない方がいいです。

      --
      親コメント
    • by Wildcat (2067) on 2002年11月02日 4時02分 (#193766) 日記
      ぐちゃぐちゃなスパゲッティー山盛りだったり・・・
      恐ろしくて目を背けたくなるようなものだったり・・・
      --
      (´д`;)
      親コメント
  • by tale (3290) on 2002年11月02日 3時11分 (#193744)

    一旦 Windows のソースを見てしまった部署では、その後 Linux 等のオープンソース製品を導入しても、それに手を入れられない可能性がありますな。

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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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