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4438 story

成層圏飛行船による無線ブロードバンド 34

ストーリー by Oliver
地上から届くの? 部門より

hien曰く、"Impress Internet Watchの記事によると、成層圏に直径約60メートルの飛行船を飛ばし、802.11プロトコルを使ったネットワークを構築しようとしているベンチャー企業があるそうです。この飛行船の高度は、地上約21キロメートル、サポートエリアは76万8,000平方キロ、連続運用時間は12カ月だそうです。写真があるのですが、これが飛んでいるところを想像するとなんか笑ってしまいます。"

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  • by halo (12510) on 2002年12月03日 4時39分 (#211114) 日記
    日本だとこういう計画 [kantei.go.jp]がありますね。あまりにも地味なページなので、こちら [tao.go.jp]も。ここのFAQによると高度20kmというのは、

    >そこでは気温が平均で-60~-50℃、気圧は地上の約1/20の50hPaです。
    >風は季節によって違いますが、平均25m/秒程度です。

    だそうです。

    飛行船ではなく飛行機を使用するタイプもあって、この記事 [zdnet.co.jp]がまとまっているでしょうか。

    人工衛星を利用するより安くて運用形態を柔軟にできる、というのがメリットのようです。

    #早起きしたので、のんびりぐーぐる。
    • by Anonymous Coward on 2002年12月03日 8時04分 (#211143)
      イリジウムの二の舞でしょう、多分。

      イリジウムには、高層ビル街や、建物の中では「ほぼ100%使えない」という問題がありました。

      原因は、
      高層ビルが原因で衛星が見えない
      ビルの中まで電波が届かない

      といった内容だったと思います。
      大量に飛行船を作ったとしても、今度はコストが問題になるし。

      やるだけ無駄じゃない?
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      • by shigeyuki (5661) on 2002年12月03日 11時17分 (#211204)
        そもそも成層圏プラットフォームは有線や携帯電話でもネットワークが使えない地域でも云々かんぬんという大きな目的があります。
        あと、有線のバックボーンが死んだ時の緊急非常用経路としての用途もあります。
        なので、都会でコンシューマ用途として使い辛くても、無駄ってことはないですよ。まー、コストの問題は少なからずあるでしょうけど。
        --
        -shigeyuki
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      • by Anonymous Coward on 2002年12月03日 9時07分 (#211157)
        確かに難しいでしょうね。でもイリジウムよりちょっとましかなという気もする。つまり、

        ・イリジウムは衛星だけでやろうとしたけど、こちらは例えばビルの屋上に中継アンテナを立てて受信しやすくできる。
        ・イリジウムは全地球をカバーしようとした(その7割は海!)が、こちらは儲かりそうなところ(例えばアメリカ中西部とかオーストラリア内陸部)に範囲を絞れる。

        政府の援助などが得られれば、そこそこいくかも知れません。

        # 技術的な面で自信がないのでAC
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        • by shiba (273) on 2002年12月03日 12時33分 (#211232) ホームページ
          あと成層圏プラットホームだと地上に降ろせるので,
          つぎのメリットが大きいと思います.

          ・故障しても修理して再利用できる.
              (予備機は必要ですが.)
          ・搭載機器を必要に応じて交換できる.
              (技術の進歩に応じたモノがのせられる.)
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        • 中継アンテナ(いわゆるレピータですね)の設置についても非常に費用がかかります。

          広帯域にフラットなSWR/あと綺麗なビームパターンを持つANTは高いです。おまけに周波数が低いと必然的にANTは大型化=見栄えの問題で住民反対運動 となってしまいます。
          逆に周波数が高いと、確かにANT
      • by Anonymous Coward on 2002年12月03日 9時18分 (#211161)
        仮に、日本全土を覆うとなると、16~17機が必要だそうです。 アンテナと吊り下げる機械(ジンバルて云うそうだけど)だけで 数億単位のお金がかかるそうです。 衛星に比べると仰角が高いので、 まぁ実用になるかな?って感じではないでしょうか。 >やるだけ無駄じゃない? これで、食べてる会社もあるようですよ。 いわゆる、国にタカって(^^;....
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    • by mizuki tohru (2645) on 2002年12月03日 20時35分 (#211461) ホームページ
       成層圏に気球や飛行船を打ち上げて、無線通信プラットフォームに使用しようという構想は、日本にも存在する割とメジャーなアイディアですが、突風や偏西風に逆らって定位置に留まる、定点滞留を実現するには、時速60キロ以上のスピードを太陽電池の出力で稼ぐ魔法の飛行船テクノロジーが必要です。
       ひと言で言えば、無理、です。

       Space Data社のSkySite [nikkeibp.co.jp]のように、最初から定点滞留を諦めるのが賢いやりかただと思います。
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    • 飛行船の完成がいつになるか判らないって聞いた事があります。 材料開発が出来ないとか?なんとか...??? 高速通信って言っても、2Mbpsだし、802.11プロトコルの方が 機材が安くて、応用範囲も広くていいような気がしますが.....
      • by Anonymous Coward on 2002年12月03日 7時33分 (#211137)
        いや、成層圏プラットフォームなので、乗せるモノは何でもいいんですよ。
        いざ実現したらなんでも乗せられるでしょう。802.11も、携帯の基地局も、TV/ラジオ局や交通監視用カメラや、反射鏡積めばレーザーリンクもできるかもしれない(^^;

        しかし、材料開発で手間取ってるとなると辛いですねぇ。
        きっと予算が出てないんだろうな…。
        個人的には宇宙開発推進派なんですけど、正直言って“超高速インターネット衛星”とかいう、実現した頃には低速になってそうなモノに入れ込むよりよっぽど有意義だと思うんですけどね…。
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      • by Anonymous Coward on 2002年12月03日 15時22分 (#211300)
        元記事では802.11だって書いてありますが。
        というか、802.11は元々2Mbpsです。11Mbpsなのは802.11b

        しかし、こういうのには802.11(b)というのは向かないんじゃないかなぁ?
        STATION(地上側)はお互いに見えないため、CSMA/CAはうまく働かないのでAPからのポーリングに頼るしかないけど、カバーエリアからしてSTATIONの数がかなりの数になるだろうからオーバーヘッドが大きい&レスポンスが悪いんじゃないかなぁ?
        それに外部にアンテナを付けるとなると、日本の場合技適の問題でアンテナだけ買ってきて付ける訳にも行かないし、指向性の高いアンテナだとそもそも技適通らない可能性もあるし。仮にそういうのを技適通した(通った)としても、現在市販されている802.11(b)機器とは全く別物になってしまうので、値段はそれなりになりそうだし。

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        • えーと、確かこのときのアンテナの利得は最大12dBiだったと思います。

          仰角がある(地面の方を向いていない)地上側アンテナは
          もうちっと利得を増やしても良さそうですが、
          技適ではなく個別の免許申請として処理されるでしょうね。

          6dBi→12dBiになった頃の 混信増えて鬱やという話を聞いているので、ID。
          親コメント
    • >平均25m/秒程度

      あっさり書かれてるけど、これって台風の暴風域に相当する風速ですよ。
      安定した飛行が簡単なんでしょうか?
      • >>平均25m/秒程度

        >あっさり書かれてるけど、これって台風の暴風域に
        >相当する風速ですよ。
        >安定した飛行が簡単なんでしょうか?
        • 風速は早くても空気は薄い
        • 対流圏と違って風の吹く方向が安定している
        ので台風の中を飛ばすよりはいくらかましなんじゃないでしょうか。
        よく知らんけど。
  • by SteppingWind (2654) on 2002年12月03日 16時12分 (#211321)

    リンク先の写真を見ての感想なのですが, あの丸っこい形をした気球がそうなら, 最初期のテスト用バージョンでもない限り胡散臭さが爆裂しています.

    突っ込み所は多いのですが, まず最初に成層圏気球は地表ではあんなに膨らんでいません. 目標高度で気嚢内外の気圧差が0になるように調整してあるので, 地表高度では死にかけのクラゲみたいにグニャグニャな外見をしています. まあ, そこはプレス用に膨らませてみせたのかもしれませんが.

    次に空力的な形状なのですが, 秒速25mの風が定常的に吹き続けるということは, 同一地点にとどまるためには24時間無停止で時速90kmの速度で飛び続けないといけないわけで, 他の成層圏プラットフォーム機では太陽電池を使った推進機構とかなり空力的に洗練された外観を持っているんですが, こいつは何と言うか...

    最後に長期間滞空する成層圏気球独自の問題なのですが, 昼夜の温度差によって周囲の大気密度が変化し, それによって起こる高度変化をどうやって調節するかというのがあります. 1年も滞空することを考えると, 通常のバラストやガス量で調節するという方法が使えないので気嚢に一定の圧をかけておくスーパープレッシャー気球 [isas.ac.jp]という構造にする必要があるのですが, こいつはその外見からカボチャ気球」などとも呼ばれています. 写真を見る限りでは通常の軟式飛行船ぽいですね.

    なもんですから, もしあの写真のまま運用に入るとすると, 比較的短期間に高度が落ちて風に流され, どこかにおっこちるという話にならないか心配です.

  • by fagen2 (10623) on 2002年12月03日 12時35分 (#211236)

    ある意味古典的とも言えます。人工衛星以前の時代に、アルミ箔を 張った気球を成層圏に上げて通信に使用していたこともあったよう ですから。

    # 無論それは反射・散乱を利用していたわけで、今回の話とはちと違ってきますけどね。

  • 半径494kmの円内てことになりますよね??(計算あってます?
    ものすごく広い気がしますが、
    本当に実現可能なのでしょうか…。

    それともこれは、
    人工衛星並の出力を装備した飛行船を飛ばすよーなものだと思えば良いんでしょか(^^;。

    試作品は半径16km=804平方キロみたいだし…。

    # 計算が間違ってたらものすごく恥ずかしいと思いました。うへぁ。
    # その場合、どなたも遠慮無くツッコんでやって下さいませ。


    BGM♪ aivi / 昨日までの僕と明日からの僕
    • by halo (12510) on 2002年12月03日 7時08分 (#211131) 日記
      高度21kmでの地平線までの距離が500km強なので、これと関係しているのではないでしょうか?
      文字通り見渡す限りという。

      #計算するのが面倒なのでCADで作図してたしかめました (^^;
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    • by Anonymous Powered (12649) on 2002年12月03日 10時40分 (#211193) 日記
      すばらしい。たった一機で沖縄全域がカバーできますな。
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    • by yun (448) on 2002年12月03日 11時23分 (#211207)
      それともこれは、 人工衛星並の出力を装備した飛行船を飛ばすよーなものだと思えば良いんでしょか(^^;。

      人工衛星はすごく出力低いはずなので(もちろん規模にもよるけど)、人口衛星で出来る事を成層圏プラットフォームで実現するのは、そんなに大変じゃない、むしろ楽であるように思えます。 直感的には。

      親コメント
      • じゃぁ 受信側に対人工衛星並の設備が必要ですな…

        # モバイル向けには向かないような気がしてきた
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        • DDI(KDD)やJSATの「地上局設備」を想像しているわけではありま
          せんよね?

          イリジウムの端末以上のモノにはならないと思いますけど。
          むしろ距離が近い分だけ有利。
          #見通し距離を約3200km→約500kmと計算しましたけど
          #あってます?

          まあ、飛行体に搭載できる機器の重量とか得られる電力(静
      • 元記事にもありますが、恩恵を受けるのはラスト1マイルの手段が限られる地域ですね。
        人口密度がめちゃくちゃ低いエリアでは、有線より無線が有利。
        #211193発言のAnonymous Powered氏に、すばらしい洞察+1したい。

        >>#211207
        成層圏プラットフォームと通信衛星は目的が違います。
        元記事のTeleSphereは通信インフラのFront End。通信衛星はBack End。
        ついでに、一基あたりのカバー範囲が桁違い。
        TeleSphereの類を広範囲に展開するほどの需要があるなら、イリジウムは成功していたはずです。
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  • by Anonymous Coward on 2002年12月03日 12時21分 (#211227)
    成層圏までいくと、台風とか関係ないのかな?
    素人でスマソ。。
    • 文字通り層を成しているので静かなものだそうです。
      親コメント
    • by otiak (11469) on 2002年12月03日 12時34分 (#211234) 日記
      素人返事で。
      台風は関係ないはずです。

      風の影響はどうなの?って意味合いだと思うんですけど
      気圧が全然違うので、地表付近と同じ感覚で風速で論じても
      多分見当違いになるのかなぁと。
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      • by take0m (4948) on 2002年12月03日 12時51分 (#211246) 日記
        台風の最上部がちょうど成層圏と対流圏の境目くらいでしょうか。
        成層圏は国際線の上の空ですので、常に快晴、気温は-50~60度くらい、気圧は地上の20分の1くらい、風速は最大で30m/sくらいでしょうか。
        まあ、風が強くても気圧が低いですから地上よりは影響は少ないでしょうけど、逆に気圧が低いので浮力を得るためには大きな風船が必要になりますから、そのどっちの効果が大きいかですね。機材の重さもその辺で決まってくるのでしょう。
        親コメント
  • イリジウムのときもそうだったけどこれが実現したとき天体観測の邪魔にならないか心配です。
    低空で静止されるとかなり迷惑。移動してても邪魔そうだ。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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