PDF解読ツールでDMCA違反に問われた裁判でElcomSoftに無罪 3
ストーリー by Oliver
無罪で当然 部門より
無罪で当然 部門より
naka64 曰く、 "かなり昔にも話題になっていたことの続報なのだが、ストーリーに入ってこない理由が分からないので、セキュリティホール memoからで:17日(米国時間)、サンノゼの連邦地裁におけるElcomsoftのDMCA裁判に関する陪審が、eBook関連ソフトについて無罪の評決を下したとのこと(HotWIRED Japan, 原文)。しかし、もともとapdfprが問題視されていたはずなのに、Wiredの記事では標的の名称が「Adobe eBook Processor」に変わっている。なんじゃこりゃ?>検察"
検察ががんばって探しても問題のソフトでプロテクト解除されて地下流通しているeBookがみつからなかったり、FBIやCIAがElcomsoft (ロシア拠点の会社)の各種プロテクト破りツールを大量購入していることが分かったり、DMCAと米国政府には恥ずかしい一件だ。
無罪の評決理由 (スコア:3, 参考になる)
いずれにせよDMCAを利用した付会牽強な訴訟には警鐘なのかも。
やっぱりAdvanced eBook Processorの模様 (スコア:2, 参考になる)
JSTで今朝流れてきたEffector 15.40 [eff.org]でも、Advanced eBook Processorとなっています。また、Elcomsoftのweb page [elcomsoft.com]にも、e-book processing software [elcomsoft.com]というものがあります。裁判中に、製品名の改称や整理を行ったのかも知れません。
本家での扱い (スコア:2, 参考になる)
尤も向こうは開廷時 [slashdot.org]もストーリーが上がってますが。
(検索 [slashdot.org]ではある程度継続的にとらえられているようです。)
#本家で16日( UCE Fallout - Newsletter/Mailing List Confirmations are SPAM? [slashdot.org])と18日( When Sysadmins Go Bad [slashdot.org])の間の記事が検索データベース [slashdot.org]からごっそり落ちているみたい…いま修復中なんでしょうか。なにやら気付かずに事故 [slashdot.org]起こしている人もいるし(ワラ)