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仏MandrakeSoftが破産申請 46

ストーリー by GetSet
いずこも厳しい状況が浮き彫り 部門より

幾人かの方からタレコミを戴いたが、その中からribbon曰く、"ZDNETの報道 で 報じられていますが、MandrakeSoftが経営に行き詰まったようです。 /.Jでの過去の議論で 話題になっていた、資金調達がうまくいかなかったのでしょうか。 MandrakeSoftのプレスにあるように、営業は続けるようです。"

なお、「Mandrake Linux 9.1」は今年4月に発売の予定らしい。(参考:CNET Japanの記事)
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Max (2524) on 2003年01月16日 14時30分 (#236279) ホームページ 日記
    >破産申請

    どうもこの辺の言葉の使い方が曖昧だと議論がおかしいので、ご参考。
    ぐぐって出してきましたが・・・(こういう説明がネット上には
    あまりないので)。

    Chapter-11 Reorganization:
    http://www.alc.co.jp/eng/business/info/bzst/st15.html

    この場合の倒産=破産申請ではないつーことです。
    債権者がわんさか押しかけることで、企業が勢いつぶされること
    から守るようなものです。

    明らかに再建を目指しているわけですね。

    日本では民事再生法という手が、馴染みがないかもしれませんが、
    もっとも近いもの、だそうです。
    --
    -- (ま)
  • 別に関係ないことかも知れませんが、rpm系の商用ディストリビューションって国内外で「破産」とか「消滅」をよく聞くような気がします。

    UnitedLinuxにIBMとAMDが参加などの話題もあるのですが、そもそもDebian(Vineもちょっと)やGentooLinuxのような非rpm系でしかも商用でないディストリビューションの方が元気なように思うのは気のせいでしょうか。

    私はVineですが、apt-getばっかり使っているんでそう思うのかも知れませんが、、。

    #物思いに耽っているので実名
    --
    ----------- 一生勉強を続けなきゃ!
    • by L.Nizah (7804) on 2003年01月16日 12時22分 (#236199)
      >rpm系の商用ディストリビューションって国内外で「破産」とか「消滅」をよく聞くような気がします。

      商売にするから潰れるのであって、商売にしなければ潰れようが無い~

      などと、悪魔使いが言ってみる。
      # ごめんなさい、物を投げないで下さい
      親コメント
      • 同じく*BSD使いとして, VineやLindowsみたいな個人向け商用ディストリビューションではなく企業向けとして見たとき, 商用ディストリビューションの価値は使いたい商用ソフトがそのプラットホーム上で動作することが検証され, 保証されていることだと思います. 保証されていなければ*BSD上のLinuxモードと同じで, 商用としてのうまみは無いと思います.

        ほとんどの場合はそのまま動くでしょうが, いわゆるシステム共通コマンド等でもディストリビューション毎に細かく手が加えられていたりすることを考えれば, 検証されたプラットホーム以外のディストリビューションではユーザによる検証作業が欠かせず, それはそのまま導入コスト増になります. そうなれば無難なRedhatに流れるのは当然でしょう.

        ですから商用ディストリビューションとしては最終的には

        • 企業向けはRedhatに集約
        • 個人向けに小規模なものが何種類か
        • 組み込み・フルターンキーシステム向けが何種類か

        といったところに落ち着きそうな気がします. むしろsolarisや*BSDぐらい違っちゃっていた方が差別化しやすくて生き残るのかもしれませんね.

        親コメント
        • これ本当にそうだと思います。

          企業とか(後大学も)そうなんですが、とにかく「んな
          フリーなもの使ってトラブった時、どこが責任とってく
          れるんだ!?」という声が多く聞かれ、結局商用の、
          しかも責任なすりつけられるところ(MSであったりRHで
          あったり)が無いと、安心して導入できないような
          風潮があるんだそうです。

          いくら商用サポートがあるとはいえ、目の前でトラブった
          時にMSやRHの商品だからといって、かならず解決できる
          わけではないんと思うんですけどね。
          --
          -- gonta --
          "May Macintosh be with you"
          親コメント
          • 一つには引継ぎの問題がありますね。
            引継ぎ相手に知識やスキルがあったり、あるいは無くとも若くてやる気のある人間なら問題ないのですが……。

            ということで、私は顧客へ納品するシステムに関して、何らかの販社が間に入らないOSやプロダクトは怖くて扱えません。

            # 弱虫なのでAC
      • リンゴ使いであると同時に悪魔使いとして、物投げるどころか
        拍手差し上げたいと思います。

        3年位前かな?Linuxが注目され始めて、ディストリビューション
        を作ることがいかにも(当時の)IT時代先進の技術を持つ!
        ような風潮があって、ディストリビューションが異常にに増えた
        時期がありましたよね。各ディストリビューションが「うちが
        スタンダードです(になる)!」といわんばかりに。

        商売上は業界スタンダードになることが一番なんでしょうが、
        それとLinux(でかくいえばPC/Free-UNIX)業界の動向が
        別々だったのを、見誤った奴らが多かったから潰れたのでは
        ないかな?と思います。

        私個人としては、サーバメンテやるんで、kernelレベルで
        落ちないものであればディストリビューション・売り物か
        無料配布か、は関係ないですし。
        --
        -- gonta --
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      • by Anonymous Coward on 2003年01月16日 13時28分 (#236250)
        > 商売にするから潰れるのであって、商売にしなければ潰れようが無い~

        商売にするから生活できるのであって、商売にしなければ食べていけない~
        # まあ従事可能時間と商売能力の兼ね合い

        両方やる手は無いんすかね。
        OSDNがSourceForge使ってディストリビューション作っちまうとか。
        職業プログラマが常時やってるけど、ボランティアも来てくだちい(´ー`)みたいな
        親コメント
      • >> 商売にするから潰れるのであって、商売にしなければ潰れようが無い~

        御意。もしもSlackware Inc.とかだったらとっくに潰れてそうだけど、Slackwareも細々と(失礼!)生き残ってますからね。ただ、もしも商用ディストリビューションが無ければLinuxが今ほど
    • 特徴が出しにくいからじゃないですかね。

      マイナーなRPM系ディストリを使うくらいなら、「RedHatでいいか」で済みますし、
      個人用途なら ftp 版で大抵事足りますから。
      --
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      親コメント
      • 同社はまだ事業体としての活動は続けていくようですが
        いちおう、Mandrakeを常用環境にしている人間として、
        この1年ほどの動きを思い起こしてます。

        > 個人用途なら ftp 版で大抵事足りますから。

        それと絡むのかも知れませんが、Mandrake9.1のftp配布版は
        このあたり [mandrakeclub.com]を見ると、

        The first Beta of Mandrake Linux 9.1 will be downsized to
        only one CD. A complete list of packages on this CD is
        available HERE.

        CD1枚だけになりそうですね(ベータ版だけという話かもしれないで
        すが)単に配布メディアの枚数を制限するということではなくて、
        製品とか有償サポートをしないと残りを入手する経路が限られてしま
        うとかいうことかと(入手できないということではないと思います)。
        これも利益につなげようとする動きですか。RedHatも公式サイトから
        の無償での配布には帯域制限を設けていたようですが(今は把握して
        ませんが)、それに準ずるような事になるんでしょうか。
        ただ、これにせよやがてあちこちに伝播するわけですから、こういう
        サービスはお金をかけても早く使いたいような利用者が居ないと
        顕著に経済効果につながるとは思えないですね。

        昨年の秋頃に同社は経営陣を入れ替えたようで(情報源アドレス
        紛失しましたが・・・・)、ユーザのMLでも昨年暮れの増資への
        呼びかけに対して「すでに改革のための痛みを経験した」という
        内部の関係者からのメールとかが出ていました。
        そもそも、経営がおかしくなった理由としては、ソフト配布は無償
        サポートおよび利用のためのトレーニングは有償というビジネスモデル
        を取ってしまったからだという話でした。

        利用者が増えれば、このあたりの「情報」はフリーアクセス可能な
        領域に蓄積されていくし、普及すればするほど利益にならないでしょう。

        オープンソースによるビジネス展開が難しいといわれているのはさほど
        新しい話ではないと思うのですが、同社がこういうビジネスモデルで
        展開していたというのはたぶんに時代錯誤的だったと思っています。

        ディストロ内容自体について言えば最近の独自ユーティリティ類では
        使い勝手に相対的なレベルの低下を感じています。たとえばパッケージ
        管理ツールについてはコンソールコマンドのurpmiがあれば実は事
        足りる(rpmdrakeなんて要らない)ところに、インストーラとアン
        インストーラとアップデータが実体は同じなのにわざわざ別になって
        しまっているなど、仕様変更のメリットが??なものが散見されます。
        他にもMandrakeで気に入っていた部分の幾つかがドロップされてしまい
        判然としないですね。

        MandrakeLinuxにはこれでしか提供されていないものもいくつかあって
        (Aapcheの改良版であるAdvanced Extranet Server [advx.org]など)、
        消えてしまったら悲しいのですが。

        ただ、これまでディストロ開発で生み出された成果自体は彼らの手元に
        とどめておくことはできませんので、仮に企業が開発するMandrake
        Linuxがなくなっても価値を認める人間が居る限り、派生ディストロ
        などの形で生き残ってくれるでしょう。決して内容的にはダメディスト
        ロではないと思いますし、コミュニティも薄くはないです。

        しかし。
        少なくともダメ経営へのこれ以上の「お布施」は一切したくないです。
        暴論ですがちゃっちゃと会社を解散して、それまでの開発成果物は
        コミュニティに丸ごとお渡ししちゃったほうがいいのではないかと
        思います。悪例が情けなく生き長らえていくよりは、むしろ誰もの
        胸に刻める反面教師としての潔い退路を歩んでいただいたほうが、
        それこそ今後のためになるんではないかと。
        「なんだ、こんなダメなやり方でも会社としてやっていけるんだ」
        のような例は残って欲しくないので。

        ・・・とはいいつつ、しばらくはボクもそれなりにお客の一人として
        支援しようとは思いますが。
        --
        -- (ま)
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2003年01月16日 12時56分 (#236214)
        私はRedhatは標準でgcc-2.96(RedHat7.x)やegcs-1.1.2(6.x)を搭載しているので開発では使えないと思っておりまして、避けておりました。
        親コメント
        • 私は、逆に、「RedHatがgcc-2.96を採用したために、他のディストリビューションでも
          gcc-2.96を採用せざるを得なくなった」という話を聞きました。
          • 私は、逆に、「RedHatがgcc-2.96を採用したために、コミュニティーからメッチャ反感を買った」という話を聞きました。

            実際、RedHat以外でgcc-2.96を標準にしたディストロがどれくらいあったかな? 私が使っているDebianではパッケージにすらなっていなかった。

            # gcc-3.2への移行は大変だ
            親コメント
        • えせ計算屋の私は、gcc入ってるなら何でもいいやってなノリで避けるどころか、進んできてしまいましたが、ダメダメですか?
          後学のために理由を詳しく聞かせてくださいまし。
        • gcc-2.96 と egcs-1.1.2 、どちらも使ってそれなりに開発(10万行くらい)しましたが C では最適化で問題が起きたことはありませんでした。C++ は相当にひどい状況だったようで、苦しんでいる人が多かったですね。 デバイス系の開発をする
      • 商用ディストリビューションを出している企業の場合、パッケージ売りではなくシステム構築や運用でビジネスしているでしょうから、競合するのは他のLiuxディストロというよりは他のシステム屋でしょう。
        親コメント
      • 本当にRedHatでいいの?
        一年経ったら知らん、サポートして欲しかったらAdvanced Serverを買え(超訳)で、サーバプラットフォームとしてやっていけるの?
        # 「RedHatのサポートなんていらない」と言われれば納得するしかない(w
        • 他も同じじゃねえの?
          どこもかしこも、サーバ用途でサポートが欲しい、となると、同じくらいのお金は取られるもんだと思ってたけど。

          ま、俺はRedHatはデスクトップ用途だし、そもそもサーバ構築の請負なんてやってないから日和れるんだけどさ。
    • なんとなくこの文章だと
      「Vineは rpm系の商用ディストリビューションじゃない」
      と読めてしまう...
      親コメント
    • ディシュトリビューションでどこよりも早くコケたのがStorm Linux、続いてCorel Linux。どちらも Debian 系。
  • の雄であるnihonLinuxはどうするんですかね :-p
  • by Anonymous Coward on 2003年01月16日 19時29分 (#236485)
    個々のコメントならまだしも、編集者が間に入っているのに/.Jと./Jを間違えたまま掲載してしまうのはいかがなものかと...>「./Jでの過去の議論」

    # 固有名詞、しかも自分の所の名前ぐらい正しいかどうかチェックしようぜ

  • by Anonymous Coward on 2003年01月16日 19時43分 (#236497)
    nihonlinuxは、こうなることを見越していたのか?
typodupeerror

吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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