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4882 story

スペースシャトル「コロンビア」が大気圏突入直後に空中分解 557

ストーリー by Oliver
絶望の映像 部門より

s-fix曰く、"CNN.comの情報によると、スペースシャトル「コロンビア」との通信が途絶えたそうです。現在詳細は不明ですが、乗組員は大丈夫なのでしょうか…心配です。"

16日間のミッションからの予定通りの帰還途中、日本時間23:00頃、大気圏突入後の高度60,000メートルで連絡が途絶え、着陸予定時刻の23:16分になってもフロリダには到着しなかった。テレビではテキサス上空を複数の破片とおぼしき物体が煙をひきながら空を飛んでいく映像(1,2)が流れ、爆発音を聞いたという証言が伝えられている。1986年のチャレンジャー号爆発以降に搭載されたという脱出システムが動作していることを7人のクルーの為にも祈りたい。

Update: 02/01 15:50 GMT by O:上の映像の時点でのコロンビアの高度は60km、スピードはマッハ20だったそうで、脱出装置が使える状況ではなかったそうだ。7人の宇宙飛行士の冥福を祈る。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by fagen2 (10623) on 2003年02月02日 1時40分 (#249007)

    映像がスタートする段階で、オービターの横の方に もうひとつの光点が見てとれる。これから考えるに、 どこか一ヶ所の耐熱パネルが 集中的に 剥離して、そこから機体に致命的なダメージを受け、 空中分解したものと思われる。

    よく、オービターのパネルが多少剥がれても大丈夫、 というけれど、まんべんなく剥がれていれば大丈夫 なんだろうけど、機体の辺縁部や機首などのパネル だったら、やはり危ないだろうな……

  • by 37A (12754) on 2003年02月02日 2時26分 (#249086) ホームページ 日記
    民間旅客機だと、人為ミス等が全くない状態で10の9乗時間に1回の割合で致命的な事故を起こすという。これは、1機あたり11万年に1回。ただし、これはあくまで1機あたり。2機あれば単純計算ではその半分の飛行時間でどうしても原因不明の墜落事故が起きる。B737なんかだと数千機作られているし、B747も相当数作られている。おまけにこれに人為ミスが重なって、現在の民間航空機の事故の頻度になる。
    これが有人宇宙飛行の機材になると1000回に1回の割合で原因不明の致命的な事故を起こす。(起こしてもしょうがないというレベルの安全度で作られている。)これも1機あたりなので4機あれば単純には250回に1回。この1回も250回の最初の1回が事故になることもあり得るし250回目が事故になることもある。確率の話だから250回全部成功もありえる。
    ちなみにアポロ計画では100回に1回(は致命的な事故になる)の信頼度だったそうな。
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    You can't always get what you want...
  • by Stahl (7211) on 2003年02月02日 0時11分 (#248856)
    打ち上げ時に外装燃料タンクの断熱材が一部剥落していたとのこと。
    これによる影響は未知数、というか剥落時の判断は「没問題」とされたらしい。
    とはいえこういう情報を聞くと「タンクの低温に晒されたSSO側の断熱材に致命的なダメージが生じて再突入時に…とかの妄想が進む。

    099のときもそうでしたけど、この手の事故はどのみち解明までに(解明されるとして)時間がかかるわけで、それまではこれも含めて無責任な妄想が飛び交うんでしょうな(汗
    • by tyamadajp (10476) on 2003年02月02日 2時41分 (#249102) ホームページ
      剥離自体ではなく、それが翼にあたったのでそこが議論されていたと
      思います。当然、翼への影響なし、と結論を出したので再突入したん
      でしょうが、ここが調査委員会が最初に取り組む調査事項になるの
      ではないかと。

      http://www.cnn.com/2003/TECH/space/02/01/shuttle.landing.ap/index.html

      前回のチャレンジャーのときも「こんなの原因究明できるのか?」と
      思ったものでしたが、今回もあんな映像を見ると同じ思いが…
      親コメント
      • by Artane. (1042) on 2003年02月02日 3時46分 (#249156) ホームページ 日記
        分解時の映像を見ていたのですが、何らかのクラックか外装パネルが損傷していた所に 、再突入時の衝撃波で応力が集中して亀裂が走り、空中分解に至ったと想定出 来るのですが。

        従って、-数秒かそれ以前の時点で機内では空中分解はわかっていたでしょう。
        コクピット全体がカプセル式の脱出システムになっていれば、ひょっとしたら人命の損 失だけは防げたかも知れないパターンかな。と言う気がします。

        シャトル自体が80年代前半の設計を基本としているので、改善は難しいのでしょうが。

        これで、例のX-28(でしたっけ?)の開発に力が入るでしょうね。
        国力的に今のアメリカが単独で運用できるかどうかわからないけど。

        親コメント
  • 脱出装置 (スコア:3, 参考になる)

    by joshkata (4660) on 2003年02月02日 0時26分 (#248871)
    脱出装置 [batnet.com]がどういうものかを見てみたのですが、どうやら想定されている脱出高度は高くて一万メートル程度のようですね。情報が正しければ、高度六十万メートル(どうやらこれは予定より高い高度だったようですが)以上ですから、乗組員の生存は絶望的かも。
    • Re:脱出装置 (スコア:2, 参考になる)

      by pascal (11834) <{pascal.jp} {at} {gmail.com}> on 2003年02月02日 0時51分 (#248921) 日記
      時速20000キロで飛んでいるときに爆発か何かを起こしたらしい。
      NASAは「安全に脱出は不可能な速度」とコメントしているとか。

      煙を噴き上げながら分裂していく様子は胸が苦しい。
      --
      L'homme n'est qu'un roseau, le plus faible de la nature; mais c'est un roseau pensant.
      親コメント
    • Re:脱出装置 (スコア:2, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2003年02月02日 1時00分 (#248942)
      あの脱出装置って、チャレンジャー事故後にくっつけた奴のままなら、横に張り出したバーを伝って機体表面から離れつつ落下する奴じゃないっけ。あくまで打ち上げ(低速)時の脱出用で、着陸(高速)時にはほぼ使い物にならなかったような。 仮に脱出できても、例の速度で落下すれば摩擦熱でどのみち……。
      親コメント
  • by astro-m (10177) on 2003年02月02日 0時31分 (#248881) ホームページ 日記
    NHKで言ってましたが、シャトルの高度が予定より高かった、とのことです。
    大気への突入角度が浅ければ大気に跳ね返され、深ければ摩擦が大きく燃え尽きる
    という話を前聞いたことがあります。

    高度が高すぎたので突入を急いだ、という可能性もあるのでしょうか?
    憶測ですが。
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    Save our starry skies; Jump into the Universe.
  • by astro-m (10177) on 2003年02月02日 1時20分 (#248972) ホームページ 日記
    チャレンジャーの時のように、徹底的な原因究明をするでしょうから、
    シャトルミッションにしばらく空白が訪れることになるのでしょう。
    次のシャトルには日本人宇宙飛行士、野口さんが乗る予定だったそうですが、
    これもまた大幅に遅れることでしょう。
    宇宙ステーションの建設もしばらく凍結でしょうか。ソユーズだけで
    資材を運ぶのはほとんど不可能でしょうから。
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  • Oliverさん、 (スコア:3, 参考になる)

    by k6p (7828) on 2003年02月02日 1時22分 (#248975)
    まだ事態が進行中(NASAから乗員の安否について正式発表がない)の段階で「冥福」はないんではないかと……
    そりゃあ、あの映像を見ると絶望的な気分になりますが、でも7人が死亡したと我々が断言することはできないのではないかと思うのです。

    # 胃が痛くなりそうだ
  • by hydrogen_bond (10791) on 2003年02月02日 2時13分 (#249065)
    宇宙作家クラブニュース掲示板 [sacj.org]
    今回の件についての見解が述べられています
    • by shigepong (8002) on 2003年02月02日 14時35分 (#249403) 日記
      宇宙作家クラブ掲示板より引用
      [ここから]
      聞いた途端に思い出したのが、米会計検査院(GAO)が1990年だったかに出した報告書でした。同報告書には、スペースシャトルの信頼性は98%で、50回に一回は事故を起こすだろうと記述されていました。NASAが反発したこともあって。当時宇宙開発関連ではかなり話題になったニュースでしたが、覚えている人は少ないでしょう。100回少しのフライトで、チャレンジャーとコロンビア。GAOの報告書ははからずも正しいところを指していたのかもしれません。
      [ここまで]
      親コメント
  • by hynde (937) on 2003年02月02日 2時39分 (#249099) 日記

    ちなみに、次のISSへのミッションは明後日の2/4です。

    ここ [nasda.go.jp]

    悪いことが続かない事を祈る。

    ちなみにThikpad君の増設HDの再持込みとは、なんか身近なできごとに思えてきます。

  • by mizuki tohru (2645) on 2003年02月02日 1時31分 (#248990) ホームページ
     高度63000mというと、シャトルの再突入プロファイルを見るとまだ極超音速に分類できる領域ですが、もうそろそろ遷音速、マッハ5に近づいていた筈です。
     つまり、再突入の過熱も減速もほとんど済んでいます。コロンビアは、空力的な作用によって破壊された可能性が高いと思われます。この領域では、空力特性がめまぐるしく変化し、静安定が悪化します。
     考えられる原因としては、機体頭部で発生する衝撃波が、なんらかの理由で翼に作用した、というものでしょうか。
     旧ソ連のブランのように、遷音速で動作可能な射出座席を装備していたなら、状況は違っていたかもしれません。
    • by Anonymous Coward on 2003年02月02日 1時59分 (#249043)
       遷音速(Transonic)は亜音速(Subsonic)と超音速(Supersonic)の境界で、マッハ5は普通に超音速だと思いますが・・・違いましたっけ?

       発射時に何かが翼に当たったという情報もあるので、その際に耐熱パネルに傷が入ったりクラックが発生したのかな、とも思ってます。再突入時の機体温度は場所によってかなり異なるので、熱応力でクラックが拡大して連鎖的にパネルが剥離とか・・・

       でも最終的には姿勢が崩れて想定外の空力荷重が構造にかかったんだと。

       クルーの無事を祈ります。
      親コメント
  • by tyamadajp (10476) on 2003年02月02日 1時56分 (#249040) ホームページ
    一次情報源へのリンクです。

    http://www.nasa.gov/index.html [nasa.gov]
    NASA ウェブページ。既にコロンビア行方不明の報告が出ています

    http://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/MM_NTV_Web.html [nasa.gov]
    NASA TV の Real による配信。現在

    > News media covering the Space Shuttle should stay
    > tuned to NASA Television, which is broadcast on
    > AMC-2, transponder 9C, C-Band, located at 85 degrees
    > West longitude. The frequency is 3880.0 MHz.
    > Polarization is vertical and audio is monaural at
    > 6.8 MHz. Reporters can also go to any NASA center
    > newsroom to monitor the situation.

    が流れているようです。各局もここ+目撃情報をベースに報道内容を組み立てているのでしょう。

    毎回思うけれど、アメリカは緊急事態そのものへの対処が迅速なだけでなく、情報の管理・広報も本当にしっかりしてます。正確な情報の周知というのが危機管理にしっかり組み込まれているんだろうな…

    # 見習わなくては…
  • いま浮かんでいる国際宇宙ステーション(ISS)って地球-宇宙の
    往復でシャトルを頻繁に利用していますよね。今回の事故ですぐに
    次のを打ち上げることはできなくなった以上、それまで孤立まで
    行かなくても、ほとんど機能停止したりしないのでしょうか?

    前回は3年近く再打ち上げはなかったし、今回に至ってはシャトル
    計画の終焉が話されている中でのことだったので、二度と打ちあがら
    なくてもおかしくない状況でしょう。

    つまり、今後数年はロシアにしか打ち上げ能力がないことが
    予想されますが、そのロシアも資金不足や国内状況から既に
    不安視される状態だったはず。米ロがつまづくと、周回遅れの
    ヨーロッパ・中国・日本あたりでは力不足も甚だしいです。
    ここらに頑張ってもらわないと 200x 年代の宇宙開発は寒い
    時代になりそう…
    • by take0m (4948) on 2003年02月02日 3時12分 (#249128) 日記
      ISSは高度が低いので大気との摩擦でどんどん落下しています。シャトルが定期運行しているのは、機材などの搬入、宇宙での実験、要因の交代などの目的の他に、ドッキング後にシャトルのエンジンを使ってISSの高度を上げることも任務となっています。

      ですから、シャトルが行けないとなると、他のプランを考えなければなりませんね。プロトン、ソユーズ、アリアンあたりかなぁ・・・ですが、急ごしらえで余計に状況が悪化とか、最悪の事態も考えられますし・・・

      さらに最悪のシナリオとして、ISS計画は中止。ステーションは爆破とか・・・
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2003年02月02日 3時22分 (#249136)
    アポロ1号...1967/1/27
    スペースシャトル・チャレンジャー...1981/1/28
    そして今回・・・。
    • by Artane. (1042) on 2003年02月02日 4時01分 (#249162) ホームページ 日記
      実際の事故統計を見ないと何とも言えませんが、打ち上げ時の気象データとこれらの事 故は関連があるかも知れませんね。
      特に低気温時の打ち上げで大きな事故が起きていると言う考えはありかもしれません。

      親コメント
      • by endor (13367) on 2003年02月02日 16時39分 (#249476) ホームページ 日記
        チャレンジャーの場合、原因は補助ブースターのOリング(ゴムでできている)が低温のために破壊したことにあります。

        *この部品を担当していた会社のエンジニアは警告していたが、NASAと会社の上層部の圧力により打ち上げが行われました。

        今回の事故が気温と関係あるかどうかはわかりませんが、宇宙開発では熱に曝されることが多い分、低温に対する意識が甘いのかも知れません。

        機械というのは温度に対してシビアですからね。

        親コメント
  • by skimsr (9280) on 2003年02月02日 0時09分 (#248853) ホームページ 日記
    まだ情報が少ないので,関連記事があればコメントで教えて下さい。よろしくお願いします>各位。

    朝日の記事 [asahi.com]
    毎日の記事 [mainichi.co.jp]

    さっき,CNNテレビの映像を見ました。
    胃に悪い映像でした。
    脱出システムの詳細は知らないのですが,クルーの無事を同じく祈ります。
    • Re:関連記事 (スコア:2, 参考になる)

      by skimsr (9280) on 2003年02月02日 0時57分 (#248935) ホームページ 日記
      NASAのインデクスページ [nasa.gov]が事故に関する記事に差し替えられました。続報があればそこに掲載されるそうです。
      親コメント
    • ・・・ (スコア:2, 参考になる)

      by kota128 (6016) on 2003年02月02日 2時59分 (#249116)
      朝日の記事です・・・。

      「力」の象徴墜落、米国に衝撃 威信傷つく [asahi.com]

      テロと関係が無いと言ってる割に、なぜかイラク攻撃と関連付けたいようです・・・。
      #朝日の記者、なんか喜んでない・・・?
      親コメント
      • Re:・・・ (スコア:3, 興味深い)

        by genesis (6424) on 2003年02月02日 10時01分 (#249255) ホームページ 日記
        どうも航空宇宙関係の記事では、社会・科学面共に変な記事を書くことが多いです。
        日本学生航空連盟 [sakitama.or.jp]という団体を下部組織に持っているくせに、
        こういった記事ばかりになってしまうのは非常に残念です。
        連盟出身で航空宇宙自衛隊関連で働いている人も多いと言うのに、
        記事を書けば、いつもその業界を萎縮させようとするのには…

        #所属してるけど、あえてID。
        #連盟の理事・関係者はいい人多いんですけどねぇ。
        親コメント
    • CNN.comの続報 [cnn.com]

      NASAは,「コロンビア号が緊急着陸する可能性は無い」「テキサス州周辺にコロンビア号の残骸が落下する可能性がある」とアナウンスしているそうです。
      親コメント
    • by KAMUI (3084) on 2003年02月02日 0時22分 (#248866) 日記
      読売の記事 [yomiuri.co.jp]
      共同の記事 [kyodo.co.jp]
      親コメント
  • by kuori (8072) on 2003年02月02日 0時09分 (#248854) 日記
    CNNの映像が流れましたね。
    光点が複数に分離していく.....
    乗組員の無事を祈りたい。
  • by Anonymous Coward on 2003年02月02日 0時11分 (#248855)
    が、乗っていたそうで、テロを恐れて、打ち上げ時にはかなり厳戒体制だったらしい。朝日、毎日、読売のニュースサイトに載ってる。

    テポドン云々のコメントにつなげてもいいのだろうが、あっちは -1 されることを期待して独立したコメントとしました。

  • CNN News を TV で観てます。

    シャトルと燃料タンクをつないでいる部分辺りから何か外れて飛んで行く映像がありました。
    この後、爆発があって、複数の固まりに分かれて飛んでいったようですね。

    私も脱出システム作動を希望。
  • by Anonymous Coward on 2003年02月02日 0時14分 (#248860)
    毎日のwebによると

    クルーには初のイスラエル人飛行士が含まれていて
    対イスラエルのテロを警戒して、打ち上げは厳戒態勢で行われていた。

    とのことで、仮に技術的物理的に今回のことが
    テロではないとNASAが発表しても、どうしても
    人々の頭の中からはテロ疑惑がぬぐいきれないでしょうね。

    これがテロの恐ろしいところなのですが。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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