インテルがBIOS代替のシステムを発表 67
ストーリー by GetSet
安定して動くの? 部門より
安定して動くの? 部門より
alt曰く、"CNET Japanの記事によると、インテルがパソコンのBIOSに代わる仕組みを発表したそうです。
Extensible Firmware Interface(EFI)という名称で、「BIOSから独立して動作するごく小さなOS」とのこと。
特徴は、高解像度で画面を表示できる/GUIである/ネットワーク機能を備えている/C言語で記述されている、というあたり。またOSが故障してしまっても、(EFIを使って)パソコンの状態確認/設定変更/別のドライバの読み込み/高機能なリスタートといった操作を行うことができるようです。
新しい物好きの私としては、早く現物を見たいところです。"
これが流行ると、BIOSを直接叩くようなOSやツールはもう使えない…かな。
EFI (スコア:3, 興味深い)
正直、いまさら発表するなんて、としか思えません。
BIOS代わりという観点からは、EFIは既にIA-64で使われています。IA-64が始まるときにも、今後IA-32にも展開するなんて言ってました。ゆくゆくはBIOSと置き換わるにせよ、まずはDOSのようにいったんBIOSで立ち上がってから、EFIを起動するような形をとるんだ、とか。
もう何年も経ってますから、てっきり消え去ったとばかり思っていたんですけれども、まだやる気あったとは。
これが流行ると… (スコア:2, おもしろおかしい)
これが流行るとこんなの [srad.jp]もなくなってしまうのかな?
あ、今度はコイツをクラックするイベントか…
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You can't always get what you want...
BIOSと言うよりは (スコア:2, すばらしい洞察)
> 「BIOSから独立して動作するごく小さなOS」
と書かれているように、
BIOSはAT互換機のものそのままで
代替してない気がしますが?
そもそもBIOSって言うとINT~で呼び出される
ROMに標準搭載のサブルーチン群ってイメージだったんですが
世間一般ではいつの間にか
CMOS設定ユーティリティ==BIOS
みないな用法になっちゃってたし、、、(; ;)
uxi
Re:BIOSと言うよりは (スコア:2, すばらしい洞察)
ですよね。「BIOSが要らない」ようには見えない。
「BIOS操作が要らない」だけ?
# dosshellという言葉が脳裏に浮かんだのは気のせいです。たぶん。
Re:BIOSと言うよりは (スコア:1)
> ROMに標準搭載のサブルーチン群ってイメージだったんですが
Basic Input/Output Systemの頭文字でBIOSです(した)から、
その認識で正しいはずですが、PCの進化に全然BIOS側が追い付けなくなり、
現状では電源投入時の基本的な初期化や、省電力関連のサポートくらいしか
やってない気がします。
最近のOSではACPI関連以外ほとんどBIOS呼んでないと思うので、
旧来の意味のBIOSの役割は、すでに果たしていないのではないでしょうか?
Re:BIOSと言うよりは (スコア:1)
>CMOS設定ユーティリティ==BIOS
>みないな用法になっちゃってたし、、、(; ;)
うるさいこと言えば上記のCMOSも本来の意味 (相補型金属酸化物半導体) とはかけ離れてしまっているような。
小さなOS (スコア:2)
それとの比較を誰か教えて欲しいです。
李 露星
IDFの資料 (スコア:2, 興味深い)
VGAも、UGAなるものと置き換えようとしているらしい。
昔のCOMPAQ (スコア:1)
昔のDeskProXLとかProLiantのEISA系BIOS設定ユーティリティ等はDOSベースでしたが…
と、いうか、COMPAQのBIOS設定ユーティりティーのシステムは見た目が某社のライブラリ使いまわしてたような…
TEXTベースのGUIって奴で
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:昔のCOMPAQ (スコア:2, 参考になる)
SmartStart 5.x までは95だか98とDOSbaseですね。(6.xは知らない…)
通称「F10」(えふてん)とか「F10Setup」(えふてんせっとあっぷ)であがってくるのは特殊なパーティション(Compaqパーティション)に置かれたDOSベースのコンフィギュレーションツールです。
HP(Compaq)のIA-32サーバ(ProLiant)はハード組の後、必ずSmartStartでイニシャライズする必要があります。
*Linux/*BSD等は自動インストールできません。
HWごとに違うOEMボードにSmartStart用のAPIをくっつけてあるようで、残骸なのか通常のBIOS上でのsetupユーティリティが残っている機械もあります。
# rm -rf ./.
古典回帰 (スコア:1, おもしろおかしい)
8bit機(~16bitパソコン初期)時代の、
電源投入→BASIC ROMスタート→必要に応じてDISK BASICロード。
の発想と全く同じなのでは・・・(笑。
その点、8bit SHARP機のクリーンコンピュータ思想は、
のちの、搭載ROMにはBIOSオンリーなPC/AT互換機の製品思想に近い。
(もともとは、汎用機や実験機段階のコンピュータからの発想だと思うが、)
素晴らしい。
(でも当時はLSIの世代的にメモリ量や処理能力が少なすぎた。視点が先進的過ぎて時期が早すぎた。)
-T- . [zakzak.co.jp] ←こ、これが二科展レベルの絵画なのか・・・
Re:古典回帰? (スコア:1)
ROMにブートローダしか持たない「クリーンコンピュータ」と、メモリ量、処理能力は
直接関係しないと思いますが?
BASICインタプリタコードをロードして空きがないと言うほどメモリが少ないならともかく、
Max48KのMZ-80K系以外は他社と比較しても遜色ないフリーエリアが残りました。
むしろ、特にBASIC ROMを持たない機種で起動速度に直結するFDDやHDDの
普及率の方が問題だったと思います。
テープの信頼性が良かった事が、FDD普及の足を引っ張ったのは、皮肉でしたね。
# これは「処理速度」とは言わんだろう
ただ、そんな分析よりも、マーケティングの上手さ(下手さ)の差が
単に出ただけでしょという突っ込みの方が正しそうな罠。
Re:古典回帰 (スコア:1)
Re:古典回帰 (スコア:0)
>のちの、搭載ROMにはBIOSオンリーなPC/AT互換機の製品思想に近い。
>(もともとは、汎用機や実験機段階のコンピュータからの発想だと思うが、)
>素晴らしい。
SMC70シリーズとかも忘れないでください(w)
Re:Taiyakissはもっと文章を推敲すること (オフトピッ (スコア:1, 参考になる)
今回のコメントの場合、その内容は
の3つに分けられますが、それぞれ脈絡が無いわけです。
「1.」と「2.」は関連があるように思えますが、実際には「1.」から話が飛躍しすぎてつながっていません。
# 「2.」の部分は文章としても問題がありますが。
「3.」に関しては完全に関係無い話なので、切り捨てるか、独り言であると分かるように先頭に'#'をつけるなどするといいでしょう。
今回のコメントが「1.」の部分だけであったなら、評価はまったく違ったものになっていたでしょうね。
# しかし、Taiyakissさんは個人的な怨みでも買っているのでしょうか?:-(
EFIということは (スコア:1)
発表? (スコア:1)
Re:発表? (スコア:2, 参考になる)
インテルのEFI Tools [intel.com]のページから、以前 i386 用の EFI サンプル実装をダウンロードして遊んでみたことがあります。
フロッピーに書き込んでフロッピー起動するとふつうのPCで使える はずです。ただ、このサンプル実装は外側のインターフェイス だけで中身は最終的に本来のBIOS呼び出しをやっているようです。
IA-64用のLinuxローダ elilo [hp.com] は gnu-efiとセットで i386でも使えるような話も聞いたことがあるので興味のある方は 試してみてはいかがでしょう?
CPUがだめだとやっぱだめなんでしょ (スコア:1)
新しいステッピングのCPUが動かないとかだと困る。
ノースブリッジにマイコン内蔵したらとか思うんだけど。
メモリも内蔵して、メモリに問題があってもなにか出来るとか。
いっそのことx86系CPU内蔵とか。CPUが無くてもOSが動く。
Athlonでヒートシンクが浮いている状態で起動しても、内蔵マ
イコンが起動するので、焼き鳥にならないようになるかも。
意味ないのかな。マニアはM/Bを買い換えちゃうし。
EFIを扱っている本 (スコア:1)
日経BP社の「Windows Server 2003 テクノロジ徹底解剖」
http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/pro/23361/index-in.html
でEFIを数ページかけて取り上げていました。
パッと見た感じではおもしろそうですねぇ。
C言語で記述されている (スコア:0)
Re:C言語で記述されている (スコア:1)
1/3です.
でも実際, こういった用途の汎用小型軽量インタープリタ言語というとFORTHとLISPが双璧の様に思うのですが, いかがでしょう.
Re:C言語で記述されている (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:C言語で記述されている (スコア:0)
Re:C言語で記述されている (スコア:1, 興味深い)
FORTHと比較すると,LISPは小型軽量とまでは言えないのでは?
Re:C言語で記述されている (スコア:1)
もちろんCommon LISPみたいな大きなシステムも有りますが, LISP処理系は1960年代から汎用コンピュータ上で動いていたぐらいですから, 基本的な部分は(print (eval (read)))で済んでしまいます. 8bit時代のLISP処理系の大きさを, 手元に有った「マイコンピュータ」誌(1984年発行)で見てみるとせいぜい数10kByteですから, 今日のレベルから見ればROMモニタとして十分に使えるレベルだと思います.
Re:C言語で記述されている (スコア:1)
FORTHと同じ、シンプルなスタックマシンらしいぞ。
スタックマシン (スコア:0)
Re:C言語で記述されている (スコア:1)
んでもってHostID (スコア:1)
マザーボード固有のHostIDを利用したプロテクトが行われるでしょうな。
で、マザーボードのリチウム電池が上がってCMOSメモリが蒸発、HostIDが雲散霧消、インストール&アクティベーションしたソフトはすべて使えなくなる、と。太古のSPARCstation2にはそういった"Sunタイマー"が仕込まれていた。
GUI? (スコア:0)
Re:GUI? (スコア:3, おもしろおかしい)
Re:GUI? (スコア:2, おもしろおかしい)
もちろんスクリーンセイバーもありますよ。
Re:GUI? (スコア:1)
マルチメディアプレーヤも必須でしょう. で, BIOSの一部だから切り離せないと...
Re:GUI? (スコア:1)
マルチメディアプレーヤーというほどのものではないですが、 BIOSで動くこんなプCDレーヤー [aopen.com.tw][aopen.com]があります。
AX4B pro-533でCDROMドライブ関係でハマると、この画面が出てきて あまりいい思い出がありません・・・・
--- cのエラーメッセージが日本語だと非常に困るのでID 引数4って言われてもこまるよ・・・。
Re:GUI? (スコア:1)
それで、かならず付いてくる??
BIOSの一部だから切り離せない
I am grateful to everyone and you.
Re:GUI? (スコア:1)
BIOS上で音楽CDを認識して、ブートデバイスがないときに Windowsを経由することなしに音楽CDを再生します。
Windowsからは「スキン」を変更することしかできません。
残念ながらBIOSの一部なので、切り離せません。 AOpenにはBIOSでもっとやって欲しい事(PCIバスのIRQ 割り当て変更とか)があるのに、こんなのが付いてきて萎え。
--- cのエラーメッセージが日本語だと非常に困るのでID 引数4って言われてもこまるよ・・・。
Re:GUI? (スコア:0)
・「小さなOS」として働く
・Extensibleという名前(の一部)
からして、そーいうのはEFI本体には含まれず、欲しければ何らかの媒体からロードしてください、って話ではないかと思いますが。
#マジレスすぎ?
Re:GUI? (スコア:1, すばらしい洞察)
ネットワーク機能も備えるのだからブラウザが使えると何かと便利です。
復旧のために必要な情報を調べたりドライバを落としてきたり…
一時期前のAMIBIOSみたいに… (スコア:2, すばらしい洞察)
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:GUI? (スコア:1)
# もちろんIA-64の話
Re:GUI? (スコア:0)
仮にGUIな為に起動が遅くなるなら今のままでいいよね。
Re:GUI? (スコア:0)
Re:GUI? (スコア:0)
当のAmerican Megatrendsが、すでにWINBIOSを捨ててしまったわけで。
#あれは使いづらくて鬱になったのでAC
Re:GUI? (スコア:1)
ぁ、やっぱり捨てられたんだ...。
今、メインに使っているPC(M/BはSUPERMICRO P6DGE)がそれなんですが、結局ほとんどキーボード操作で設定しちゃいますね。
NVRAMと違うの? (スコア:0)
あれって標準規格だと思ってたんだけど
Re:NVRAMと違うの? (スコア:1)
PPC 以降(厳密には違うが)の Mac とか SPARC 機で採用されてます。
-- みずき
OpenFirmware (スコア:4, 参考になる)
誰も責任取らずに空中分解して消えてしまったARCコンソールも
FORTHベースの同じものだったような。
DECのAlphaマシンもFORTHインタプリタ積んでましたね。
多分、ワークステーションクラスのマシンでは一般的なファームウェアなのだろうと思います。
x86で動くものを開発 [openfirmware.org]し、SiS系チップで起動させた人達もいるとか。
「現在はBIOSなんてほとんど使われていない」という人もいますが、
それは大きな間違いです。
というか、BIOSとしては使われていませんが、ファームウェアとしては
どんどん機能拡張されて、大きくなっているのが現状です。
昔のBIOSは64Kぐらい(オンチッブビデオなら+32K)しかありませんでしたが、
APM等で用いられるSMI(システムマネジメント)を実装されて以来、
PC/ATハードウェアエミュレータの実体としてどんどん要求される機能が増え続けています。
例えば、初代PC/ATはSCPというサブプロセッサ(ほとんとキーボード制御マイコン)
を積んでいましたが、これを現在も実際にチップセットにマイコンごと実装しているケースは、
まず無いと思います。
SMIという高位の特殊割り込みを使ってエミュレートしてるんです。
キーボードを叩く度に、ファームウェア側のコードがちょろっと走るわけで。
このコードはメモリの下位1MBの隙間に格納されるので、普段の利用で
それに気付く人はいないでしょう。
レガシーな周辺機器の多くはこういう裏技でチップセットに
ソフト(ファームウェア)+ハードの組合せで効率良く実装されています。
さらに、最近肥大した部分と言うと、PCIサポートのためにPCIBIOSが用意され、
これに付属してPnPのコードも入ったのが結構大きいですね。
各種周辺デバイスをPC/ATコンパチに見せ掛ける仕掛けを初期化する
部分は、みんなBIOS内のファームウェアが担当しています。
こういう裏技を使っていないのはフロッピーディスクぐらいのもんだと思います。
# だからFDDはBIOS書き換え用途で重宝されたわけで。
んで、これらを含めると、既に64Kで収まるレベルではないので、
128Kや256KのFlashを使い、しかも圧縮して格納されているのが現状です。
(エナジースターのロゴ変更とかでBIOSいじった人は知っているはずですが、Awardの場合、LHA圧縮を使います)
で、これを起動時に圧縮を解いてメインメモリに展開して動かすわけで。
i810では圧縮してもまだ足りなかったのか、
FWH(ファームウェアハブ:実体は乱数発生装置+FlashROM)に
512KB~1MBもの不揮発記憶領域があります。
ごく最近のものは詳しく知らないのですが、ファームウェアが
どんどん機能拡張されて、裏で活用されているのは間違いないと思いますよ。
Re:OpenFirmware (スコア:1)
x86で動くOpenFirmwareは
OpenBIOS [openbios.info]ですね。リンク間違えました、すいません。
Re:NVRAMと違うの? (スコア:1)
OpenBoot的になるんだったら、さらにLOMもついてpoweron
とかできたら嬉しいなぁ。
-- yuno