「ふげん」が24年間の運転を終了 88
ストーリー by GetSet
ついに廃炉へ 部門より
ついに廃炉へ 部門より
KAMUI曰く、"asahi.com の記事に依ると
核燃料サイクル開発機構の
新型転換炉原型炉「ふげん」が 3月 29日午後 2時 27分に停止,24年間の運転を終了した。
「ふげん」は 日本が自主開発した原型炉で 1970年着工。79年 3月に本格運転を開始した。
計画が始まった60年代には日本にウラン濃縮技術が無かった為にプルトニウムと天然ウランの混合燃料で運転する「プルトニウム燃焼炉」として運用される計画だったが,80年代に動燃(動力炉・核燃料開発事業団)がウラン濃縮技術を完成。更に 87年には通常の軽水炉で MOX 燃料 を燃やす
「プルサーマル」が承認された為に,
次世代技術と目された高速増殖炉との「つなぎ」とされる事になったが,
コストが掛かる事から遂に実用化には至らなかった。
国内での廃炉は日本原子力研究所の JRR-2,日本原子力発電・東海発電所の「ガス冷却黒鉛減速炉」に次いで 3例目となる。
「ふげん」の場合,今後 10年間を「廃止措置準備期間」として
実際の解体に入るのはその後。更に解体撤去は 30年以内に行われる予定
・・・って一体何時の話になるのやら。
なお「ふげん」の開発には約 925億円が投入され,建設費と 24年間の
運転経費の合計は約 3,600億円。発電による収入は約 2,065億円あったとの事だが,解体とそれに伴う廃棄物処理費用,更に解体終了までの施設管理に要する費用は合計で約 2.000億円と推定されている。"
廃棄物処理:泥縄とはこのことか (スコア:2, 参考になる)
「この問題は私たちの世代で解決する必要があります [numo.or.jp]」とか言いながら施設の運用開始は「平成40年代後半ころ [numo.or.jp]」。そりゃ「私たち」というより「孫の世代」だろ。(むしろ「予定は未定」かも) ……すごすぎ。この「原子力発電環境整備機構」のサイトには、ほかにもブラックなネタが満載です。最近、新聞広告でも調査候補地を公募しています。
地層処分場に埋めるのは高レベル放射性廃棄物だけに限らないことにして、「おーい、でてこーい [google.com]」の“穴”のように多目的に使うと人気が出るかも?!(あなたの大切な思い出を安定的に長期保管!)
Re:廃棄物処理:泥縄とはこのことか (スコア:1)
# 半減期が6931125.6年というのもグレイト
--
Ath'r'onならfloatあたりに自信が持てます
21世紀には夢の地層処分が実現! (スコア:1)
誤解を招く書き方でした。すみません。
ぼくは原発には以前から興味があって、15年前だけど実際に見学したこともあります(島根)。
だから「高レベル放射性廃棄物は“ガラス固化体”にして“キャニスター”というのに詰めて地中深くに埋めるから問題ありません」という夢物語も聞いていました。でも、それってウソでしょ。ウソといって悪ければ人を欺く目的で語られた、責任の持ちようのない話でしょ。
「地層処分の事業化を進めるうえでの技術的問題点を克服しうる技術基盤は整備されています」って何ですか。ようするに「これからやってみます」でしょ。こんな現状で原発を何十機も実用稼働させてるなんてムチャクチャだよ。
あるいは「この問題は私たちの世代で解決する必要があります」という合意と検討が、電力および原子力関係者の間でマジになされてきたのなら「最終処分の開始は平成40年代後半をめざします」なんて悠長な事態になってるわけないでしょ。
平成50年って2038年ですよ。昭和41年に「21世紀までには」とか言ってたような未来ですよ。そしてその21世紀になっても原子力政策のこの無策。改善するつもり/改善される見込みはあるの?
ぼくが発した「すごすぎ」というのは、“原子力発電断乎推進”という考えを選択している人たちのデタラメさと不真面目さに対してのコメントだと思ってください。
廃棄にかかる金額を見るたびに思うけれど (スコア:1)
100万年単位で管理しなきゃいけない廃棄物も出るわけだしさ。
AMIGA4000T(60/50)使い
核融合や太陽エネルギー (スコア:1)
原子炉を動かすための資材を作るために、どうしても化石燃料が必要という話を読んだことがありますし・・。
個人的には核融合に期待したいのですが、実現はいつになるのか・・。
そういえば今月のブルーバックスで、こんな本 [kodansha.co.jp]が出ていました。
で、雑誌コーナーをみたら、「ムー」でも核融合ネタが・・・。
とりあえず現実的なのは省エネルギーの推進と、太陽や風力エネルギーの活用でしょうか?
石油は今でも作られている、という話も魅力的だけどね。 [gakken.co.jp]
ムーの元ネタ? (スコア:1)
Re:核融合や太陽エネルギー (スコア:0)
>必要という話を読んだことがありますし・・。
原子力発電にせよ太陽発電にせよ、「エネルギー問題」という観点
だけで石油の代替云々を語られている場合が多いようですが、勿論、
石油
Re:廃棄にかかる金額を見るたびに思うけれど (スコア:1)
ホラ漁業補償とかあるっしょ
その上でのトータルコストってえと
Re:廃棄にかかる金額を見るたびに思うけれど (スコア:0)
Re:廃棄にかかる金額を見るたびに思うけれど (スコア:1)
かなり回収してくれると思います。
AMIGA4000T(60/50)使い
出力調整最速理論 (スコア:1)
……この作者、やっぱり関係者なのか?(^^;
_ to boldly go where no man has gone before!
Re:こっちも、関係者 (スコア:1)
_ to boldly go where no man has gone before!
解体費用 (スコア:1)
やっぱりというか (スコア:0)
設備投資のコスト以外に事故が起きたときのリスクは大きいし、
運転停止後の解体にかかる時間的コストもバカにならない。
しかも、解体後の土地って一体何に使えるんでしょうか?
原発が必要なくらい電力を消費していることは理解してるけど、
その解決策として原発が最善とは思えなくなっています。
もっと天然エネルギーを有効に利用する方法はないものか。
Re:やっぱりというか (スコア:2, おもしろおかしい)
(´д`;)
Re:やっぱりというか (スコア:1, 参考になる)
税金を使ってでも原発を動かして、技術の灯を維持する意味はあるでしょう。
限られた選択肢の一つとしては、いまだに魅力あるエネルギー源ですから。
ちなみに、解体撤去の後の土地は再び原発にするんだそうです。
それ以外にはやっぱり使えない、ということでしょう。
安全だ安全だと言いつつ、この辺は本音が出ていますよね。
Re:やっぱりというか (スコア:2, 興味深い)
この、“エネルギー的に元がとれる”ってのは、具体的にどういうことをいうのでしょうか?
経済的な方はわりと想像しやすいし資料集められれば計算も容易ですが、エネルギーの収支ってのは何を基準にどうやるのかわからないのでご教示願いたいです。
Re:やっぱりというか (スコア:1)
>る事によって生み出されるエネルギー」よりも少なければ「エネ
>ルギー的に元がとれる」事になります。
原子力発電所の建設から廃棄・撤去ならびに放射性廃棄物の管理ま
でをトータルすると、直接石油を燃やして発電した方がはるかに効
率的だと思うのですが、そうではないのですか?
And now for something completely different...
石油は安定供給が難しい (スコア:1)
ウランのほうが、どっちかっていうと世界中で産出されるので、石油よりは安定供給が可能です。
なんせ、北朝鮮でも出るくらいですし(^^;
#某ゲーム [cyberfront.co.jp]で石油が枯れて四苦八苦なのでID
Re:やっぱりというか (スコア:1)
原発の敷地内に住む方が圧倒的に説得力がある」という話があったような…
原発運転時に絶対安全だったのなら、当然解体後の土地も安全なはずですよねえ…
#土地の利用法って法律で決まってるのかな?
Re:土地の利用法 (スコア:2, 参考になる)
まず最初は原子力基本法 [e-gov.go.jp]ですね。
次に、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律 [e-gov.go.jp]。
現在の法体系は将来的なことまで謳ったもの ( 解体後の跡地利用や目的を条件付けたり規制するもの ) は、存在しないと思います。
建物関連では建築基準法、別表第二 [e-gov.go.jp]に発電所が建設できる地域が書かれています。建物が建つ広域な土地利用については都市計画法 [e-gov.go.jp]
一応、その方面の資格者なんですが、原子力だろうが水力だろうが法令では「発電所」の括りにしてしまうようです。
# あらためて勉強になりました。(^^;)
# 間違いがありましたら、ご指摘・ご指導ください。
Re:やっぱりというか (スコア:0)
原発がない国に住む方が圧倒的に説得力がある、という話はないですかね?
#剃刀以外に絶対安全なんて言葉が付く物は存在しないと思うのでAC
Re:やっぱりというか (スコア:0)
Re:やっぱりというか (スコア:0)
原発が作った電気を使わない、くらいでは?
この冬 (スコア:0)
お陰で暑いくらいのビル暖房がなくて快適な冬だった。
そうなの? (スコア:0)
Re:そうなの? (スコア:1)
Re:やっぱりというか (スコア:1)
>いざ事故を起こした時の経済的、政治的リスクが極めて高いからではないかと思うのですが。
コストが大いに関係してると思うのですが。
安全稼動させるための強固な地盤が関東平野(及びその西側)では確保できないとか、
冷却水のための水源が確保できない(流石に2次水飲みたくないでしょ)とか、
土地買収するなら高い中央部より安い離散地の方がいいとか。
「絶対安全」は嘘だし不可能でしょうが、「限りなく安全」は可能なのでしょう。ただしコストが・・・
(金の純度を追うコストが感覚的に近いかも)
#堂々とID
---- 何ぃ!ザシャー
Re:やっぱりというか (スコア:0)
単に心情的なものだと思う。
「ここに原子炉があった」というだけで嫌がる人がいっぱいいますからね。
# 個人的には、ガイガーカウンタが他の場所と同じレベルを示せば全然気にしない
Re:やっぱりというか (スコア:1, 参考になる)
ので、その手の粒子線浴びても平気ならどうぞ。
生化学実験でラジオアイソトープ(RI、32Pとか125Iとか35Sとか)扱ったけど、
扱いが面倒で可能なら使いたくないシロモノだった。
まして、発電に使うのは私はいや。でも原子炉ないとこの手の
RIも作れないしねぇ。技術の継承は必要なんだけど。
Re:やっぱりというか (スコア:0)
> ので、その手の粒子線浴びても平気ならどうぞ。
ゴキブリではないので平気ではないが、話題になっている原子炉跡地で
これらの粒子が飛んでいるの?
飛んでいるとしたら、ずいぶんずぼらな撤去
Re:やっぱりというか (スコア:0)
イギリスの白血病 [igaku-shoin.co.jp]
Re:やっぱりというか (スコア:0)
> イギリスの白血病 [igaku-shoin.co.jp]
読んだけど、何を指摘したいのか全然分からない。
だいたい、白血病が増えたと言っても一過性だったとか、翌年に
それを否定するデータが出されたとか、この記事
原型炉って (スコア:1)
だったらこれが元取れてないのは仕方ない気がするんだけど・・・。
#他の原発も、その後の廃棄物の処理費用を考えると元が取れるか厳しい情勢になってきてるけど(^^;
Re:原型炉って (スコア:2, すばらしい洞察)
でも、試験用施設としていくつも作れないものである以上、
試験的なものでさえコスト的にメドが立たないようなら、
実用化自体コスト的に無理が生じるのではないか?
結局、コスト的に見合うか結論が出る前に、確立しきってない
技術で原発を実用化しちゃったでしょ。後先考えないでね。
このふげんの廃炉だけでも見切り発車のツケは大きいという
ことがはっきりしたように感じるんだけど。
子の代孫の代曾孫の代、それ以降人類が生きているかどうか
分からない時代まで意図している通りに廃棄物管理していける
なんて保証はないわけだしさ、負の遺産ばかり残しているよう
にしか見えない。
というか、推進派が今まで隠れたコストを見ないようにして
推進してきたはいいが、ここへきて試験機一発廃炉にするだけで
金銭面・時間面・環境面でのコスト負担があまりに大きいのが
露呈したってところじゃないかな。
Re:やっぱりというか (スコア:1)
原子力の平和利用に関する研究は、
核というパンドラの箱を開けてしまった国々が
人類に対して負っている責務だと思うのです。
自然エネルギーを活用することでもっと違った展開はあり得るとも考えていますが、
まだそのハッキリした道筋が見えてるとも思えないので
未来の人類に選択肢を供給するするためにも研究・実証は諦めないで欲しいなと。
〜後悔先に立たず・後悔役に立たず・後悔後を絶たず〜
Re:やっぱりというか (スコア:0)
天然ものはエネルギー密度の点で不利なので、そこをどうするかですね。
# 結局、数でこなす必要があるけど、そうするとコストが…
Re:やっぱりというか (スコア:1)
中央集権的にエネルギーのことを解決しようとする手法自体が時代遅れなのではないでしょうか?トップダウンなエネルギーではなく、これからはボトムアップなエネルギーに注目したいです。エネルギー生成自体を広範囲で行うようにすれば密度の低さを補う方法はいろいろをありそうに思えるのです。
とはいえ、国策としては中央集権的に決めざるを得ないわけですが、この際直接的に「発電所に対する投資」という形で考えるのではなくて、「エネルギー収支補助金」みたいな感じにしてみたらいかがでしょうか?例えばある規模のエネルギーを消費するサイトのエネルギー収支が +5% だったらいくら、みたいな感じで…。エネルギー流通に利用できるインフラ自体はだいたい整っていると考えていいんですよね?>電力系の皆さま。
この冬の原発危機のような非常事態はともかく、永い目で見た時の投資方法として今まで通りに発電所にボーン、という形はあまりに芸がなさ過ぎるような気がします。(建築業者と癒着した政治家には良いのかもしれんが。)
ともかく、一般家庭レベルではいろいろと策をこなして世帯あたりのエネルギー収支を0または+に持っていくことは可能なのではないかと思うんですよね。少しでも+が出るようになっていれば、大規模消費サイト用エネルギーが捻出できないとも限らない。省エネルギー、発電技術はずっと発展していくわけですし…。
農産品の自給率をあれほど気にするくらいなら、エネルギーの自給率にだってもっと気を使ってもいいのに。端から無理、とあきらめてるのかなぁ。
Only Jav^Hpanese available :-)
Re:やっぱりというか (スコア:1)
> 点において不利なのですよ。
えと、一応これらの点は理解しています。ただ、
・全体的なエネルギー収支を考える (例えば無駄な熱を空気中に排出するのではなくて、熱を熱として利用価値のある形で再利用するなど) ことで、必要なエネルギー総量を減らせる。
・個々のサイトで必要な分だけ生成するようにすればそもそも送電ロスや輸送コストは0に出来る。
などの理由から、全てのサイトとは言いませんがかなりの割合のサイトでエネルギー収支を0または+に持っていくことが出来るのではないか、という希望的観測を書いたのです。もちろんそのためにはもっと効率的な発電技術だけでなくエネルギー貯蔵技術などもより優れたものが必要になってくるとは思います。(天然エネルギーは密度が低いだけでなくゆらぎも大きいですからね。)
何かこう、今は無駄に捨てられてしまっているエネルギーをみんなが有効に利用したくなるようなうまい方法があればいいですよね。冷蔵庫の熱交換器をボイラーに内蔵しちゃう、とか…。
> でも、↓を見ると家庭用だけでは全体の1/3くらいにしかならないですよ。
そう、ですから、単に一般家庭の収支を0にするだけでなくて、他のサイトでも頑張って総量を減らす、余裕があるサイトでは多少なりとも+となるようにしさえすれば、+にすることが難しい大規模消費サイト (アルミ精製工場…は無理か・^^;) 分もまかなえる可能性があるんじゃないか、と書きました。
> 個人的には、膨大なコストや労力を掛けて新規のインフラを整備した結果
エネルギー流通に用いることが可能なインフラは既にあるとも言えるのではないですか? (余剰電力を買取ってくれる制度とかありましたよね?)
また「ボトムアップ」の意味は、個々のサイトが、究極的には個々人が自らの利益に従ってエネルギー収支0サイトとする状況を作り出す、ということであり、これは大衆の欲求にも反していないと思うんですがどうでしょう? (ケータイの待ち受けは長い方がいいし、ノート PC の電池の持ちはだってそう。ガス代、電気代は安いに越したことないし…)。つまりそれほど大がかりなコストをかけずに始められるのではないかと。
水素式燃料電池が普及してきたら、おかーさんのエアロバイクに内蔵された発電機 (こないだどこかのメーカが発表してたような気がしますが発見できず) でもって電子機器一日分の水素を生成してもらって…とか、そういうのを夢見ています。
エネルギーも自給自足で! (北の国から?・笑)
Only Jav^Hpanese available :-)
Re:やっぱりというか (スコア:1)
発電所→各家庭:クライアントサーバ
発電所+各家庭で発電:分散処理
みたいなイメージを持ちました。厳密には別物ですけれどあくまでイメ
ージということで・・・。
こう考えると、クライアントが多くなりすぎてダウンするのはサーバも
発電所も同じような気がします。
将来的には各家庭・企業で小規模発電(コジェネレーション?)をして
狭い地域内で融通しあう生活スタイルになっていくかも知れな
いと想像しました。
エネルギー供給の形も今は過渡期なのかも知れませんね。
And now for something completely different...
コスト (スコア:0)
退職金に消えていくんでしょうか?
本当のコストを見積もって欲しいもんです。
Re:コスト (スコア:0)
ってことなので、給料なんて誤差の範囲です。
事務次官クラスの天下りで、5年勤めたとして、年平均3000万
くらいじゃなかったかなぁ。
Re:コスト (スコア:1, おもしろおかしい)
>ってことなので、給料なんて誤差の範囲です。
>事務次官クラスの天下りで、5年勤めたとして、年平均3000万
>くらいじゃなかったかなぁ。
その通り!やはり原子力モノだからとの理由でやたらと割高になっている各種費用が高いのと、それを下請けに丸投げする時に抜く金額が大きいのと、そういった割高ウハウハな工事を請け負わせてくれた謝礼としてこっそり渡すリベートがすっごく高くついてるだけです…って、結局天下りに流れてるんじゃん(笑)
#まったくの憶測なのでAC。でも5割方は真実っポイ。
Re:劣化ウラン弾 (スコア:2, 参考になる)
アメリカの肩を持つつもりは有りませんが、表面的な事例だけを取り上げて騒いでも意味が無いと思います。戦争のおかげでTVで報道され認知度は上がりましたが、この手の情報は別に秘密でもなんでもありません。抗議の声を上げるのならば、結果が予想されるDU弾芯徹甲弾の採用時点ですべきではないかと。
Re:劣化ウラン弾 (スコア:1)
原発の副生成物として劣化ウランが出来ても,劣化ウラン弾を作ろうとしないと,劣化ウラン弾は出来ない.
つまり劣化ウラン弾を作る・作らない,使う・使わないは政策,戦略的な問題だから,誰も触れてないのだと思います.
劣化ウランと同じ用途であれば,タングステン弾を使えば良いのですが,コスト的な要因が大きいのでしょうね.下記リンクでは高レベル廃棄物の処理の問題も匂わせてますが.
#数年前のニュースで日本では劣化ウラン弾は持ってなくて,かわりにタングステン弾を使っているっていうニュースをみたなぁ・・・
米国、対イラク戦に備えてさらに強力な劣化ウラン弾を準備?(上) [hotwired.co.jp]
米国、対イラク戦に備えてさらに強力な劣化ウラン弾を準備?(下) [hotwired.co.jp]
Re:劣化ウランはジャンボジェットにも使われているよ (スコア:2, 参考になる)
ここ [apc.org]にあるように航空機の劣化ウランは問題になっているし、廃止傾向にあります。が、一般的には確かに知られていないでしょうね。
> なんでかなぁ。同じ劣化ウランなのに。
マジレスするけど、単にマスメディアでの伝達の量がちがうからだと思います。
Re:20年くらい前の雑誌の記事で (スコア:1)
そもそも、
「お湯を沸かして、水蒸気でタービンを回す」という方式は
水力・火力・原子力を通じて全く同じなわけで、
そこには「ブレイクスルー」どころか、
なんの進歩もありません。
核融合に期待する向きもあるようだけど、
「基本的発電方式」で突破口が開けないと
どうしようもない気がします。
枯れた技術 (スコア:1)
「大規模動力機関」で一番効率が高く、信頼性があり、メンテが楽なもの。
それは蒸気機関です。
枯れた技術ってのは強いです。
小中規模ならディーゼルやガスタービンでもOKですが、100万KW以上になると蒸気機関の方が有利になります。
・蒸気タービンのエクセルギー変換効率が90%以上なのでコレを超える技術でないと代替されないでしょう。
>基本的発電方式
一番有望なのは燃料電池です。(燃料から水素ガスを生成する改質器の性能で足を引かれていますが...)
MHD発電 (Magneto-Hydro-Dynamics 電磁流体力学発電)ってのがありますが、未だに実験段階。
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:20年くらい前の雑誌の記事で (スコア:1, 興味深い)
Re:解体撤去は事実上不可能 (スコア:1)
ただ、元サイトはこんな事 [asahi-net.or.jp]になっています。こちら [faireal.net]でコンテンツをアーカイブ(127KB) [faireal.net]していますので参照してみてください。