ボールをキャッチする高速多指ハンド 30
ストーリー by Oliver
もみもみ 部門より
もみもみ 部門より
ferrocyan曰く、"本家より。東京大学工学部計数工学科の石川橋本研究室では、「センサ情報処理における並列処理の利用に関する研究」を行っている。4点ほど挙げられている研究テーマの中に、センサフュージョンと称するものがあり、いくつものセンサーからの入力を総合して、柔軟、かつ敏捷に反応できる感覚運動統合システムを開発しているとのこと。そのうちの一つ、軽量高速多指ハンドシステムは、すごいかも知れない。上から約4m/sで落ちてくるゴムボールを視覚システムで観察し、二本指または三本指の手を動かして掴むというもの。ムービーも用意されている。"
ちょっと、足りない。ような・・・ (スコア:2, 参考になる)
まず、入力情報処理の研究なので、カメラの位置によってその意義が若干変わってくると思うのですが、その位置が明確に示されておらず残念です。
また、公開されている動画では入力パターン(球を落とす位置)が一種類しか提示されていないため、タイミングをカンニングしているとの誤解も受けそうです。たしかに、この速度で駆動できるだけでも驚きなのですが、実際の研究の意義はそこにとどまらないものでしょう。今後のサイト更新によって、研究の意義全体を見せるようなサイト構成になることを期待します。
_.. ._._._ _... ._._._ ._. ._._._
物は試しだ。コメントのしきい値を2にしてごらん
Re:ちょっと、足りない。ような・・・ (スコア:0)
詳細は論文で調べれば良いのでは.
Redundant(=余計なもの) (スコア:2, 参考になる)
もう本家に同じコメント [slashdot.org]があるじゃないか!w
チップに光検出器と情報処理機能があるなんて、人の網膜 [tut.ac.jp]と同じ・・・って書こうと思ったら。
本家にやはり同じ内容 [slashdot.org]のコメントがあるじゃないか!w
ものいえばくちびるさむし
#本家の 部門名"On the Gripping Hand"は神の目の小さな塵なSFネタなのでoddmake
/.configure;oddmake;oddmake install
Re:Redundant(=余計なもの) (スコア:0)
"石川"橋本研究室だけに… (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:"石川"橋本研究室だけに… (スコア:0)
いや、弾丸を感知できるセンサーが先か・・・。
なんにしても、国宝級になりそうですな。
Re:"石川"橋本研究室だけに… (スコア:1)
元のコメントは「跳ね返す」とあるので,
斬鉄剣である必要はないのでは...
飛んでくる弾丸を真っ二つに切るのなら
斬鉄剣が必要とは思いますが.
Re:"石川"橋本研究室だけに… (スコア:0)
とか言われそうな未来が見えて、涙が…(T_T)
NHKで見たような気がする (スコア:2, 興味深い)
# 番組に出てた先生が、最後に言った「研究すれば研究するほど、わからないことが
# 増えていく」みたいな発言が、M. ミンスキーの「人工知能はつねに遠ざかっていく
# 目標なのだ」という発言とだぶっていて印象深かった。
このスピードならば (スコア:1)
ゴールキーパーには、指の強度の問題を解決すれば使えるかな。
介護用ロボットなどで、介護している人を握り潰さないで
介護することもできそうですね。
Re:このスピードならば (スコア:1)
あ、肩揉みとかですよ。決してシモネタでは・・・・・
Re:このスピードならば (スコア:1)
で、どこをフェザータッチしてもらいたいんですか?
つーか、させたい? [google.com]
Re:このスピードならば (スコア:0)
#握りつぶされたら怖いし
Re:このスピードならば (スコア:1)
# 二本指でつままれながらの介護はいやかも。
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
うちの大学の (スコア:1)
それで,んー東大?と思って調べてみると,どうやら共同研究者だったみたい.よく見たら参考文献にも名前がありました.
見たときは,へー,くらいにしか思わなかったんですが,世界的に結構すごいことだったんですね.
ハンカチ (スコア:1)
掴むのをやって欲しい
やなぎ
字面じゃなく論旨を読もう。モデレートはそれからだ
つぎは二指真空波! (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:つぎは二指真空波! (スコア:1)
やっぱ真剣白刃取りをやってくれないとね。
# 受け止め損ねたら脳天唐竹割っつーことで、キーチップを
# 指(腕?)の付け根に剥き出しで置いてあるとええぞ。
Re:つぎは二指真空波! (スコア:0)
妖怪「てのめ」ですね。妖怪型ロボットというのも面白い
かもしれん。妖怪って特殊技能を発揮できるよう、形状も
特化してるのが多いし、いけるかも。
で、未来の街は金属製の百鬼夜行図が見られると。
わくわく。
目指せ達人(Re:つぎは二指真空波! (スコア:0)
さらに応用して、蚊も捕まえられるようにして、
殺傷率100%の蚊叩きマシンが出来たら、夏場は
どれほど嬉しいことか。
Re:目指せ達人(Re:つぎは二指真空波! (スコア:2, 興味深い)
Re:目指せ達人(Re:つぎは二指真空波! (スコア:0)
メーカー対抗だとさらに熱いかも。
Re:目指せ達人(Re:つぎは二指真空波! (スコア:0)
そういえば、アメリカなどでは飛んでるミサイルを
レーザーで打ち落とすなんて実験やってたけど、
こういう技術が必要だったりしないんだろうか?
持ってても、軍事機密だから発表しないだけなのかな?
Re:目指せ達人(Re:つぎは二指真空波! (スコア:1)
#にぎり(つまみ)つぶされると最悪ですが…
タブレット中毒者。
Re:目指せ達人(Re:つぎは二指真空波! (スコア:1)
それはホイホイさん [google.com]に任せましょう。
Re:目指せ達人(Re:つぎは二指真空波! (スコア:0)
把 (スコア:0)
波だとなんかエネルギー放出しそう。
一番時間がかかりそうなのが (スコア:1)
家庭のテレビと同じNTSC信号だと 1/60秒ごとに画像を取り込めますが
これじゃボールの画像を捕らえて、ハンドを動かし始めるには遅すぎますね。
逆に解像度はそれほどいらないということなんでしょう。
CMOSセンサーとプロセッサを1チップにまとめて制御系を構築したことって、
ロボット用画像認識システムとしては大きい成果だと思いますよ。
でも、CMOSって、速い動きには弱いはず。最近は大丈夫なのかな?
Re:一番時間がかかりそうなのが (スコア:2, 参考になる)
1/60秒が遅いなんて言えるのは, いわゆる達人レベルの人だけでしょう. そこらの(でもキャッチボールぐらい楽にできる)人が1/60秒以下の事象を見切れるわけじゃあありません. そうじゃなければ全国からテレビやモニタがちらついて見えないという文句がもっと盛大に出てくるはずです. 大体40~60m秒というところが連続した刺激を分解して認識できる平均的な限界みたいです.
でも実際に人間はボールを取れちゃうわけですから, ほとんどの人は頭の中で構成した運動モデルを使い, それの補正に画像データを補助的に使って制御しているのだと想像できます. だからたとえプロの野球選手であっても, 想定を超えた落差を持つフォークボールは消えたように見えるのでしょう.
Re:一番時間がかかりそうなのが (スコア:2, 参考になる)
記事のものとは違いますが、超高速で動く、「棒に刺した球」を手で動かしていくのを認識して、カメラごと超高速で追いかける、というものも、デモで見せてもらいました。
普通のセンサは、色のデータを出力しますが、それをまとめて画像として認識してから計算するのでは処理が遅くなってしまいます。
だから、ここでは無数のセンサの入力をセンサごとにチップで計算して、その計算結果「だけ」を出力するらしいです。
詳しいことは私もよくわかっていないのだけど。
今回の実験では、1メートルの高さから物体を落下させています。
この時の速度は、計算すればわかるように、約4.4[m/s]となります。
1[ms]に4.4[mm]落下するので、1回の演算が1[ms]を超えるわけにはいかない、と研究室の人がいっていたような。
確か、それくらいの速度で演算していると聞いた気がします。
研究室の人たちは、「最終目標は、人間とキャッチボールできるロボットを作ること」だと言っていましたよ。
#記憶がおぼろげだけどID。