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6039 story

燃料電池スクーターで風になれ 83

ストーリー by Oliver
風の音しかしない 部門より

KAMUI曰く、"asahi.com の記事YOMIURI ON-LINE の記事に依るとヤマハ発動機が世界で始めての燃料電池二輪車の開発を発表した。
メタノール式燃料電池を使用するスクーターで走行実験は既に終了。今年度中に公道での走行試験申請を行う予定だという。最高時速は時速 40km。5リットルのメタノールで 200km 走行可能だという事だが,現時点での製造コストが 1台で約 1,000万円と市販スクーターの 100倍近くする事から実用化はかなり先の話となりそうだ。実車は 10月に幕張メッセで行われる東京モーターショーに出品される。
ライダーの一人としては,コイツや電動スクーターを乗鞍などに投入して「自走」させて欲しい・・・"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by messo (7339) on 2003年07月04日 0時23分 (#351573) ホームページ 日記
    ガソリン1lは118円程度 ドル?
    メタノール500cc 250~500円(薬品用)

    ガソリンと薬品と使用しているものを比較しても比較にならないが
    少なからずガソリンと同じかそれより安い値段で供給できなければ意味はないと思われ

    参考 ガソリンの価格 [kakimi.co.jp]
    ガソリンには税金が含まれてますので。それを考慮しても
    メタノールはさらに安く価格設定しなければならないような気がします。
    •  試薬と燃料の値段を比べてもナンセンスでしょう。

       財団法人 運輸低公害車普及機構 [levo.or.jp]のサイトにあるメタノール自動車の Q&A [levo.or.jp] によると、
      Q7 メタノール燃料の価格は?
      A リッター当たり43円です。メタノールは現在、99%輸入に頼っており、その輸送も2万トンや4万トンのケミカルタンカーなので輸送コストが高いのですが、将来メタノール自動車が増加しメタノール燃料の需要が増大すれば、石油と同じく20万トンタンカーなど大型タンカーで運ぶことになり、大幅に安くなる見通しです。
      とあります。

       また、日本財団図書館 [zaidan.info]に収録されている低公害・代替燃料自動車に関する技術開発動向・普及状況・施策の調査報告書 [zaidan.info]によると、1999 年より過去 10 年間のメタノールの平均価格は高騰した年を除くと 1 ガロン 1.03 ドルであったそうで、1 ガロン = 3.78 リットル、1 ドル = 120 円として換算すると 1 リットル 32.7 円ということになります。
       こちらの資料を見ればわかるようにガソリンはそれよりもはるかに安いわけですが、日本では重い税金がかけられているためいまのような価格となっているわけです。

       将来メタノール燃料の利用が増えたとしてもガソリン並みの原価を実現するのはなかなか難しいでしょうが、環境税といった考え方を取り入れた税制が導入されればローエミッションなメタノール燃料が小売価格でガソリンに対抗することは難しくないものと思われます。
       とはいえ政治問題なので国がどういった政策をとるかに依存してしまうのですが。
      親コメント
      • by WindVoice (14680) on 2003年07月04日 8時29分 (#351698) 日記
        > メタノールは現在、99%輸入に頼っており、

         ということですが、エネルギー総合科学研究所 [iae.or.jp]のメタノール発電技術 [iae.or.jp]という文書にも、裏付けるようなデータ [iae.or.jp]があります。こちらでは98%程度が輸入、となっているようです。日本国内での自給はなかなか難しいようです。

         上記の文書では、メタノールから発電することについても比較的詳しい情報が載っています。1996年の文書ですが、ご参考まで。
        --
        人生は七転び八起き、一日は早寝早起き
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      • by gnt (14400) on 2003年07月04日 10時51分 (#351793)
        ガソリンを造るには化石が必要ですが、 燃料電池用燃料はゴミから生産出来ます。
        DMEなど、現在は半量産プラントレベル ですが、日本にとっては非常に魅力的な
        (たとえ当面不採算でも)エネルギーでは ないでしょうか。
        不安要素は外部圧力?
        親コメント
    • by keybordist (3572) on 2003年07月04日 2時25分 (#351640) 日記

      医療用は、元々需要が(燃料用に比べて)圧倒的に少ない上に、
      人間様に使うための、コストが加わって、高くなってるのではないかと。

      だから、燃料用である程度纏まった数が出るのなら、ガソリン代に近づけることは、可能ではないかと思うが。

      需要としては、改質機の作動音の程度によるが、
      既存のガソリンエンジンよりも圧倒的に静粛ならば、
      新聞屋に結構な数が売れるのではなかろうか?

      親コメント
      • メタノールは人間様に使うことはないです。
        終戦後、酒(エタノール)の代わりにメタノール飲んで失明した人が多数いたとかいないとか、、
        実験・検査のための試薬としてなら、人間様由来の組織に使うことは考えられます
        親コメント
      • >既存のガソリンエンジンよりも圧倒的に静粛ならば、
        >新聞屋に結構な数が売れるのではなかろうか?

        現状、新聞屋さんのバイクってだいたい2ストですよね。
        郵便バイクは環境に優しく静粛性の高い4ストを使ってるのに。

        こういうところを見ると、新聞屋さんは燃料電池バイクを
        積極的に導入してくれそうにない気がします。
        親コメント
    • by wildgeese (6569) on 2003年07月04日 2時35分 (#351646)
      レギュラーガソリンと軽油の中間価格帯に値段を設定しているようです。
      実際に販売が始まればこの辺に落ち着くのではないでしょうか。
      親コメント
  • 高いなぁ (スコア:2, 興味深い)

    by KENN (3839) on 2003年07月04日 0時41分 (#351587) 日記

    パッソル [yamaha-motor.jp]のバッテリーを燃料電池にしただけじゃないの?

    # んなわきゃーない。

    とはいえ、駆動系はまんま流用できると思うので、コストの大半を占めるのは、やはり燃料電池本体じゃないかと思います。直接水素を補充しないメタノール(またはガソリン)改質型の燃料電池が市販レベルにまで降りてくるには、まだまだ時間が掛かりそうですねぇ。

  • by KENN (3839) on 2003年07月04日 8時37分 (#351702) 日記

    よく見れば、昨日の中日新聞静岡版の1面に載ってた話 [chunichi.co.jp]ですね、これ。

    # 新聞取ってるんだからちゃんと読めよ>わし

    記事を読むかぎり、メタノール改質型ではないとのことです。いまいち理屈は理解できませんが。

  • by wildgeese (6569) on 2003年07月04日 0時30分 (#351575)
    有無を言わさず自転車でしょ、やっぱり
    今年から自然保護のためマイカー規制が始まったわけだがバス・タクシーはOKなんだよね。
    黒煙バリバリのバスとかはキッチリ規制できないものかねぇ。
    燃料電池車や電気自動車をメーカーに提供してもらいシャトル運行になるといいのになぁ。
    • Re:乗鞍なら (スコア:2, 参考になる)

      by 11c (6985) on 2003年07月04日 1時23分 (#351620)
      最初自転車で登山? と思ったんですが、乗鞍では毎年レースまであるのですね。
      標高差1400m、22km。平均で傾斜6%以上。坂が好きな自転車乗りの方にはこたえられないのでしょうが、少しめまいが…

      こんな坂だと車の場合も思い切りトルクが要る筈ですから、バッテリーやモーターへの負荷が心配です。電気自動車 Q&A [google.co.jp]にも長い坂は苦しいようなことが書いてありますし、残念ながら当面内燃車を使う状況が続くんじゃないでしょうか。

      今回の試作エンジンにしても、まず平地で運用されることが多いスクーターに積んでみたのではないかと勘繰っています。
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      • by wildgeese (6569) on 2003年07月04日 2時27分 (#351641)
        長い登りの後には長い下りがあるわけで回生ブレーキでエネルギー回収して・・・
        って言っても100%回収できるわけじゃないから無理だよなぁ

        さすがに私もあの道を自転車で登りきる根性は持ち合わせておりません。

        自分も自家用車で畳平に乗り入れたくちなので余り大きなことは言えませんが
        自然保護のための乗り入れ規制は大歓迎なのですが、乗鞍スカイラインの償還
        期間終了に伴う乗鞍スカイライン無料化の年から乗り入れ規制および有料シャ
        トルバス運行開始というところに自然保護以外の何かが存在するのではと勘ぐっ
        てしまうのはスレてるんだろうか。
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    • by LOR (6608) on 2003年07月04日 2時06分 (#351635)
      近所なら自転車がいいね。 電車やバスに折りたたみではない普通の自転車を積めるようになるとうれしいなあ。
      親コメント
    • by awajiya (2498) on 2003年07月04日 3時04分 (#351651) ホームページ
      もう10年近く前ですが,乗鞍ってひどかったですねぇ.
      バスよりも,ターボ付きディーゼルのRVがいちばんひどい感じでした.
      ターボディーゼルって,回転数が上がらないとブーストが掛からないもんだか
      ら, 高地で低速で登坂ってなると,ただの低圧縮ディーゼルなんですよね.
      結果,もろ不完全燃焼って感じ.
      路側帯を歩くともう,午前9時の川崎や尼崎と同じ.喉の奥が痛くなって来ました.
      道ばたの植物とか,異様な色になって枯れかかってるし.

      それ以後,行ってません.なんか行かないのが一番いいような気がしたもんで.
      親コメント
      • by KENN (3839) on 2003年07月04日 5時55分 (#351664) 日記

        私はバイクでしたが、息苦しくなるし目はチカチカするしでエライ目にあいました。スリ抜けしようにも道幅無いし。挙句の果てに雨降ってきて、踏んだり蹴ったりだった記憶しかありません。

        去年の自家用車ラストチャンスでは挫折させられた [srad.jp]し(w

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    • by KAMUI (3084) on 2003年07月04日 6時25分 (#351671) 日記
      タレコミ人です。

      取り敢えず,乗鞍スカイラインは「自転車通行禁止」です。
      畳平まで自転車行く場合,長野県側の県道からしか上がれません。

      夏の「マウンテンサイクリング」もスカイライン側じゃ無かった様な気が・・・

      個人的に「低公害の路線バスのみ・観光バス禁止」なら
      多少は納得いくんだけどね~>乗鞍の一般車両通行止
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      • by hitopin (2384) on 2003年07月04日 8時52分 (#351710)
        マウンテンバイクなんかも、登山道なんかでは轍の害がありますから、ローインパクトにはなりえないんですよね。結局交通量があれば、なんでも大きな影響は出てくるわけで。

        真のローインパクトは徒歩。昔のように労を厭わぬ者だけが登る。
        真のノーインパクト(?)は、上のレスにもあるように行かないことかな?

        >個人的に「低公害の路線バスのみ・観光バス禁止」なら
        多少は納得いくんだけどね~

        そうですね。「低公害の路線バスのみ・観光バス禁止」なら現実的な解だと思います。いろんな方面の思惑を考えると。個人的にはまだ甘いと思ってますけど。

        #私はヘタレなので低山ハイキングで十分。
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        • Re:乗鞍なら (スコア:2, 参考になる)

          by tetsuya (11853) on 2003年07月04日 13時47分 (#351891) 日記

          スイスではツェルマットなど電気自動車しか走れないリゾート地がありますね。

          せっかくなので乗鞍もハイブリッド車or電気自動車限定などの実験運用を実施してみれば良いのにと思います。でもそれをするには、ハイブリッド用のインフラ(水素orメタノールスタンドなど)を考えなくちゃならなかったり、だいたいハイブリッドといっても各社方式も燃料も違っていたりしてややこそそうですね。

          乗鞍で自動車の排気ガスが悪く感じるのは理由があります。

          乗鞍スカイラインは日本で有数の標高を誇る山岳道路ですよね。当然空気が薄いです。空気の薄いところは当然エンジンも燃焼状態が悪化するので、そういうところに車が集中して渋滞すれば平地にある大都市より条件が悪いわけです。

          それから日本の排ガス規制では環境条件を考慮していません。低温、高地などの特殊環境条件に対して特に規制値は設けられてい無いわけです。ので、世界的にも一応厳しい値が設定されている日本の排ガス規制も高地では(法的には)野放し状態ではあります。

          ガソリン車は高地でも吸入空気量と排気中の酸素濃度をセンシングすることで高地でもいわゆる三元点に混合気濃度を調整することが可能で、まぁそれなりに大丈夫ですが、ディーゼルはメーカー各社の味付け次第というところがあるわけです。

          おまけに古いタイプの機械式噴射ポンプの付いたターボディーゼルのRV車には、高地補正装置(Aneroid Compensater)が付いていないのが普通でしたから高地にいって空気が薄くなっても燃料は平地並みの濃さで噴いてしまいます。というわけでかなり煙が濃くなったりするわけです。

          この辺も最新のディーゼルでは電子制御になって、気圧センサや吸入空気量センサなどで補正するようになっていますので大分ましになっています。

          #だらだらと書いてしまったけどIDで
          #ガソリンについては素人なのでちょっと差し引いて読んでください
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          • Re:乗鞍なら (スコア:2, 参考になる)

            by cyber205 (4374) on 2003年07月04日 23時19分 (#352270) ホームページ 日記
            #ガソリンについては素人なのでちょっと差し引いて読んでください

            特に間違ったことは書いてないと思うけど…。
            三元点って、ストイキオメトリー(理論空気燃比)ですよね。

            あれは完全に酸素を使い尽くすのに十分な量の燃料を吹いて、
            若干酸素不足の還元性がある状態のまま触媒に送り込み、そこでNOxを還元し、
            逆にCOやHCを酸化してキレイな排気を出すシステムなわけで。
            確かに、エキマニにはジルコニウム系だったか、O2(酸素)センサーが付いてて、
            アイドリングや中負荷ぐらいまではフィードバック制御してますね。
            この状態では、排ガスは綺麗なものです。
            まぁ、そうはいっても、触媒が持つのは買ってから2年ぐらいのもんなんでしょうけど。
            # 車検ではCOやHCは測っても、NOxは測定しないのだとか。もし測定すると…。
            # まぁ、寿命に関しても改良は続けられていますけどね。

            あと、高負荷領域は排ガス規制がありませんし、どっちかというとそういう領域では
            高回転高負荷時に起きる危険なノッキングを抑え、エンジンの熱負荷を軽減して寿命を伸ばすために
            多量に燃料を吹いてCOやHCをバリバリ撒き散らしながら走ります。
            エンジンコントロールユニットの燃料マップがそうなっています。
            日本車が10年、10万km以上も走る耐久性がある秘密の一つがこれだったはず。
            # ここをきちんと絞って詰めていけば、エンジン耐久力を削っていくかわりに、パワーアップします。

            よって、各車がヒルクライムで高負荷かけながら山道を駆け上がって来る時に、
            どんな排ガスが出ているのかは、「推して知るべし」といったところでしょうか。
            親コメント
            • by tetsuya (11853) on 2003年07月05日 6時21分 (#352479) 日記

              三元点は触媒が活性化するのに最適な空燃費のつもりで書きました。ストイキは最高出力を得るための空燃費、三元点はそこよりやや濃いめで仰るとおりNOxを還元するのに具合の良い状態という訳です。

              あと、高負荷領域は排ガス規制がありませんし、どっちかというとそういう領域では
              高回転高負荷時に起きる危険なノッキングを抑え、エンジンの熱負荷を軽減して寿命を伸ばすために
              多量に燃料を吹いてCOやHCをバリバリ撒き散らしながら走ります。

              その通りですね。

              アメリカは高負荷時の排ガス規制を始めたんですよね。元々アメリカの排ガス測定法にはハイウェイ走行モードも含まれてはいたんですが、さらに今までの規制を強化するために全負荷加速を含む試験モードを規制に加えています。(加速部分だけ全負荷なので、連続高負荷走行には対応していませんが)

              さらにUS法規では新車時から10年間or10万マイルは排ガスレベルを維持する義務があったりと、このへん、結構科学的に尚かつ実質的に大気汚染を軽減するように考えられているんですが日本の法規は規制の数字だけ世界レベルにしとけばいいやってな感じがしていただけませんね。

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        • by kyle (3923) on 2003年07月04日 13時58分 (#351896) 日記
          煽る気はないんですが。

          > マウンテンバイクなんかも、登山道なんかでは轍の害がありますから、ローインパクトにはなりえないんですよね。

          「轍の害」って、具体的には何なんですか?

          > 真のローインパクトは徒歩。

          真のローインパクトは、誰も入れないことです。
          上記では、単に MTB を入れたくないだけのハイカーのエゴにしか聞こえません。
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          • by SteppingWind (2654) on 2003年07月04日 14時42分 (#351922)

            このページ [sjtsunoda.net]あたりを参考に. まあ未舗装, 湿潤な場所を走り, 徒歩より面圧, 制動力が大きいことを考えれば, 環境保全の面で不利になることは容易に想像がつくとは思いますが.

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            • Re:乗鞍なら (スコア:1, すばらしい洞察)

              by Anonymous Coward on 2003年07月04日 16時26分 (#351970)
              程度問題に過ぎない上に、害とする閾値もハッキリしないからなぁ。
              ハイカーだって結局は裸足に比べれば環境負荷は大きいし、入らないのはもっと負荷が小さい。
              かと言って自然状況=無負荷って事でもない。
              つまり上には上があるし下には下があり、個人的見解で適当に閾値を決めただけっしょ?
              でも、その閾値も結局は個人個人で異なる訳で、一般的判断基準とは出来ない筈。

              #アホタレがいるのは確かだけど、
              自分より少し悪いのを閾値として勝手に定義すれば、そりゃ確実に自分が正義ではある。
              でも、他人に受け入れられは?だし、そんな恣意的な判定で悪と決めつけられた人間は普通良い気はしないわな。

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              • by SteppingWind (2654) on 2003年07月04日 17時09分 (#351994)

                実際の所, 徒歩だろうが登山道を外れて歩くバカや高山植物を引っこ抜いていくバカ, ゴミを捨てるバカなどバカの種は尽きません. バカじゃ無くても生きている人間であるかぎり糞尿を垂れ流すんで, 趣味・娯楽で山に入るのは全て悪なんですよ.

                だから, 趣味・娯楽で山に入る人は己の徳を悪魔に切り売りする心づもりで楽しんでほしいものです.

                親コメント
              • by kyle (3923) on 2003年07月04日 17時43分 (#352013) 日記
                自分より少し悪いのを閾値として勝手に定義すれば、そりゃ確実に自分が正義ではある。 でも、他人に受け入れられは?だし、そんな恣意的な判定で悪と決めつけられた人間は普通良い気はしないわな。

                それだ。レスしようとしてうまく言葉にできなかったことをすっきりと、しかも一般化して言ってくれてありがとうございます。

                親コメント
              • by hitopin (2384) on 2003年07月05日 6時31分 (#352482)
                #ネストが深くなりすぎて、誰へのレスだか、どこがどうなっているかわからなくなってきたので、ここでまとめてレス。

                >つまり上には上があるし下には下があり、個人的見解で適当に閾値を決めただけっしょ?
                >ぴったりのことわざがあるよ 五十歩百歩
                >結局、閾値のレベルを山に入るってとこに設定しただけじゃん。。

                結局そういうことなんですけどね。
                今回はじめて他人に個人的な信条を吐露 [srad.jp]しただけで、いままで他人に強要したこともないし、これからもするつもりはありません。
                強要する様に聞こえたならば、多分過去の所行の罪悪感 [srad.jp]が手伝って、啓蒙しようなどと不遜な気持ちがにじみ出てしまったのかもしれません。

                私自身上等な人間の部類ではないですから、いくら環境問題に配慮しようと意識していても、日常生活では不十分なところばかりだし、せいぜいが個人的な趣味の範囲に、「極力ローインパクトに」という枷をはめているくらいにしか過ぎないです。

                > バカじゃ無くても生きている人間であるかぎり糞尿を垂れ流すんで, 趣味・娯楽で山に入るのは全て悪なんですよ.
                >だから, 趣味・娯楽で山に入る人は己の徳を悪魔に切り売りする心づもりで楽しんでほしいものです.

                極論すれば「人類の存在自体が…」などとあらぬ方向へもっていってしまうのも可能なのですが、あまりに安易な答えなので、やはり程度問題ですね。
                もともと人手の入っている(生活圏である)低山はともかく、高山域には本来人が入っていくべきではないと思っていますけどね。アルピニズムなんかもあんまり感心してないです。

                元レスをたどっていけば、

                >有無を言わさず自転車でしょ
                >畳平まで自転車行く場合,長野県側の県道からしか上がれません。

                て流れに、エコロジカルな乗り物である自転車でさえ、「結局交通量があれば、なんでも大きな影響は出てくる」っていうレスしたのが本旨じゃなくて(そのあたりが蛇足過ぎた)、

                >個人的に「低公害の路線バスのみ・観光バス禁止」なら 多少は納得いくんだけどね~
                 
                に対して「そうですね。「低公害の路線バスのみ・観光バス禁止」なら現実的な解だと思います。」と返しているわけです。
                本ストーリーに即して言えば、燃料電池スクーターは正解ではないでしょうが、現時点での最適解の一つと思っています。
                己の信念と、世間と、うまく折り合いをつけていかないといけないとは感じております。

                >煽る気はないんですが。
                煽られているとは思っていないんでご安心を。ただ、予想外の反応がありびっくりしました。やはりロクに考えずに書き込むものではないですね。
                親コメント
          • by hitopin (2384) on 2003年07月04日 17時01分 (#351991)
            >「轍の害」って、具体的には何なんですか?

            読んで字の如し、マウンテンバイクの轍の跡。コーナーではかなりえぐれる。数台でツーリングしようものなら結構溝が掘れる。

            >真のローインパクトは、誰も入れないことです。

            ごめん、「真のノーインパクト(?)は、上のレスにもあるように行かないことかな?」って書いたんだけどわかりにくかったかな。

            わたしゃ、もともとMTBで低山ハイキングコースを荒らしていた口です。4WDで砂浜も荒らしてました。4WDによるウミガメの被害や、MTB人口の増加によるマナー低下を聞き及んで、MTB、4WDを捨てました。かれこれ10年になりますが。
            最近は可能な限りローインパクトな乗り物としてカヤック専門です。もっとも往路復路は自動車を必要としますので、完全じゃありませんが。

            >上記では、単に MTB を入れたくないだけのハイカーのエゴにしか聞こえません。

            そのように聞こえちゃいますか、やっぱ。
            私の書き方が悪かったんですね。それに最近の状況もよく知らないで書いてますからね。
            親コメント
          • by katchon (13265) on 2003年07月04日 18時49分 (#352063)
            ぴったりのことわざがあるよ

            五十歩百歩
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  • by Anonymous Coward on 2003年07月04日 8時38分 (#351703)
    素朴な疑問なんですけど、メタノール改質型燃料電池はガソリンエンジンに比べて、同じくらいの出力でどれくらい CO2 が減るのですか?
    検索して探してみたのですがどうもいい比較が見つからなくて。
    • by Anonymous Coward on 2003年07月04日 17時50分 (#352018)
      燃料電池でメタノールを改質するとメタノールに含まれる炭素はほとんどがCO2になります。スーパーカブの実用燃費をだいたい100km/liter、このスクーターの燃費は40km/liter、ガソリンとエタノール1リットルあたりの炭素の質量はそれぞれ0.63kgと0.28kgです。100km走るのにスーパーカブは約0.6kg、燃料電池スクーターは0.7kgの炭素をCO2として排出することに。バイオマス起源のメタノールを使えば別ですが、現状のように化石燃料起源のメタノールを使う限りはあまり違いはないですね。
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  • by thumpers (5900) on 2003年07月04日 14時56分 (#351932)
    そんな飛ばす人でもないんですが、やっぱり時速40キロでは
    「風」にはなれないかと・・・
    いや、やっぱりバイクの技術発展ってエモーショナルな部分、
    既存のバイク乗りに訴えかけるモノが無いと、と発展も無い
    ような気がするんです。
    やっぱり時速100キロとか出て、例えばMotoGPの前座レースで
    燃料電池クラスとかハイブリッドクラスとかあると盛り上がる
    と思うんですが・・・

    まぁ、風にはなれなくても「風します? [google.com]」にはなれるかな(笑)
    • by keybordist (3572) on 2003年07月04日 22時20分 (#352236) 日記

      第35回東京モーターショーにヤマハが出展 [tokyo-motorshow.com]した、
      「SP-01」みたいな、電動アシストのスポーツサイクルなら、 40km/h程度でも、風に成れると思います。
      同ページ下の「Racer01」なら、60km/h巡航も可能でしょうし。

      既存の二次電池ならば、無理なロングツーリングもこなせそうですし、
      ApeやKSRなんかに乗ってるような人には、
      それなりに魅力的ではないでしょうか?

      エモーショナルといって、みんなYZF-R1やGSR1300みたいな、
      ゲテモノ性能を求めてるわけじゃないでしょうし。

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    • by kod (16802) on 2003年07月07日 11時37分 (#353475)
      某雑誌からのネタですが、アメリカではアマチュアによる
      電動バイクが結構発表されてるようで、
      トライアル専用車やモトクロス専用車はそれなりのレベルのものが
      出来ているようです。
      レース専用なら保安部品とか要らないし、走行時間も短くて済むから、
      開発はやりやすいのかも。
      ちなみにその本に出ていたモトクロッサーとMTBの中間みたいな奴は、
      約25psで、ハードに走って15分位は行けるそうです。
      25馬力あればそこそこ風にはなれそうな。

      それはバッテリなので、特に燃料電池の話とは関係ないんですが、
      騒音問題と排気の問題がクリアされると、日本でもモータースポーツはもっと
      一般化する気がするんですよね。
      都内一等地の、インドアのモトクロスコースなんて、すげぇ楽しそう。
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  • by Anonymous Coward on 2003年07月04日 0時46分 (#351592)
    といえば、みどりのために。
    # 社歌つながりだし……。
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